渡瀬荘次郎「將棊𣖯縄 付・必至二十題」
[2023年3月10日最終更新]
(3月10日追記) 下記で本書が紹介されているので、あわせてごらんください。
2月11日、年賀詰鑑賞会のため香龍会に参加しました。そのとき、岡本正貴さんより表題の本を見せていただきました。「待宵」などで有名な渡瀬荘次郎さんの詰将棋や必至などの作品集。 愛知県の半田市立図書館に所蔵されている以下の2冊の古棋書(写本)を岡本さんが編集して1冊にまとめたものです。
- 將棊𣖯縄(しょうぎしんじょう) 下
- 必至二十題(仮題)
作品自体は「待宵」、「待宵後集」、「将棋必勝法」の作品と同一またはほぼ同じ作品が多いのですが、いずれにもない作品もあり、なかなか興味深いものがあります。
各作品の内容や半田市立図書館所蔵の原書のイメージが、下記より見ることができます。
この2冊を岡本さんが編集してまとめた「將棊𣖯縄 付・必至二十題」は、下記ページから購入することができるようです。
- 將棊𣖯縄: 付・必至二十題 ペーパーバック – 2023/2/14 (Amazon)
渡瀬荘次郎(著), 岡本正貴(編集)
各作品の図面・推定詰手順と共に、岡本さんによる解題、作品概要が掲載されています。詰将棋・必至以外にも迯(必至逃れ)、先手勝必至、先手勝、手筋なども含まれていて、実戦派に向けてまとめた作品集という感じがします。 関心を持たれた方は上記リンクより詳細をごらんください。
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