推理将棋第180回出題(12月10日まで)
[2024年12月3日最終更新] 締め切り前ヒント
180-3余詰修正
はなさかしろうさんから余詰の連絡がありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
以下のように会話と条件を修正させていただきます。
会話の最後に
「玉の周辺へ着手した駒は1種類だけだった。」
を追加し、条件に
・玉周辺への着手は1種類の駒種
を追加して余詰修正とさせていただきます。
なお、元条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(11月17日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第180回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2024年12月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第180回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第180回出題 担当 Pontamon
今年の出題は残すところ今月と来月の2回になりました。先月は余詰を出してしまいましたが今年の残り2回は如何に?
初級は、けいたんさんからの8手で、4年以上前の投稿作をようやく出題することができました。
中級は、原岡望さんからの13手で、ついに初期配置と一致する駒が38枚になりました。
上級は、るかなんさんの「37枚一致」シリーズ第3弾の15手です。
【年賀作品の募集】
2025年元旦の年賀詰の出題を予定していますので、2025年、令和7年、巳、蛇などに因んだ年賀詰作品を募集いたします。(こじつけ可。手数制限なし。複数の作品投稿も可)
投稿締め切りは12月15日といたします。
奮っての投稿をよろしくお願いします。
■本出題
- 180-1 初級 けいたん 作 5手目と7手目は7筋 8手
初手が7筋着手なら4択ですが、5手目や7手目だと着手可能な駒種が増えそうです。 - 180-2 中級 原岡望 作 38枚原配置 13手
単騎詰が11手以内で可能なのは玉方が詰まされる配置にできるから。本問では2枚で詰めるようです。 - 180-3 上級 るかなん 作 37枚一致(15手) 15手
3作同時投稿だった37枚一致シリーズの最終回は15手です。37枚は位置と駒種と所属が同じです。
■中間ヒント (11月26日 作者)
180-1初級:不成2回(けいたん)
180-2中級:14手目 5度目の「同」で優勢と読んでいたのに(原岡望)
180-3上級:盲目的に数えるなら38枚(るかなん)
■締め切り前ヒント (12月3日 Pontamon)
180-1初級:5手目と7手目の手で68地点への利きがあると詰みません。
180-2中級:後手の読みは13手目の同龍の王手を同角で取れるというもの。詰み上がりは駒の所属を考えなければ39枚が初期配置と同じと言えます。
180-3上級:85地点への最終手で9筋の玉が詰みます。
180-1 初級 けいたん 作 5手目と7手目は7筋 8手
「8手で詰みか」
「5手目と7手目は7筋の着手だったね」
「大駒を打つ手はないな」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 8手で詰み
- 5手目と7手目は7筋の着手
- 大駒を打つ手なし
180-2 中級 原岡望 作 38枚原配置 13手
「12手目に置き駒を移動し、13手目 4度目の「同」 と思い込んでいたら他の手で詰まされた」
「詰上がり、盤上の駒38枚が原配置とは! 他の駒は寝ていたのかな」
「そうそう、横に動いた駒はなかったよ」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 13手で詰んだ
- 「同」のつく指し手が3回あった
- 12手目に駒を移動し、13手目同のつく指し手を予想していたら、他の手で詰まされた
- 終局時、盤上の38枚の駒は原位置だった
- 横に動いた駒はなかった
※担当補足;「原配置/原位置」は、地点と駒種と所属が同じ。(駒種は全部で14種)
180-3 上級 るかなん 作 37枚一致(15手) 15手
「15手目で詰んだこの局は王手1回、玉頭の手も1回で、駒取りもその玉頭の手の直後の1回だけだったね。」
「また37枚が初期配置と同じなの?」 ※
「玉の周辺へ着手した駒は1種類だけだった。」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 15手で詰み
- 終局図で盤上の駒のうち37枚は実戦初形と同じ配置 ※
- 王手1回
- 玉頭の手1回
- 駒取りは玉頭の手の直後の1回
- 玉周辺への着手は1種類の駒種
※担当補足;「同じ配置」は、地点と駒種と所属が同じ。(駒種は全部で14種)
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
作者からの中間ヒントです。
180-1初級:不成2回(けいたん)
180-2中級:14手目 5度目の「同」で優勢と読んでいたのに(原岡望)
180-3上級:盲目的に数えるなら38枚(るかなん)
投稿: Pontamon | 2024.11.26 22:45
締め切り前ヒントです。
180-1初級:5手目と7手目の手で68地点への利きがあると詰みません。
180-2中級:後手の読みは13手目の同龍の王手を同角で取れるというもの。詰み上がりは駒の所属を考えなければ39枚が初期配置と同じと言えます。
180-3上級:85地点への最終手で9筋の玉が詰みます。
投稿: Pontamon | 2024.12.03 06:27
悪戦苦闘しています。
確認です。
1. 玉の周辺とは玉の利き8か所でしょうか。
2. 玉頭の手がn手目の時、直後の手とはn+1手目の手のことでしょうか。
よろしくお願いします
投稿: 原岡望 | 2024.12.04 13:31
原岡さん
1.玉の周辺は、玉の前後・左右・斜めで接している地点で、玉の位置によって3箇所、5か所、8箇所の場合があります。
2.玉頭の手の直後は、玉頭の手がn手目なら直後はn+1手目です。玉頭の手を指した側の次の手番ではありません。
よろしくお願いします。
投稿: Pontamon | 2024.12.04 14:29