推理将棋第198回解答(2)
[2026年6月22日最終更新]
推理将棋第198回出題の198-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第198回出題 推理将棋第198回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
198-2 中級 けいたん 作 8筋に飛を打つ 11手
「8筋に飛を打つ着手まで11手で詰みか」
「2手目は玉の着手だったね」
「銀腹の着手が2回あったな」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 8筋に飛を打つ着手まで11手で詰み
- 2手目は玉の着手
- 銀腹の着手2回
出題のことば(担当 Pontamon)
先月は銀頭と銀尻への着手でしたが、今回は銀腹への着手2回を考えてください。
作者ヒント
馬の手2回(けいたん)
締め切り前ヒント
銀腹の81の桂を取り、81への飛打ちまで。
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推理将棋198-2 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△62玉、▲55角、△74歩、▲82角成、△92香、 |
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飛を8筋へ打つ手までの11手詰とのことなので、まず先手は後手の飛を取る必要があります。これは▲76歩、△62玉、▲55角、△74歩、▲82角不成の5手で実現できます。82地点に角が居るままでは8筋へ飛を打つ場所は中段になってしまうので上手く行きそうにありません。となると▲71角不成で銀を取りつつ82地点を空けておいて最終手で▲82飛と打つのが良さそうです。この方針で指してみたのが参考図の手順となります。71の角を支えにして▲82飛で詰ますには、△71玉や△73玉と逃がさないために取った銀を▲62銀と打ちます。先手の手で銀腹の手を指す暇は無いので、玉の退路封鎖のために62地点に打った銀の腹へ後手が何か指せば銀腹の手になります。つまり、△52金左か△52金右の手になります。先手が銀を打つまでに時間があるので後手は△42銀を指しておくと52地点への金移動がこの42地点の銀の銀腹の手にもなっているので条件をクリアできたと思ったのですが、条件を確認すると銀腹の着手が2回になっているので△52金右や△52金左の1回の着手では条件をクリアしていませんでした。
参考図:▲76歩、△62玉、▲55角、△74歩、▲82角不成、△42銀、▲71角不成、△72玉、▲62銀、△52金右、▲82飛 まで11手
参考図では2段目に上がった後手の銀や先手が打った2段目の銀の腹の地点になる2段目の着手で銀腹の手を指しましたが、初形の銀の銀腹地点である21、41、61、81の4地点への手を指す手順があるのでしょうか?2手目が玉の条件なのですが、2手目に金を動かせば4手目に玉を金が居た地点へ動かせば銀腹の手になったのです。4手目に金が動いて、6手目に玉が金が居た地点へ動いて銀腹の手とすると、後手の残りは2手。玉が再度2段目へ動いて、玉か金が銀腹地点へ戻れば銀腹条件はクリアできても詰みにはなりそうにありません。銀腹が初形の金の位置でないとすると、あとは初形が桂の位置の銀腹しかありません。先手が後手の飛を取る際に▲82角成としていれば▲81馬で桂を取る手が銀腹の手になります。この銀腹の81地点は8筋なので最終手で81地点へ飛を打って後手玉を詰ます形があれば解図成功になりそうです。それには81地点の馬をどかす必要があり、後手玉は82地点や83地点、あるいは91地点に居なければ▲81飛が王手になりません。これらのうちの何処かへ後手玉が行くとしても先手の馬との位置関係を考慮する必要があります。初手からは▲76歩、△62玉、▲55角、△74歩、▲82角成と進みますが、82地点に馬が居るため6手目に後手玉は8筋や9筋を目指した7筋へ移動することができません。6手目は△何かとしておいて、7手目は銀腹の手になる▲81馬で桂を取ります。馬の利きが外れたので後手玉は△73玉と指せます。81地点の馬がどけば後手最後の着手となる10手目に△82玉を指せます。決まっていなかった6手目を△92香として91地点を玉のために空けたとしても8手目が△77玉なので82地点までしか移動できないのが確定しました。10手目の△82玉に11手目の▲81飛の王手だと△92玉の退路があったはずですが、91地点へ玉が行くために6手目に△92香とした手は▲81飛の王手に△92玉と逃げることができないようにする協力手にもなっていました。82地点の玉は▲81飛の王手に対して73地点へ逃げることができるので、81地点から馬がどく9手目は▲63馬が正解になります。これで△73玉の退路が抑えられました。6手目からの手順をまとめると△92香、▲81馬、△73玉、▲63馬、△82玉、▲81飛で詰みとなります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん「2回とも不動銀の腹とは意表を突かれた。6手目92香が玉と馬を入れ替えるための繋ぎの渋い一手。」
■△91玉の詰み上がり予想から△92香を突く手を考えると、瓢箪から駒か棚からぼたもちになったかも。
piyoさん「最初は銀が動く順ばかり読んでしまいました」
■参考図のような手順は出て来たでしょうかね。
RINTAROさん「締め切り前ヒントで瞬殺。」
■解答の集まり具合が悪かったので、地点まで明かしました。「2回の銀腹の地点は同じ」だとまだ難し過ぎるかと思いました。
るかなんさん「ヒント待ちしてましたが、出てきたヒントが読んでいた筋にも当てはまるものしかなく大弱り。2手目が銀で良いなら銀腹3回もできますね。」
■担当は2手目銀は考えていませんでした。2手目△72銀で、▲82角成や△62玉の銀腹ですかね?
原岡望さん「銀横が同一地点とは。ヒント頼み。」
■81地点を明かさなくても良かったかな?
飯山修さん「先手の手はほぼ決まっており後手は6手目がFREEなのに銀腹2回が達成できない。
今回も迷宮に迷い込みました。」
■手数オーバーの手順▲76歩、△62玉、▲55角、△74歩、▲82角不成、△72玉、▲64角成、△92香、▲63馬、△82玉、▲16歩、△73桂、▲81飛 辺りで引っ掛かったのかな?
ほっとさん「92香がポイント。」
■値千金の△92香でした。
桝彰介さん「△8二玉に▲8一飛までの形で詰むにはどうしたら良いか考え、6三馬との連携で詰みそうだと思いつき、逆算で解けました。」
■△73桂と跳ねると手数オーバーだけど▲81馬で桂を取ってからの▲63馬で81地点を空ける手順でした。
はなさかしろうさん「単独で強い条件がないのに11手を限定できて、しかも綺麗な詰み上がりでした。」
■銀腹着手の条件がかなり効いています。これが無いと、2手目玉で8筋への飛打ちで詰む地点は、81以外に82、83、85、86地点がありますね。
占魚亭さん「「2手目は玉」の条件から手順が見えました。」
■2手目が玉だと4手目は歩で、その手順前後を回避するための条件である可能性が大。初手と3手目でも同様。先手は後手の飛を取る必要があるので手順の半分くらいはすぐに見えてきますね。
正解:9名
NAOさん piyoさん RINTAROさん るかなんさん
原岡望さん ほっとさん 桝彰介さん はなさかしろうさん
占魚亭さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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