[2022年9月4日最終更新]
令和3年(2021年)の詰将棋の最優秀作品(ネット発表作品も対象)を表彰する令和3年度看寿賞。詰将棋パラダイス2022年3月号で候補作品の推薦募集が始まった。Webサイト(詰将棋パラダイス)からも投票できる。受賞作品は同誌2022年7月号で発表され、9月開催予定の詰将棋全国大会で表彰される予定。これまでの受賞作品は、全日本詰将棋連盟で鑑賞できる(下記リンク)。
例年受賞作が発表された後でこの作品の方が良いとかいろいろな意見がでるが、事前に誰でも推薦できる制度があるのだから、お気に入りの作品がある人は、まずは一般推薦に参加して意見を表明しよう(3月末まで)。
関連情報: 令和2年度看寿賞 (令和元年 平成30年 29年 28年 27年
26年 25年 24年 23年 22年 21年 20年 19年 18年
17年 16年 15年)
受賞作品 (選考経過は詰将棋パラダイス2022年7月号参照)
■短編賞 上谷直希作 11手
詰パラ2021年4月号 中学校
「合駒を動かすにあたり、線駒を他の玉方駒で遮断するのはそれ単体でも高級手筋です。上谷作は銀の役割を入れ替えてこれを2回行います。対比的な表現を行いつつ、頭2手で飛の3間限定打と銀中合を出し、銀の移動をノンストップの打ち捨てで行うという徹底ぶり。究極の素材を完壁に調理した傑作です。」
(半期賞解説より)
棋譜ファイル
■中編賞 相馬慎一作 33手
詰パラ2021年7月号 デパート
「普通構想作には発展の前身となる作品が存在するものだが、本作にはそれが一切感じられない。今までに見たことのない完全に新しい連合ロジヅクである。」
(結果稿より)
棋譜ファイル
■中編賞 渡辺直史 33手
詰パラ2021年7月 デパート
池田俊哉「二枚角の遠打から飛鋸の往復。88歩中合のタイミングと言い、これだけストレートに描かれてと言うのは、これはちょっととスゴい作品かも!」
(結果稿短評より)
棋譜ファイル
■長編賞 岸本裕真作「三鈷峰」 155手
詰パラ2021年11月号 大学院 煙詰
「充実した中盤の手順。そして終盤の2筋での中合3回、その軸駒である銀香を序盤で打っておく構成は感心させられました。」
(半期賞解説より)
棋譜ファイル
■特別賞 中村宜幹作「国士無双」 63手
詰パラ2021年9月号 デパート 13種移動合
「本作は知る人ぞ知る夢のテーマ、生駒7種+成駒6種計13種合の条件達成作であり、さらに全て移動合で出している。一つの究極に達した作品と言えるだろう。」
(結果稿より)
棋譜ファイル
2022年9月4日
2022年7月13日
2022年7月12日
2022年7月4日
2022年6月25日
2021年6月8日~2022年3月7日 春霞賞ノミネート作品
ベイと祭りと詰将棋 より。春霞賞は詰パラ発表の構想作が対象。毎月詰工房メンバーがその月の優秀作を選び、その中から年間の最優秀作を決定する。
2022年3月1日 200手以上の長手数作品リスト
超長編全作品リスト(PDF) (詰将棋一番星) より
2022年3月1日 記録更新作品リスト
更新記録 2021年を参照 (記録に挑戦! (おもちゃ箱))
2022年3月1日 詰将棋パラダイス 詰将棋学校上半期半期賞受賞作品
- 小学校 5月号 小25 太刀岡甫
- 中学校 4月号 中19 上谷直希
- 高校 5月号 高25 鈴川優希
- 短大 2月号 短10 関半治
- 大学 4月号 大11 山田淳
- 大学院 5月号 院10 添川公司「ツユクサ」
2022年3月1日 将棋世界 詰将棋サロン年間優秀作品
- 最優秀作 8月号<6> 二ノ宮拓郎
- 佳作 5月号<5> 田村嵩
10月号<7> 加藤義信
- 新人賞 11月号<6> 湯川琥太朗
- 谷川賞 1月号<7> 鴨雅彦
2022年3月1日 煙詰作品リスト
煙詰全作品リスト【全駒・小駒・貧乏・歩なし】(PDF) (詰将棋一番星) より
2022年3月1日
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