詰将棋メモ(2025年3月20日)
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[2025年3月13日最終更新]
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第184回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2025年4月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第184回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第184回出題 担当 Pontamon
今月は54手の長編があるので、簡単な初級2作と上級1作の構成でお送りします。
7手の初級は諏訪冬葉さんからで、8手の初級は担当から。
上級の54手ははなさかしろうさんからで、手数は長いですがやる事は単純で連続の駒取り王手です。
■本出題
■中間ヒント (3月27日頃 作者)
■締め切り前ヒント (4月3日頃 Pontamon)
184-1 初級 諏訪冬葉 作 約数 7手
「6月8日:今日は算数で約数を習った。6の約数は「1,2,3,6」、8の約数は「1,2,4,8」でどっちも4つだった。」
「今日はそうちゃんと将棋をした。7手で詰まされた。そうちゃんに「今日は8の約数の筋の手がなかったね」と言われた。すると、横で見ていたたっくんが「全部の手が6の約数の段だったね」と言った。2人には勝てそうにない。」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 7手で詰んだ
- 8の約数(1,2,4,8)の筋の手はなかった
- すべての着手が6の約数(1,2,3,6)の段だった
184-2 初級 Pontamon 作 隣のマス 8手
「隣のマスへ駒を動かして先手玉を詰めた8手目は初手の隣のマスだった」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 8手で詰み
- 隣のマスへ駒を動かした最終手は初手の隣のマスの手
184-3 上級 はなさかしろう 作 とある連続駒取王手詰 54手
「181-3の連続駒取王手、おもしろかったね」
「うん。あれは3手目スタートだったね。序を長くしたらどこまで行けるかな」
「そう、それをやってみた。54手で詰んだんだけどさ」
「ほう」
「後手は6手目以降王手をかけ続け、8手目以降駒を取り続けたよ」
「ということは、後手の8~54手目が駒取王手でそのまま詰んだのか」
「それから、3の倍数段目への着手は合計19回だったよ」
「3の倍数段目って、3・6・9段目か。19回だと総手数の1/3以上だね…って、数字ばかりだな」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 54手で詰んだ
- 後手は6手目以降王手をかけ続け、8手目以降駒を取り続けた
- 3の倍数段目への着手は合計19回
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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[2025年3月7日最終更新]
推理将棋第182回出題の182-9の解答、第182回出題の当選者(桝彰介さん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第182回出題 推理将棋第182回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
182-9 上級 はなさかしろう 作 巳年の指し初め2025 40手
「あけましておめでとう! 今年は巳年だね」
「謹賀新年! 巳は動物で蛇、龍の次で馬の前だね」
「ではさっそく、よろしくお願いします。でも馬と龍を作ってしまったな」
「よろしくお願いします。それなら25への着手の直前に龍を取り、25への着手の直後に馬を取る、というのはどうかな」
「なるほど、そうしよう。ところで、巳は変化と再生を意味するらしいよ」
「蛇が脱皮して成長するイメージだね。今年がそうなるといいなぁ」
「そうだね。まぁまずは取った大駒をうまいこと使っていこう」
「了解…と、よし、新年らしく初王手で詰んだね。おさらいしようか。
・40手で詰んだ
・成は3手目と23手目のみ
・11手目は96角
・15~19 手目は7、3、6、4、5筋の順で5段目に歩を着手した
・21手目は15香
・24手目は21歩
・28手目は端の手
・29、30手目は共に7筋の駒を取る手
・32~34手目では順に、84の同歩で龍を取り、25に着手し、85歩で馬を取った
・35手目は89歩
・36、37手目はいずれも後手香の頭の地点への着手
・38手目の1筋の手に対して39手目に9筋の手で応じた
・40手目の味方の桂の頭の地点への着手が初王手
ということだったね」「うん。指し初めらしい一局だったね」
「「というわけで、本年もよろしくお願いします!!」」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 40手で詰んだ
- 成は3手目と23手目のみ
- 11手目は96角
- 15~19 手目は7、3、6、4、5筋の順で5段目に歩を着手した
- 21手目は15香
- 24手目は21歩
- 28手目は端の手
- 29、30手目は共に7筋の駒を取る手
- 32~34手目では順に、84の同歩で龍を取り、25に着手し、85歩で馬を取った
- 35手目は89歩
- 36、37手目はいずれも後手香の頭の地点への着手
- 38手目の1筋の手に対して39手目に9筋の手で応じた
- 40手目の味方の桂の頭の地点への着手が初王手
出題のことば(担当 Pontamon)
今年は巳年の作品なのでしょうか?
作者ヒント
先手の元からいた大駒が後手の2~7筋の歩を3段目で取ります。なお、本問の目的を39手以下で達成できたら超正解!です(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
皆さんの予想通り今年は「巳」のあぶり出しでした。3手目の▲33角成と23手目の▲23飛成でどちらも歩を取ります。巳の横棒になる21地点以外の1段目の駒は手付かずで5段目は21手目の▲15香と最終手の△95角以外は全て歩。9段目は19地点と99地点が空いています。
推理将棋182-9 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△42飛、▲33角成、△14歩、▲43馬、△66角、 |
![]() |
条件を見るとかなりの手が明かされているようで、特に28手目以降は1手毎の着手情報が整っていそうです。表に書き出してみます。
手番 | 先手 | 後手 | 備考 |
---|---|---|---|
1手目 | 76歩 | 初 手:3手目に駒成できるのは▲33角成だけなので初手は▲76歩 2手目:3手目が王手になるのであれば事前に王手を避ける手 |
|
3手目 | 33角成 | 4手目:3手目が王手なら4手目はその応手 | |
5手目 | |||
7手目 | |||
9手目 | |||
11手目 | 96角 | 9手目までに角を取る | |
13手目 | |||
15手目 | 75歩 | 35歩 | 15手目:初手の▲76歩を75へ突く手 16手目:33の歩が3手目に取られているのであれば歩の入手が必要 |
17手目 | 65歩 | 45歩 | 事前に▲66歩が必要 |
19手目 | 55歩 | 事前に▲56歩が必要 | |
21手目 | 15香 | 初期配置17の歩が15より先へ移動しているか後手に取られている | |
23手目 | 〇飛成 | 21歩 | 23手目:31手目までに▲84龍の手を指す必要があるので23手目の成は飛成 24手目:初期配置21の桂居なくなっている必要がある歩を入手しておく必要あり |
25手目 | |||
27手目 | 端の手 | ||
29手目 | 7筋駒取 | 7筋駒取 | |
31手目 | 84龍 | 同歩 | 32手目は龍を取る手 |
33手目 | 25〇 | 85歩 | 34手目は馬を取る手。33で成った馬が27手目までに▲85馬へ行く |
35手目 | 89歩 | 後手香頭 | 初期配置89の桂が居なくなっている必要がある。歩を入手しておく必要がある |
37手目 | 後手香頭 | 1筋 | |
39手目 | 9筋 | 後手桂頭 |
34手目の情報によると△85歩の手で先手の馬を取ることになるので、33で成った馬を85まで移動させる必要があるが、29手目から33手目までの先手着手は決まっているので、27手目までに33の馬を85へ移動させる必要があります。▲33角成後の先手着手で決まっていないのは、5手目、7手目、9手目、13手目、25手目、27手目の6手なのですが、11手目の▲96角の手を指すには5手目、7手目、9手目の間で後手の角を取る必要があり、▲85馬のためには5手が残ります。また、15手目から始まる5段目への歩の着手の事前準備としての▲66歩と▲56歩が必要なので▲85馬を指すには3手が残ります。85へ馬が行くには▲66馬、▲75馬、▲85馬の3手が一番速いのですが、15手目から始まる5段目への歩の着手があるので、後手の角を取る手と▲66歩と▲56歩の事前準備をすると、▲66馬や▲75馬を指せません。5段目を横断することができないので、▲85馬への経路は▲43馬、▲53馬、▲63馬、▲85馬の4手が良さそうです。
先手が33から63までの3段目の歩を取るのなら、16手目の△35歩、18手目の△45歩のためには後手は14手目までに少なくとも2枚の歩を入手する必要があります。後手の角は9手目までに先手に取られてしまうので、後手が先手の歩を取りに行くには飛を使うのが良さそうです。3手目の33角成が王手にならないように事前に角筋を止めておく2手目△42飛が良さそうです。先手が▲43馬、▲53馬で歩を取れば42の飛が7段目へ直射するので△47飛不成で歩を取ることができます。先手は後手の角を取る必要がありましたが、後手が歩を入手できるように▲53馬を急ぐ必要がありそうなので、▲22馬で後手の角を取るのが難しくなりました。それに▲56歩と▲66歩の準備手も指す必要があるので気付きましたが、△66角、▲同歩とすれば、角取りと▲66歩の準備の手を一緒にできます。初手から整理してみると、▲76歩、△42飛、▲33角成、△未定、▲43馬、△66角、▲53馬、△47飛不成、▲66歩、△37飛不成、▲96角、△未定、▲56歩、△未定、▲75歩、△35歩、▲65歩、△45歩、▲55歩の19手目まで進めることができました。現時点で後手の未定の手は4手目、12手目、14手目の3手です。
この先の着手条件を見てみると21手目の▲15香、23手目の飛成の手、24手目の△21歩となっています。21手目の▲15香を指すには17の歩が邪魔をしています。また、24手目に△21歩を指すには21に居る桂を動かす必要がありますし、23の後手の歩を先手が取る必要があります。今、後手の飛は△37飛不成で37地点にいるので、△27飛不成、△17飛不成で17の歩を取り去ることができ、飛が17地点から動けば▲15香を指すことができます。つまり、未定だった12手目は△27飛不成で14手目は△17飛不成になり、▲55歩の次の20手目は飛が17地点から移動する手なので仮に△87飛不成としておきます。これで21手目の▲15香を指せます。次に24手目の△21歩ですが、後手は歩を入手済みなので、あとは21地点を空ける課題が残っています。24手目までで後手の未定な着手は4手目なので、4手目を△14歩として、▲15香の次の22手目で△13桂と跳ねて21地点を空けます。23手目は飛成の手なので23の歩を取って▲23飛成とすれば24手目に△21歩を無事に指すことができました。この24手までの途中図が参考図とその手順になります。
参考図:▲76歩、△42飛、▲33角成、△14歩、▲43馬、△66角、▲53馬、△47飛不成、▲66歩、△37飛不成、▲96角、△27飛不成、▲56歩、△17飛不成、▲75歩、△35歩、▲65歩、△45歩、▲55歩、△87飛不成、▲15香、△13桂、▲23飛成、△21歩 まで24手
24手目までの参考図では、53に先手の馬が居て、23に先手の龍が居る状況ですが、この後、龍は84へ、馬は85へ配置するミッションが残っています。84の龍が後手に取られるのは32手目の同歩の手なので▲84龍は31手目です。53の馬は▲63馬の後に▲85馬とすることができるので、▲85馬の次に▲73龍と指せばその次に▲84龍が可能になります。先手のやることはある程度判明しましたが、後手の手はどんなものが残っているのか確認してみます。28手目の端の手と30手目の7筋の駒取りが△84同歩で龍を取る以前に指す必要があるようです。28手目の端の手ですが、持ち駒は歩が2枚ですが、1筋も9筋も後手の歩が盤上にあるので持ち駒の歩を打つことはできません。後手が指せる端の手は現状では△12香、△15歩で香を取る手、△92香、△94歩の4手しかありません。26手目に歩以外の駒を取れれば、その駒を端へ打つ手が可能になります。最終手は後手の桂頭への初王手の着手とのことですが、1筋の桂頭は後手の歩があるので現時点でその地点への着手はできません。もう1枚の後手の桂は初期配置のままの81地点にあるので、82地点は空いているものの、59の玉へ王手を掛ける手は無理そうです。この最終手のことも加味すると、26手目に桂を取って28手目の端の手で桂を打って、その桂頭への手で詰めることになりそうです。59の居玉に端から角で王手を掛けることになるでしょう。15地点は先手の香があると、後手の桂頭ではないので最終手は△95角で、28手目の端の手で△94桂を打てればうまくまとまりそうです。幸いにも20手目に仮に指しておいた△87飛不成の飛があるので26手目は△89飛不成で桂を取ることができます。また、30手目の7筋の駒取りは△79飛不成で銀を外してしまえば△95角に▲68銀の合い駒を指せなくできて一石二鳥です。参考図の続きの25手目からは▲63馬、△79飛不成、▲85馬、△94桂、▲73龍、△79飛不成、▲84龍、△同歩、▲25歩、△85歩、▲89歩と進み、36手目と37手目の後手の香頭への手は△92銀、▲12歩となり、続けて△18飛で玉の8段目への逃げ場を抑え、39手目の▲98香に△95角で詰みとなります。79の飛で69の金がピンされているので▲68金の移動合いはできません。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「このフォント、40手まで縮めましたが39手は行けそうで届かず。龍と馬を並べておいて取るのが奇妙なようで一番速かった…本譜は詰上り全生駒にできましたが成生不問でこのフォントに39手以下で到達できればそちらが超正解、可能ならば是非見たいです。」
■2023年の卯から始まったあぶり出しシリーズの3弾目でしたが、来年の午は如何に。
飯山修さん「66角をすぐ取らず53馬とする手が読めず四苦八苦。ヒントが出る前に解けてやれやれ。」
■△66角ができるタイミングと▲66歩で角を取るタイミングがずらされている上手い条件設定でした。
NAOさん「21歩と89歩を両立させる難解な謎解き。大きい"巳"はお約束。4手目14歩が鍵だった」
■21の桂と89の桂の処理は異なっていました。21の桂は△14桂と跳ね、89の桂は△89飛不成で取られて、後手の桂頭への最終手を実現するために△94桂を早々に指しておく仕掛けでした。
piyoさん「締め切り前ヒントを見てなんとか解答に辿り着きました。後手の角をどう取るかがポイントでした。」
■締め切り前ヒントでは最終手を明かしましたので、詰み上がりの図形と最終手から詰み形を特定しやすかったと思います。
桝彰介さん「わかりませんでした。
条件が多いので手順のイメージはついたのですが、確認に手間がかかりすぎて断念しました。」
■後半の条件はほぼ一手一手に対応していました。
ほっとさん「あとあと効いてくる手(14歩、94桂など)が確定してピースがはまっていき、盤面いっぱいの巳の字が出現するのは気持ちいい。」
■21の桂を移動させておくには桂を跳ねる地点を作るための△14歩か△34歩が必要になりました。
RINTAROさん「66で角を取らせるのが序盤のポイント。中盤以降、必然的に手が決まっていくのがよかったです。」
■先手の▲65歩の手が先にあるので後手角を取る位置は66地点が最適。
原岡望さん「降参です。詰上がりすら想像できません。後手 95角 94歩 先手86/84 玉? 曲詰?は苦手です」
■今年の干支の「巳」のあぶり出しでした。
正解:6名
飯山修さん NAOさん piyoさん はなさかしろうさん
ほっとさん RINTAROさん
(総評)
飯山修さん「毎月第1週は忙しかったが今回はのんびりできる」
■いろんなところの解答締め切りが月の初旬に固まっていますからね。
NAOさん「年賀詰の大量出題ごちそうさま。難易織り交ぜ、楽しめました。」
■大量出題の解図に加え余詰探索、お疲れ様でした。
諏訪冬葉さん「4以降は全く浮かばないのでここまで」
■ちょっと問題数が多過ぎましたか...。
piyoさん「正月問題を初めて全部解けました(たぶん)。少しは上達しているのかも。
問題を作れる人はすごいなぁといつも思います。」
■全問正解、おめでとうございます。この調子で解図を続けると、自分で作りたくなると思います。あまり凝らずに、簡単なものからの投稿をお待ちしています。
はなさかしろうさん「「今年って西暦何年だっけ?」というのが年々甚だしくなっていまして、年賀推理将棋が少しでも歯止めになっていると良いのですが。といいつつ、来年の問題をもう考えたりして、節分前から鬼に笑われてしまいそうです。」
■担当作は昨年の11月に作成し、12月には2026年用の年賀推理の投稿がありました。鬼も呆れる再来年の問題作成状況でした。
占魚亭さん「なんとか5問解けました。もう1,2作解きたかったですが降参です。」
■解答、ありがとうございます。一桁の問題は1問だけなのに出題数が多過ぎましたね。難易度分けを手数でやらずに182-8を中級か初級にしていれば取り組んでいただけたのかも。
るかなんさん「元日に7問解けたので縁起は良かったかな。」
■出題当日に7問も解かれていたのですね。
桝彰介さん「年賀詰めの解答を出したのは初めてですが、解いてみると結構出来たので良かったと思います。」
■解答、ありがとうございます。
ほっとさん「超難問は無かったものの、やはり出題数が多いのはきついです。」
■来年は出題方法など考慮したいと思います。
RINTAROさん「6、7、9は最終ヒント頼み。」
■年賀推理は甘めの締め切り前ヒントが出ますので来年も活用してください。
原岡望さん「9題は流石に多い気がします。2月3月に振り分けてもよいのでは?」
■来年の出題の参考とさせていただきます。でも3月まではちょっと引っ張り過ぎかも。
推理将棋第182回出題全解答者: 15名
中村丈志さん 飯山修さん NAOさん 諏訪冬葉さん
piyoさん はなさかしろうさん 占魚亭さん るかなんさん
桝彰介さん ほっとさん RINTAROさん Miyaさん
原岡望さん 御原真尋さん テイエムガンバさん
当選: 桝彰介さん
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[2025年3月6日最終更新]
推理将棋第182回出題の182-8の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第182回出題 推理将棋第182回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
182-8 上級 NAO 作 2025年の指し初め 25手
「指し初めの将棋、25手目に25地点の玉を詰ませて勝ったよ」
「3手目以降王手を掛け続けての圧勝だね。王手を掛けた成駒の着手地点は1段目を含む7か所、中段玉の着手地点も7か所か。駒を取る手はなかったね」
さて、指し初めの一局とはどんな将棋だったのだろうか。
そして2025年、貴方の勝負手は?(条件)
- 25手目に25地点の玉が詰んだ
- 先手は3手目以降王手を掛け続けた
- 成駒(成る手を含む)の着手地点は1段目を含む7か所
- 中段(4~6段目)玉の着手地点は7か所
- 駒を取る手はなかった
出題のことば(担当 Pontamon)
成駒の条件は成る手を含みます。つまり成駒が居る地点と居た地点合わせて7地点です。
作者ヒント
11手目は1段目への着手(NAO)
締め切り前ヒント
駒成地点を含め7回目の成駒着手は19手目の▲46馬の王手。25地点の後手玉を突き歩で詰めます。
推理将棋182-8 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△34歩、▲33角不成、△62玉、▲51角不成、△52玉、 |
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2024年のトリの問題では11連続王手中に9連続の駒取り王手の条件がありましたが、年が明けると今度は3手目からの駒取り無しの12連続王手です。
3手目からの連続王手とのことですが、駒取りなしの条件があるので序の3手は▲76歩、△34歩、▲33角不成しかありません。5手目に王手が掛かるように4手目は△62玉と逃げて▲51角不成の王手に△52玉と戻り、33地点を経由して中段への脱出を図ります。7手目の王手は▲62角成で馬での王手になり、△42玉に▲52馬と追って、△33玉に▲42馬とします。玉の逃げ場は△44玉だけなので▲33馬で玉を追います。その後も馬で王手を掛けて25手目で詰ましたのが参考図の手順となります。途中、千日手にならないように▲33馬、△35玉、▲44馬、△24玉の部分は2回繰り返すことによって25手で詰ましたのですが、後手玉が詰んだのは25地点ではなく14地点なので失敗でした。
参考図:▲76歩、△34歩、▲33角不成、△62玉、▲51角不成、△52玉、▲62角成、△42玉、▲52馬、△33玉、▲42馬、△44玉、▲33馬、△35玉、▲44馬、△24玉、▲33馬、△35玉、▲44馬、△24玉、▲35馬、△15玉、▲16歩、△14玉、▲15歩 まで25手
△24玉には▲33馬で王手するしかないのですが、後手玉は△35玉以外に△45玉と逃げることもできるので、14手目を△45玉としてみると、次の王手の手は玉の逃げ道を残すために▲55馬になります。唯一玉が逃げることができる△35玉と指します。17手目の王手は▲45馬と▲46馬の2つがありますが、▲46馬とすると△25玉しか指せず、その後は▲36馬、△15玉、▲16歩、△24玉、▲46馬、△14玉、▲15歩、△25玉、▲26歩 までの27手詰となり手数オーバーです。なので17手目は▲45馬の王手になります。続けて、△24玉、▲46馬、△15玉、▲16歩、△14玉、▲15歩、△25玉、▲26歩 までの25手で詰みとなりました。
念のため他の条件も確認してみると、成る手を含む成駒の着手地点は1段目を含む7か所とのことですが、7手目▲62角成、9手目▲52馬、11手目▲51馬、13手目▲33馬、15手目▲55馬、17手目▲45馬、19手目▲46馬の計7か所でした。次に、中段の玉の着手地点7か所は、12手目△44玉、14手目△45玉、16手目△35玉、18手目△24玉、20手目△15玉、22手目△14玉、24手目△25玉になっていて条件をクリアしています。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん(作者)「13手目33馬までは駒取りなし連続王手の定跡。」
■その後25手で詰むまでの手順には▲95歩までの手順などもあるけど、25の玉が詰む条件設定が7絡みなのが見事でした。
飯山修さん「これは大サービス問題。初級と入れておけば1番のあとここから解こうとする解答者もいたと思う。
2023年に23手問題で出そうとしたが25馬で詰むので2年待ったのかも。」
■今年が午年ならもっと良かったのですが、残念ながら巳年。23手だと▲15歩で詰む2手順もありますね。
はなさかしろうさん「駒取りなしの連続王手で中段に追い出せる手順があるとは! 後半は一転、年賀条件を揃えて玉の軌道を描くのも楽しく、易しくて解後感も抜群の年賀問題でした。」
■駒取りなしの連続王手の定跡とのこと。担当は、推理将棋の手順の定跡化は考えもしてませんでした。
るかなんさん「この手数の知恵の輪をわずか2行で制御できるとは。」
■13手目までは定跡とのことで、駒取りなしの連続王手の条件で決まっているので後半の条件設定だけとは言え年賀条件を取り入れての設定は見事ですよね。
桝彰介さん「手順は易しいので、条件に合った着手になってるかの確認だけ気をつけました。」
■中段の玉位置の数、成駒着手地点の数の確認が必要でした。
ほっとさん「駒を取らずに王手をかけ続けるには10手目までは必然なので、手数の割には易しい。」
■前半は必然の手とのことで、最後は25地点で玉が詰むことが分かっていると解図は比較的簡単になりますね。
RINTAROさん「こちらもスラスラと解けました。」
■手数の割には簡単な問題だったようです。
原岡望さん「馬の細かい動きが見どころ」
■一段目の手の指定があるので▲51馬からの▲33馬と次の▲55馬が2マス移動でしたが、あとは3手目以外の王手は1マス移動の連続の細かな移動でした。
正解:10名
飯山修さん NAOさん piyoさん はなさかしろうさん
るかなんさん 桝彰介さん ほっとさん RINTAROさん
原岡望さん テイエムガンバさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2025年3月5日最終更新]
推理将棋第182回出題の182-7の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第182回出題 推理将棋第182回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
182-7 上級 はなさかしろう 作 まだ馬には早すぎる2025 14手
「あけましておめでとうございます! 今年は9年ぶりだねぇ」
「謹賀新年! おぉ。今回、段は無理だから筋で行こう」
「Happy New Year !! おや、指し初め? 14手で詰んだね」
「11手目には初手の駒種を3手目の着手地点に着手したよ」
「最終手は角不成だ。今年は巳年、まだ馬には早すぎる」
「なるほど。でも、年賀には弱いかな。指し初め感薄くない?」
「「そうでもないと思うけど。各着手の筋の数の積は2025だからね」」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 14手で詰んだ
- 各着手の筋の数(計14個)の積は2025 ※
- 11手目には初手の駒種を3手目の着手地点に着手した
- 最終手は角不成
※ ▲76歩△34歩▲22角成△同銀 の4手の場合、各着手の筋の数の積は7×3×2×2=84、
という要領で計算します。同の手も着手筋の数を用いてください。
出題のことば(担当 Pontamon)
9年前は先手着手6手の筋と段の数字12個の積が2016でした。今回は双方の着手の筋の数字14個の積が2025です。
作者ヒント
13手以下で2025ができたら超正解。ぜひご教示ください。本譜の14手では先手の7手分の積も後手の7手分の積も共に45です(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
2025=3×3×3×3×5×5なのですが、3筋は4回ではなく、5筋2回+3筋2回+9筋1回の手と残りの手は掛けても積が変わらない1筋の手が9回になります。9筋の手は▲98香、3筋着手は2回とも同じ駒で5筋の手は▲58金右と△57角不成です。
推理将棋182-7 解答 担当 Pontamon ▲98香、△14歩、▲18飛、△13角、▲16歩、△35角、 |
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14手の各着手の筋の数字の積が2025になっているとのことなので、着手筋の情報を得るために2025を素因数分解してみます。2025の各桁の数字の和が3の倍数になっているので2025は3で割り切れます。答えは675で、この数字も3で割り切れます。答えは225ですが、この225も3で割り切れて答えは75.更にこの75も3で割り切れて25になります。また、25は5で割り切れて答えは5です。つまり、2025は3で4回割って、更に5で割ると5になる数字であることが分かりました。3×3×3×3×5×5が2025になるというわけです。着手は14手もあるのに素因数分解すると3が4つと5が2つの計6個しかないので他の8手の着手を指すと積が2025を超えてしまいそうですが、何回1を掛けても数字は変わらないので、残りの8手は全て1筋の着手になります。
そこで四苦八苦して導き出したのが、1筋着手8回、3筋着手4回、5筋着手2回の参考図の手順になります。条件を確認してみると、何と最終手は角不成とのことですし、11手目は初手の駒種(銀)を3手目の着手地点(36)に着手する▲36銀でなければいけないところを▲58金右と指しているので条件を全然クリアできていませんでした。角不成がある手順として、3筋着手を2回に減らす代わりに9筋の着手を指して、1筋着手を9回にした手順、▲16歩、△14歩、▲15歩、△13角、▲14歩、△57角不成、▲58金右、△12飛、▲36歩、△14飛、▲98香、△19飛成、▲17桂、△39龍 まで14手の手順もありましたが角不成の手が途中にあるだけで最終手ではありません。
参考図:▲38銀、△14歩、▲36歩、△15歩、▲16歩、△同歩、▲17桂、△同歩成、▲37銀、△56桂、▲18飛、△同と、▲58金右、△39飛 まで14手
最終手が角不成とのことですが、着手できる筋は1筋、3筋、5筋と場合によっては9筋の筋しか着手できません。着手筋の制限があるので先手の角を取って、好きな地点へ角を打つことはできないので後手の角が動いて最終手で角不成の王手ができる手順を考えてみると、△34歩、△55角、△37角不成の順が容易に浮かんで来ます。▲同桂の手を指せないように、事前に▲16歩、▲17桂を指しておけば良いのですが、△37角不成の王手に対して、▲68玉と逃げたり、▲48金や▲48銀、▲48飛の合い駒ができるので最終手が△37角不成は駄目です。別の角不成の手を考えてみると△14歩、△13角、△57角不成の手順がありますが、着手筋条件のために△57角不成が王手になる位置へ玉を移動させておくことはできません。角で先手玉に王手ができないのに最終手が角不成とはどういうことでしょうか。それは空き王手しかありません。先手玉はたとえ動いたとしても▲58玉しかできないので、居玉のままで空き王手を掛けられるはずです。空き王手の際に48地点や68地点へ玉が逃げれないようにするには参考図でも指した△56桂を指しておいて、39地点に角、19地点に飛を配置して△17角不成の空き王手がありそうですが、桂も飛も17地点での角不成で取る必要があり手数オーバーの20手くらいになりそうです。よって、48地点と68地点を抑えるのは、最終手の△57角不成が有力です。49の金は▲58金右で58地点を埋める手を指すとして、39の銀は▲39角不成で取って空き王手の扉にします。飛の配置場所は着手筋の制限から△19飛になりますが、その為の飛を取る手は▲18飛から▲17飛としたものを△17角不成で取ることになります。つまり、後手の角は△13角、△35角、△17角不成、△39角不成、△57角不成の順で動くことになります。初手から指してみると、▲16歩、△14歩、▲18飛、△13角、▲17飛、△35角、▲18香、△17角不成、▲58金右、△39角不成、▲17桂、△19飛、▲15歩、△57角不成 までの14手目の角不成の手の空き王手で詰む手順が見つかりました。しかし、着手筋の手を数えてみると、1筋が10回、3筋が2回、5筋が2回の計14手なので、5筋の手の数は良いのですが3筋の手が足りていません。3筋の手が2回の場合は9筋の手を1手入れなければいけないので、1筋の手をひとつ減らして9筋の手を指せば良いはずです。また、11手目の条件もクリアできてないのでそれも含めて手順の修正が必要です。指してみた手順の中の13手目の▲15歩の手はそのタイミングで先手が唯一指すことができる1筋の手でしたが、この手の代わりに9筋の手を指せば着手筋の筋の数字の積が2025になります。11手目は3手目と同じ地点への手なのですが、先手の着手で同一地点への着手は、17地点の▲17飛と▲17桂、18地点の▲18飛と▲18香の2組です。3手目に指せないのは▲17飛なのでこの組の場合は▲16歩の初手に3手目の▲17桂を指すことになりますが、初手で指した駒種の歩を11手目に17地点へ指すことはできません。よって、3手目と11手目の着手地点は18になりますが3手目に指した駒は18地点から動かなければ11手目に18地点への着手ができないので、3手目は▲18飛でその後▲17飛を指すので18地点が空き、11手目に▲18香を指せば良いのです。となると、初手は11手目の同じ駒種の着手でなければいけないので、▲15歩の代わりに9筋着手をすることと合わせて初手▲98香が決まります。したがって、初手から▲98香、△14歩、▲18飛、△13角、▲16歩、△35角、▲17飛、△同角不成と進みます。▲18香の手は11手目に取っておく必要があるので次の9手目は▲58金右で続けて△39角不成に▲18香、△19飛、▲17桂、△57角不成 の空き王手で詰みとなりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「2016年に、次に西暦年が1桁の数の積で表せるのは2025年だなぁ…と思っていたのですが、いざ来てみると案外作りにくい。筋の積にしましたが13手以下では思いつかず、1筋の手がかさみました。14手のバリエーションから最終手角不成を選んだので難問だったかもしれません。2048年も年賀推理将棋を作っていられたらいいなぁ…ということで、本年もよろしくお願い申し上げます。」
■2048は2の11乗ですね。2筋だけの11手作は無理そうだけど棋譜に2が11箇所あるという条件ならあるかも。あっ、2筋11回ではなく本問のように2つ使えば4筋着手になるし、3つなら8筋着手も使えますね。
飯山修さん「こんな無茶ぶりのような条件が成立してしまう事が不思議」
■9年前から構想を温めていたのかも。
NAOさん「2025=3^4×5^2の組み合わせなら、初めは3筋4回+5筋2回+残り1筋かと予想したが外れ。
3^4は3筋2回+9筋1回だったのか。」
■どうしても素因数分解したときの素数を使いたくなりますね。
るかなんさん「素因数分解からそれらしい形はすぐ見えたので謎解きは終わった、と思っていたら初手に度肝を抜かれました。」
■3手目と11手目が絡み合った初手。これも因数分解みたいな感じかな。
桝彰介さん「わかりませんでした。積が2025になる条件は良い発想だと思いました。」
■この作者の得意分野のような印象があります。
ほっとさん「よく考えると24678筋に着手できないため手は限られている。
1筋を使いまくるのがユーモラス。」
■まさかの9筋着手が見事でした。
RINTAROさん「最終ヒント様様です。」
■出題多数の年賀推理ので大甘な締め切り前ヒントでした。
原岡望さん「これも最終手のヒントで解決です」
■1筋違いの筋の着手を明かす大盤振る舞いでした。
御原真尋さん「積が2025という発送から斬新で楽しかったです。2025=3^2×5^2と計算してから、1筋が8手以上も含まれるというその多さに驚きました。」
■何度掛けても値が変わらない1の特性を生かした作図でした。
正解:10名
飯山修さん NAOさん piyoさん はなさかしろうさん
るかなんさん ほっとさん RINTAROさん 原岡望さん
御原真尋さん テイエムガンバさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2025年3月2日最終更新]
推理将棋第182回出題の182-6の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
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182-6 上級 Pontamon 作 令和7年、2025年の指し初め 13手
「令和7年の指し初めだから、何か特別ルールで指そうか?」
「それじゃ、筋と段の数字を足したら7になる手を[7年の手]と呼ぶことにして、相手が[7年の手]を指したら応手も[7年の手]を指すことにしよう。無限の[7年の手]は無理だからその2手で一段落で、その後に再度[7年の手]があったらその応手も[7年の手]だぞ」 ※
「了解。よろしくお願いします。では、早速...」
:
「棋譜に「寄」が付く13手目の手で詰みだな」
「7手目までに[7年の手]の応酬が2回あったけど、取り扱い方を決めていなくて心配していた同の手は無かったのは良かったね」
「横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手が2手連続と駒を取る手に必ず応じた手だけだったな」
「終局時に駒台には2枚の駒があったね」「飛の手は無く、横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手が2手連続と駒を取る手に必ず応じた手だけだったな」
「5手目が[7年の手]だったのは意外だったな」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 棋譜に「寄」が付く13手目の手で詰み
- 7手目までに[7年の手]に[7年の手]で応じる応酬が2回あった ※
- 同の手なし
- 横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手が2手連続と駒を取る手に必ず応じた手のみ
- 終局時、駒台には2枚の駒があった
※[7年の手]:筋と段の数字を足したら7になる地点への着手
出題のことば(担当 Pontamon)
先手なら[7年の手]の駒打ちの可能性がありそうですが、それは紛れ筋なのかも。
作者ヒント
初手は[7年の手]の▲16歩で2手目の候補は2地点。大駒の手はありません(Pontamon)
締め切り前ヒント
12手目はもちろん後手の金寄の手ですが、最終手は馬寄ではなく小駒の成駒で棋譜に寄が付く手です。
横移動の手は、『棋譜に「寄」が付く手が2手連続』と『駒を取る手に必ず応じた手』だけですが、駒を取る手に「寄」が付く手で応じることも可能です。
余詰修正
会話の「[7年の手]の応酬が2回」の前に「7手目までに」を追加し、条件の「[7年の手]に」の前に「7手目までに」を追加
修正2
会話と条件での「棋譜に「寄」が付く手2回」の部分の「2回」を「が2手連続」に変更
推理将棋182-6 解答 担当 Pontamon ▲16歩、△34歩、▲17桂、△33桂、▲25桂、△52金左、 |
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本問では余詰を出してしまい、しかも余詰修正が2回という結果は情けないところです。この解説では出題時の元条件で解説させていただきます。
棋譜に寄が付く手は珍しくもなく、8手詰では金寄の手が出てきますし、馬寄の手は9手詰で出て来てこの馬寄の手で詰む手順も9手詰で可能です。一番短手数で出て来る金寄ですが、金寄の手で詰ますとなると、金2枚を取ってそれらの2枚の金を打ってようやく金寄の手を指せるので手数が掛かりそうです。(おそらく14手)寄が付く手はこれら金寄と馬寄の手でよく見かけていますが、13手では金寄の手で詰ますことができそうにないとなると馬寄の手で詰ますのが有力です。しかし、9手詰で出て来る馬寄で詰ます手順があるので13手詰となると先後それぞれに2手余分に指すことができるので余詰がわんさか出て来そうです。それを抑制しているのが、横移動の手の制限と着手した地点の筋の数字と段の数字を足したものが7になる[7年の手]の条件なのでしょう。この[7年の手]は16地点と61地点を結ぶ斜め線上の地点への手になるので、16地点だと▲16歩、25地点だと2筋の歩とか桂を2回跳ねる手や持ち駒を打つ手でしょうか。34地点は△34歩であることが濃厚ですが、勿論駒打ちもありそうです。43地点は初期配置で歩がある地点なので先手がこの歩を取る手とか△44歩で空いた43地点へ駒を打つ手もありそうです。52地点は金が上がる手とか先手が後手の角を取って▲52角と打つ手がよく出てきます。61地点の手は金を取る手や△61玉などがありそうです。
横移動の手は自由に指すことはできず、駒取りの手の直後に指すか、棋譜に寄が付く手であれば自由なタイミングで指すことができますが寄が付く手は2回に制限されています。これらの条件を踏まえて指したのが参考図の手順になります。通常なら▲76歩、△34歩、▲22角成で後手の角を取るところですが、△34歩が[7年の手]なので[7年の手]で応じる必要があり、先手が指せる[7年の手]は▲16歩しかありません。そこで3手目に▲16歩を指してみると参考図の手順で初手と3手目に手順前後が可能だったことが分かります。解図できたと思っていたのに手順前後が可能とになると何かクリアしていない条件があるはずです。詰み上がり図を確認すると、持ち駒は先手の持ち駒の銀1枚だけなので「終局時、駒台には2枚の駒があった」の条件を満たしていませんでした。
参考図:▲16歩、△34歩、▲76歩、△42金、▲22角成、△41玉、▲12角、△44歩、▲21角成、△51金、▲43桂、△52金寄、▲31馬寄 まで13手
参考図の手順を少し変えると終局時に持ち駒が桂と銀の2枚になる手順の▲16歩、△34歩、▲76歩、△42金、▲22角成、△41玉、▲15歩、△44歩、▲43角、△52金寄、▲21角成、△51金寄、▲31馬寄 まで13手の手順がありますが、2手連続の寄の手に目が行きますが10手目の△52金寄も寄が付く手なので計3回となるのて条件をクリアしていません。他にも馬寄の手で詰ますことができる手順はいくつかありますが、寄の回数や持ち駒の枚数が条件に合っていなくて解図に成功しません。そうなると、馬寄の手で詰ますことを考え直す必要がありそうです。棋譜に寄かせ付く手を指せるのは、横移動ができる同種の駒種が2枚以上が必要なので駒種としては金と馬以外に、と金、成香、成桂、成銀、飛、龍があるはずです。これらの駒種で13手で寄の手で詰ますことができる形を考えてみると、予想外に少なく、成香寄と成桂寄の2種だけのようです。馬以外の成香や成桂で寄が付く手を指せるのは13手目が最速なのでもう1回の寄が付く手は後手の金寄しかありません。[7年の手]の制限条件があることを考えると、▲25桂を指せるので成桂寄で後手玉を詰ます手順を考えるのが良さそうです。初手から▲16歩、△34歩、▲17桂、△33桂、▲25桂の順なら、初手の[7年の手]に対して[7年の手]で応じる2手目△34歩が△33桂を指す準備になっています。5手目の▲25桂は[7年の手]なので[7年の手]で応じなければいけませんが、34地点は埋まっていますし、43地点と61地点には初期配置の駒が居るので6手目は52地点の手になります。6手目の52地点の手として△52飛は横移動の手なので指すことができないのでどちらかの金が52地点へ上がる手が6手目になります。7手目は成桂寄の手を指すために必要な桂を入手する▲33桂成なので、この駒取りの手に対して後手は8手目に横移動の手を指す必要があります。8手目に横移動ができるのは、51の玉、52の金、82の飛ですが、成桂は33地点に居るので詰まされる後手玉が3筋へ近づく△41玉が良さそうです。つまり、6手目の52地点へ上がる金は41の金になります。6手目からは△52金左、▲33桂成、△41玉です。この後は、9手目に桂を打って、11手目にその桂が成って2枚目の成桂を盤上に作り、13手目に成桂寄の手で後手玉を詰ますシナリオです。玉は41地点に居るので成桂寄の手は32地点になるので桂成の手は22地点で決まりです。もし▲23桂成で成桂を作ってからその成桂を32地点へ移動した場合の棋譜は▲32成桂右になってしまうからです。▲22桂成をするためには▲14桂か▲34桂を指す必要がありますが、34地点には後手の歩が居るため9手目は▲14桂で決まりです。11手目の▲22桂成で角を取ることになるので12手瑠は横移動の手を指す必要があります。12手目の横移動の手は玉の退路を塞ぐことになる△51金寄になり、13手目の▲32成桂寄で後手玉を詰ますのですが、持ち駒は22の角を取った1枚だけなので最終手の▲32成桂寄で2枚目の持ち駒を取れるようにするために10手目は△32銀とすれば解図が完了となります。
余詰について
NAOさんからの余詰指摘手順は下記の通りです。
横移動の手として当然検討しなければいけない飛の手ですが、[7年の手]との関連で、△52飛しか検討していませんでした。粗検、大変申し訳ありませんでした。
元条件での余詰
▲16歩、△34歩、▲76歩、△32銀、▲22角成、△92飛、▲65角、△52金左、▲43角成、△41玉、▲96歩、△51金寄、▲32馬寄 まで13手
修正条件での余詰
▲16歩、△34歩、▲76歩、△62金、▲22角成、△52金寄、▲25角、△42玉、▲14角、△33桂、▲23角成、△92飛、▲33馬寄 まで13手
なお、元条件での余詰には下記の手順もありました。(最初の修正で除外されます)
▲76歩、△34歩、▲16歩、△62金、▲22角成、△72金、▲54角、△32銀、▲43角成、△52金、▲32馬寄、△62金左、▲42馬寄 まで13手
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
Pontamon(作者)「「寄」が付く手は過去作では金寄と馬寄しか無いですが、他の駒種だと何手で出て来るのかを調べていました。飛寄だと12手、次に短いのが成香寄と成桂寄の13手で駒種を伏せるには寄の手で詰むようにして馬寄を排除する条件にすれば行けそうな感じでした。手順を眺めていたら[7年の手]で手順前後や駒の非限定を解決できそうなので年賀用に転用しました。でも、余詰検討が足りていませんでした。」
飯山修さん「この問題だけわからずヒント待ちだったが作者の親切な大甘ヒントで助かった」
■余詰修正を2回もしてしまいお恥ずかしい次第です。m(_ _)m
NAOさん(双方解)「7の手は16~61のライン。"7手目までに"追加により序の限定が高まって16と25を使う桂活用が本命となった。」
■最初の修正では「飛の手なし」を検討していましたが、作者ヒントで大駒の着手なしにする予定だったので「7手目までに」にしたのが足りていませんでした。でも、▲42馬寄までの余詰があったのでどちらにしても修正が足りていなかったのですが...
piyoさん「成桂の筋は自力では思い浮かばず、中間ヒントを見て初めて考え始めました。
なお、「駒を取る手に必ず応じた手」の「必ず」の意味が最初よくわからず、解けてからもこの手順で合っているのか少し不安がありました。
「横移動の手は、棋譜に「寄」が付く手が2手連続と駒を取る手に応じた手のみ」だけでなく、「駒を取る手には必ず横移動の手で応じた」という意味も含んでいるので「必ず」なのでしょうか?」
■分かりにくい表現だったようで申し訳ありませんでした。締め切り前ヒントで『』を追加して「だけ」は2つの『』の場合だけで、「必ず」は駒を取る手とのセットなのです。駒を取る手の次の手は必ず横移動の手に限定されます。「だけ」と合わせると寄が付かない横移動の手は直前の手が駒取り以外では指せないのでした。条件を分けるか、直前ヒントでの補足(担当作だからできたズル)のように『』で囲むべきでした。
はなさかしろうさん「「寄」は金と金または馬と金かと思いきや、[7年の手]条件に導かれて意表の成桂登場。▲1六歩~▲2五桂の展開で両立の難しい2条件が同時に解消されて手応え良かったです。」
■慣れ親しんだ金寄と馬寄へ思考が向かうように、寄の手の駒種を伏せました。13手と長めの問題ですし、年賀推理ということで早くに解いてもらうために作者ヒントでは成桂寄の筋が見えてくる大甘ヒントにしました。
るかなんさん「「必ず応じる手」の意図がなかなか腹落ちせず苦労しました。」
■単に「駒取りの手に横移動の手で応じた」だと1回実現すれば条件に合ってしまうので、複数回の駒取りがあってそれら全てに横移動の手で応じるようにしたかったのでした。
桝彰介さん「わかりませんでした。7年の手の条件が面白かったです。」
■年賀推理だからこそ使える[7年の手]でした。年賀推理だと特別ルールで対局する状況設定に違和感がないので。
ほっとさん「合っているかどうか不安。」
■条件が分かりにくいと正解手順でも不安になりますね。
RINTAROさん「「駒を取る手に必ず応じた手」という表現が分かりにくいので、これであっているのか不安です。」
■作意の詰み上がりでは手順中に同の手が入る場合と入らない場合がありますが、どちらにせよ横移動の手は駒取りの直後の2回になるので「必ず」は不要に感じますが、飛が横に動く手が入る余詰手順では飛の横移動の手ではなく△92香のような手を指しても詰んでしまいます。駒取りに応じる横移動の手を一度でも実現したら良いと解釈されないように「必ず」が必要でした。
原岡望さん「「7年の手」は面白い条件です。何年かは同様の条件が使えますね」
■筋と段の数字を足さなくても、指し初めの特別ルールとして[〇年の手]を自由に定義すればいいので使えますね。
正解:9名
飯山修さん NAOさん piyoさん はなさかしろうさん
るかなんさん ほっとさん RINTAROさん 原岡望さん
テイエムガンバさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
[2025年3月1日最終更新]
令和6年(2024年)の詰将棋の最優秀作品(ネット発表作品も対象)を表彰する令和6年度看寿賞。詰将棋パラダイス2025年3月号で候補作品の推薦募集が始まった。Webサイト(詰将棋パラダイス)からも投票できる。受賞作品は同誌2025年7月号で発表され、全国大会で表彰される予定。これまでの受賞作品は、全日本詰将棋連盟で鑑賞できる(下記リンク)。
例年受賞作が発表された後でこの作品の方が良いとかいろいろな意見がでるが、事前に誰でも推薦できる制度があるのだから、お気に入りの作品がある人は、まずは一般推薦に参加して意見を表明しよう(3月末まで)。
関連情報: 令和5年度看寿賞 (令和4年 3年 2年 元年 平成30年
29年 28年 27年 26年 25年 24年 23年 22年
21年 20年 19年 18年 17年 16年 15年)
2025年3月1日 参考:詰将棋パラダイス 詰将棋学校上半期半期賞受賞作品
2025年3月1日 参考:将棋世界 詰将棋サロン年間優秀作品
2025年3月1日 参考:記録更新作品
2025年3月1日 参考:七種合作品
2025年3月1日 参考:煙詰作品
2025年3月1日 参考:200手以上の長手数作品
2025年3月1日
[2025年3月15日最終更新] ネット詰将棋
2025年2月の将棋雑誌での詰将棋の話題やホームページでの2月出題について。
関連情報: ネット詰将棋・解答募集中 Web Fairy Paradise
おもちゃ箱: 詰将棋情報(他の月の詰将棋はここから) 展示室 推理将棋
===== ネット詰将棋3月の出題 =====
日本将棋連盟懸賞詰将棋3月出題
2025年3月15日、日本将棋連盟で、2025年3月出題分(出題・ 田中魁秀九段)
めいまが
2025年3月10日、めいまがで、めいまが 2025年3月号
2月のトップ詰将棋結果
2025年3月7日、詰将棋パラダイスで、2月のトップ詰将棋結果発表
【解答数】145名→誤解12名
棋まめ将棋教室今月の詰将棋
2025年3月1日、棋まめ将棋教室で、今月の詰将棋(3月)
#929 第一感でパチパチと(5手必至)
2025年3月1日、将棋レッスン ワン・トゥ・ワンで、創作必至(#929)をアップしました
詰将棋駒の舞(新館)で今月の新題
2025年3月1日、詰将棋駒の舞(新館)
2025/03-1:新題:「詰図の舞」「小文字ギリシャ・ν(ニュー)」:17手詰
2025/03-2:新題:15手詰
詰将棋パラダイス今月の懸賞詰将棋
2025年3月1日、詰将棋パラダイスで、3月の懸賞詰将棋。締切は4月1日午前6時。
「今月の懸賞詰将棋 【作者】沖 昌幸 【手数】11手 → ヒント →解答送信(Response Form)」
おもちゃ箱、展示室で3月の詰将棋
2025年3月1日、おもちゃ箱の展示室で、3月の詰将棋出題。解答締切は2025年3月末。
「ドキドキひなまつり 大道棋に挑戦!
・ドキドキ展示室 No.135 TETSU
・ドキドキ展示室 No.136 金少桂
・ドキドキ展示室 No.137 TETSU
・ドキドキ展示室 No.138 金少桂」
日本アマチュア将棋連盟懸賞詰将棋
2025年2月27日、日本アマチュア将棋連盟で、懸賞詰将棋今月の出題 (須藤大輔さんの作品)と前月の解答。締切り3月15日。
将棋を孫に伝える会懸賞
2025年2月27日、日本アマチュア将棋連盟で、将棋を孫に伝える会懸賞。締切り3月15日。
高槻市広報の詰将棋
2025年2月25日、高槻市で、詰将棋 第31問から
第34問浦野真彦八段からの出題
===== 詰将棋パラダイス3月号 =====
詰パラ3月号
2025年3月14日、富山県将棋情報で、詰パラ3月号
詰パラ3月号到着
2025年3月4日、創棋会通信+α Ⅱで、詰パラ3月号到着
詰パラ3月号発売
2025年3月1日、詰将棋パラダイスで、3月号発売
「短編コンクール結果発表:9手詰50題の競演、いよいよ結果発表!
詰将棋解答選手権:初級・一般線の会場情報」
===== 将棋世界4月号 =====
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