推理将棋第186回出題(6月10日まで)
[2025年6月3日最終更新] 締め切り前ヒント
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第186回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2025年6月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第186回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第186回出題 担当 Pontamon
初級は担当からの10手で中級はけいたんさんからの12手の作品です。
上級は184-3のスピンオフ作品でNAOさんからの54手です。
■本出題
- 186-1 初級 Pontamon 作 小駒は1回、大駒は1つの筋 10手
飛車を1回だけ振る手筋だと小駒の手は1回では済まない。同じ筋へ飛角を指すならあの手筋。 - 186-2 中級 けいたん 作 48角成まで12手で詰み 12手
10手目の打の手の駒種を推理しましょう。先手なら香打がありそうですが後手の10手目だと...。 - 186-3 上級 NAO 作 もう一つの連続駒取王手詰 54手
184-3の手順を変更して4筋と6筋の着手を8回ずつに出来ればいいのですがそうは問屋が卸さない。
■中間ヒント (5月27日 作者)
186-1初級:大駒着手は6回(Pontamon)
186-2中級:両王手(けいたん)
186-3上級:序盤は184-3の手順と同じで、途中枝分かれし、収束でまた合流します。
途中開き王手が2回あります。先手の駒取りは、3,5,39,47,49手目。(NAO)
■締め切り前ヒント (6月3日 Pontamon)
186-1初級:はてるま手筋では駒成が必要。△15角との連携で37の飛が△39飛不成とする両王手だと1筋の大駒の手が必要。本問は3筋の大駒の手だけで飛と角での両王手を実現させます。
186-2中級:端の手は2回とも15地点への角の手です。
186-3上級:13手目の合駒の手は▲58歩ではなく移動合いです。また、184-3では28手目だった△37飛成の王手は20手目でも可能ですが本問では22手目になります。
186-1 初級 Pontamon 作 小駒は1回、大駒は1つの筋 10手
「10手で詰んだ将棋だけど駒成は無かったんだ」
「それは時々あることだね」
「それで小駒の着手は1回きりだった」
「ま、それも無いことはないか」
「大駒の着手はひとつの筋だけだった」
「それもよくある。各々は珍しくなくても3つ同時だと珍しいね」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 10手で詰み
- 小駒着手は1回
- 大駒着手はひとつの筋
- 駒成なし
186-2 中級 けいたん 作 48角成まで12手で詰み 12手
「48角成まで12手で詰みか」
「角成が2回あったね」
「10手目は棋譜上「打」がつく着手だったな」
「先手は4筋と5筋に銀の着手あったね」
「端の着手は2回あったな」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 48角成まで12手で詰み
- 角成が2回
- 10手目は棋譜上「打」がつく着手
- 先手は4筋と5筋に銀の着手あり
- 端の着手2回
186-3 上級 NAO 作 もう一つの連続駒取王手詰 54手
「184-3の連続駒取王手、難問だけど面白かったね」
「うん。いろいろ試してみた。すると54手で詰んだんだけど、どうしても3の倍数段目の着手数が合わないんだ」
「ほう、ということは、後手は6手目以降王手をかけ続け、8手目以降駒を取り続けたんだね」
「そう。後手の8~54手目が駒取王手でそのまま詰んだ。 4筋と6筋への着手数が8回ずつだったよ」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 54手で詰んだ
- 後手は6手目以降王手をかけ続け、8手目以降駒を取り続けた
- 4筋と6筋への着手が8回ずつ
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
作者からの中間ヒントです。
186-1初級:大駒着手は6回(Pontamon)
186-2中級:両王手(けいたん)
186-3上級:序盤は184-3の手順と同じで、途中枝分かれし、収束でまた合流します。
途中開き王手が2回あります。先手の駒取りは、3,5,39,47,49手目。(NAO)
投稿: Pontamon | 2025.05.27 00:04
締め切り前ヒントです。
186-1初級:はてるま手筋では駒成が必要。△15角との連携で37の飛が△39飛不成とする両王手だと1筋の大駒の手が必要。本問は3筋の大駒の手だけで飛と角での両王手を実現させます。
186-2中級:端の手は2回とも15地点への角の手です。
186-3上級:13手目の合駒の手は▲58歩ではなく移動合いです。また、184-3では28手目だった△37飛成の王手は20手目でも可能ですが本問では22手目になります。
投稿: Pontamon | 2025.06.03 00:08