第22回詰将棋全国大会アルバム
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[2006年8月24日最終更新]
2006年7月16日(日)に横浜ワールドポーターズで開催された、三代伊藤宗看生誕300年記念
第22回詰将棋全国大会の写真集です。各アルバムの中の写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます。
関連情報: 第22回詰将棋全国大会 詰将棋全国大会アルバム
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[2006年8月24日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(13)懇親会 その2
懇親会のあちこちで咲いた話の輪をアトランダムで。写真をクリックすると大きい写真がごらんになれます。この写真を掲載されては困る、という方がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください。
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[2006年8月20日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(12)懇親会 その1
関連情報: 10倍楽しむ大会情報(6)懇親会へ横浜散歩
横浜といえば中華街。懇親会へ横浜散歩。
当日は国際花火大会があり、すごい人出で大変だった。
懇親会会場の萬珍樓點心舗。
「お久しぶり」
「はじめまして」
詰将棋ファンの話の輪があちこちに。
アトラクションは「玉位置探し」
どこに置いたら詰将棋になるの?
アマレン杯握り詰の投票結果発表。
優秀作は山田康平さん。
この日、解答でも創作でも大活躍。
アマレン杯握り詰第3位の利波さん。
第2位の北川作とあわせ上位3作品は詰将棋パラダイスで出題される。
創棋会の猪俣さんより決意表明。
「みなとつながりで、来年は神戸で全国大会をやります。7月15日、今から予定に入れてください」
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[2006年8月14日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(11)一人一言、閉会
全国大会恒例の一人一言。
まずは詰パラの担当や各地の会合主催者などから。
高校担当 三角さん(「さんらん」編集長)
「高校から看寿賞がでました。おめでとうございます。 詰工房作品集「さんらん」を全員にお渡ししました。この場で読むとおもしろくて1日つぶれてしまうので、帰ってからゆっくりお楽しみください。」
合わせて九州グループもアピール
詰とうほくを代表して冬眠蛙さん
たくぼんに代わってくるぼんが最近できた四国の詰将棋グループ「詰四会」のご案内。
「たくぼんさんがブログで宣伝しているのでいうまでもないんですけど、8月6日に四国松山で会合をやります。みなさん来てください。」
「大道詰将棋を作るのって案外簡単」と投稿のお誘い
近代将棋 吉野編集長
「近代将棋の詰将棋欄は今月全面的にリニューアルしました。ホームページからも解答できるようになったのでよろしくお願いします。」
将棋世界の詰将棋についてアピール。更に詰棋めいと最終号の話も。
参加125名。楽しかった全国大会もいったん閉会。
次は中華街で懇親会。
駒谷事務局長より閉会のあいさつ。
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[2006年8月16日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(10)宗看マニアッククイズ
関連情報: 三代伊藤宗看 10倍楽しむ大会情報(2)宗看生誕300年
宗看生誕300年記念マニアッククイズ
続いて、全員参加企画。
宗看生誕300年記念マニアッククイズ
「伊藤宗看の知ってるつもり?」
石黒さんの司会でテンポ良く進んで行く。
「第1問、三代宗看はちょうど今から300年前の1706年(宝永3年)に生まれましたが、弟の看寿はそれから何年後に生まれたでしょう?
赤、13年後
青、15年後
黄、17年後」
「シンキングターイム。」
「三色分かれましたね。
正解は赤の13年後です。
正解者だけが次に進めます。」
マニアックな問題が続々登場して残っているのは
「あと7名ですね。前の方にでてきていただきましょう。」
それぞれ、抱負など。
吉岡さん「ほとんど勘です」
・・・
稲葉さんの「問題がやさしすぎますね」に会場は爆笑、大拍手。
最後まで残ったのは、知識の稲葉さん、勘の吉岡さんのお二人。パチパチ。
「まだ問題があるので、第二ラウンドいきます・・・」
無双にあって図巧にない趣向は、馬ノコ、無仕掛け、香先香歩のどれか。
詰将棋ファンはこういう問題には強く、ほとんどの方が正解して賞品をゲット。
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[2006年8月8日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)ミニ詰将棋解答選手権
関連情報: ミニ解答選手権に挑戦! ミニ詰将棋解答選手権
総合司会石黒さん「さあ、第二部の開幕です。みなさん、席にもどってください。」
看寿賞授与式に続いて再び柳田さん登場。
全員参加のミニ詰将棋解答選手権。
「問題は30秒だけ表示して次の問題に移ります。
最初の10問は3手詰、それから5手詰になります。
初手だけあてればよいので、山勘でもあたればOK。
ただしまちがうと1点減点です。」
「はい、最初は3手詰です。25秒、6、7、8、・・・」
10題が終わって「答え合わせをします。隣の人と用紙を交換してください」
「全題正解は・・・(パラパラっと手があがる)・・・えっこんなに少ないですか (問題が難しすぎるんだよ・・・)
最後まで30人ぐらい残ると思っていたんですが。」
「全題正解の方は・・・(いない)」
「では15問以上正解の方で決勝戦をやります。1問20秒です。」
・・・ 凶悪な問題が続々登場 ・・・
「25点(全問正解)は・・・ いませんね
24点、23点、22点、21点 山田康平さん優勝です。
20点、19点、山田剛さん、準優勝。」
18点の4名まで、6名に賞品を。
選手権の問題にウェブ上で挑戦できる。あなたは何点取れるだろうか。
挑戦してみる ===> ミニ詰将棋解答選手権
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[2006年8月6日最終更新]
先に横浜市内のみなとみらい地区にあるワールドポーターズで行われた「第22回詰将棋全国大会」には総勢125名の詰将棋ファンが結集した。今回事務局長という大役を担ったが、私から本大会の総括的なこと、苦労話、裏話等をこの場を借りて述べさせていただく。
大会事務局長 駒谷秀彦
横浜での開催を提案
そもそも私など詰将棋界に大した人脈もなく、また目立った活躍もない者がこんな大役が務まるわけがなかった。それにもかかわらず、第16回の「7・22の奇跡」でおなじみの名プロデューサー・福島竜胆氏が、本大会のプロデューサーを私に抜擢するという大悪手を指してしまった。福島氏は一度はやらないと覚えないとよく言われていたが、この任務はやはり向き・不向きがあると思う。私自身時間に制約がある上、人の意見にすぐに左右されてしまうので、性格的にも到底向かないのである。
きっかけは前回の全国大会の少し前頃、私が東京詰工房にて「たまには関東大会を横浜でやってはどうか」などと軽い発言をしたためであった。福島氏をはじめ、工房メンバーたちは「横浜はいいが、あんな土地の高いところでできるわけがない」と真っ向から否定されてしまった。しかもみなとみらい地域に限定したものだったからなおさらであった。ただ、当時ランドマークタワー内で公的な貸室が入っており、料金も場所からすると激安であった。更に近隣の宿泊も手ごろな価格のところがあり、これなら可能であろうと皆に話をしているうちにだいぶ深入りしてしまったのである。
ところがそのランドマーク内の公的施設は2005年10月で閉鎖になる予定になっていたのである。一時はまた東京の府中あたりに戻す話が浮上したが、何とかなるだろうと甘い考えで、とりあえずできる限りのことはしようと思った。それで急遽近辺の公的機関の会場候補を当たったのであったが、ほとんどの施設の予約受付が半年前。年が明けてから抽選だと言う大変危険な状況に追い込まれたのだが案の定、全て落選した。もちろんそれを想定し、前もって通常の大会参加費で採算が合う会場を毎日インターネットなどと睨めっこして情報をかき集めていたが全く見つからない。
もはやこれまでで「みなとみらい地域」は無理と諦めかけていた時に、なんと偶然にも横浜ワールドポーターズがヒットした。一見とんでもない好条件の建物なので、全くの盲点であった。
会場費は安いとは言えなかったが、福島氏らと相談しながら採算を考え、予定されていた東京詰工房の第3弾作品集「さんらん」の提供も含め、最近の大会会費が\2,000のところ、何とか\1,500に設定できた。覚悟はしていたものの、会場取りだけでこれほど苦労させられるとは思わなかった。
企画立案に悩む
さて、問題は本命の企画である。個人的なことで恐縮だが、私は税務関係の仕事をしているので特に正月明けから3月中旬までは普通の年でも忙しい。毎日のように帰宅時間が22~23時頃になってしまい土日も思うように休めないので、とても詰将棋のことなど考える余裕がない。任務を受けた直後もそうであったが、なぜちゃんと断らなかったのか、この時点でも改めて自分でかなり反省した。でも今から代わりと言ってもなかなか引き受けてくれそうな人物も見当たらない。何度ほっぽり出そうと思ったか、一時は精神的にもだいぶ追い詰められてしまった。大げさかもしれないが人生最大のピンチになったとも感じていた。ただ、ここでやめてしまうのは簡単かもしれないが、それでは一生詰将棋が嫌いになってしまうのではないかと思い留まった。
企画決定に至るまでにはかなりの紆余曲折はあったが、以前詰工房内で話題になった宗看生誕300年にまつわるものと、柳田氏より自らご協力いただけると「詰将棋ミニ解答選手権」のふたつの大きな題材に絞っていった。それで図書コーナーも少し宗看を強調するようにした。また、当然大道棋コーナーも開くため、福島氏から阿部氏に依頼していただいていた。
大会を振り返って
大会を振り返って、結局企画の内容的にはどうであったか?
今さらながら言い訳がましいが、ともかく気持的には全く余裕がない中での企画立案であったので、さまざまな不手際等があったことはご勘弁いただきたい。
まずは、結果的に「宗看マニアッククイズ」はだいぶ企画倒れであったが、石黒氏の名司会ぶりで何とか時間を繋げられた。一方、ミニ解答選手権はさすが柳田氏と言うか、大変盛り上がった。やる方は準備が大変であろうが、できればサブ企画として毎年やって頂きたい。それから完全にレギュラー化したと言っても良い大道棋コーナーは、毎年の詰将棋大会の花となっていると思う。ご高齢で大会参加だけでも大変であろうが、阿部氏にはいつまでも伝統あるこの大道棋を若者世代に伝えていってほしい。書籍コーナー内では大橋氏に宗看コーナーをお願いしたが、通常の書籍販売が好評だったせいもあったが、皆さんにどれほど興味を持って頂いたか疑問が残った。或いは逆に知名度がありすぎて宗看を前面に出すのは無理があったか? しかし、大橋氏所有の中将棋を展示したのだが、それはものめずらしそうに見ていった方が多かったようだ。
2次会はどうであったか?
参加者には花火大会とも重なり移動でのご苦労をかけてしまったが、中華街の町並みは初めてこの地へ来られた方々には満喫できたと思う。また、2次会企画はかなり不十分であったが、酒が入って詰将棋の話しをしているだけで満足と言う人たちが集っているので、それなりに楽しんでいただけたと勝手な解釈をする。
全体的に見ると、私がプロデューサーとしての力量不足が露呈してしまった大会になってしまったが、そこは東京詰工房の強力なメンバーに支えになって頂いた。考えてみれば、大会の担当する会合の中では一番メンバーに恵まれていて、その好条件下ではもっと有意義な大会にしなければならなかった。それはまた個人的な別の問題として、何とか滞りなく終えることができ、当日の参加者や詰工房のみなさん、他にもご協力していただいた方々を含め、全ての人たちに心から感謝する。
詰将棋全国大会の目的で、詰将棋の普及を目指していることは当然であるが、それは日頃からの普及活動があった盛んであればあるほど効果大なのは言うまでもない。東京詰工房をはじめ、全ての詰将棋の会合の発展を祈願したい。
今後の全国大会運営に向けて
最後に、主催する側になって感じた私の全く個人的で勝手な意見を述べさせていただく。だから異論があったとしても回答しかねることをご了承いただきたい。
全国大会の開催について、できる方ならいいが、一人が全て抱えて大会を担うのは大変重過ぎると実感した。他の地方大会などはどのように運営しているかわからないが、今後はやはり実行委員形式にして、できるだけそれぞれの細かな任務自体を割り振るか複数体制をとり、ひとりの負荷を物理的にも精神的にもできるだけ軽くすべきと思う。大会当日は船頭さんが多いと指示があちらこちらに行く可能性もあるが、どう考えても一人では限界があった。皆さんそれぞれの想いがあり、民主的に話し合ってと言うのも難しいが、個人の負担を思うと多少考えなければならないのではないか。
それともうひとつ。今回の企画思案中に書籍コーナー運営のことや、参加費徴収の基準などの件で一部私に振られたことがあった。それもプロデューサーが考えなければいけないのかと、全てあらかじめ決まりごとがあるものだと思っていたのでかなり戸惑ってしまった。だから基本的なところは全て全詰連で確定しておいて頂き、特に金が絡む事項についてはちゃんと基準を設けてほしいと思った。このたび幹事会で多少決まったことがあったそうだが、企画・運営する者が判断しかねる問題も多いので、その部分だけ毎年全詰連で一切担った方がトラブルは少ないのではとも思った。
詰将棋全国大会は文字どおり詰将棋が好きな人たちの集まりなので、準備するに当たっては自分たちの仕事や私的な時間を割かれるのは仕方がない。しかしそれらは全て自主的な善意の元で成り立つ。
例えば今回の当日準備の集合時間は9時に設定したのだが、遅れて来た方はみな恐縮されていた。ただ、遅れようがドタキャンしようが、当日用事ができてしまえば本人には全く責められるものではない。また、私も荷物運びに会社の車を借り、準備するに当たり勤務は延べ3日分ぐらいも休み、職場にまでだいぶ迷惑をかけてしまった事実がある。
金が絡むような決まりごとを考えるとき、全国大会は主催する会合の人たちの手弁当で行う背景にあることが大前提になることを忘れないでほしいと思う。
余計なことであったかもしれないが、以上どうしても話したかった率直な感想を書かせて頂いた。
バトンタッチ
来年は神戸だそうで日程もすでに決まっている。よほどのことがない限り私も参加させていただくが、今までは全国大会の日が来るのを指折り楽しみにしていたのに、これからは準備する過程の大変な状況を真っ先に想像するようになってしまうであろう。
猪俣氏を初めとする大会開催に係わる方々には本当にご苦労をかけてしまうが、今大会のバトンタッチをよろしくお願いして、私の駄文を終了することにする。
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[2006年8月5日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)10回参加者表彰、記念写真
今回の10回参加者はなんと6人も。
左より角さん(将棋世界編集長)、田口さん(詰パラ表紙担当)、飯山さん、吉岡さん、吉田さん、TETSU。
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[2006年8月3日最終更新]
第22回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)看寿賞授与式
関連情報: 平成17年度看寿賞(詰将棋メモ) 平成17年度看寿賞(詰将棋パラダイス)
おまちかね、看寿賞の授与式。まずは柳田看寿賞委員長より選考過程の説明。今年も選考委員が実質6名になったため、3対3に割れたらどうしようかと思ったそうですが、幸い今回はいずれも圧倒的な支持で決定。
短編賞を受賞した高坂さん。
「最初は新聞用の啓蒙作を作っていたら、こうなってしまって・・・」
中編賞を受賞した有吉さん
「ずっと続けているといいことがある。運もいるんだなと・・・」
石黒さん「ネットで載せている短評集です。」
有吉さん「石黒さんに採用していただいたおかげです。ありがとうございました。」
柳田さんより短編賞高坂作の解説。
「初手の金打ちがすごい。同玉の変化が難しい。」
「銀合をさせてから一回転させる作品は、データベースで調べたが初めて」
作品は平成17年度看寿賞をごらんください。
柳田さんによる中編賞有吉作の解説。
「あぶり出しです。一の字はおそらく一番作られている詰上りで、これに新しいものを盛り込んだのがすごい。」
「移動合は普通の合駒より珍しいが、その移動合がなんと3回もでてくる、豪華絢爛な作品です」
作品は平成17年度看寿賞をごらんください。
柳田さんによる長編賞田島作の解説。
「香を並べる手法はこれまでにもあるが、これをなんと5回も繰り返す。うそのように元の形に戻るんですね。」
「香打香合が200手を超える作品になるとは誰も考えなかった。非常にオリジナリティの高い作品」
作品は平成17年度看寿賞をごらんください。
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