カテゴリー「推理将棋」の記事

推理将棋第153回出題(9月10日まで)

[2022年8月13日最終更新]

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第153回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2022年9月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第153回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第153回出題  担当 Pontamon

前回の出題作を選題していた時、詰み手数一桁の作品が枯渇しつつあることに気付きました。
恒例の9月の9手特集は今年は無理かと思っていたら、同じ日に9手作の投稿が2件あり、例年通り9手特集をお送りすることができました。
担当が手数一桁の作品を数作創作したり、過去に投稿した作品が出て来たのでしぱらくは大丈夫ですが、皆様からの短編作の投稿もお待ちしています。


■本出題


■中間ヒント (8月27日頃 作者)

■締め切り前ヒント (9月3日頃 Pontamon)


153-1 初級  けいたん 作  2筋と6筋に角を打つ手あり  9手

「9手で詰みか」
「2筋と6筋に角を打つ手があったな」
「成る手はないね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手で詰み
  • 2筋と6筋に角を打つ手あり
  • 成る手なし

153-2 中級  ミニベロ・Pontamon 合作 手番と筋の数字   9手

「出題予定作が余詰んでました。何か9手詰ありませんか?」
「それなら、こんな条件でこの手順があるけど、ちょっとしんどいね」
「易し過ぎるなら、『2手目は2筋みたいに手番と着手筋の数字が同じ手が3手連続』にするとか?」
「それいいね。もう私の作品ではないな」
(少し変えただけなので担当作とも言えないなぁ)
「あと、足りない条件は、『王手は駒成王手ととどめの成駒王手の2回』と『不成なし』ですね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
  • 9手目で詰み
  • 2手目は2筋着手のように手番と筋の数字が同じ着手が3手連続であった
  • 王手は駒成での王手と最終手の成駒での王手の2回
  • 不成なし

153-3 上級  チャンプ 作  少年の将棋は?(令和Ver)    9手

少年A「君の将棋早く終わったみたいだけど、どんな将棋だったのか教えてよ。」
少年B「どんなと言われても、9手で詰ませて勝っただけだよ。」
少年A「それだけでは何も分からないよ。」
少年B「久々だというのに、このくだりは変わらないんだね。」
少年A「そんなことどうでもいいから、内容を詳しく教えてよ。」
少年B「仕方がないなー、相手(後手)は4通りしか候補手が無い局面で金で駒を取ってたよ。」
少年A「ふむふむ、他には?」
少年B「ないよ。」
少年A「久々だというのに、随分と素っ気ないんだね。」
少年B「・・・」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手で詰んだ。
  • 後手は候補手が4通りしかない局面にて金で駒を取った。

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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推理将棋第151回解答(3)

[2022年7月25日最終更新]
推理将棋第151回出題の151-3の解答、第151回出題の当選者(飯山修さん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第151回出題  推理将棋第151回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


151-3 上級  けいたん 作  35馬まで      11手

「35馬まで11手で詰みか」
「同の着手が2回あったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 11手目の35馬で詰み
  • 同の着手が2回あった

出題のことば(担当 Pontamon)

 駒成や不成の条件が無いのですが、馬はいつどこで作られ何処から35へ来たのでしょう?

作者ヒント

 王手3回(けいたん)

締め切り前ヒント

 同の手は、3手目と飛を取る手の2回。


推理将棋151-3 解答  担当 Pontamon

▲76歩、△44歩、▲同角、△52玉、▲53角不成、△62飛、
同角成、△43玉、▲45飛、△34玉、▲35馬 まで11手

(条件)
・11手目の35馬で詰み(11手目▲35馬)
・同の着手が2回あった(3手目▲44同角、7手目▲62同角成)


Suiri1513

Suiri1513a最終手に▲35馬が指定されているので、先手は途中で角成して馬を作っておく必要があります。35地点へ移動できる地点で馬を作るか、別の地点で馬を作ってからその馬を35地点へ行ける地点へ移動してから最終手▲35馬を指す可能性もあります。

参考1図の手順では、▲13角成でできた馬をそのまま▲35馬で引く手順になっていて、▲35馬を支えるのは▲36歩です。この手順では後手玉の退路ができないように2~4筋の後手の歩は初期状態のままで歩越しの玉の形にして玉の退路が無い状態にしています。11手で詰んではいるのですが、この手順では馬を作るまでに手数が掛かり、同が付く手が入る余地がありませんでした。

参考1図:▲78銀、△54歩、▲36歩、△62玉、▲79角、△53玉、▲56歩、△44玉、▲13角成、△34玉、▲35馬 まで11手

Suiri1513b参考1図では1筋で作った馬を35地点へ引きましたが、参考2図では逆方向の71地点で作った馬を35地点へ引いて来る手順で詰めてみました。参考2図の手順では先手角は44地点で進む方向を変えるので、最短で同が付く手の▲44同角を取り入れることができました。この手順では角の利きが53地点を通っているので、後手玉は53地点ではなく、43地点を経由して△34玉へ出て行きます。その場合、玉が通って来た34地点が玉の退路になるので、先手は71で取った銀を打って43地点をカバーします。この参考2図も11手で詰んでいるのですが、同が付く手は3手目の▲44同角の1回だけだったので失敗です。

参考2図:▲76歩、△44歩、▲同角、△52玉、▲36歩、△54歩、▲71角成、△43玉、▲32銀、△34玉、▲35馬 まで11手

参考1図や参考2図の手順では、△34玉の玉頭の35地点への馬の手での詰み形でしたが、馬2枚での詰みなら62地点の玉を合い利かずの形で詰めることもできますが、手数オーバーの13手になってしまうようです。例えば、同の手を2回入れると、▲76歩、△34歩、▲22角成、△44歩、▲同馬、△62玉、▲45馬、△54歩、▲33角、△72銀、▲42角成、△35歩、▲同馬 まで13手。

遠距離からの合い利かずの詰みができないとなると、参考1図や参考2図と同様に△34玉を▲35馬で詰める形になりそうです。参考1図では玉は△44玉のままでも▲35馬で詰みますが、馬を13地点で作ると先手は歩しか入手することができません。参考2図のように銀を入手すれば、玉の退路をカバーする手を指せます。歩以外の駒を入手できれば43地点をカバーすることができそうです。

まずは角を使ってみます。同の手の条件を無視すれば、▲35馬を支える目的と玉の退路を塞ぐ目的を兼ねた手を▲24角で実現することができます。(▲76歩、△34歩、▲22角成、△42玉、▲13馬、△33玉、▲46馬、△35歩、▲24角、△34玉、▲35馬 まで11手)

銀で退路を塞ぐ例は参考2図の手順でした。他に取れそうな駒は、▲44同角から62地点で金や飛を入手可能です。初手からだと、▲76歩、△44歩、▲同角、△54歩、▲36歩で▲35馬を支える手の▲36歩までを指しておくと、6手目に△62銀や△62金もしくは△62飛として、その駒を7手目に▲62同角成として2回目の同の手で馬を作り、最終手で▲35馬と引ける配置になります。9手目は62地点で取った駒を打って、玉の退路を塞ぐことになります。6手目が△62銀や△62金であれ△62飛であれ、7手目の▲62同角成は王手になるので8手目は△42玉になります。となると10手目で42の玉が桂の動きになる△34玉を指すことはできません。これまでの手順の何処かが間違っていたようです。

44の角が62の後手駒を取りやすくするために4手目に△54歩を付きましたが、△34玉までに玉の手が足りなくなっていたので、△54歩は指せず、4手目は玉の手になります。最終的に34地点へ行くのですが、8手目は△43玉で10手目が△34玉なので、4手目は8手目に43地点へ行けるように△42玉か△52玉のはずです。△54歩は突かないので5手目は53の歩を取る手になります。▲53角成であれば玉が42でも52でも王手になり、43地点へ行こうとしてもそこにも馬が利いているので予定の8手目ではなく先に6手目に△43玉を指しておくことはできません。▲53角不成の場合でも4手目が△42玉だと王手になるので、4手目の正解は△52玉です。初手から、▲76歩、△44歩、▲同角、△52玉、▲53角不成となり、6手目の62地点の手は△62銀か△62金か△62飛で、7手目は2回目の同の手の▲62同角成で馬を作ります。取った駒が銀なら9手目は▲32銀、金なら▲42金で11手目に▲35馬で詰ます予定でしたが、この修正手順では▲53角不成を指したため、▲35馬を支えるための▲36歩を指せていませんでした。

金や銀だと▲36歩が必要になるので、62地点で取る駒は飛のはずです。玉の退路になる43地点をカバーしつつ、最終手の▲35馬を支える一石二鳥の手は9手目の▲45飛になります。6手目から△62飛、▲同角成、△43玉、▲45飛、△34玉、▲35馬までの11手で詰めることができました。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

けいたんさん(作者)「飛車と馬のコンビネーションの詰上がりが狙い」

■5段目の飛と馬の形は初めて見る詰み上がりでした。

ミニベロさん「なるほど!これは旨いです。シンプル条件で玉の軌道を限定し、43のおさえと35の支えを45飛1手でまかなう。」

■▲35馬を支えるのが▲36歩だと同の手2回ができません。

RINTAROさん「条件も簡素で好作だと思います。」

■簡素条件に仕上がりました。

NAOさん「珍しい34玉形の詰上がり。35馬への効きと43への退路封鎖を両立するには?と考え45飛を発見。"同の着手2回"で限定できたのはすばらしい。」

■43の退路封鎖は銀でも金でも可能ですが、▲36歩の手が回って来ませんでした。

諏訪冬葉さん「最終ヒントで頭3手と飛車を取ることが分かったので、43を埋める方法を考えたら答えにつきました。」

■作者が心配していましたが、大甘なヒントだったかも。

飯山修さん「34玉の状態から馬引きで仕留める手順はいくつかあるが同Xなんて全く出てこない。最終ヒントを見てこのような追い方があるのかとビックリ」

■▲35馬だけの条件だと色んな詰み形があるのでそれらを除外して限定する条件が同の手2回でした。

ほっとさん「この条件だけで限定されているとは!」

■同の手を指すのがが中々難しいので、この手順に限定されました。

テイエムガンバさん「8手目の局面における後手玉の逃げ道の多さに誤答してしまったのか?と思ってしまいました。」

■唯一の詰み場所へ移動した10手目が命取りでした。

占魚亭さん「42玉~43玉のルートかと思いました。」

■△34玉の位置へ行くには、△42玉からの△43玉でも良さそうな気がするのですが...。

緑衾さん「同の着手で取るのは44の歩と詰みに役立つ駒だと考えて解きました。」

■同の手で金銀飛を取ることができますが、43地点のカバーと▲35馬を支えるには飛を入手して▲45飛が一石二鳥の手でした。

はなさかしろうさん「いかようにもなりそうでならない好条件、好手順で好詰形の傑作ですね。」

■大駒2枚の協力はよくあります。1段目の飛の隣の馬の形は9手詰にもありますが、中段での出現は記憶にありません。
例:▲76歩、△32飛、▲33角成、△42銀、▲32馬、△62銀、▲31飛、△52玉、▲41馬


正解:11名

  ミニベロさん  RINTAROさん  NAOさん  諏訪冬葉さん
  飯山修さん  ほっとさん  テイエムガンバさん  けいたんさん
  占魚亭さん  緑衾さん  はなさかしろうさん


(総評)

ミニベロさん「温故知新。」

■たまたま終局図が過去作と同じだったのか、練り直しだったのか。どちらも有りですね。

RINTAROさん「けいたんさんの個展、内容もよく、楽しめました。」

■在庫はタイトル中心のファイル名にしているので「〇〇まで」のファイル名を探した結果、個展になりました。

NAOさん「具体的な最終手が見えていても手順を見極めないと迷路に入ってしまう。謎解きを楽しめたけいたんさん個展でした。」

■今後も具体的な着手指定がある作品を出題できればと思っています。

諏訪冬葉さん「1問目:ヒントなし
2問目:作者ヒントのみ
3問目:最終ヒント待ち
難易度通りの結果になりました。」

■最終手が分かっていると手数通りの順になりやすいですね。

飯山修さん「最終手明示というのは解こうとする意欲を引き出す効果十分でこういう特集は歓迎です」

■この1年、詰パラで見掛けることが多かった、途中局面も解けそうに思えますね。前半と後半に分けて考えることができる作品なら。

ほっとさん「けいたんさんは完全率が高くて凄いですね。」

■けいたんさんはmixiの時も難問を創作されていたようです。

けいたんさん「こんなにヒントを大盤振る舞いして解答が少なかったらどうしよう?」

■上級のヒント待ちの方が多かったのかもしれません。

占魚亭さん「何とか全問解答。パラ6月号はさっぱりでしたが……(苦笑)。」

■担当はパラ6月号の2問目が解けず、自信を持って「不詰み」と解答。問題文の解釈を間違っているのでしょう。

緑衾さん「確かに具体的な着手を示されると解きやすいですね。」

■悪魔系を程よく混ぜて出題できればと思います。


推理将棋第151回出題全解答者: 12名

  ミニベロさん  RINTAROさん  NAOさん  諏訪冬葉さん
  飯山修さん  ほっとさん  テイエムガンバさん  中村丈志さん
  けいたんさん  占魚亭さん  緑衾さん  はなさかしろうさん

当選: 飯山修さん

おめでとうございます。
賞品をお送りしますので、賞品リストから選んだご希望の賞品と送付先をメールでお知らせください。

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推理将棋第151回解答(2)

[2022年7月23日最終更新]
推理将棋第151回出題の151-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第151回出題  推理将棋第151回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


151-2 中級  けいたん 作  とどめは55     10手

「10手で詰みか」
「角の手の王手が2回あったね」
「駒成はないな」
「とどめは55の着手だね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 10手で詰み
  • 角の手の王手2回
  • 駒成なし
  • とどめは55の着手

出題のことば(担当 Pontamon)

 最終手は2回目の角の王手でしょうか?それとも角以外の駒での3回目以降の王手?

作者ヒント

 角の手には角不成もあり得る(けいたん)

締め切り前ヒント

 角の王手は、3手目の駒取りと8手目に角を打つ。


推理将棋151-2 解答  担当 Pontamon

▲76歩、△32金、▲33角不成、△同金、▲68玉、△44金、
▲77玉、△86角、▲66玉、△55金 まで10手

(条件)
・10手で詰み
・角の手の王手2回(3手目▲33角不成、8手目△86角)
・駒成なし(3手目▲33角不成)
・とどめは55の着手(10手目△55金)

Suiri1512

Suiri1512a角の王手と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、最速王手である3手目の▲33角不成での王手です。それを△33同飛で取れるように2手目を△32飛とすれば、取った角と中段へ出る道が開けた飛とのコンビで先手玉を詰める飛角サンドイッチの詰み形が浮かびます。ただ、通常だと△56飛までですが今回は最終手が55地点だと指示されていますので、△36飛ではなく△35飛と浮いてからの△55飛の手順(参考1図)を指してみました。

無事、10手で詰めたと思ったのですが、先手には持ち駒に歩があるので▲57歩や▲55歩の合い駒ができるので詰んでいませんでした。また、角の王手も3手目の▲33角不成の1回だけなので△68角の角での王手を増やすと、▲76歩、△32飛、▲33角不成、△同飛、▲56歩、△68角、▲58玉、△59角不成、▲55歩、△35飛、▲54歩、△55飛 の手順になり、歩の合い駒はできませんが12手の手数オーバーになります。

参考1図:▲76歩、△32飛、▲33角不成、△同飛、▲58玉、△59角、▲56歩、△35飛、▲55歩、△同飛 まで10手

Suiri1512b最終手が△55飛でダメなら、次は△55角の出番です。最終手が角での王手なので、途中で角の王手が1回あれば角での2回王手の条件をクリアできます。この方針で指してみたので参考2図の手順になります。中段へ出て行った先手玉は△55角の角打ちで詰まされましたが、先後が協力して玉の退路を塞ぐ手に手数が掛かってしまい、手数オーバーの12手になってしまいました。序の主役駒は角ですが、生の角でトドメを指すとなると中々難しいようです。

参考2図:▲76歩、△34歩、▲68玉、△74歩、▲77角、△同角不成、▲同玉、△64歩、▲66玉、△54歩、▲56角、△55角 まで12手

55地点でトドメを刺す駒が飛でも角でもないとすると、他にはどんな駒種があるでしょうか?先手陣に居る玉ではなく、参考2図のような中段玉であれば飛び道具でなくても良さそうです。たとえば、▲36歩、△34歩、▲48玉、△32金、▲37玉、△33金、▲46玉、△44金、▲56玉、△55金のような頭金の形です。銀だと銀腹の45や65地点へかわすことができるので金が良さそうです。ただし、この例だと角での王手が1回も無いので工夫が必要です。

最速での角の王手である▲33角不成を手順に入れた場合、初手の▲76歩と3手目の▲33角不成が必須になるため、先手着手の残り3手では、▲68玉、▲77玉、▲66玉しか指せないので56地点へ行くことができません。仮に最終手が△55金だとすると、66の玉は、通って来た77地点と55の金の利きがない75地点へ逃げることができます。これら2地点を後手がカバーするには△86角が打って付けです。△86角ならたった1手で両地点をカバーできます。角を入手する△33同金の前の3手目の▲33角不成が王手になるように、2手目は△32金に決まりです。

初手から、▲76歩、△32金、▲33角不成、△同金。先手は残り3手を使って玉を66地点へ移動させるので5手目から、▲68玉、△44金、▲77玉に8手目に△86角を指して2回目の角での王手を実現させます。続いて、9手目の▲66玉に△55金で詰みとなりました。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

ミニベロさん「これも古典手筋ですね。」

■ミニベロさん作の詰将棋パラダイスの推理将棋47番(2009年8月号)と同じ詰み上がりでした。

RINTAROさん「59角58玉55飛の詰み形を目指そうとするとうまくいかない。」

■△55飛までの飛角サンドイッチだと、▲54歩まで指して貰う必要があるので手数が足りません。

NAOさん「最終手の紛れに結構てこずりました。55角は角成が入るし55飛は角王手が1回止まりで、ようやく55金に辿り着く。詰パラ47ミニベロ作10手とは見せ方が異なっているが、各々味のある良問。」

■1手で55へ行ける角や移動距離を稼げる飛の手が思い浮かび易いですね。

諏訪冬葉さん「作者ヒントを見て「角の王手の1つは33角不成」と予想しました。」

■「角成は馬の手ではなく角の手」というのは注意文として見かけますが、角不成が角の手というヒントなので角での王手のひとつが▲33角不成だと想像し易かったかも。

飯山修さん「詰パラ47は先手後手共大駒着手1回ずつ+王手2回という条件でしたが今回は角の王手2回+最終手55。この時は52名中14名しか正解のない難問となったのはやはり悪魔系のせいでしょう(作者ミニベロさん)」

■詰パラ47は王手2回でしたか。担当のエクセルの過去問データだと王手3回となっているので2手目は本問と同じ△32金と記入してありました。転記ミスかな、王手2回なら2手目は△42金だったのですね。

ほっとさん「55の着手は金だった。」

■飛、角が駄目なら次は金気が有力になります。

占魚亭さん「そうか、凧金か!」

■ひねり飛車対策ではなく中段玉対策の凧金でした。

緑衾さん「ずっと角で金を取る筋を考えていましたが逆でした。角の王手2回の条件がうまいですね。」

■角での王手2回なので、△77角不成、▲68金、△同角、▲同玉が見えてきます。後手は△54歩と△55金で丁度良いのですが、先手の▲56玉が間に合いません。

はなさかしろうさん「金の進出は意外に早いのに、出題は珍しい気がしました。」

■おもちゃ箱で中段へ金が出て行く10手詰作なら、まささん作の9-2「無謀な突撃」、チャンプさん作の52-2「オウム返し(その3)」、渡辺さんの62-4「14の駒は?」、NAOさん作の101-3「ダンシングクイーン」、担当作の147-3「5段目玉を詰める」の5作でしょうか。


正解:11名

  ミニベロさん  RINTAROさん  NAOさん  諏訪冬葉さん
  飯山修さん  ほっとさん  テイエムガンバさん  けいたんさん
  占魚亭さん  緑衾さん  はなさかしろうさん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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推理将棋第151回解答(1)

[2022年7月21日最終更新]
推理将棋第151回出題の151-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第151回出題  推理将棋第151回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


推理将棋第151回解説  担当 Pontamon

第151回のけいたんさんの個展では12名の方々から解答をいただきました。解答、ありがとうございます。


151-1 初級  けいたん 作  51飛まで       9手

「51飛まで9手で詰みか。これが初王手だったね」
「2手目は4筋の着手だったな」
「不成はなかったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手で詰み
  • 最終手は初王手の51飛
  • 2手目は4筋の着手
  • 不成なし

出題のことば(担当 Pontamon)

 盤上の飛を動かして9手目に51へは行けますが、2手目が4筋だと無理そうです。

作者ヒント

 飛は振らない(けいたん)

締め切り前ヒント

 4筋の2手目は玉の退路を塞ぐ金の手。


推理将棋151-1 解答

▲76歩、△42金、▲55角、△74歩、▲82角、△52玉、
▲73馬、△72金、▲51飛 まで9手

(条件)
・9手で詰み
・最終手は初王手の51飛(9手目▲51飛)
・2手目は4筋の着手(2手目△42金)
・不成なし(5手目▲82角成)

Suiri1511

Suiri1511a最終手が▲51飛となると、初期配置51の玉は何処かへ移動させておく必要があり、玉位置は玉移動の手が1手なら41、52、61のどれかになるはずです。後手は手の4手は、飛の移動、玉の移動と最終手▲51飛を同金で取れないように左右の金を移動する2手の計4手のはずなので玉移動は1手だけです。

参考1図は最終手▲51飛までの9手で詰んでいますが、▲33角不成は▲24角不成でも▲15角不成でも良いので余詰みかと思ったら条件を読み間違えていました。42地点や62地点で後手の飛を角で取る時の定番は角不成なので、最終手▲51飛で詰ますための飛の入手は角不成で、条件は「駒成なし」だと思い込んでいました。

参考1図:▲76歩、△42飛、▲33角不成、△52玉、▲42角不成、△32金、▲33角不成、△62金、▲51飛 まで9手

Suiri1511b参考1図では42地点で飛を取る際に王手にならないような手順と角を不成で指して失敗しました。かと言って、▲42角成では52の後手玉に王手が掛かってしまいます。そこで、参考2図では飛取りを62地点にして、▲62角成で飛を取る手が後手玉への王手にならないように事前に△41玉と逃げておく手順にしました。この事によって、▲62角成で飛を取った後の馬を動かす必要もありません。なので後手の協力手△54歩を必要とせずに先手が▲53角成から▲62同馬で飛を取る余裕がありました。しかし、後手の手では飛の移動、玉の移動、左右の金移動の4手で目一杯のため△32銀を指すことができず詰んでいませんでした。

参考2図:▲76歩、△42金、▲44角、△41玉、▲53角成、△62飛、▲同馬、△72金、▲51飛 まで9手

後手着手の内訳で。玉移動の1手は必須ですが他の手の必要性を検討してみます。

後手の左右の金を移動させるのに2手掛かっていますが、先手が飛を取った後に馬で金を取れば後手には1手の余裕ができるので参考2図では指せなかった銀の手を指すことができそうです。参考2図の手順では▲53角成を指しているため、7手目の▲62馬で飛を取った後に▲61馬で金を取るのが9手目になるので手数オーバーです。そこで、参考2図とは左右反転した後手の駒配置で考えてみると、▲76歩、△42飛、▲33角不成、△62金、▲42角成、△61玉、▲41馬、△72銀、▲51飛の9手で詰ますことができますが、▲42角成が王手になってしまいます。どうも後手の金の手を減らすことはできないようです。

では、後手の手で飛を移動する手を省くことはできるでしょうか?つまり、初期配置の82地点の飛を先手が取りに行く手順です。▲82角成で後手の飛を取った後、61の金を1手で取ることはできないので、後手は左右の金の両方を動かす必要があり、玉移動の手を合わせると後手に残っているのは1手だけです。先手が61の金を取れないのであれば、その1手を△32銀に使うこともできないので、後手の残り1手は先手の飛取りの手に対する協力手の△74歩が濃厚です。

初手から、▲76歩、4筋の手、▲55角、△74歩、▲82角成です。2手目の4筋の手で玉が42へ移動すると、最終手の▲51飛が王手にならないので△42金で決まりです。後手玉は△52玉か△61玉のどちらかになりますが、最終手の▲51飛を支える駒が必要になります。それは▲73馬しかありません。後手の残り2手は、右金の移動と玉の移動です。▲73馬と▲51飛の形で詰むのであれば、△72金、△61玉の順でも△52玉、△72金の順でも詰み形を作ることは可能ですが、前者の順だと7手目の▲73馬が王手になるので後手手順は後者になります。6手目から、△52玉、▲73馬、△72金、▲51飛で詰みとなりました。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

けいたんさん(作者)「不成なしで振り飛車の筋を消した。」

■最終手が飛なので飛の入手が必要なところで2手目が4筋の条件なら△42飛と振ってしまいそう。

ミニベロさん「最近のけいたんさんは古典の掘り起こしをしてるのかな。」

■類型の作品としてミニベロさん作の詰パラの27番がありました。

RINTAROさん「33からだとうまくいかないので、逆から攻める。」

■▲33角成から▲42馬で飛を取る手順は、玉が61へ行くタイミングが合いません。

NAOさん「どこで飛を取るか?素直に82で取れば自然に手が決まる。52-3チャンプ作12手から無駄手を3手省いたのが本問。」

■過去作を探す際、本問だと9手目が51飛の作品を検索するので、先後が入れ替わっていると見つけ難いですね。

諏訪冬葉さん「2手目42飛と並行して考えていたら52玉を見落としてました。」

■不成ができれば、42で飛を角不成で取ってから角を逃げる手順が可能なのですが...。

飯山修さん「2手目4筋はいかにも42飛を誘っているのでそれ以外の手から考えるという王道を通って大正解」

■推理将棋をやっていると何でも疑ってしまう癖が...。

ほっとさん「飛を取るにはこのルート。」

■飛を振る代わりに△74歩の協力手。大差ないようだけど、角成が王手にならない利点。

中村丈志さん「締め切り前ヒントに助けられました。今月も指し将棋が忙しく、ここまでです。」

■トーナメントを勝ち上がっているとかかな。

占魚亭さん「飛車は急いで取らなくても間に合う、ということですね。」

■どうしても、条件クリアのための着手を急いでしまいます。

緑衾さん「どうしても王手が掛かってしまいましたが、73馬と52玉の配置を発見してなんとかなりました。」

■42や62の飛を角不成で取っての△52玉はできるのですが、角成が王手になるので△52玉ではなく41や61へ玉を動かすことを考えるとはまってしまいます。

はなさかしろうさん「初王手と不成なしの組み合わせがいい感じにもどかしかったです。」

■82で飛を取れば両方の条件をクリアできるという仕掛けでした。


正解:12名

  ミニベロさん  RINTAROさん  NAOさん  諏訪冬葉さん
  飯山修さん  ほっとさん  テイエムガンバさん  中村丈志さん
  けいたんさん  占魚亭さん  緑衾さん  はなさかしろうさん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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推理将棋第152回出題(8月10日まで)

[2022年8月3日最終更新] 締め切り前ヒント

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第152回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2022年8月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第152回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第152回出題  担当 Pontamon

第152回の上級ではぬさん作の15手詰を出題するため、初級は短手数の7手詰を担当が作りました。
中級はNAOさん作の高飛車シリーズの10手作です。


■本出題


■中間ヒント (7月29日 作者)

152-1初級:先入観は捨てて逆転の発想を(Pontamon)
152-2中級:高飛車くんの負け(NAO)
152-3上級:終局時の双方の玉位置は中央3×3の範囲のどこか(ぬ)

■締め切り前ヒント (8月3日 Pontamon)

152-1初級:後手が5筋の手を3手指します。
152-2中級:▲65飛の直後に吊るし桂で詰みます。
152-3上級:先手の66の玉への王手の15手目の応手が逆王手になります。


152-1 初級  Pontamon 作  同じ筋 vs 同じ段?     7手

「さっきの将棋は7手で詰んだよ」
「どんな将棋だった?」
「僕は同じ筋の手を9段目側から1段目側への順で指したんだ」
「じゃ、相手は同じ段の手だけだったんだろう?」
「いや、相手には同じ段や筋の連続着手はなかったよ」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 7手で詰み
  • 対局者の一人は同じ筋の手を9段目側から1段目側への順で指した
  • 相手は同じ段や筋の連続着手なし

152-2 中級  NAO 作   高飛車くん(その10)  10手

「桂の手より後に5段目への飛車の手を指してやったぜ」
「いつもの高飛車戦法だね。不成の手はなくてたったの10手で詰みか。
 5段目への飛の手より後の桂の手が勝負を分けたね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
  • 10手で詰んだ
  • 5段目への飛の手より前と後に桂の手があった
  • 不成の手はなかった

152-3 上級  ぬ 作     接待将棋なのに……    15手

『何度読んでも、この手しか指す手がない……。接待将棋なのに!』
(彼は角を取った手を思い出した。その角は駒台に乗ったままだ。)
『何となく指した3手目の桂跳ねですら利いているなんて……』
(…そして彼は意を決してその手を指し、15手目に詰ませて勝った。)

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 15手目の合法手は詰みとなる1つのみ
  • 3手目は桂
  • 先手は角を取ったが打たなかった

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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推理将棋第150回解答(3)

[2022年6月29日最終更新]
推理将棋第150回出題の150-3の解答、第150回出題の当選者(ほっとさん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第150回出題  推理将棋第150回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


150-3 上級  Pontamon 作    不成からの成じゃない 11手

「11手目に1筋の後手陣への手で詰めたよ」
「どんな将棋だった?」
「不成の手の後に成の手があったよ」
「それって珍しくはないよね?」
「でも、不成の手の駒種と成の手の駒種は違ってたんだ」
「ということは、いきなり駒成した駒種と、不成の手だけだった駒種があったんだね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 11手目の1筋の後手陣への手で詰み
  • 不成の手より後で成の手があった
  • 不成の手と成の手は異なる駒種

出題のことば(担当 Pontamon)

 最終手が1筋でなければ、駒種が違う不成と成で詰める形はあるのだが。

作者ヒント

 不成は先手の角、成は後手の駒。

締め切り前ヒント

 最初の不成は22角不成。12へ飛を打っても同香はできない。


推理将棋150-3 解答 担当 Pontamon

▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲13角不成、△32玉、
▲31角不成、△42飛、▲同角不成、△17香成、▲12飛 まで11手

(条件)
・11手目の1筋の後手陣への手で詰み(11手目▲12飛)
・不成の手より後で成の手があった(3手目▲22角不成、5手目▲13角不成、7手目▲31角不成、9手目▲42同角不成、10手目△17香成)
・不成の手と成の手は異なる駒種(不成は3,5,7,9手目の角、成は10手目△17香成)

Suiri1503

Suiri1503a不成の駒と成の駒の駒種が違うとのことであれば、▲33角不成と▲23歩成までの詰みが簡単に思い浮かぶはずです。▲76歩、△42玉、▲33角不成、△32玉、▲26歩、△32飛の後、先手は2筋の歩を突き進めて11手目に▲23歩成で詰ますことができますが、最終手は1筋の着手でなければいけない条件なので角不成と歩成の組み合わせでは無さそうです。

そこで、大駒に活躍してもらって、角不成と飛成、しかも1筋の飛成の手で詰めてみたのが参考1図です。居玉に▲11飛成なので三間龍の形になりますが二間以上離れる場合には角で銀をピンする必要があり、詰ませたのは良いのですが手数が13手なので手数オーバーの失敗でした。

参考1図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△33桂、▲11角不成、△22飛、▲同角不成、△52金左、▲12飛、△42銀、▲33角不成、△62金上、▲11飛成 まで13手

Suiri1503b攻め方の先手が不成と成の両方を指すのに無理があるのかもしれません。序からすぐに実現可能なのは先手の角不成なので、後手に駒成の手を指して貰いたいところです。後手が歩を突き進めて歩成をするには4手、歩を突いてから桂が跳ねて行くのも合計で4手かかるので、後手は他の手を指せないので無理そうです。△32飛や△42飛なら飛成をするなら最短6手目に角不成後の飛成が可能ですが、どちらも1筋の手での詰みに持っていけそうにありません。後手が角不成で先手の駒を取って、それを打ってから駒成するのも手数が掛かってしまいます。となると残る駒は香。香成には自分の歩が邪魔しているので歩突きの4手よりも手数が掛かってしまいそうですが先手に歩を取って貰った後なら1手で香成が可能です。93の歩を取るなら▲66角からの▲93角不成が容易に見えますが、本問では最終手が1筋の手のため、13の歩を取りに行くことになります。▲78銀、▲79角、▲56歩、▲13角不成では7手も掛かってしまいますが、▲22角不成から▲13角不成なら2手で済みます。参考2図はこの手順で13の歩を払い、後手に△17香成を指して貰って、11手目の1筋の手で詰めたものです。

無事に解けたと思ったのですが、最終手は単に1筋の手ではなく、後手陣の1筋、つまり11、12、13地点の手でなければいけなかったので参考2図は失敗手順になります。

参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲13角不成、△32玉、▲31角不成、△17香成、▲22銀、△24歩、▲14角 まで11手

失敗した参考2図の手順で8手目の△17香成を指した局面を眺めてみると、11、12、13地点はガラ空きなので好きなところへ駒を打つことができますが、持ち駒は角と銀だったので▲14角で詰ます形が見えました。玉が32の位置なので、この後手玉へ後手陣の1筋の手で王手を掛けることができるのは飛を12へ打つ手しかありません。▲12飛で詰ますにはどのような形があるのか閃けば解決です。言うは易しなので、詰み形が閃かなくてもまずは飛を入手する必要があるのでそれを先に解決します。8手目の△17香成の代わりに△42飛を指して貰えれば9手目に▲42同角不成で飛を入手できるので10手目に△17香成を指して貰います。これで先手は次の着手で▲12飛を打てるのですが、飛を打ってみると、なんと詰んでました。

詰み形は飛角サンドイッチの横型でした。この詰み形は飛角サンドイッチの縦型よりも圧倒的に出現回数が少ないので、詰み形から解いて行くことは難しかったと思います。詰み形が思い浮かばないと、解説のように不成と駒種と成の駒種の組み合わせを順に追って行くことになったかと思います。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

Pontamon(作者)「作図が完成した際には新作だと思っていたのですが、類作に、38-3の「不成5回で12まで」がありました。」

NAOさん「不成は角として、成は何か?歩桂銀飛どれもちょっと足らず、11香成もわずかに届かない。やはり本命の17香成だったか。31~42ルートでの飛取りになかなか気づかず大苦戦の一局。条件、手順、詰形3拍子揃った名作です。」

■「不成も成も角だけどそれぞれ別の角」は簡単。角以外で駒成を入れて、最終手が1筋だと手が絞られます。

諏訪冬葉さん「最終ヒントから「玉は32」「成の手は17香成」「31銀は消去」と読めたのであとはまとめるだけでした。」

■締め切り前ヒントでは「角不成で取った飛を12へ打つ」(参考1図の手順の紛れを残して)を用意していたのですが、解答の集まりが悪かったので大甘のヒントに変えました。

ほっとさん「33玉・11角の詰め上がりを目指すとどうしても逃げ道が塞がらない。」

■後手陣の1筋なので▲11角の最終手が検討候補になるのは仕方ありません。

飯山修さん「38-3の感想をみると不成5回の条件が解答を容易にしているとの事なので今回の条件のほうが優れていると思います」

■38-3の解説をみてみると11手の不成回数最多は7回と予想されてますね。これで1作できるかな?

原岡望さん「角の大活躍」

■角不成が4回ですもんね。

RINTAROさん「条件は少々難解も作意はすっきり。」

■不成の手の後に成の手があって、更にその後に不成の手があったら成の手がもう一回必要なのかどうかと悩んだとかかな。

はなさかしろうさん「会話文を頼りに考えましたが、本命の11角までが1手不足でヒント待ちに。面白い手順で華麗な詰上りに到達しました。」

■ひとつの駒で不成の手を繰り返して良いのかどうかということに引っ掛かったのかな。

ミニベロさん「このネタもかなり古典だが、条件が旨いです。」

■過去作に類作があったことに気付いたのは解説を書いていた時でした。新作ではなく古典でした。

緑衾さん「解けなかったのでヒントを見たのですがそこからも少し難しかったです。たぶん,詰んでいると分かりづらい終局図だからですかね。」

■玉周りが結構スカスカで、先手角も取れそうなので詰んでいることに気付きにくい形ですね。

桝彰介さん「3三の玉を3一角と3五銀でサンドイッチにして1一角で詰ます順で足りず、前もなかなか気付かなかった横バージョンの飛車角サンドイッチでした。」

■▲11角までの手順にはまった方が多かったようです。


正解:10名

  NAOさん  諏訪冬葉さん  ほっとさん  飯山修さん
  原岡望さん  RINTAROさん  はなさかしろうさん
  ミニベロさん  緑衾さん  桝彰介さん


(総評)

NAOさん「出題後すぐ解答を送りましたが、1は余詰順、2は条件未達で作意は1問も解けていませんでした。3が難問で中間ヒント直前にようやく手順が見えました。」

■いつも、余詰指摘、ありがとうございます。もちろん嫌みじゃなくて本当に感謝しています。

ほっとさん「今回は考えやすくてバランスのよい選題でした。」

■初級と上級が難問だったようですが、悪魔系と相性が良いのでしょうか。

飯山修さん「今回は過去問のおさらいの重要性を再認識しました」

■過去問の条件違い特集のつもりではなかったのですが...。

原岡望さん「今回は1に苦戦しました。6日の解答でやれやれ。150回おめでとうございます!」

■119回からの担当なので今回が32回目の出題でした。次のキリ番(死語らしい)の200回は4年2ヵ月後なので担当ではないでしょうが、200回を生きてむかえたいです。

RINTAROさん「今回は150-1にやられました。」

■歩突きの筋は忘れた頃に効果絶大。しかも今回は飛も振らず、歩成まででもないので検討筋から完全に外れてしまったのでしょう。

ミニベロさん「今回は「温故知新」でしたね。」

■結果的にそのようになったようです。

緑衾さん「今回は意外な筋が多かったです。」

■歩突き、金銀の入れ替え、香成。確かに見慣れない筋ばかりでした。

桝彰介さん「今回も全問正解出来ませんでしたが、推理将棋を考えるのは楽しいです。指し将棋の仲間に推理将棋のことを話したら、「そんな世界があるとは知りませんでした、良い趣味ですね」と言われました。」

■是非、推理将棋の世界へ引き込んでください。


推理将棋第150回出題全解答者: 11名

  NAOさん  諏訪冬葉さん  ほっとさん  飯山修さん
  原岡望さん  RINTAROさん  中村丈志さん
  はなさかしろうさん  ミニベロさん  緑衾さん  桝彰介さん

当選: ほっとさん

おめでとうございます。
賞品をお送りしますので、賞品リストから選んだご希望の賞品と送付先をメールでお知らせください。

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推理将棋第150回解答(2)

[2022年6月25日最終更新]
推理将棋第150回出題の150-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第150回出題  推理将棋第150回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


150-2 中級  けいたん 作    6筋に異種の大駒   10手

「10手で詰みか」
「6筋に異種の大駒がある局面があったな」
「3回あった銀の着手はすべて先手だったね」
「駒成はないな」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 10手で詰み
  • 6筋に異種の大駒がある局面があった
  • 3回あった銀の手は全て先手
  • 駒成なし

出題のことば(担当 Pontamon)

 駒成なしで異種の大駒と言えば、飛と角の組み合わせしかありませんね。

作者ヒント

 とどめは金。

締め切り前ヒント

 銀腹へ金を打って詰ませるのですがその銀は何段目?


推理将棋150-2 解答 担当 Pontamon

68飛、△34歩、▲38銀、△66角、▲39金、△57角不成
49銀、△39角不成、▲58銀、△48金 まで10手

(条件)
・10手で詰み
・6筋に異種の大駒がある局面があった(初手▲68飛、4手目△66角)
・3回あった銀の手は全て先手(3手目▲38銀、7手目▲49銀、9手目▲58銀)
・駒成なし(6手目△57角不成、8手目△39角不成)


Suiri1502

タイトルにもなっている「6筋に異種の大駒」は厳しい条件なのでしょうか。「駒成なし」の条件があるので、異種の大駒は飛と角で決まりです。筋も指定されているので大駒着手の組み合わせはそう多くはないでしょう。攻め方の後手が△62飛と△66角の両方を指すには△34歩も合わせて3手必要。つまり6手目で条件をクリアできますが、残り2手での詰みは無さそうです。先手が▲66角と▲68飛の両方を指す場合も▲76歩を合わせて3手が必要で、後手が66の角や68の飛を取れるのは6手目以降になります。▲56歩の手が無いので58の飛を取れるのは最短で8手目なので残り1手では飛を打っての詰みは無さそうです。66の角を取るには△34歩さえ指していれば4手目で△66角とすることができますが、▲68飛が指される前に△66角とするのであれば、6筋の大駒着手は先手が▲68飛で後手が△66角で分担することと同じになります。6筋の大駒着手を先後で分担する場合のもうひとつは、▲76歩、△62飛、▲66角の手順です。これなら初手から3手で「6筋に異種の大駒」を配置することを実現できます。

Suiri1502a参考1図の手順は、先手が▲68飛と▲56歩、後手が△34歩からの△66角の4手で「6筋に異種の大駒」の条件をクリアして、その後の後手角の進入を助ける▲56歩も付いている状態から先手玉を詰めた手順です。駒成なしなので飛打ちからの一間龍ではなく玉から一間離して飛を打つまでの詰みです。飛の打ち場所確保の△31角不成からの57へのスイッチバックで飛を取り、玉の退路を封鎖しています。57で飛を取るタイミングを計るための「6筋に異種の大駒」の条件だったのかと感心します。

しかし、この参考1図の手順では銀の手が無いので失敗でした。

参考1図:▲68飛、△34歩、▲56歩、△66角、▲58飛、△39角不成、▲57飛、△同角不成、▲58金右、△39飛 まで10手

Suiri1502b先手は銀の着手を3回指す必要があるので、それを念頭に入れて指してみたのが参考2図の手順です。参考1図での3手目の代わりに▲48銀と差して先手の銀着手の回数を稼ぎます。目指す詰み形は7手詰での▲62角に▲53銀の形です。48地点で銀を後手に差し出せばよいのですが、銀着手3回なので一旦▲39銀で戻ってから再度の▲48銀を指します。先手の▲56歩の協力は期待できないので後手は△57角不成を指してから48の銀を取ればタイミングびったりで詰みになりました。

これで解図成功だと思ったのですが、条件は、先手の銀着手が3回ではなく銀着手は先後合わせて3回が正しい条件でしたので最終手の△57銀を打つことができないので参考2図の手順は失敗でした。

参考2図:▲68飛、△34歩、▲48銀、△66角、▲39銀、△57角不成、▲48銀、△同角不成、▲58玉、△57銀 まで10手

とどめに銀を使えないとなると、とどめを刺す駒は何でしょう。先手の着手のうちの▲68飛は確定でしょうが、残り4手のうちの3手は銀の着手をしなければいけません。二枚角の詰み形は先手の歩突き協力が必要になるので除外されます。68の飛を角不成で取るとそれが王手になるため玉移動が必要になり。銀の着手を3回指すと初期配置の金2枚が残る状態になり、飛を打って先手玉を詰ますことはできません。ということは、とどめのために使えそうなのは金になりますが、駒成なしでは初期位置の金を角不成で取ることはできません。後手の角位置が66で、先手の飛が68に居るので金を取るなら57、48、39の角筋になるでしょう。先手は▲68飛以外の残り4手のうちの3手を銀の着手で使うので金移動に使える手は1手になります。なので57地点で金を差し出す手順ではありません。▲48金、△同角不成とすると▲同銀か▲58玉を指さないといけなくなります。後手の角が取られてしまっては金一枚ではどうしようもありません。▲58玉で王手をかわすと▲48金を指しているので銀着手は2回しかできなくなります。したがって、王手にならないように▲39金を後手に取らせる必要があります。▲39金を指すには初期配置39の銀を動かす必要があるので、▲68飛は初手で指す必要があります。

初手から▲68飛、△34歩、▲38銀、△66角です。3手目に▲48銀を指すと▲39金の後に銀の行き場がありません。銀着手を考えると▲78銀は指せますが左銀の移動もそこまでです。したがって、3手目は▲38銀で、▲39金で動いた金の初期位置の49地点へ▲49銀を指せるようにしておきます。5手目から▲39金、△57角不成、▲49銀、△39角不成です。後手は金を持ち駒にしましたので最終手でその金を打ちます。玉は居玉のままの59地点なので39の角を支えにして金打ちで王手をするには△48金しかありません。しかし、49には銀が居るので先手玉が詰むには49の銀を移動させる必要があります。△48金に利かないように▲58銀がぴったりです。9手目から▲58銀、△48金で詰みになりました。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

けいたんさん(作者)「銀の繰り替えが狙い」

NAOさん「68飛で左銀を封じられ、右銀3回。58銀形は珍しい。」

■左銀3回の58銀型の方が多いかもしれません。

諏訪冬葉さん「48で金を取ったら王手回避が必要になる・・・と思ったら39とは」

■居玉でいるために39で金を差し出す。

ほっとさん「最初に浮かんだ先手68飛+後手66角が正解だったので簡単に解けた。」

■▲68飛と△66角を配置すれば、1筋側からの攻めししか無さそうに見えますね。

飯山修さん「39銀が68迄行けば効率が良いのだが金をとるルートとかぶっておりうまくいかない。やむを得ず別ルートを考えたら6筋の飛角もクリアする絶妙な手順があった」

■48、59、68の移動だと金を取らせる場所とタイミングが難しく、6筋の大駒の問題も残ります。

原岡望さん「単に6筋大駒対決、だと余詰ですか」

■6筋大駒対決の条件だけだと、▲56歩、△34歩、▲68飛、△66角、▲48飛、△同角不成、▲58玉、△59角不成、▲55歩、△56飛の飛角サンドイッチの詰み上がりなどが余詰になります。

RINTAROさん「銀の入れ替えパズル。」

■金銀の入れ替えが作者の狙いでした。

はなさかしろうさん「角で銀を取る7手の筋を応用すると先手が途中で駒頭に着手してしまう…ということでヒント待ちに。この筋がありましたか~!」

■68の飛が居座ったままなので、横利きを止める▲58銀は必須。

ミニベロさん「狭い場所でのやり取りは古典の趣。」

■合い利かずの離れ業が出て来た時は驚愕したことでしょう。

緑衾さん「玉を動かすことばかり考えて手数が足りないと思ってました。居玉で詰ませられるんですね。」

■銀が3手、大駒1手なので玉は動かすとしても1手しか指せませんね。

桝彰介さん「駒入れ替えパズルのような動きから、見事な銀のスイッチバック。」

■銀の3手にはそれぞれ意味があって、無駄手はありませんでした。


正解:9名

  NAOさん  諏訪冬葉さん  ほっとさん  飯山修さん
  原岡望さん  RINTAROさん  はなさかしろうさん
  ミニベロさん  緑衾さん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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推理将棋第150回解答(1)

[2022年6月23日最終更新]
推理将棋第150回出題の150-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第150回出題  推理将棋第150回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


推理将棋第150回解説  担当 Pontamon

第150回の出題では出題稿送付の当日に初級と中級の作品の差し替えたため、余詰検討が不十分なままでの出題をしてしまいました。粗検、申し訳ありませんでした。
初級と中級を易しい問題に差し替えたつもりが逆に初級が今回の最難問だったようで、最終的には11名の方々からの解答で終わりました。
問題の差し替えで裏テーマは無くなったのですが、過去作の条件違い特集のようになっていたようです。


150-1 初級  ミニベロ 作    頭を使え!       9手

「驚いたね。相手の着手はすべて駒頭だったよ」
「将棋は頭を使うゲームだからね」
「こっちも9手目の初めての駒頭の手で詰ましてやったよ」
「将棋は頭を使うゲームだからね」
「成る手はいっさい無かったよ」
「将棋は頭を使うゲームだからね!」
「???」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手詰
  • 後手の着手の全てと最終手は「駒頭」で、この5手だけ
  • 成る手なし

出題のことば(担当 Pontamon)

 駒頭だけの着手と言われると面喰いますが、2段目の横移動の奥の手も可。

作者ヒント

 使用駒種最少問題。

締め切り前ヒント

 3回あった歩頭への着手のうち自分の歩頭の手は最終手だけ。

余詰修正

会話:9手目の駒頭の手⇒9手目の初めての駒頭の手
条件:「最終手は「駒頭」」の後に「で、この5手だけ」を追加


推理将棋150-1 解答

▲56歩、△52金左、▲55歩、△54歩、▲同歩、△53金
▲同歩不成、△72金、▲52金 まで9手

(条件)
・9手詰
・後手の着手の全てと最終手は「駒頭」で、この5手だけ(2手目△52金左、4手目△54歩、6手目△53金、8手目△72金、9手目▲52金)
・成る手なし(7手目▲53同歩不成)

Suiri1501

Suiri1501a後手は駒頭への手しか許されていません。つまり、1段目への着手や△12香、△92香や金、銀、玉が真っ直ぐ前へ進む手を指すことができません。好きな時に歩を突くこともできないのですが、玉や飛が2段目を横移動(1段目に駒がある筋へ)することはできます。そこで思い付くのが△42玉、△32玉、△42飛の3手を指すだけで▲23歩成までの7手で詰む形です。本問は9手なので参考1図の手順の4手目に先手の歩頭への手になる△24歩の1手を指すことができ、△42飛の代わりに42の金頭へ△42銀と上がる手を指すことも可能でした。9手目の▲22歩成で詰んだのですが、条件を見直すと成る手なしでしたので参考1図の手順は失敗です。

参考1図:▲26歩、△42玉、▲25歩、△24歩、▲同歩、△32玉、▲23歩不成、△42銀、▲22歩成 まで9手

Suiri1501b成る手を指せないのであれば、7手詰で最多となる▲53銀の詰み形を思い出しますが、先手が2段目の銀を取って、7手詰では後手玉が△52玉と上がるのですが、駒頭の手ではないので△52玉の形にはできません。また△54歩と突く手も駒頭の手ではないので駄目かと思ったのですが、参考2図の手順のように先手角が▲55角と出たタイミングで△54歩とすれば、駒頭への着手の条件をクリアできます。後手玉は△52玉とは上がれませんが△62玉とすれば金頭への手なので条件をクリアしていますし、銀頭への8手目の△72飛で玉の退路を塞ぐこともできます。ところが最終手の▲53銀が駒頭の手ではないので条件をクリアできていなくて失敗でした。

参考2図:▲76歩、△42銀、▲55角、△54歩、▲64角、△62玉、▲42角不成、△72飛、▲53銀 まで9手

参考1図の手順では玉腹への駒成、参考2図の手順では角と銀のコンビなので自分の駒の駒頭への手にすることができませんでした。参考1図では23地点で金を取って▲23歩不成の後で22へ金を打てれば駒成は不要ですが角が居ますし後手玉は居玉のままなので手数が足りません。参考2図の△62玉に△72飛の代わりに△72金の配置なら、▲53歩不成と▲52金で詰みます。後手の手数を数えると、△62玉、△72金の他に53地点で金を差し出すためには△54歩、△52金、△63金の3手が必要なので後手の手数は5手になり手数オーパーです。でも、▲53歩不成に▲52金の形なら後手玉は居玉のままで詰みます。初手から▲56歩、△52金左、▲55歩、△54歩、▲同歩、△53金とすれば、△54歩と△53金は先手の歩頭への着手なので条件をクリアしています。2手目は駒頭の手である必要があるので△52金左に限定されます。7手目から▲53同歩不成、△72金で飛の横利きを止めれば最終手▲52金の頭金で後手玉が詰みました。

余詰みですが、△52玉に対して42や62の先手角に▲53銀までの7手詰手順の形が成立していました。担当は、▲42角不成などで銀を取った際に△52玉と上がる手が駒頭の手から外れると思い、余詰み検討から外していましたが、9手なので▲53角不成の1手を余分に指しても9手で収まりました。つまり△52玉は53の先手角の駒頭への手となるため条件をクリアします。

余詰:▲76歩、△42銀、▲44角、△92飛、▲53角不成、△52玉、▲42角不成、△82飛、▲53銀 まで9手など。

先行作等は、本問作者の36-3の「急所は駒頭」第60回の練習問題です。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

ミニベロさん(作者)「粗検お詫び申し上げます。」

■出題当日に会話と作者ヒント作成をお願いをしたため、作者自身での余詰再検討の時間がありませんでした。申し訳ありません。今後はバタバタしないように早めに連絡ざせていただきます。

NAOさん(双方解)「そうか、作者はミニベロさんだった。名作、歩頭94問題のアレンジですね。」

■△72金と△52金を配置すると、担当は79-1「右桂の活躍」の手順が浮かびました。

諏訪冬葉さん(双方解)「白状します。推理将棋の館の9手詰めを漁って使えそうな手順を探しました(ここの36-3の問題です)。出題ページにあった「2段目の横移動」がないのが不安です。」

■過去問には歩の代わりに29の桂が跳ねて行く手順もありましたね。

ほっとさん「素直に?玉頭を目指す。」

■駒頭は自分の駒である必要はないので相手玉の玉頭の手を目指した訳ですね。

飯山修さん「36-3は忘れた頃に出てくるので今回は直前ヒントを見る迄気づかなかった。何と作者迄一緒ですか」

■飛先の歩と同様に、歩を突き進める手筋にやられると落ち込みます。

原岡望さん「「2段目の横移動の奥の手も可」に惑わされ大苦戦。居玉とは。」

■惑わせてすみません。解説の参考1図の手順が頭にあったので、駒頭の着手を続けることは難しいことではないと言いたかったのでした。

RINTAROさん「「駒頭」の定義があいまいで、「自分の駒頭」と解釈していました。締め切り前ヒントで、「相手の駒頭」もありなのかと気付いた次第。149-3が上手い伏線になっていて、確認したら、しっかり「味方の」と書いてありました。尚、本手順は1秒で分かりました(笑)」

■駒の頭は直前、駒の尻は直後の地点ですね。短く言って駒頭と駒尻です。

中村丈志さん「大駒を使う手ばかり読んでいました。」

■短手数の場合の主役は角なので、それを考えるのは正しいことです。でも手に詰まったら発想の転換が必要になります。

はなさかしろうさん「角で銀を取る7手の筋を応用すると先手が途中で駒頭に着手してしまう…ということでヒント待ちに。この筋がありましたか~!」

■その7手の筋で余詰があったので、余詰回避のために先手の駒頭の手は最終手だけに制限しました。

緑衾さん「おそらくよくある筋なのでしょうが,私が解いた問題では初めてでしたので苦戦しました。歩をのばしていくのですか。修正後がきれいにまとまった条件になってますね。」

■歩を突いて行って7手目に3段目でとどめ用の駒を取る手順は作図や余詰検討で出てくる手筋です。

桝彰介さん「初級ですが分かりませんでした。駒頭の条件が難しく苦戦しました。」

■駒頭とか駒尻に限らず、先後どちらにも当てはまる表現の時にはミスディレクションに気を付けましょう。


正解:10名

  NAOさん  諏訪冬葉さん  ほっとさん  飯山修さん
  原岡望さん  RINTAROさん  中村丈志さん
  はなさかしろうさん  ミニベロさん  緑衾さん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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推理将棋第151回出題(7月10日まで)

[2022年7月25日最終更新] 151-3解答、第151回出題当選者

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第151回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2022年7月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第151回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第151回出題  担当 Pontamon

前回は具体的な情報がない悪魔系問題だったので難しかったようです。
そこで第151回は具体的な最終手条件がある3題を選題したところ、けいたんさんの個展になりました。


■本出題


■中間ヒント (6月27日 作者)

151-1初級:飛は振らない(けいたん)
151-2中級:角の手には角不成もあり得る(けいたん)
151-3上級:王手3回(けいたん)

■締め切り前ヒント (7月2日 Pontamon)

151-1初級:4筋の2手目は玉の退路を塞ぐ金の手。
151-2中級:角の王手は、3手目の駒取りと8手目に角を打つ。
151-3上級:同の手は、3手目と飛を取る手の2回。


151-1 初級  けいたん 作  51飛まで       9手

「51飛まで9手で詰みか。これが初王手だったね」
「2手目は4筋の着手だったな」
「不成はなかったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 9手で詰み
  • 最終手は初王手の51飛
  • 2手目は4筋の着手
  • 不成なし

151-2 中級  けいたん 作  とどめは55     10手

「10手で詰みか」
「角の手の王手が2回あったね」
「駒成はないな」
「とどめは55の着手だね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
  • 10手で詰み
  • 角の手の王手2回
  • 駒成なし
  • とどめは55の着手

151-3 上級  けいたん 作  35馬まで      11手

「35馬まで11手で詰みか」
「同の着手が2回あったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 11手目の35馬で詰み
  • 同の着手が2回あった

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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推理将棋第149回解答(3)

[2022年5月25日最終更新]
推理将棋第149回出題の149-3の解答、第149回出題の当選者(占魚亭さん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第149回出題  推理将棋第149回解答(1) (2) (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


149-3 上級  はなさかしろう 作 渋滞のなくしかた    16手

「隣の将棋が終わったみたいだけど、どんな将棋だったの?」
「16手で詰んだよ。すべての手が同一筋への着手だったな」
「ふうん…ものすごく短い手数というわけではないね」
「そうだね。味方の駒の頭への着手がなかったからかな」
「なるほど。それは渋滞してしまいそうだね」
「うん。だからかな、味方の駒の尻への着手は6回あって、そのうち4回は味方の歩の尻への着手だったよ」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

※ 駒の頭は直前、駒の尻は直後の地点を指します。例えば先手の17の歩の頭は16、尻は18の地点、後手の13の歩の頭は14、尻は12の地点をそれぞれ意味します。(作者)

(条件)

  • 16手で詰んだ
  • すべての手は同一筋への着手
  • 味方の駒の頭への着手はなかった
  • 味方の駒の尻への着手は6回あり、そのうち4回は味方の歩の尻への着手だった

出題のことば(担当 Pontamon)

 手数は少し長いですが、着手筋はひとつなのでどうにかなりそうな感触。

作者ヒント

 2 or 8筋では詰みを作れませんが、それでも飛をなんとかしたいですね。(はなさかしろう)

締め切り前ヒント

 先後とも玉が上がって5筋の歩を突く。先手の飛頭への歩打ちはOKです。先手玉は54で詰みます。


推理将棋149-3 解答 担当 Pontamon

58玉、△52玉、▲56歩、△54歩、▲57玉、△55歩、
58飛、△56歩、▲玉、△57歩、▲55玉、△58歩不成、
56歩、△57飛、▲54玉、△56飛成 まで16手

(条件)
・16手で詰んだ
・すべての手は同一筋への着手(全着手5筋)
・味方の駒の頭への着手はなかった(2手目△52金左右でも詰むが、これは玉頭への着手になる)
・味方の駒の尻への着手は6回あり、そのうち4回は味方の歩の尻への着手だった(初手▲58玉(歩尻)、2手目△52玉(歩尻)、5手目▲57玉(歩尻)、7手目▲58飛(玉尻)、13手目▲56歩(玉尻)、14手目△57飛(歩尻))

Suiri1493

Suiri1493a本問では厄介な条件が付いています。それは、自駒の駒頭への着手が禁じられている点と全手順がひとつの筋だけの点です。と金の頭に銀を打って詰めるように、支えの駒の駒頭への着手が本問ではできません。となると支えの駒は大駒や香のように遠距離の利きがある駒のはずです。端筋の香は入手できず、斜めに利きがある角はとどめとしては使えるものの最終手の支えにはなりません。つまり本問では飛の活躍が重要になるはずです。

次に着手筋ですが、はてるま手筋のような3筋の1間龍の形の場合、邪魔になる39の銀や49の金は3筋への移動ができるので盤上から外すことができます。また、玉自信が1手で移動できる4筋だけの着手や玉が5筋のままの手順もありそうです。

参考1図は、3筋だけの着手で詰み上がりは8段目と9段目の二枚の飛の形で詰めた手順になりますが、手数オーバーの20手になってしまいました。玉の退路を抑えるために△38飛の配置が必要で、最終手までは気にしていたのに最終手は自駒の駒頭への着手となる条件違反の△39飛打でした。

参考1図:▲38銀、△32銀、▲36歩、△34歩、▲37銀、△35歩、▲38飛、△36歩、▲39金、△37歩不成、▲同飛、△33銀、▲同飛不成、△32飛、▲38金、△33飛、▲32歩、△38飛不成、▲33銀、△39飛打 まで20手

Suiri1493b参考1図の手順の失敗を踏まえて、参考2図では41の飛を支えにして、△48飛成までの16手で詰めた手順になります。玉が居玉であっても△48飛成だと8段目を抑えているので▲68玉の逃げはできないはずでしたが、4筋の先手着手が品切れなったため、▲49玉が指されています。16手詰ですが、駒尻の条件を満たせていなくて失敗でした。

参考2図:▲48金、△44歩、▲46歩、△45歩、▲47金、△46歩、▲48飛、△47歩不成、▲同飛、△42金、▲同飛不成、△同飛、▲48銀、△41飛打、▲49玉、△48飛成 まで16手

もし、角をとどめに使うのであれば、△78飛成で8段目と69地点を抑えて、最終手で△77角と打つ形があります。とどめの角を取っておくほかに、68地点での合いができないように、金、銀、飛も取っておく必要があり、△77角を▲同桂できないように桂も取っておく必要があるため16手では手数が足りません。

居玉の横や上から攻めた3筋や4筋の手順では失敗したので、残るは5筋です。居玉を5筋上部から攻めようとしても玉の両脇の金の処理が問題です。詰みに邪魔だからと言って、▲58金右のようら玉頭の手を指して中段へ移動して後手に取らせるようなことができません。となると、玉自らが中段へ出て行き後手は玉の背後からの攻めで詰める方針になります。下記の例では歩成で金を取り、"と金"を引いて来て"と金"の駒尻へ金を打って詰める手順がありますが手数オーバーの18手になってしまいます。

例:▲58玉、△52玉、▲56歩、△54歩、▲57玉、△55歩、▲58金右、△56歩、▲同玉、△57歩、▲55玉、△58歩成、▲54玉、△57と、▲58歩、△56と、▲59金、△55金 まで18手

この例の手順で、56へ引いて来た"と金"の代わりに龍が56地点にいれば△55金を打つ必要が無く手数を減らすことができそうです。

初手から▲58玉、△52玉、▲56歩、△54歩、▲57玉、△55歩までは例と同じで7手目を▲58金右の代わりに▲58飛として8手目から11手目は例と同じ△56歩、▲同玉、△57歩、▲55玉。12手目は例で金を取った△58歩成の代わりに△58歩不成で飛を取れば14手目の△57飛が歩尻の手になります。13手目は▲56歩として次の△57飛の王手を防ぎ、15手目の▲54玉を可能にします。これで例と同じく先手玉は54地点へ到達して、最終手の△56飛成の一間龍での詰みとなりました。

駒尻の手の回数はご確認ください。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

はなさかしろうさん(作者)「作意実現に16手もかかるので、同一筋条件と味方駒頭不着手条件で手数を稼いでいます。交通渋滞は車間距離を空けることで緩和できるらしいので、駒間を空けた最終図にちなんでタイトルをつけてみました。」

小山邦明さん「5筋が本命で、飛車を入手しないと詰まないと推理しました。面白い条件で楽しめました。」

■18手かかるけど"と金"と金でも詰みはあります。(駒尻条件は無視して)

NAOさん「頭の手を封じられると詰みづらいが、58歩生~57飛と56歩~54玉がぴったり。同一筋条件で角桂香を封じられると4筋と6筋がほぼ等価なので5筋を選択した。結局、4筋(6筋)も結構読まされるが4筋では味方の歩尻4回をクリアできない。」

■入手できない香、3筋や7筋着手なら入手できるけど使い道の無い桂、とどめにしか使えそうにない角なので、自力で"と金"を作るか5筋に出て来そうな金を使うか...。正解は飛でした。

ミニベロさん「美しい手順に美しい詰め上がり。豊かな発想力。この作家の長編は刮目して見る必要がある。」

■中・長編作を新しい切り口で投稿いただいています。

緑衾さん「なるほど玉を突っ込ませて後ろからですか。こういう気持ち悪い筋は好きです。頭への着手禁止もうまいですね。」

■渋滞の玉後方へワープして後ろから玉を追いかける。

飯山修さん「5筋で詰ますのは不可能と思い込み4筋6筋の2解作品と見当をつけたのが失敗。直前ヒントを見てビックリ。半信半疑で取り組んでみればなるほど飛車を取る手が成立。6個目の尻歩打が判れば解決。一つの筋しか使えなくても条件設定次第で面白くなるものですね。」

■自駒の駒頭への着手禁止が驚きの条件。

RINTAROさん「解ければ、な~んだなんだけど、かなり苦しめられました。
筋はほぼ分かっているのに、詰上り図が思い浮かばず、と金の尻の飛打ちばかり考えていました。合駒利かずもあったなと、気付いたときには拍子抜けでした。
最後の関門は、尻の着手が1回足りないのを先に56歩で解消するところ。58歩不成限定も含めて、かなりの好作品だと思います。」

■駒尻の着手回数を気にすると解き難いので、とりあえずは他の条件下で解いてみて、歩不成の手に納得しました。

べべ&ぺぺさん「詰み型が見えません。ヒントを見てもさっぱりです。錯覚や見落としがありそうです。」

■将棋の駒は前方に利きが多いのですが、後方はイマイチ。後ろからの攻めに弱い面があります。

桝彰介さん「締め切り前ヒントで手順が分かりましたが、手数が長くて暗算では何回駒尻の手が出てきたか数えられず、久しぶりに盤に並べて確認しました。」

■駒尻6回、うち歩尻が4回。一種類ならまだどうにかなったかも。

ほっとさん「条件設定が簡潔にして巧妙。条件を満たしているかどうか何度も見直してしまった。」

■条件指定で6回と言われると、見落としやすいです。

諏訪冬葉さん「玉の前に駒を出せないので最終ヒントを見るまで5筋は捨ててました。」

■52金や52飛は玉頭への着手なのでNG。42金からの4筋攻めでは僅かに条件未達成でした。

原岡望さん「詰み形の発見に苦労しました。」

■自駒の駒頭への着手禁止なので自駒の後ろが自駒で渋滞する。なら、敵玉の後ろから攻める。


正解:11名

  小山邦明さん  NAOさん  ミニベロさん  緑衾さん
  飯山修さん  RINTAROさん  はなさかしろうさん
  桝彰介さん  ほっとさん  諏訪冬葉さん  原岡望さん


(総評)

ミニベロさん「今月の上級の「すべて同じ筋」は、古くからあるテーマだが、駒頭を禁ずることによって新しいテーマになった。後発作家が決して不利ではない。」

■新テーマの発見・閃きがあれば新作を作れますね。

緑衾さん「今回は簡単とのことですが3問目は大変でした。」

■手数の割には簡単かなって思ったのですが。

飯山修さん「今回のように差し替えがあった時出来れば個別問題の方にも注記していただければ助かります。何故か上段の方には全く目がいきませんでした。」

■余詰作の出題はちょくちょくありますが、同問題出題や不詰作出題での差し替えは滅多にあることではないので、対処が完全ではなかったようです。詰パラのように解答者のメールアドレスを担当が知っている場合は直接連絡の手もあるのですが...。

RINTAROさん「1.2は簡単だったのになぁ。」

■上級問題で引っ掛かったくちですね。

べべ&ぺぺさん「今回は1問のみの解答です。とても残念です。」

■次回は頑張ってください。

桝彰介さん「今回は全問正解出来ませんでしたが、一問でも解けたらなるべく解答を送るのは継続していきたいと思います。」

■これからも解答、よろしくお願いします。

ほっとさん「割と早目に解けていたのに何故かギリギリの提出に。」

■担当は、そのまま送信忘れをしてしまったこと数度。

占魚亭さん「今回は1問解答。全く頭が働かない……。」

■睡眠は十分にとってますか?


推理将棋第149回出題全解答者: 13名

  小山邦明さん  NAOさん  ミニベロさん  緑衾さん
  飯山修さん  RINTAROさん  はなさかしろうさん
  べべ&ぺぺさん  桝彰介さん  ほっとさん  諏訪冬葉さん
  原岡望さん  占魚亭さん

当選: 占魚亭さん

おめでとうございます。
賞品をお送りしますので、賞品リストから選んだご希望の賞品と送付先をメールでお知らせください。

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