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推理将棋第191回出題(11月10日まで)

[2025年11月3日最終更新] 締め切り前ヒント

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第190回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2025年11月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第191回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第191回出題  担当 Pontamon

今月は在庫の関係で手数が多い2題が入っています。
初級は担当からの9手です。歩突きは何回?歩打ちはあるのでしょうか?
2問目はるかなんさんからの15手で少し手数が長めですが、先手着手8回のうちの4回の着手地点や残り4手の棋譜も予想可能なので中級としました。でも上級相当かな?
最後はけいたんさんからの上級の12手です。最終手の棋譜が明かされているシリーズです。

【年賀作品の募集】

2026年元旦の年賀詰の出題を予定していますので、2026年、令和8年、午、馬などに因んだ(こじつけ可)年賀詰作品を募集いたします。
手数制限はしませんが9手以上の作品の投稿はひとり1作とさせていただきます。8手以内の短手数作品の投稿数制限は無しとします。
投稿締め切りは12月15日といたします。
奮っての投稿をよろしくお願いします。


■本出題


■中間ヒント (10月27日 作者)

申し訳ありません、先にコメントへ投入した作者ヒントに間違いがありましたので正しいものを再投入いたします。

191-1初級:歩突きは全部で3回(Pontamon)
191-2中級:同の手は5回(るかなん)
191-3上級:不成2回(けいたん)

■締め切り前ヒント (11月3日 Pontamon)

191-1初級:8筋の玉を9筋の馬の手で詰めます。
191-2中級:棋譜に数字が付いている先手の着手地点は98、76、54、32の4手であとの4手は全て同の手。後手の3連番は筋から始まる432と段から始まる432が切り出されます。
191-3上級:1筋の飛の手は△16飛で玉の中段への進出を阻む手です。最終手は73の桂が85へ跳ねます。


191-1 初級  Pontamon 作  歩突きへの応手        9手 

「さっきの将棋は9手で詰んだらしいけどどんな将棋だったの?」
「歩突きに対する応手は「玉の手」と「自陣での駒成の手」だったよ」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手で詰み
  • 歩突きに対する応手は「玉の手」と「自陣での駒成の手」のみ

191-2 中級  るかなん 作  カウントダウン       15手 

「この15手で詰んだ棋譜、先手の着手から数字だけ拾って見てよ。」
「どれどれ。へえ、出てくる数字が8連番だけになっているのか。」
「後手の着手も数字だけ拾って、一部を切り取ると3連番になるね。しかも同じ3連番がもう一度出てくる。」
「あとは不成があったね。」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 15手で詰み
  • 先手の着手で棋譜に現れる数字は8連番のみ ※
  • 後手の着手で棋譜に現れる数字は同じ3連番を2つ含む ※
  • 不成あり

※棋譜表記は筋、段のいずれも算用数字で書くこと

同の手の棋譜には筋と段の数字が無いものとして扱ってください。(担当)


191-3 上級  けいたん 作  85桂まで         12手 

「85桂まで12手で詰みか」
「成る手はないね」
「角を打つ手があったな」
「1筋に飛を打つ手があったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 85桂まで12手で詰み
  • 成る手なし
  • 角を打つ手あり
  • 1筋に飛を打つ手あり

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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コメント

質問です

191-1
歩突きに対する応手は「玉の手」と「自陣での駒成の手」のみ

歩突きに対する応手 「玉の手」
歩突きに対する応手 「自陣での駒成の手」
これは両方とも実際にあったのでしょうか

191-2 連番とはどういうことでしょうか
例えば先手はすべての手が 12、21、23、32、....89、98 のいずれかで 同 はないということでしょうか

投稿: 原岡望 | 2025.10.18 00:26

原岡さん
> 歩突きに対する応手 「玉の手」
> 歩突きに対する応手 「自陣での駒成の手」
> これは両方とも実際にあったのでしょうか

はい、どちらもあったことです。

並列助詞の「と」なので。
「や」や「とか」とかの並列助詞なら例なので全てがあったとは限りません。

投稿: Pontamon | 2025.10.18 07:03

原岡さん

191-2の連番についてですが、23歩成までの7手詰の棋譜の場合では、先手の棋譜の数字を拾って行くと、26252423の8つの数字の並びになりますがこれは連番にはなっていません。
各着手ごとの2桁の数字で区切ると、地点の数字26、25、24、23は連続していて4連番と言えそうですが、▲26歩、△14歩、▲27飛、△42玉、▲25歩、△32玉、▲24歩、△42飛、▲23歩成 までの9手の場合では、先手の棋譜の着手地点の数字を拾って行くと、26、27、25、24、23になるので途中で戻ったり飛んでいたりするので条件を満たしません。(並べ替えると地点の数字は5連番にはなりますが、数字を拾っただけでは連番にはなっていません)

8連番は、01234567、12345678、23456789、76543210、87654321、98765432の6個しかありませんが、将棋の棋譜に0は出て来ないので8連番は4個のうちのどれかということになります。

投稿: Pontamon | 2025.10.18 07:34

度々すみません。

191-1 
思いついた解答が歩の着手1回で条件を満たさないことが分りました。出直しです。

192-2
ということは
先手は8連×2または8連×1の途中に同を4つ埋め込んだ手順
ということでしょうか。

後手同一3連×2とは  例えば 12 34 と 91 23 
のように3連部分が一致していればよいでしょうか

投稿: 原岡望 | 2025.10.21 01:50

原岡さん

191-1:歩の手は先後合計で2回(先後それぞれとは限りません。歩の手は先手だけとか後手だけの可能性もあります)だと、玉の手の応手と自陣での駒成の応手の2手があります。歩の手が3回の場合はどちらかの応手が2回あることになります。歩の手が4回の場合は...9手で可能かな?

191-2:筋と段の数字が付いている先手の着手4手で8個の数字が現れるので、おっしゃるように先手は8連2回の可能性も検討するか、理論的にあり得ないとなれば、8連1回と残り4手は棋譜に数字が付かないとの註釈がある同の手が4手混ざっていることになりますね。数字が付いている手が4手連続である必要はありません。数字を順に拾っていったら8連続の数字になっていれば結構です。

投稿: Pontamon | 2025.10.21 20:14

丁寧な説明ありがとうございます。よく分かりました。
しかし難問ですね。

投稿: 原岡望 | 2025.10.21 22:03

作者からの中間ヒントです。
191-1初級:歩突きは全部で3回(Pontamon)
191-2中級:不成2回(けいたん)
191-3上級:同の手は5回(るかなん)

投稿: Pontamon | 2025.10.27 07:37

申し訳ありません、先にコメントへ投入した作者ヒントに間違いがありましたので正しいものを再投入いたします。

作者からの中間ヒントです。
191-1初級:歩突きは全部で3回(Pontamon)
191-2中級:同の手は5回(るかなん)
191-3上級:不成2回(けいたん)

投稿: Pontamon | 2025.10.27 09:48

締め切り前ヒントです。
191-1初級:8筋の玉を9筋の馬の手で詰めます。
191-2中級:棋譜に数字が付いている先手の着手地点は98、76、54、32の4手であとの4手は全て同の手。後手の3連番は筋から始まる432と段から始まる432が切り出されます。
191-3上級:1筋の飛の手は△16飛で玉の中段への進出を阻む手です。最終手は73の桂が85へ跳ねます。

投稿: Pontamon | 2025.11.03 07:10

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