詰将棋メモ(2025年1月31日)
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[2025年1月28日最終更新]
推理将棋第181回出題の181-3の解答、第181回出題の当選者(Miyaさん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第181回出題 推理将棋第181回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
181-3 上級 小林看空 作 九連続駒取王手 23手
「いやぁ、神局ができたよ」
「ほう」
「三手目から王手の連続で23手目に詰めたんだけど、九連続駒取だっんだ」
「それはすごいね」
「端の手はなく、最終手は83金打ちだったよ」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 23手で詰んだ
- 先手は3手目から王手の手だけ指した
- 先手は九連続駒取をした
- 端の手はなく、最終手は83金
出題のことば(担当 Pontamon)
先手の11連続王手の中で9連続の駒取り王手を実現してください。最終手は駒打ちなので駒を取らない王手は何手目なのか確定しています。
作者ヒント
二手目は金(小林看空)
締め切り前ヒント
4手目は金の手で、5回目の王手で2手目の金を取ります。
余詰修正
会話と条件の「最終手は」の前に「端の手はなく、」を追加して余詰の修正とさせていただきます。
推理将棋181-3 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△62金、▲33角不成、△42金、▲同角不成、△41玉、 |
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先手は3手目からの連続王手の23手で詰ますとのことなので、3手目の王手と言えば▲33角成が有力です。馬に成れば横移動ができるので、3段目の歩や1段目の駒を取っての王手で玉を9筋方向へ追って行くことができそうです。しかし、玉が2段目を横移動で逃げたとしても初期配置の82の飛が壁になっているので玉の行き場がなくなってしまいそうです。そこで、後手の唯一の自由手である2手目に7筋の歩を突いておけば、△62玉や△72玉から△73玉へ逃げることができそうです。この方針で指し続けてみたのが参考図の手順です。23手で詰んでいるのですが、駒取り王手は8連続で止まってしまったので失敗でした。▲61馬の金取りでの王手に△53玉と逃げると▲43馬での歩取りの王手が可能で、9連続の駒取り王手を達成でき、続けて20手目から△62玉、▲73金、△71玉、▲72金で詰みますが、最終手が▲83金ではなく▲82金になってしまうので失敗です。
参考図:▲76歩、△74歩、▲33角成、△42金、▲同馬、△62玉、▲53馬、△72玉、▲71馬、△73玉、▲82馬、△84玉、
▲93馬、△73玉、▲83馬、△62玉、▲61馬、△73玉、▲72馬、△同玉、▲73飛、△82玉、▲83金 まで23手
参考図の手順では駒取り王手は8連続なので連続が足りず、9連続にすると最終手を▲83金にできませんでした。何か手順に工夫が必要です。3手目の王手は▲33角成だと決めつけていましたが、参考図の手順を見ると角を成る手は△42金を取る時でも良かったですし、その後の歩を取っての王手の▲53角成でも可能です。これでは角を成るタイミングが非限定になるのでここに工夫の余地がありそうです。まずは3手目の▲33角成を▲33角不成の王手にして、合い駒の△42金を角で取って王手する際にも▲42同角不成で王手すると、玉の逃げ場所は62地点だけではなく52地点や41地点へも逃げることができます。△52玉と逃げると次の駒取り王手は▲53角成しかなく、△同玉とするか51地点へ玉が逃げるしかありません。53の馬を取られてしまうと連続駒取り王手は途切れてしまうし、△51玉と逃がすと駒取り王手ができないので、△42同角不成の王手には△41玉と逃げることになります。次の駒取り王手は▲31角成で銀を取っての王手しかありません。玉は51地点か52地点へ逃げることになりますが、駒取り王手ができる△52玉が正解で、先手は▲53馬での王手になります。問題はここからです。先手が次の手で取れる駒は43の歩、63の歩、71の銀がありますが、王手になるための10手目は△41玉で▲63馬の歩取りが王手になり、続けて△51玉、▲73馬までは行けそうですが、次の駒取り王手がありません。ここまで2手目を確定させずに連続王手と玉の逃げ場所を検討していましたが、この窮地を救うのが2手目の後手の着手のはずです。7手目の▲31角成が角を成るタイミングなので、その後の△52玉、▲53馬までは確定しています。11手目の駒取り王手が可能なのは▲63馬しかなかったので10手目は△41玉としましたが、▲53馬の王手をかわせる地点としては△51玉もありました。11手目の駒取り王手をする手がないので△51玉を指せませんでしたが、2手目に62地点へ駒を動かす手を指していれば、△51玉に▲62馬で駒取り王手をすることができます。その後は先ほど検討したように△41玉、▲63馬、△51玉、▲73馬で連続駒取り王手を続けますが、61に金が残っていると△61玉、▲83馬と続けることができません。これが出来れば▲83馬が駒取り王手の8回目になります。となると、2手目は61の金を動かす△62金になります。ここまでの手をまとめると、初手から▲76歩、△62金、▲33角不成、△42金、▲同角不成、△41玉、▲31角成、△52玉、▲53馬、△51玉、▲62馬、△41玉、▲63馬、△51玉、▲73馬、△61玉、▲83馬となります。玉が動くと9連続目の駒取り王手ができないので18手目は72地点での合い駒で19手目は▲同馬での駒取り王手になります。玉は61地点まで近づいてきているので▲83金で詰まされるには△72同玉で馬を取ることになります。最終手が▲83金なのはわかっているので、82の飛が居るのはまずいので18手目の移動合いは△72銀ではなく△72飛で▲同馬に△同玉と進みます。先手の持ち駒は、飛、金2枚、銀、歩5枚ですが、72地点の玉に対しての21手目の駒打ち王手は最終手の▲83金の支えにもなる▲73飛で△82玉に▲83金で詰みとなります。
余詰について
最終手は83金打ちだったとのことなので、金を打てるようにするために83地点を空ける△84歩を考えるのはごく自然なことなのですが、2手目△84歩の検討が不十分でした。粗検、大変申し訳ありませんでした。
あと、棋譜表記での「83金打」は「きんうち」ではなく「きんうつ」と読むので、送り仮名を付けて「金打ち(きんうち)」としている会話は「金打」の棋譜になる手に限定しているのではなく、単に83地点へ金を打つ手であると解釈されます。
はなさかしろうさんとNAOさんから指摘があった余詰手順
▲76歩、△84歩、▲33角成、△52玉、▲43馬、△62玉、▲53馬、△72玉、▲71馬、△83玉、▲61馬、△72飛、
▲同馬、△74玉、▲63馬、△83玉、▲73馬、△92玉、▲91馬、△83玉、▲73馬、△92玉、▲83金
NAOさんから指摘があった2つ目の余詰手順(ほっとさんの解答の余詰手順では4手目が△42金)
▲76歩、△84歩、▲33角成、△42銀、▲同馬、△62玉、▲53馬、△72玉、▲71馬、△83玉、▲61馬、△72飛、
▲同馬、△74玉、▲63馬、△83玉、▲73馬、△92玉、▲91馬、△83玉、▲73馬、△92玉、▲83金
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん(双方解)「2手目金は目から鱗。2手目歩以外は駒取り王手が8回以上続かないと思い込んでました。」
■余詰を指摘された時に、2手目にどの筋の歩を突くのかを検討されたようでしたので「2手目は金」の作者ヒントは目から鱗だったことでしょう。
piyo(双方解)「42角不成の手順は早くから候補として考えてはいたのですが、玉をなかなか左辺に運べませんでした。
61金が邪魔で玉が61に行けなかったり、62金がブラインドとなって73馬が王手にならなかったり。
中間ヒントを見てからしらみ潰しに考えていってようやく解答までたどり着きました。
62馬~63馬というタイミングをずらしたような手順が絶妙ですね。」
■▲62馬の王手に玉が一瞬右辺へ戻ると見せかけるフェイントの△41玉に気付けば▲63馬の王手が可能。そこからは追う手の王手ではなく近づく玉から馬が逃げながらの王手で左辺へで玉を引き寄せて最終手▲83金を実現する。
るかなんさん「早々に切った手を中間ヒントで提示され愕然。
迷走しすぎて「33手目駒打で詰/先手は初手以外全て王手/後手は玉と平駒4枚が残った/大駒の次に取られた駒は1種類」みたいな順が見つかりました。」
■短評外に記載があった33手詰では後手の駒は玉以外に4枚ですね。WFPの第160号で出題された一乗谷酔象氏作の推理将棋『盤上の駒が3枚だけ』は詰み上がりで双方の玉と先手駒1枚だけになる45手の煙詰でした。王手は駒取り王手のみで、詰み上がりの後手の駒が玉だけの後手駒の煙詰は何手で出来るのだろう?さすがに連続王手では無理かな?
はなさかしろう「馬の王手の向きを変えるポイントの△5一玉が難しかった。連続駒取王手、新たなテーマの扉を開く名問になる予感がします。」
■連続駒取王手を何回にするのかで総手数を制御できそうな感じがしますね。
RINTAROさん「どうやって9連続駒取り王手をかけるか。2手目62金が絶妙。」
■詰めることまで考えると9連続駒取り王手の条件が厳しかったです。
飯山修さん「10手目51玉が絶妙でした。今年も直前ヒントのお世話になります。」
■2手目の▲62金は61へ玉が逃げるためのものではなく10手目の△51玉に駒取り王手を掛けれるようにする手でした。
原岡望さん「不成で進めるのがミソですね。」
■序の王手を角不成での王手にすることにより△41玉の逃げ場を残しているのがミソ。
ほっとさん(双方解)「83に金を打つために2手目は84歩と決めつけて苦戦。神局という感じはしなかったが。」
■2手目△84歩の検討が足りなかったのですが、余詰を見つける解答強豪には脱帽です。
ミニベロ「連続王手駒取りは古くからありますが、成り生条件も付けず(これがヒントになった)きれいに仕上がっています。
こういう条件を掘り起こしてくれるのはうれしいですね。」
■成条件が無いのに不成条件も無いとなると、角と玉が接触するための角不成の手があるのが予想されます。連続駒取り王手のために角成をしなければいけないタイミングが見事に一致していました。
御原真尋さん「手数が長く狼狽えてしまいましたが、落ち着いて考えると9連続駒取り王手が実現できる手段はかなり少なく、なんとか解くことができました。」
■王手を続けるとか駒取りを続けるとか駒種全種を〇〇するなどの目標があると長めの手数も気にならなくなることがありますね。
桝彰介さん「分かりませんでした。
7六歩から、先手角で後手の駒を王手で取り続けて行くのは分かるのですが、正解にたどりつけませんでした。」
■9連続駒取り王手の開始は3手目からなのは分かっても、玉を端まで追えるように4手目を△42飛にして▲同馬、△62玉、▲53馬、△72玉・・・△92玉、▲83馬の王手までだと6連続駒取り王手にしかならないので、序の駒取り王手の工夫が必要になりました。
正解:10名
NAOさん piyoさん るかなんさん はなさかしろうさん
RINTAROさん 飯山修さん 原岡望さん ほっとさん
ミニベロさん 御原真尋さん
(総評)
るかなんさん「今年の最終月は綺麗に着地した印象。それでは、良いお年を。」
■2025年も作品投稿をよろしくお願いします。
はなさかしろうさん「いつもありがとうございます。2024年も楽しかったです。2025年もよろしくお願いします。」
■こちらこそ2025年もよろしくお願いします。2025年も早々に余詰のご指摘、感謝しております。
RINTAROさん「今回は181-2に悩まされました。経験上、ある筋がしばらく考えて詰まなければ、全く違う筋のことが多いのは分かっているのですが、簡単には抜け出せませんね。個体識別条件は新たな可能性を見出すのと同時に、問題が複雑化しそうですね。
持駒に複数あるときの駒打ちが、確率計算も必要になりそうです。」
■持ち駒での確率計算が必要で手順が限定されそうな条件だと、「初期配置で自分の駒だった駒を打つ確率は20%だった」とかで行けそうかな?これだと駒種も同時に持ち駒にしている枚数も確定しそうな感触。総手数も有益な情報になるので「初期配置で自分の駒だった持ち駒を使った確率は25%」とか「33%」とかでも行けるかも。(駒種の候補は複数になっても別の条件との兼ね合いで限定されればの話)
Miyaさん「こんにちは、以前一度だけ(118-1)解答を送った事があるMiyaです。よろしくお願いします。
久し振りに、解答を送付させていただきます。」
■推理将棋コーナーは再開されていますので、今後の御贔屓をお願いします。
飯山修さん「年賀特集今年は例年より難しそう」
■一桁手数の初級が1題だけなので、例年よりは難しくなっている感じですね。
原岡望さん「今月は2 に大苦戦しました。9日の解答です」
■苦戦しても締め切り日にならなかったのは余裕の現われ?
ほっとさん「すみませんが年賀詰の出題方式は来年以降改善してほしいです。
出題期間が2週間しか延びていないのに出題数がいつもの3倍……。」
■年賀推理は、何の脈略がなくても使える年賀条件があるし、手数制限もなく全作採用のお祭りなので、作家にとってはこれらが作図の動機付けになります。しかし、解答者にとっては難問の多数出題は地獄になるのかも。
来年は令和8年に因んで、8手作は何題でも可にして他の手数作は1作の制限を掛ける案はすぐに浮かびました。出題数が多くても8手の初級作なら大丈夫なのではないかと...。
占魚亭さん「今回も1問解答。ずーっと絶不調な2024年でした。」
■2025年は心機一転で解図に取り組んでください。
桝彰介さん「2024年最後の出題は、初級のみの解答でした。2025年も一つでも多く解答を出したいと思います。」
■詰み上がりが見えていたのに解けなかった中級は残念でしたね。2025年も解答をよろしくお願いします。
推理将棋第181回出題全解答者: 14名
NAOさん piyoさん 諏訪冬葉さん るかなんさん
はなさかしろうさん RINTAROさん Miyaさん
飯山修さん 原岡望さん ほっとさん 占魚亭さん
ミニベロさん 御原真尋さん 桝彰介さん
当選: Miyaさん
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今日の詰将棋 (昨日掲載) |
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詰将棋イベント (2月) |
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[2025年3月24日最終更新] ネット詰将棋
2025年2月の将棋雑誌での詰将棋の話題やホームページでの2月出題について。
関連情報: ネット詰将棋・解答募集中 Web Fairy Paradise
おもちゃ箱: 詰将棋情報(他の月の詰将棋はここから) 展示室 推理将棋
===== ネット詰将棋2月の出題 =====
日本将棋連盟懸賞詰将棋1月解答
2025年2月19日、日本将棋連盟で、2025年1月出題分(出題・ 田中魁秀九段) 解答
月刊FBニュース 詰将棋 2025年2月出題
2025年2月17日、月刊FBニュースで、2025年2月の出題(5手詰)
めいまが
2025年2月10日、めいまがで、めいまが 2025年2月号
1月のトップ詰将棋結果
2025年2月9日、詰将棋パラダイスで、1月のトップ詰将棋結果発表
【解答数】149名→誤解2名
棋まめ将棋教室今月の詰将棋
2025年2月1日、棋まめ将棋教室で、今月の詰将棋(2月)
#061 金捨て3連発(11手詰)
2025年2月1日、将棋レッスン ワン・トゥ・ワンで、創作詰将棋(#061)をアップしました
詰将棋駒の舞(新館)で今月の新題
2025年2月1日、詰将棋駒の舞(新館)
2025/02-1:新題:「詰図の舞」「小文字ギリシャ・μ(ミュー)」:31手詰
2025/02-2:新題:「素描の舞」:15手詰
詰将棋パラダイス今月の懸賞詰将棋
2025年2月1日、詰将棋パラダイスで、2月の懸賞詰将棋。締切は3月1日午前6時。
「今月の懸賞詰将棋 【作者】キタキツネ 【手数】11手 → ヒント →解答送信(Response Form)」
おもちゃ箱、展示室で2月の詰将棋
2025年2月1日、おもちゃ箱の展示室で、2月の詰将棋出題。解答締切は2025年2月末。
「記録作に挑戦!
・記録展示室 No.168 金少桂
・記録展示室 No.169 西嶋悠太「流水」
・記録展示室 No.170 吉田京平
・記録展示室 No.171 吉田京平」
日本アマチュア将棋連盟懸賞詰将棋
2025年1月27日、日本アマチュア将棋連盟で、懸賞詰将棋今月の出題 (須藤大輔さんの作品)と前月の解答。締切り2月15日。
将棋を孫に伝える会懸賞
2025年1月27日、日本アマチュア将棋連盟で、将棋を孫に伝える会懸賞。締切り2月15日。
高槻市広報の詰将棋
2025年1月27日、高槻市で、詰将棋 第31問から
第33問冨田誠也五段からの出題
===== 詰将棋パラダイス2月号 =====
詰パラ2025年2月号
2025年2月28日、詰ナビ|noteで、詰パラ2025年2月号
詰将棋パラダイス2025年2月号 ちょっとした感想
2025年2月24日、詰将棋の欠片で、詰将棋パラダイス2025年2月号 ちょっとした感想
詰パラ2月号到着
2025年2月6日、創棋会通信+α Ⅱで、詰パラ2月号到着
2025年2月9日、もうすぐ例会~創棋会は2/16
詰将棋デパート5番
2025年2月6日、mtmt@mtmtlifeで、自作を採用してもらえました
詰パラ2月号
2025年2月5日、富山県将棋情報で、詰パラ2月号
入選200回記念作品展の詰棋本について
2025年2月4日、将棋雑記で、入選200回記念作品展の詰棋本について
詰将棋パラダイス最新号販売中!
2025年2月4日、将棋情報局編集部で、詰将棋パラダイス最新号販売中!
詰パラ2月号修正情報
2025年2月1日、詰将棋パラダイスで、2月号の修正情報
「・1ページ、中央の西暦は「2025」年が正。」
詰パラ2月号発売
2025年2月1日、詰将棋パラダイスで、2月号発売
「追悼 角 建逸:4氏の追悼文を掲載」
===== 将棋世界3月号 =====
将棋世界2025年3月号 ちょっとした感想
2025年2月19日、詰将棋の欠片で、将棋世界2025年3月号 ちょっとした感想
第6回詰将棋創作キッズチャレンジ
2025年2月17日、マイナビニュースで、【前編】第6回詰将棋創作キッズチャレンジ 小学生たちが盤上に描く知のトリック!33作品を発表 【後編】
将棋世界3月号
2025年2月12日、ストンリバーの日記で、将棋世界3月号
第6回詰将棋創作キッズチャレンジ
2025年2月11日、将棋タウンのつぶやきで、第6回詰将棋創作キッズチャレンジ
第6回詰将棋創作キッズチャレンジ
2025年2月10日、Untidy Bookshelvesで、『第6回詰将棋創作キッズチャレンジ』 (将棋世界2025年3月号付録)
詰将棋サロン
2025年2月10日、富山県将棋情報で、詰将棋サロン
第6回詰将棋創作キッズチャレンジの誤植
2025年2月10日、たかはし@taket0283で、B部門のNO.9に誤植あり。問題も解答も11手詰になっていますが、13手詰です。
将棋世界3月号
2025年2月9日、創棋会通信+α Ⅱで、もうすぐ例会~創棋会は2/16
第6回詰将棋創作キッズチャレンジ
2025年2月7日、熊谷将棋クラブ(埼玉県)@kshogiclubで、熊谷研から3人の小学生が入選
将棋世界2025年3月号
2025年2月3日、詰ナビ|noteで、将棋世界2025年3月号
将棋世界 2025年3月号
2025年1月31日、将棋情報局編集部で、『将棋世界3月号』より
将棋世界 2025年3月号
2025年1月?日、将棋情報局で、 [予約] 将棋世界 2025年3月号
詰将棋サロン年間優秀作品選考会
特別解説 詰将棋作家・藤井猛九段「奥深い謎解きの長編詰将棋ができるまで」
[予約] 第6回詰将棋創作キッズチャレンジ 将棋世界編集部(将棋世界2025年3月号付録)
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26日(日) 香龍会 名古屋 ※年賀詰鑑賞会を予定 |
[2025年1月26日最終更新]
推理将棋第181回出題の181-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第181回出題 推理将棋第181回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
181-2 中級 はなさかしろう 作 確定全駒初期位置詰 18手
「変わった棋譜を見つけたって?」
「うん。この棋譜を辿ると、18手ですべての駒が確実に初期位置にいる局面になって詰むんだよ。確定全駒初期位置詰というわけさ」 ※
「ほう。確実に、ときたか。途中で同種駒が同時に一方の駒台に複数ある局面があると、後で打つ時にどれを使ったのか棋譜では指定できないけれど、つまりこの棋譜はそういう局面を経由しない、ということで良い?」
「ご明察。確実に、とか確定とか言ったのはその意味だよ」
「了解。でも、18手は長すぎじゃないかな。確定全駒初期位置詰はもっと短手数で実現できると思うけど」
「うん。ただ、この18手の棋譜の場合、初期配置の玉方の歩は詰上りでも全て玉方に所属している、という特徴もあるんだ。それから、不成はなかったよ」
「なるほど。でも、ずいぶんいかつい条件だね。流石に手は狭そうだな」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 18手ですべての駒が確実に初期位置にいる局面になって詰む ※
- 初期配置で先手方の歩は詰上りでも全て先手方に所属する
- 不成なし
※ 本問では同種駒であっても個体を識別します。40個の物質としての駒のそれぞれが確実に初期位置にあって詰む局面に到る棋譜を見出してください。なお、この棋譜は同種駒が同時に一方の駒台に複数ある局面を経由しません。そのような局面を経由すると、後の駒打ちの際に複数の中からどれが選ばれたのかを棋譜で指定することができないためです。なお、本問で「位置」とは盤上の座標のみを意味し、駒の所属や成生状態は不問です。
出題のことば(担当 Pontamon)
37枚一致、38枚原配置に続き、ついに40枚が同じ位置!? ただし、「配置」の定義がこれまでと異なっています。
作者ヒント
後手が取って打つ駒を考えるとほぼ理詰めで解けるはずでおすゝめです(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
とどめは玉腹への金打ちですが8段目へ逃げれないようにする工夫が必要。
推理将棋181-2 解答 担当 Pontamon ▲26歩、△24歩、▲25歩、△同歩、▲同飛、△27歩、 |
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全駒が初期配置時と同地点にあって詰むはずがないと思った方もおられると思いますが、これまでの37枚一致や38枚一致とは異なり、全地点にある表裏を問わない駒が初期配置の時と物理的に同じ駒であればその駒の所属は問わないとのことでした。となると59地点の先手玉に王手を掛けれるのは初期配置時に49地点か69地点にあった金しかありませんが、終局時には後手の駒になっているということです。まだ、その後手の金を▲同玉で取られないようにするためには金の隣の銀も後手の駒になっているはずです。ただし、生の銀では金の支えにならないので成銀の状態で金の隣に配置されているはずです。玉腹への金で王手され、その金には紐が付いているのであれば、玉でその金を取ることはできないので8段目へ玉が逃げることになります。玉の逃げ場の8段目を抑えるには玉が逃げる筋の7段目の歩が後手の歩であるか、57地点の歩が後手のと金になっていれば玉の逃げ場がなくなります。2つの筋の歩を後手の所属にするには手数が足りないので、57地点を後手のと金にする形を目指して指したのが参考図の手順になります。
この手順だと、57地点のと金は初期配置では57地点にあった先手の歩だったので、69の金や79の成銀同様に配置に関する条件はクリアしていると思ったのですが、初期配置の先手の歩に関しては詰上りでも先手の歩、つまり7段目の歩やと金は全て先手に属していなければいけないとのことなので条件をクリアしていませんでした。
参考図:▲58玉、△54歩、▲56歩、△55歩、▲68銀、△56歩、▲59玉、△57歩成、▲同銀、△56歩、▲79金、△57歩成、▲53歩、△78銀、▲48金、△79銀成、▲49金、△69金 まで18手
参考図の詰み上がり図で57地点のと金が先手のと金、もしくは先手の歩の場合は、△69金の王手に▲58玉や▲48玉で逃げることができてしまいます。8段目へ玉が行けないようにするための57のと金でしたので、57地点が先手の歩にする必要があるとなると、別の手段で玉が8段目へ上がれないようにする必要があります。それが可能なのは28地点の飛が後手の飛であることは容易に気付くはずです。玉への王手は参考図と同様に玉腹への金打ちでその金を支えるのが成銀になります。
後手が先手の飛を取ってそれを28地点へ打つことになるのですが、少ない手数で実現するなら互いに2筋の歩を突いて行き、後手の歩頭へ先手の飛を動かして後手の歩で飛を取らせるのが良さそうです。初手から▲26歩、△24歩、▲25歩、△同歩、▲26飛、△同歩と進めると6手目に飛を入手できます。後手は先手の銀と金も取る必要があるのですが、今は26地点に後手の歩が居るので、▲38銀、△27歩成としてから△38とで銀を取って△49とで金を取り▲同玉でと金を取ると、先手と後手は初期配置で相手の所属だった歩をそれぞれ持ち駒にしている状態になります。となると、互いに持ち駒の歩を2筋へ打って、相手に取らせた上で▲27歩と△23歩を打つことになります。後手はその他に銀を打ってから成って39地点に成銀を配置する手と最終手の△49金を打つ必要があります。26地点で6手目に飛を取った後に指さなければいけない手を洗い出してみると、△27歩成、△38と、△49と、持ち駒の歩を打つ手、先手の歩を取る手、初期配置で23にあった歩を△23歩と打つ手、△28飛を打つ手、銀打ちの手、銀成の手、△49金の合計10手を指さなければいけません。6手目までに3手指しているので後手の手は13手必要になってしまい、4手オーバーです。飛を取るまでの手順を含めて、後手が指さなければいけない手をもっと効率よくする必要があります。手順の短縮方法を考えてみると、△27歩成でと金を作って、△38とで銀を取って△49とで金を取ってようやくと金を先手に取らせることになっていた手順を変更して、銀を取って打って、△39銀成の手で金を取れば次の手番で△49金を打って詰める手順であれば手数が短縮されるはずです。後手の歩を先手に取らせることも、と金を作ってからではなく、2筋の歩の突き合いをした直後の5手目に▲25同飛で取れば、互いに歩を打って、再度相手に歩を取らせることを早めることができるでしょう。
初手から▲26歩、△24歩、▲25歩、△同歩、▲同飛に続き6手目は後手の持ち駒の歩を先手に渡すための準備として△27歩と打てば、後手に銀を取らせるための協力手▲28銀を7手目に指して△同歩成で銀を入手できます。後手が指さなければいけない手が多いので9手目は▲24歩と打って、後ほど▲23歩成とすれば初期配置の後手の歩を23地点へと金の状態で戻すことができ、2筋の先手の歩が居なくなれば▲27歩を打つことができるはずです。10手目からの後手の手は飛を取ることと銀を打って成ること、39地点で金を取って△49金で詰めることなので、まず10手目は△39銀として▲28飛に△同銀成で飛を取ります。13手目は後手に金を差し出す▲39金で続けて△同成銀で金を取り、15手目から▲23歩成、△28飛、▲27歩で2筋の駒配置を確定させれば△49金で詰みとなりました。
詰将棋用語の「玉方」「攻め方」について
本問の会話中に出て来ていた「玉方」は「先手」とするべきとのご指摘がありました。ご教授、ありがとうございます。
調べてみると「玉方」や「攻め方」は詰将棋専用の用語であり、将棋での一般的な用語ではありませんでした。詰将棋をしない担当は、過去の使用状況などから玉が詰まされる側のことを「玉方」と言うと理解していたので、本問の会話と条件で用語が異なっていても気になりませんでした。
詰将棋では玉が詰まされるのは向う側の「玉方」だけですし、手前側の玉が詰まされる協力自玉詰(ばか自殺詰)でも「玉方」は向う側のことを指すので、玉が詰まされる側が「玉方」と解釈していたのが間違いでした。
今後、推理将棋では詰将棋用語の「玉方」「攻め方」を使わずに、将棋での一般用語の「先手」「後手」で統一させていただきます。推理将棋作家の皆様もよろしくお願いします。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「本譜は銀打ちの自然な限定が嬉しくて作問しましたが、より短手数の筋を回避しなければならず…残念ながら余詰防ぎだけの歩条件を導入しました。」
■余詰回避のための条件は推理将棋には付き物で手数が長くなると避けようがないのかも。mixiの「99番 手数+1条件」では28手詰が最長手数のようですね。
NAOさん「元の27歩を打たせて取り返す。その間での駒の受け渡しパズル。」
■手数に余裕がある先手は、27の歩だけではなく23の歩もと金の形で配置する余裕が仇となり詰まされました。
諏訪冬葉さん「成銀にひもを付ける必要がないので飛車は生でいいことに気付くのに時間がかかりました。」
■飛車を打ってから28地点で成ると手数をオーバーしてしまいます。
るかなんさん「歩の縛りのおかげで手順を出す前から最終形の見当は付けられる。
39に成銀を置くことは見えているからこそ生銀打が強烈。」
■28には飛を打たないといけないので、39銀成のための生銀打は38地点で確定していそうなのですが、それが罠だったとは。
RINTAROさん「180-2と序の5手が同じ。詰め上がり図は見えてるのに3筋の誘惑、22角使用の誘惑に取り憑かれてしまった。2筋にコペルニクス的転回であっさり解決。
24歩のタイミングや39銀しか打ち場がない点など手順は秀逸。これだけの条件で成立させた点も見事。」
■後手に飛を取らせなければいけないのに5手目の▲25同飛で先手が2筋を制圧してしまうのが意外。
飯山修さん「27歩の復元の為には歩の提供が不可欠。銀と入れ替えれば良いと判ればあとは駒台に2歩乗らない工夫」
■初期配置の23の歩は先手が▲24歩と打ってから歩成して配置。▲28飛で2枚目の歩を取る直前に駒台の歩を使えば駒台で歩が混ざることはありませんでした。
原岡望さん「他の筋に迷い込んで苦戦。同一種複数持駒禁止のルールは面白いです。」
■他の駒種でも同時に2枚以上持つことはありますが、歩は枚数が多いので難しくなります。
ほっとさん「ややこしい条件。多分これで出来ているはず。」
■特殊な駒配置の詰み上がりにするためには条件が多くなりそうなところ、上手くまとめられてはいるのですが。
ミニベロさん「解けません。3筋と7筋の違い。手順前後。そもそも手数が足りない。
一体どんな妙手順が隠されているのか、解説が楽しみです。」
■左右反転が起きやすい3筋と7筋ですが、先手陣の歩が全て先手に所属するというのが解図の鍵でした。
桝彰介さん「分かりませんでした。
2八の飛車で二段目を押さえて居玉を金、成銀で詰ます形は見えても、そこに至るまでの手順が発見出来ませんでした。」
■詰み形が見えていても手順を発見できないのは辛いですね。
正解:9名
NAOさん piyoさん 諏訪冬葉さん るかなんさん
はなさかしろうさん RINTAROさん 飯山修さん
原岡望さん ほっとさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2025年1月22日最終更新]
推理将棋第181回出題の181-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第181回出題 推理将棋第181回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋第181回解説 担当 Pontamon
2024年最後の出題だった第181回には14名の方から解答をいただきました。いつも解答ありがとうございます。
正解者数をみると先月と同様に中級と上級が難問だったようです。
上級問題で余詰を出してしまい、粗検、大変申し訳ありませんでした。
181-1 初級 けいたん 作 金を取る次に金を打つ 9手
「9手で詰みか」
「後手は玉の着手だけだったね」
「先手は、金を取る王手して次に金を打つ王手した。王手はこれだけだな」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰み
- 後手は玉の着手だけ
- 先手は、金を取る王手して次に金を打つ王手した。王手はこれだけ
出題のことば(担当 Pontamon)
王手は、7手目の金取りでの王手と9手目の金打ちの王手だけです。序中盤で王手をしないように攻めてください。
作者ヒント
間合いをはかる(けいたん)
締め切り前ヒント
7手目に61地点で金を取ります。
推理将棋181-1 解答 ▲76歩、△52玉、▲33角成、△62玉、▲43馬、△51玉、 |
![]() |
金取りしてからの金打ちの王手で詰ます手順となると思い浮かぶのは51金を角不成で取ってから42や62へ金を打って詰む7手の手順の▲76歩、△52玉、▲33角不成、△51金右、▲同角不成、△72銀、▲62金が思い出されますが、本問では金取りの手が王手にならないといけないので2手目を△62玉として、△51金右を▲同角不成で取る手を王手にしてみると▲76歩、△62玉、▲33角不成、△51金右、▲同角不成、△61玉、▲98香、△72銀、▲62金のように先手に余り手が出来てしまいます。後手の着手条件を確認してみると、後手の着手は玉の手だけとのことです。後手は金を51地点へ動かせず、角筋に無い金を取るには先手は角成してから41か61の金を取りに行く必要があります。そこで手順を修正してみたのが参考図の手順です。61の金を馬で取るので52の玉に王手がかかり、最終手の43地点への金打ちで詰んだので解けたと思ったのですが、5手目の▲43馬が王手になっているので王手が3回で、王手は金取り王手と最終手の金打ちの王手だけの条件をクリアしていませんでした。
参考図:▲76歩、△62玉、▲33角成、△52玉、▲43馬、△51玉、▲61馬、△42玉、▲43金 まで9手
後手は動きたくなくても玉を動かさなければいけないので、後手玉は角成した先手の馬と距離を保つ必要があります。参考図の手順では61の金を取りに行きましたが、41の金を取りに行くとどうでしょう。▲76歩、△62玉、▲33角成、△52玉、▲32馬、△52玉なら▲41馬の金取りの手が王手になりますが、後手玉は△62玉と戻る手しか指せず、9手目に▲52金の王手をしても△同金が可能なので詰んでいません。となると金を取る手はやはり61の金を取るのでしょう。参考図の手順で問題となったのは▲43馬と寄った手が王手になったのが失敗原因でしたので、▲43馬の手が王手にならない玉の位置を考えれば良いことに気付きます。▲43馬が王手にならない玉位置は51、62、72の3地点で、5手目の▲43馬に対する6手目の玉地点もこれら3地点のどれかになります。玉が62地点や72地点だと▲61馬で金を取っての王手に対して△同玉で馬を取るしかないので、金打ちを支える駒がなくなるので詰まなくなります。したがって6手目は△51玉になり、51地点へ行ける地点の△62玉が4手目になります。2手目は4手目に62地点へ動ける△52玉になります。初手から▲76歩、△52玉、▲33角成、△62玉、▲43馬、△51玉、▲61馬で金取りの王手になり、玉の行き場は唯一の△42玉となり、9手目の▲43金での詰み上がり図は参考図と同じになりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん「2手目52玉が王手を避ける協力手。」
■玉しか動かせない後手のタイミング調整の手でした。
諏訪冬葉さん「2段目の金打ちは無理そうなので自力で3段目に穴をあける」
■金取りのために寄った▲43馬で最終手の金を打つ場所ができました。
るかなんさん「王手がかからないギリギリの位置をキープするのがポイント。」
■良い距離感を保つのが難しい。
はなさかしろうさん「駒の効率は良いけれど攻方だけ準備に手がかかる攻め筋なのですが、玉方を玉の着手だけで限定しているのが巧みでした。」
■この詰み上がり図になる手順は10通りですが、42玉を43金で詰める手順は1076通りもありました。
RINTAROさん「一人時間差。」
■攻撃側の一人時間差でないところが痛い(笑)
Miyaさん「推理将棋初心者ですが、楽しく解くことができました。」
■初心者向けの解説を心がけています。解くだけではなく、ゆくゆくは作図にも挑戦してみてください。
飯山修さん「出題の発表された日のうちに解ける問題があるのはうれしい」
■おかげ様で、7~9手の作品在庫が増えたので、2025年の初級の易問出題は大丈夫そうです。
原岡望さん「すぐ解けて楽しい問題です」
■すぐ解ける初級問題を出していきたいと思いますが、手強い短手数作があるかも。
ほっとさん「玉の一人時間差が楽しい。」
■一人時間差に2票目が入った。
占魚亭さん「第一感の手順でした。」
■解図の最初は冴えていたようですが
ミニベロさん「王手4回パターンは古くからあるね。」
■本問は初王手ですが、2手目△42玉なら王手4回で玉の手4回の手順がありますね。王手4回の9手1条件が出来たと思ったら条件違いの先行作がありました。
御原真尋さん「馬の射程に入らないように器用に揺れ動く玉が印象的でした。」
■付かず離れずは尾行の鉄則ですが、本問の玉は「3歩離れて、師の影、踏ませず」な感じ。
桝彰介さん「玉の動きが指し将棋の角替わりで間合いを取ってるのに似ていて面白かったです。」
■指し将棋の実力も低い担当にはよく分かりませんが、角打ちされても影響が少ないような陣形を保つ感じですかね。
正解:14名
NAOさん piyoさん 諏訪冬葉さん るかなんさん
はなさかしろうさん RINTAROさん Miyaさん
飯山修さん 原岡望さん ほっとさん 占魚亭さん
ミニベロさん 御原真尋さん 桝彰介さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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関連情報: 大道詰将棋よもやま話 大道棋教室が休校? 文化遺産、大道詰将棋を守れ
謎の大道詰将棋・詰んだらプロ 大道詰将棋見たり聞いたり七十年
「大道詰将棋の正体」の正体 ドキドキストリート(おもちゃ箱)
大道棋疑問局集
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2025年2月24日、旧パラを検証する217
2025年3月15日、旧パラを検証する218
2025年3月27日、旧パラを検証する219
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金少桂さんの大道棋
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2025年4月9日、【大道棋】香歩問題1(52王42飛型)
香歩問題基本形
2025年1月7日、らくらく将棋チャンネルで、香歩問題(基本系
2025年1月15日、香歩問題(基本系
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関連情報:
コンピュータ将棋イベント : 第35回選手権 2024年以前
コンピュータ詰将棋: コンピュータで詰将棋 詰将棋の課題 超難解作品集
詰将棋創作 創作プログラミング 詰将棋解答 GPW2004
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[2025年4月28日最終更新]
2025年1月6日、詰パラHPのメモで、【訃報】角建逸氏逝去
「角建逸氏(本名:角研一)が2024年12月30日に亡くなられました。享年67歳。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」
昨年の12月29日には角さんのX、解答欄魔@k1sumiでたま研新年例会の告知があったばかりなのでびっくりした。
角さんは2018年に門脇賞を受賞、写真は全国大会での受賞時のもの。平成29年度門脇芳雄賞の記事より角さんの詰棋界での実績を引用。
角建逸さんは、詰将棋作家で看寿賞、塚田賞を受賞しているが、解説者としても著名で、「詰将棋探検隊」は詰将棋の楽しさ、奥深さを伝えた名著。将棋世界の編集長として活躍したときには、「ミクロコスモス」の解説や小林敏樹さん、上田吉一さんなど超一流の作家の詰将棋作品集を付録に付け話題になった。
「将棋魔法陣」など角さんの編集で出版された詰将棋作品集も多く、近年は角ブックスとして自ら詰棋書の出版を手掛け、詰将棋解答選手権の年鑑や短編名作選、詰将棋作品集(「信濃路」「からくり箱」「一番星」・・・)など多数の詰将棋本を編集、出版している。
夕刊フジで詰将棋を出題したり、詰将棋入門書を執筆したり、詰将棋の普及という観点でもいろいろ活動している。
(引用終わり)
多彩な活躍で、詰棋界に大きな功績を残した角さん。私もおもちゃ箱やたま研、コンピュータ将棋選手権などいろいろな面で大変お世話になった。感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
2025年4月28日
2025年2月23日
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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2025年 令和7年元旦
管理人 TETSU
[2025年3月7日最終更新] 182-9解答、第182回出題当選者
182-6余詰修正2
余詰修正の直後にNAOさんから余詰指摘がありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
いくつかの再修正条件の検証に時間を要し、余詰再修正が中間ヒントの後になってしまいました。
以下のように再修正させていただきます。
会話と条件での「棋譜に「寄」が付く手2回」の部分の「2回」を「が2手連続」に変更して余詰修正とさせていただきます。
なお、元の条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(1月24日 Pontamon)
182-6余詰修正
NAOさんから182-6の余詰連絡がありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
以下のように修正させていただきます。
会話の「[7年の手]の応酬が2回」の前に「7手目までに」を追加し、条件の「[7年の手]に」の前に「7手目までに」を追加して余詰修正とさせていただきます。
なお、元の条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(1月8日 Pontamon)
182-5余詰修正
はなさかしろうさんから182-5の余詰連絡がありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
以下のように修正させていただきます。
最初の会話の「どれどれ、」の部分を「どれどれ、持駒は使い切ったんだね 。」に変更し、条件に「・詰上で双方持駒なし」を追加して余詰修正とさせていただきます。
なお、元の条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(1月5日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第182回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2025年2月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第182回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第182回出題 担当 Pontamon
新年、あけましておめでとうございます。今年も推理将棋をよろしくお願いします。
2025年の年賀推理は全部で9題です。昨年は解図期間を長くしましたが、あまり意味が無かったようなので今年は一気の出題です。
出題は手数順で同手数作は投稿順になっていて、手数での級分けなので難易度は合っていないかも。
■本出題
■中間ヒント (1月20日 作者)
182-1初級:7手詰めのうち28通りが52の手を含みます。ちなみに 34と52の意味は 3^4*5^2=2025 です(諏訪冬葉)
182-2中級:今年はいつもの馬単騎ではありません(Pontamon)
182-3中級:角の着手あり(けいたん)
182-4中級:端の手あり(けいたん)
182-5上級:控えの○に好手あり(るかなん)
182-6上級:初手は[7年の手]の▲16歩で2手目の候補は2地点。大駒の手はありません(Pontamon)
182-7上級:13手以下で2025ができたら超正解。ぜひご教示ください。本譜の14手では先手の7手分の積も後手の7手分の積も共に45です(はなさかしろう)
182-8上級:11手目は1段目への着手(NAO)
182-9上級:先手の元からいた大駒が後手の2~7筋の歩を3段目で取ります。なお、本問の目的を39手以下で達成できたら超正解!です(はなさかしろう)
■締め切り前ヒント (2月3日 Pontamon)
182-1初級:34の手は△34歩、52の手は△52金左です。
182-2中級:いつもの馬の単騎詰ではありませんが、後手玉は12地点で詰む空き王手です。
182-3中級:最終手の▲25金の金は初期配置では49に居た金です。
182-4中級:最終手△24飛の飛打ちで25地点の先手玉を詰めます。6手目の初王手のあと8手目に飛を取ります。
182-5上級:7回の着手は1筋で、初手は▲16歩なので最終手も▲16歩になります。
182-6上級:12手目はもちろん後手の金寄の手ですが、最終手は馬寄ではなく小駒の成駒で棋譜に寄が付く手です。
横移動の手は、『棋譜に「寄」が付く手が2手連続』と『駒を取る手に必ず応じた手』だけですが、駒を取る手に「寄」が付く手で応じることも可能です。
182-7上級:2025=3×3×3×3×5×5なのですが、3筋は4回ではなく、5筋2回+3筋2回+9筋1回の手と残りの手は掛けても積が変わらない1筋の手が9回になります。9筋の手は▲98香、3筋着手は2回とも同じ駒で5筋の手は▲58金右と△57角不成です。
182-8上級:駒成地点を含め7回目の成駒着手は19手目の▲46馬の王手。25地点の後手玉を突き歩で詰めます。
182-9上級:皆さんの予想通り今年は「巳」のあぶり出しでした。3手目の▲33角成と23手目の▲23飛成でどちらも歩を取ります。巳の横棒になる21地点以外の1段目の駒は手付かずで5段目は21手目の▲15香と最終手の△95角以外は全て歩。9段目は19地点と99地点が空いています。
182-1 初級 諏訪冬葉 作 3452=2025? 7手
「年賀問題どうしよう」
「25の手がある7手じゃダメなの?」
「多分多数ネタだから回避する。でも7手にしたい」
「あとはどうやって25年らしさを出しながら一意解にするかか」
「よし、『34と52の着手があった』にしよう」
「たしかに3+4も5+2も7だけど弱くないか?」
「あと『ならない』より『なる』の方が縁起よさそうだから『ならずはなかった』にしよう」
「(34と52の意味は・・・)」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 7手で詰んだ
- 34の手と52の手があった
- 成らずの手はなかった
182-2 中級 Pontamon 作 令和7年の年賀推理 11手
「あけましておめでとう。今年も元旦から年賀状書きか。今年の年賀推理はどんな感じ?」
「令和7年だから、7にまつわる条件を揃えたよ。1筋から7筋の7つの筋へ着手して、7手目の7筋への手が唯一の駒打ちだよ」
「あとは?」
「正月だけど華々しい駒成は無くて、打った駒は動かずに11手で詰むんだ」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手目で詰み
- 着手は1筋から7筋までの7つの筋
- 7手目の7筋への手が唯一の駒打ちで、打った駒は動かなかった
- 駒成なし
182-3 中級 けいたん 作 25金まで 11手
「明けましておめでとう。これが指し初めだね」
「25金まで11手で詰みか」
「初手と2手目は偶数筋の着手だったな」
「2筋の手が5回、3筋の手が5回あったね」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 25金まで11手で詰み
- 初手と2手は偶数筋の着手
- 2筋の手が5回、3筋の手が5回あった
182-4 中級 けいたん 作 24飛まで 12手
「24飛まで12手で詰みか」
「初手は玉の着手だったね」
「成る手はないな」
「王手3回は玉に接触する王手で、初王手は6手目」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 24飛まで12手で詰み
- 初手は玉の着手
- 成る手なし
- 王手3回は玉に接触する王手で、初王手は6手目
182-5 上級 るかなん 作 蛇の夢 13手
「これが今年の年賀詰だって?どれどれ、持駒は使い切ったんだね 。13手目なら手数は関係ないか。わかった、令和7年にちなんで同じ筋に7手着手してるんだね。初王手で詰みというのも含めて正月らしくていいんじゃないかな。」
「あ、本当だ。でもそこじゃなくて、初手と最終手が同じで、2手目と12手目も一文字違いでしょ。」
「それが?」
「12個一組で『蛇の夢』ってこと。」
「…いや、どういうこと?」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 13手目に初王手で詰み
- 同じ筋に7手着手
- 初手と13手目は同じ手
- 2手目と12手目は1文字違い
- 詰上りで双方持駒なし
182-6 上級 Pontamon 作 令和7年、2025年の指し初め 13手
「令和7年の指し初めだから、何か特別ルールで指そうか?」
「それじゃ、筋と段の数字を足したら7になる手を[7年の手]と呼ぶことにして、相手が[7年の手]を指したら応手も[7年の手]を指すことにしよう。無限の[7年の手]は無理だからその2手で一段落で、その後に再度[7年の手]があったらその応手も[7年の手]だぞ」 ※
「了解。よろしくお願いします。では、早速...」
:
「棋譜に「寄」が付く13手目の手で詰みだな」
「7手目までに[7年の手]の応酬が2回あったけど、取り扱い方を決めていなくて心配していた同の手は無かったのは良かったね」
「横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手2回が2手連続と駒を取る手に必ず応じた手だけだったな」
「終局時に駒台には2枚の駒があったね」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 棋譜に「寄」が付く13手目の手で詰み
- 7手目までに [7年の手]に[7年の手]で応じる応酬が2回あった ※
- 同の手なし
- 横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手2回が2手連続と駒を取る手に必ず応じた手のみ
- 終局時、駒台には2枚の駒があった
※[7年の手]:筋と段の数字を足したら7になる地点への着手
182-7 上級 はなさかしろう 作 まだ馬には早すぎる2025 14手
「あけましておめでとうございます! 今年は9年ぶりだねぇ」
「謹賀新年! おぉ。今回、段は無理だから筋で行こう」
「Happy New Year !! おや、指し初め? 14手で詰んだね」
「11手目には初手の駒種を3手目の着手地点に着手したよ」
「最終手は角不成だ。今年は巳年、まだ馬には早すぎる」
「なるほど。でも、年賀には弱いかな。指し初め感薄くない?」
「「そうでもないと思うけど。各着手の筋の数の積は2025だからね」」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 14手で詰んだ
- 各着手の筋の数(計14個)の積は2025 ※
- 11手目には初手の駒種を3手目の着手地点に着手した
- 最終手は角不成
※ ▲76歩△34歩▲22角成△同銀 の4手の場合、各着手の筋の数の積は7×3×2×2=84、
という要領で計算します。同の手も着手筋の数を用いてください。
182-8 上級 NAO 作 2025年の指し初め 25手
「指し初めの将棋、25手目に25地点の玉を詰ませて勝ったよ」
「3手目以降王手を掛け続けての圧勝だね。王手を掛けた成駒の着手地点は1段目を含む7か所、中段玉の着手地点も7か所か。駒を取る手はなかったね」さて、指し初めの一局とはどんな将棋だったのだろうか。
そして2025年、貴方の勝負手は?(条件)
- 25手目に25地点の玉が詰んだ
- 先手は3手目以降王手を掛け続けた
- 成駒(成る手を含む)の着手地点は1段目を含む7か所
- 中段(4~6段目)玉の着手地点は7か所
- 駒を取る手はなかった
182-9 上級 はなさかしろう 作 巳年の指し初め2025 40手
「あけましておめでとう! 今年は巳年だね」
「謹賀新年! 巳は動物で蛇、龍の次で馬の前だね」
「ではさっそく、よろしくお願いします。でも馬と龍を作ってしまったな」
「よろしくお願いします。それなら25への着手の直前に龍を取り、25への着手の直後に馬を取る、というのはどうかな」
「なるほど、そうしよう。ところで、巳は変化と再生を意味するらしいよ」
「蛇が脱皮して成長するイメージだね。今年がそうなるといいなぁ」
「そうだね。まぁまずは取った大駒をうまいこと使っていこう」
「了解…と、よし、新年らしく初王手で詰んだね。おさらいしようか。
・40手で詰んだ
・成は3手目と23手目のみ
・11手目は96角
・15~19 手目は7、3、6、4、5筋の順で5段目に歩を着手した
・21手目は15香
・24手目は21歩
・28手目は端の手
・29、30手目は共に7筋の駒を取る手
・32~34手目では順に、84の同歩で龍を取り、25に着手し、85歩で馬を取った
・35手目は89歩
・36、37手目はいずれも後手香の頭の地点への着手
・38手目の1筋の手に対して39手目に9筋の手で応じた
・40手目の味方の桂の頭の地点への着手が初王手
ということだったね」「うん。指し初めらしい一局だったね」
「「というわけで、本年もよろしくお願いします!!」」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 40手で詰んだ
- 成は3手目と23手目のみ
- 11手目は96角
- 15~19 手目は7、3、6、4、5筋の順で5段目に歩を着手した
- 21手目は15香
- 24手目は21歩
- 28手目は端の手
- 29、30手目は共に7筋の駒を取る手
- 32~34手目では順に、84の同歩で龍を取り、25に着手し、85歩で馬を取った
- 35手目は89歩
- 36、37手目はいずれも後手香の頭の地点への着手
- 38手目の1筋の手に対して39手目に9筋の手で応じた
- 40手目の味方の桂の頭の地点への着手が初王手
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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