推理将棋第195回解答(1)
[2026年3月21日最終更新]
推理将棋第195回出題の195-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第195回出題 推理将棋第195回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋第195回解説 担当 Pontamon
年賀推理に続き、2月出題でも余詰を出してしまい、大変申し訳ありませんでした。
第195回には12名の方々から解答をいただきました。いつも解答ありがとうございます。
195-1 初級 けいたん 作 玉腹に銀(2) 8手
「角成まで8手で詰みか。成る手はこれだけだな」
「玉腹に銀の着手があったね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 角成まで8手で詰み。成る手はこれだけ
- 玉腹に銀の着手あり
出題のことば(担当 Pontamon)
タイトルが194-1と同じでしたので担当が(2)を追加しました。
作者ヒント
同の手あり(けいたん)
締め切り前ヒント
最終手の棋譜表記は「角成」ではありません。条件を「角を成る手まで」としていれば気付き易かったかも。
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推理将棋195-1 解答 ▲76歩、△34歩、▲66角、△同角、▲48玉、△68角、 |
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玉腹に銀の手があるのなら、▲48金で玉腹を空けておいて▲38銀からの▲49銀の手順が浮かびますが、この手順は先月の194-1で解説したように3手掛かってしまうので他の手を指せなくなります。やはり玉が8段目へ上がってから玉腹へ銀が上がる2手の手順が良いようです。本問では同の手とか金の着手3回などの追加条件は少なく、角成で詰ませるだけのようなので、先手の角を取って打ってから角成で詰めれば良さそうです。となると角は6~8筋辺りになると予想されるので先手玉は▲48玉ではなく、▲58玉として玉腹の銀の手は▲48銀が良さそうです。この方針で指してみたのが参考図の手順となります。上手く解けたと思ったのですが、単に角成までの8手という条件ではなく、「成る手はこれだけ」という限定が付いていました。参考図の手順では角成は2回になっているので失敗手順でした。
参考図:▲76歩、△34歩、▲77角、△同角成、▲58玉、△78角、▲48銀、△67角成 まで8手
これまでは打った角を最終手で成る手順ばかり考えていましたが、先手の角を取った角を最終手で成って、取った角はそれを支える地点へ打つだけというパターンがあるかもしれません。成る地点として77がありそうですが既に失敗している形なので別地点で成れる場所を探してみると、66地点で角を取って最終手で57地点で成るのが良いかもしれません。初手から▲76歩、△34歩、▲66角、△同角と進め、先手の残りの手は玉を上がる手と玉腹へ銀を上がる手になります。57地点で角成するので詰み形としては▲48玉に▲38銀のはずです。玉が移動しているので、後手が角を打つ地点を△68角とすれば、57地点の角成を支えることと59地点へ玉が戻れないように抑えることができて一石二鳥です。5手目からは▲48玉、△68角、▲38銀になり、最終手は66地点の角が57地点で成る手になりますが、57地点には68の角も利いているので最終手の棋譜は△57角成ではなく△57角上成での詰みとなります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん「美濃囲いには入れず。初見、角成は8,9段目かと思ったが外れ。」
■28には飛が居座っているので片美濃に入ったとしても39止まり。
中村丈志さん「6六角と、角を献上する手がなかなかわからなかった。」
■居角のままとか77へ上がる以外に66地点で角を渡すことは時々現れますね。
飯山修さん「これは客寄せにピッタリ」
■何はともあれ8手作は客寄せ効果がありそうです。
RINTAROさん「3手目66角が好手。」
■手数が少ないのに先手の角が66へ動く1手が無駄になりそうで指し難い手でした。
べべ&ぺぺさん「角を支える駒を考えました。ヒントなしで解けました。」
■角を支える駒は取って打った角という意外性がありました。
るかなんさん「最終形にダイレクトな条件のおかげでゴールは見えやすい。角の譲り方がポイント。」
■先手が▲58玉、▲68銀、▲59銀で後手が△79角不成から△57角成の手順だと57の馬を支える手が間に合いません。角成までと言われても作意の詰み上がりが浮かぶかどうかがカギ。
ほっとさん「「角成まで」という条件設定に惑わされた。」
■棋譜表記で角成までだと考えると嵌まってしまいます。角を成る手までのほうが誤解がなかったですね。
桝彰介さん「あまり使わない表記なので、6六の角が5七に成る場合は「上」で良かったかが心配です。」
■着手地点に対してどちらの角も右(指す側から見て)に居るので、角右ではどちらの角なのかを特定できないので、着手地点に対する段の位置が反対側にあるので、上と引で区別します。66の角と48の角の場合は着手地点に対して左右の筋に角がいるので、どちらの角かを指定いるために右か左を付けても判別できるのですが、段が上下に分かれている場合は、右・左ではなく上と引で区別します。
はまちさん「趣向が面白い!」
■玉腹へ銀の手の条件だと、手順前後も回避されている条件付けになっています。
原岡望さん「4手目で駒を取る必要性に気づいて解決」
■△88角打で79の玉を詰める場合だと、取った駒を打ってから成るというパターンではなく、角を取った駒が打ち場所を空けるために移動して、最終手で△88角打で詰めるパターンもむあります。どちらにしても短手数の場合は早い段階で駒を取って、次に打つ場合が多いようです。
はなさかしろうさん「77で角か桂を取る方に気を取られて66に移るのが遅れましたが、なんとか自力で。」
■居角と77地点での駒取りは手筋として頭に入っているのですが、たまにある66地点での駒渡しは忘れがちです。
piyoさん「この問題だけすんなり解けました。」
■8手と言えどもちょっと難しめだったはずですが、すんなり解けて良かったです。
正解:12名
NAOさん 中村丈志さん 飯山修さん RINTAROさん
べべ&ぺぺさん るかなんさん ほっとさん 桝彰介さん
はまちさん 原岡望さん はなさかしろうさん piyoさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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