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2009年7月23日 (木)

大会アルバム(3)看寿賞表彰式

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[2009年7月23日最終更新]
第25回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)看寿賞表彰式


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さて、おまちかねの看寿賞の表彰。柳田看寿賞委員長より選考経過の説明。
「もう詰パラに18ページ載ってますんでお分かりになっていると思いますが、今年異例だったのは中編部門が大激戦で追加投票まで求めた末にようやく決定しました。」

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平成20年度看寿賞は、中編賞は中村雅哉さんの「奔龍」、長編賞は2作、添川公司さんの「阿吽」と安武翔太さんの煙詰(短編賞は該当なし)。

添川さんは残念ながら欠席で、中村さん、安武さんに看寿賞委員長より賞状と賞金が授与された。

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中編賞受賞の中村雅哉さん。
「中編賞をいただいて大変光栄です。作品名「奔龍」ですが、命名して発表したのはこの作品が初めてでして、この作品だけは考えているうちに自然に浮かんできて、それだけ思い入れが強い作品だったのかなと。大激戦の中で埋もれていた作品を拾い上げていただいて選考委員の皆様には感謝しております。多分やりたいことが割とはっきり表現できていたからかなと思います。」
「今回妖精賞も幸いいただくことができました。今回から解答者の表彰も始まるということですし来年以降は妖精賞も発表ぐらい全国大会でしてもらえるとうれしいなと思ってます。」

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長編賞受賞の安武翔太さん。
「煙詰を作ろうと思ったきっかけは、長編の部門の中では割と作りやすそうというか、従来の作品を調べることで作ることができるんじゃないかと思ったことと、あとは単純に私自身が煙詰が好きだからということに尽きると思います。創作のときには従来の煙詰をかなり並べたんですけど、中でも添川さんの煙詰をとても参考にさせていただいたので、きょうお礼を申し上げたかったんですが、欠席ということで残念に思っております。今後もマイペースで創作していきたいと思いますので、よろしくお願いします。このたびは本当にありがとうございました」

参考:第25回詰将棋全国大会 (All by myself

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二人揃って記念撮影。ゴールデンツーショット。

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柳田委員長による作品解説。まず中編賞の中村さんの「奔龍」。
「21手詰にオール同龍というんですか、龍を連続で使う作品です。77の地点に龍が利いているので初手67香と取らせて56銀打。76に逃げたときに龍が取れるわけですね。66香が味がいい手で、47龍の横利きがなくなっているので成立します。67飛もなかなかの好手で真横にぶつけないといけないわけです。最終目的は龍をそっぽにやりたいんですが、その前に54とを消去しなければならない。不動駒は多いですがほとんど必要最小限で効率的な配置になっています。投稿原稿が16枚か18枚とか、そのくらい徹底して調べていまして、それだけの根性があったから成立した作品ではないかと思います。」

作品の鑑賞:全応手龍の長手数記録作品 (おもちゃ箱

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続いて長編賞、安武さんの煙詰。
「煙詰なんですが龍がでてこないんですね。終始一貫して2枚の馬で追い込む非常に美しい煙詰です。59香が作者苦心の一手。87に飛車を引くため予め飛車の利きを止める手です。57香も味のいい手。ここからの2枚馬の追い上げが非常に見事です。26馬は35馬だと打歩詰になります。馬のそっぽに歩の捨て合と非常に格調の高い手順。59香から57香も味がよく、煙詰の傑作だと思います。」

作品の鑑賞:煙詰 (All by myself

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添川さんの「阿吽」。
「詰パラの記事をお読みの方はわかると思いますが2分の1手龍追い。95角を打つまではささっと進めてください。龍追いで合駒で発生させた角を打つ、これも史上初かもしれません。ここから龍追いが始まります。龍追い2回転で1枚の持駒を変換する。48歩が2週目になると49歩に変わります。そうすると87龍で桂合をする必然がでるんですね。桂を4枚出切らせて香を手に入れると収束に入ります。3分の1手龍追いとか更に長手数の技法をひとつ開いた作品です。」

作品の鑑賞:添川公司「阿吽」 647手 (おもちゃ箱

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水上編集長「去年はうっかりしてましてできませんでした」ということで、今年から初めて七條賞(優秀解答者表彰)も全国大会で表彰することになった。
1位:福村努さん 2位:日下通博さん
3位:加賀孝志さん、吉田清二さん
しかしアナウンスされてなかったこともあってか、どなたも出席されてない!
「10位までの方はどなたか来られてます・・・ なし! さびしいので筒井君、代理で受けとって」

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猪股事務局長より10回参加者の表彰。

若島さん「解答選手権、今年は全国展開することができました。運営、参加していただいた方に感謝を申し上げます。来年もよろしくお願いします。そのYear Book、今年の分を編集中で予定としては9月に発行します。ぜひ予約申込みをお願いします。」

石黒さん「司会の方も7回目になりましたので、10回司会を目指してがんばりたいと思います。若島さんとツーショットができてラッキーだなと。」

若島さん「ツーショットで思い出しました。石黒さんと協力して菅野哲郎作品集を作っています。来年の大会には持ってこれると思いますので、よろしくお願いします。」

大会アルバム(4)書籍コーナー・休息 に続く)

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