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推理将棋第192回解答(1)

[2025年12月21日最終更新]
推理将棋第192回出題の192-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第192回出題  推理将棋第192回解答(1) (2) (3)
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推理将棋第192回解説  担当 Pontamon

192-1 初級  けいたん 作  25飛まで          10手 

「25飛まで10手で詰みか」
「初手と2手目は同じ筋だな」
「成る手はないね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 25飛まで10手で詰み
  • 初手と2手目は同じ筋
  • 成る手なし

出題のことば(担当 Pontamon)

 先行作がありそうな気がしたのですが簡素条件の10手が埋もれていたようです。

作者ヒント

 王手2回(けいたん)

締め切り前ヒント

 最終手は玉頭へ飛を打つ手です。打つための飛を取りに行くタイミングを間違わないように。


推理将棋192-1 解答

36歩、△34歩、▲48玉、△24歩、▲37玉、△55角、
▲26玉、△28角不成、▲16歩、△25飛 まで10手

(条件)
・25飛まで10手で詰み(10手目△25飛)
・初手と2手目は同じ筋(初手▲36歩、2手目△34歩)
・成る手なし(8手目△28角不成)

Suiri1921

Suiri1921a最終手は△25飛なので、後手の飛が25地点まで移動する手順を考えてみます。駒成なしの条件で後手の飛が中段へ出て行くのなら、2手目の△32飛から▲33角不成、△同飛の手筋を思い出します。先手玉は▲36歩と突いて▲37玉経由で▲26玉とすれば△25飛で詰ませそうですが、玉が26地点へ出て来る時の経路の37地点へ玉が戻ることができるのでそれを抑えるために△55角としたのが参考図の手順になります。37地点の退路を先手が埋める手として▲37桂がありそうですが、これだと△25飛の王手に▲同桂ができてしまうので、後手が37地点を抑える必要がありました。△25飛を支えるための△24歩も必要なため参考図の手順では手数オーバーの12手も掛かってしまいましたし、手数よりも△25飛の王手に▲16玉と逃げることができるので大失敗でした。また、初手と2手目の着手筋が同じ筋という条件も満たしていませんでした。

参考図:▲76歩、△32飛、▲33角不成、△同飛、▲48玉、△35飛、▲36歩、△24歩、▲37玉、△55角、▲26玉、△25飛 まで12手

参考図の手順は失敗でしたが図を見てみると△55角で28地点の先手の飛を取ることができて、28の角はそのまま37地点の玉の退路を抑えることができるのが分かります。玉の退路として残った16地点については先手が▲16歩と突いて埋めても空いた17地点は28地点の角で抑えているので玉の退路は無くなるはずです。その詰み上がりを目指して初手から指してみます。初手と2手目は同じ筋の条件があるので初手から▲36歩、△34歩、▲48玉として先手玉は26地点への移動を目指します。後手の4手目は28地点の飛を取りに行くために△55角とすると26地点を目指す先手玉を▲37玉と進めることができません。先に▲16歩を指して後手角が28の飛を取るのを待ったとしても結局▲37玉と上がることができません。ということは4手目に△55角と指すのが失敗原因なので4手目には何か別の手を指す必要があります。詰み上がりに必要な手として△55角と△28角不成以で残っている手は25の飛を支えるための△24歩がありました。4手目△24歩に続けて▲37玉、△55角の王手に▲26玉とかわして、8手目は△28角不成の飛を取る手です。9手目は玉の退路を自ら塞ぐ手の▲16歩で10手目の△25飛で詰みとなりました。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

NAOさん「詰上がり既視感があると思ったら、24歩25飛型を14歩24飛型に代えた渡辺さん作詰パラ539番があった。」

■詰み上がりの形での主要駒の配置をデータ化して過去作を調べているのですが、539番は28が馬だし最終手は24飛なので探せていませんでした。

中村丈志さん「2六玉へうまく行く経路を考えていたら解けました。」

■先手玉は一目散に26地点へ向かうので後手は角出のタイミングをずらして解決。

べべ&ぺぺさん「この問題は、すぐに解けました。16歩が好手。」

■玉の退路を自ら塞ぐ▲16歩が推理将棋らしい協力手でした。

はまちさん「面白い趣向ですね。」

■成る手なしの条件だと、中段玉を詰ます形である可能性が少しありますね。

飯山修さん「一番近いのがパラ539番ですがそれでも同一ではないですね」

■詰み上がりの形を覚えていると過去の類似作を見つけることができるのですね。

るかなんさん「この形は玉の渡り道がポイントですね。」

■そこに気付けると解図に成功します。先手の飛を取れないと思い込むと自陣の飛を使うしか無く嵌ってしまいます。

RINTAROさん「詰め上がり図がすぐに浮かび、4手目24歩ですべて解決。」

■△24歩のタイミングが一番厄介な手でしたが、それに気付けば▲26玉へ向かうことができます。

ほっとさん「これまで見つかっていなかったとは驚き。」

■似た詰み上がりは詰パラの539番で、違いは▲28角成で飛を取って最終手は△24飛のようです。

桝彰介さん「上手く玉と角がすれ違い。」

■絶妙なタイミングがありました。

原岡望さん「ヒントで解決」

■最終日の解図にはヒントの活用を。

はなさかしろうさん「すっきりシンプルで10手が溶けるように消費された手順でした。」

■最終手が分かっているので普通に指せば10手。▲27玉を△24桂と△25飛で詰める形だと倍の20手くらいかかりそうです。

占魚亭さん「先手の飛を取りに行くイメージがすく浮かびました。」

■閃きが冴えて秒殺だったのかな。


正解:14

  NAOさん  中村丈志さん  べべ&ぺぺさん  はまちさん
  飯山修さん  るかなんさん  RINTAROさん  piyoさん
  ほっとさん  桝 彰介さん  テイエムガンバさん  原岡望さん
  はなさかしろうさん  占魚亭さん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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