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2010年7月29日 (木)

大会アルバム(9)記念写真

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[2010年7月29日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)記念写真


Zt26i01 全国大会、締めは全員での記念写真。

「人数が多いので2回に分けて撮影します。どちらかに入ってください。受賞者や役員は両方に入って。」

上の方も並んで並んで・・・

Zt26i02 記念撮影1回目。

写真をクリックすると拡大写真(1280×853)を表示します。

Zt26i03 記念撮影2回目。

写真をクリックすると拡大写真(1280×853)を表示します。

Zt26i04 さあ、次は懇親会。

会場のホテルザ・エルシィ町田に向かってGO!

大会アルバム(10)懇親会 その1 に続く)

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2010年7月28日 (水)

大会アルバム(8)詰将棋ダービー

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[2010年7月28日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)詰将棋ダービー


Zt26h01 最後のアトラクションは詰将棋ダービー。
石黒「16年前の府中大会で行われて私も選手としてでたことがあるんですが、その企画の再来です」
4人の選手が3題の詰将棋(11手まで)を解き、会場では各自がその1位、2位を予想する。

第1レースは詰パラ担当者対決。左から水上社長、高校担当佐口さん、デパート担当岡村さん、表紙担当田口さん。

Zt26h02 第2レースは有名作家対決。左から昨年、今年の看寿賞作家中村さんと谷口さん、同人作家の宮浦さんと原田さん。

第1レースの1、2位、第2レースの1、2位の4選手で決勝レースが行われる。会場ではこの3レースの1、2位を予想、的中は20点、逆順なら10点。すべて的中すれば60点。

Zt26h03 第1レース開始。
1問目、まず、田口さんが動いた。

第1レースの問題はこちら (東京詰将棋工房

Zt26h04 2問目の問題をもらい、歩きながら解く田口さんに、わずかの差で1番人気の岡村さんが猛追。

3問目で岡村さんが逆転して1位でゴール。先行した田口さんが水上さんを振り切って2位。

前評判では田口さんに投票した人は少なく、大穴だ。

Zt26h05 第2レース開始直前。余裕の表情の4選手。

Zt26h06 問題は会場にも配られ、一緒に楽しむことができる。

第2レースの問題はこちら (東京詰将棋工房

Zt26h07 第2レースは混戦。人気も4者拮抗している。

先行した中村さんに原田さん、谷口さんが追いつき、団子状態。

中村さん、谷口さんが最終問題へ。中村さん逃げ切り1位。谷口さん2位。看寿賞作家強し。

Zt26h07_2 決勝レースへの抱負をひとこと。

田口「このメンバじゃ勝てるわけありません」
岡村「決勝がんばりたいと思います」
谷口「絶対私の名前書かないでください」(笑)
中村「谷口さんと二人創棋会でがんばりたいと思います」

Zt26h08 決勝、最初に動いたのは岡村さん、続いて田口さん。関東勢が先行する。中村さん、谷口さん、連走の疲れがでたか。

田口さんが抜いて3問目へ。

決勝レースの問題はこちら (東京詰将棋工房

Zt26h09 田口さん、最終問提出するも、「違います」。
岡村さん、この間に追いついた!

田口さん、再挑戦で、「正解です」。優勝。

3問目、中村さんが猛烈な追いこみ。岡村さんを振り切って2位でゴール。決勝は田口-中村で決まり。またまた大穴だ。

Zt26h10 優勝の田口さんには金子さんから詰将棋ダービー優勝の楯が贈呈された。

田口「誰も予想しなかったと思いますが(笑)、幸運でした」

Zt26h11 詰将棋ダービー優勝の楯。ここでしか手に入らないレアアイテム。強豪を破って優勝した証である。

Zt26h12 準優勝の中村さん「1問目が全然解けなくて頭の中が真っ白になっていました。よかったです。どうもありがとうございました。

Zt26h13 さて投票の的中者は・・・ 60点・・・ シーン 50点・・・ シーン 40点・・・ お二方。壇上の方に。

洞江「これからも詰パラの担当者を応援していけばこういう結果がでるのかなと。」
中野「適当に書いたら当たっちゃった」(笑)

大波乱のダービーだった。

大会アルバム(9)記念写真 に続く)

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2010年7月27日 (火)

大会アルバム(7)詰-1グランプリ

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[2010年7月27日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)詰-1グランプリ


Zt26g01 NHK衛星第二テレビの正月恒例の番組、大逆転将棋の中で行われている100題の詰将棋の解答スピードを競う詰-1グランプリ。2010年は宮田敦史五段(前回優勝)、広瀬章人五段(新人王)、竹中健一(アマ名人・解答王)、上田初美女流二段が出場して、宮田五段が連続優勝。この番組と同じように会場内に詰将棋を並べた4つのコースが作られていく。

Zt26g02 今回は1手詰、3手詰と順に手数が増え、15手詰までの8題。それなら簡単というなかれ、なにしろしょっぱなの1手詰からしてこんな問題なのだ(馬屋原剛さんの作品)。これをスピード競争のプレッシャーの中で短時間で解かなくてはならない。

作者は馬屋原剛、近藤郷、芹田修、柳田明、谷口均の各氏。この難コースを舞台に、解答選手権優勝のプロ棋士2名に詰パラ解答強豪2名が挑む。

Zt26g03 解答選手権7回中5回優勝のスーパーあつし君こと宮田敦史五段、第4回解答選手権優勝の北浜健介七段、今年も含め看寿賞8回受賞、若島正解答選手権実行委員長、解答選手権で常にアマトップクラス、竹中健一元アマ名人という、超解答強豪4人。まさに夢の対決だ。開始直前、まだ問題を見ないように横を向いている4選手と司会の柳田さん。

Zt26g04 最初の1手詰に取り組む若島さん「全国大会というより残酷大会という気がするんですが」

各選手に判定員が一人づつ付き、選手が手順を並べると正解(○)か不正解(×)を提示する。不正解の場合は判定員が初形に戻し再挑戦。

1手詰では、宮田五段、竹中さんがお手付きする波乱のスタート。北浜七段も指そうとして逆王手の受けに気づく。

Zt26g05 9手詰を考える竹中さん「詰パラ解答強豪ということで選ばれてしまいました。若島さんと対戦できるのは一生の記念です」

静まった会場に判定員の「正解です」の声だけが響く。

4選手譲らず、激しい競り合い。横一戦から宮田五段が僅かに先行する展開。

Zt26g06 北浜七段「このお三方と対戦できるのはとても楽しみです」

順調に解き進んでいたが、11手詰で「不正解です」の判定に、思わず「ナニ~!」 。手順前後のワナがあったようだ。

Zt26g07 ラス前、13手詰に1番乗りは宮田五段「若島さんと対決できるとは思ってもいませんでした。楽しみです」

柳田「そろそろ鬼のような作者が・・・」

この問題が心臓破りの丘、谷口さんの作品。

Zt26g08 宮田五段が考えている間に3者追いつき、再び横一線に。

このデッドヒート、宮田五段が抜けた!

最終問題で大逆転はあるのか。

Zt26g09 「正解です」
宮田五段、最後の15手詰も解いて優勝!
会場からの拍手に笑みが浮かぶ。

Zt26g10 柳田「生の迫力がありましたね。結局前評判通りスーパーあつし先生がみごとに1位でゴールということで、どうもおめでとうございました。若かりし頃だったらたぶん一番早かったのは若島さんだったと思います。」

Zt26g11 北浜「芹田さんに不正解ですといわれて思わず「ナニィ」と声がでて・・・。解けたって感触があったんで「不正解かぁ」と。楽しかったです。」

竹中「あせって解くと間違えるような作品ばっかり。結果は私は全然だめで。でもみなさんに楽しんでいただけたかな。」

Zt26g12 宮田五段「このような競争を開いていただきありがとうございます。優勝できたのはうれしく思います」

解答タイムは8問で14分23秒。

今回の問題は詰将棋パラダイスに掲載される予定とのことなので、腕に覚えがある方はぜひ挑戦されたい。

大会アルバム(8)詰将棋ダービー に続く)

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2010年7月26日 (月)

大会アルバム(6)看寿マニアッククイズ

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[2010年8月8日最終更新] 看寿超マニアッククイズの問題へのリンクを追加

第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(6)看寿マニアッククイズ


Zt26f01 最初のアトラクションは看寿没後250年記念マニアッククイズ「伊藤看寿の知ってるつもり?」

看寿賞にも名を残す伊藤看寿は、次期名人を期待されながら宝暦10年(1760年)8月23日、若くして夭折した。今年はそれからちょうど250年。
==> 伊藤看寿 (Wikipedia
==> 将棋図巧 (詰将棋博物館

Zt26f02 マニアッククイズと銘打たれているが、最初の数問はみんな参加できそうな普通の問題。

例えば第3問 全部の駒を盤面に配置して、詰上がりがなんと最小必要駒数の3枚になる夢のような詰将棋があります。この神様しか作れないような詰将棋の第一号局を作成したのが看寿でありますが、一般的には何と呼ばれているでしょうか。

Zt26f03 赤、神作詰
青、消去詰
黄、煙詰

うん、これなら私にもわかる。

==> マニアッククイズ 「伊藤看寿の知ってるつもり?」 (全日本詰将棋連盟

Zt26f04 3枚の紙から選んで上げる。会場の答えもほとんど黄色一色。正解者のみ続けて解答できる。
だんだん難しくなって、一挙に減ったのはこの問題 「宗看と看寿の兄弟、年の差は? 11才、13才、15才」

==> 5.最盛期(クライマックス)(7) 図巧1番
 (画像で見る詰将棋四百年

Zt26f07 前半10問終わった時点で残っているのは10名。全員前に。北浜七段の姿も見える。
ここからは「超マニアッククイズ」。第1問
「飛ノコ作品、図巧何番? 42番、43番、44番」
おっと、ここで票が割れた!

「玉位置が左側なので奇数番だと分かる」
そこまで知ってる人は超マニア?

Zt26f05 続く第2問、第3問は
「図巧64番はどれ 連取り、銀ノコ、四桂追戻詰」
「図巧1番の打歩詰地点はどこ 93、92、82」
ここまでクリアしたのは角さんとTETSU.。

4問目両者不正解、5問目両者正解、6問目両者不正解と盛り上げたが、7問目で角さんが正解して優勝!

==> マニアッククイズ 「伊藤看寿の知ってるつもり?」 (全日本詰将棋連盟

Zt26f06 角「昔詰将棋探検隊で調べたことがあって、そのかすかな記憶だけでなんとかなりました」

TETSU「おもちゃ箱だけじゃなくて詰将棋博物館もちゃんと見ないといけませんね」

さて、次は本日の目玉企画「詰-1グランプリ」。

大会アルバム(7)詰-1グランプリ に続く)

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2010年7月25日 (日)

大会アルバム(5)10回表彰・休息

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[2010年7月25日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(5)10回表彰・休息


Zt26e01 続いては10回参加者表彰。昨年は2人だけだったが、今年は7人も。

柳田会長より一人ひとりにメダルを授与。

Zt26e02 左から、伊藤さん、浦野さん、北村さん、小林さん、福島さん、松重さん、元水さん。

石黒「10回参加者の宿命ですので、懇親会が終わるまでメダルを首に下げていてください。昨年、家に帰るまでが全国大会です、という話もありましたが・・・」

Zt26e03 伊藤「第1回の大会から参加してやっと10回になりました。詰将棋は考える力を作るのに役立つと思います」
浦野七段「谷川さんがプロ棋士初の同人作家という快挙をなしとげられまして、私、プロ棋士初の全国大会10回参加ということで」
北村「副会長の北村です。去年メダルをもらうはずだったんですが。松重さんに負けないでよかった」
小林「これでようやく詰将棋マニアの仲間入り」

Zt26e04 福島「ほとんどスタッフとして参加してまして、今回も推理将棋の普及のためにやってまいりました」
松重「いい作品に出会うことだけが楽しみです」
元水「最近会合開催と会合参加しかしてないので、参加賞というのはそういう自分にふさわしい賞かなと思ってます」

Zt26e05 15時10分のアトラクション開始まで休息タイム。「この詰」や詰パラバックナンバーなどいろいろ入手するチャンスでもある。そして完成したばかりのこの本も。

藤田「『どうぶつしょうぎのほん』がでたばっかりで、詰めどうぶつしょうぎも載っている本なので、きょうたくさん持ってきました。欲しい方は声をかけてください。」
==> どうぶつしょうぎ (詰将棋メモ

Zt26e06 休息時間を借りて、交流タイムに実施したばらばら推理将棋の正解発表。

解説は詰将棋メモの推理将棋担当でおなじみのタラパパさん。推理将棋ってなあに、という方はこちらを参照。
==> どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 (詰将棋メモ

Zt26e07 ばらばら推理将棋は、配られた資料1枚だけでは解けず、ほかの人と資料を見せ合って推理将棋を解くための4つのヒントを集めてから、それを満たす手順を考える。

推理将棋のベテランが作成した問題だけあって、手順もおもしろい問題が多い。この問題は最終手64馬まで、実戦ではありえない豪快な詰上り。

大会アルバム(6)看寿マニアッククイズ に続く)

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2010年7月24日 (土)

大会アルバム(4)看寿賞・七條賞表彰

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[2010年7月24日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(4)看寿賞・七條賞表彰


Zt26d01 看寿賞は、1年間に発表された詰将棋のうち最優秀の作品に与えられる、詰将棋界でもっとも権威のある賞である

平成21年度看寿賞は、短編賞、中編賞、長編賞各1名。長編賞の近藤真一さんは残念ながら欠席で、短編賞中編賞のお二人に柳田看寿賞委員長より表彰状と賞金2万円が授与された。まずは短編賞の谷口均さん。

Zt26d02 続いて中編賞の若島正さん。受賞作の「ルービックキューブ」は解答選手権で出題された作品で、解答選手権出題作品の看寿賞受賞はこれが初めて。

Zt26d03 長編賞近藤さんの表彰状は代理で柳田委員長が持って記念撮影。

右:短編賞 谷口均さん
中央:中編賞 若島正さん
左:柳田看寿賞委員長

Zt26d04 谷口「この作品、7手詰としての看寿賞は26年ぶりとか。26年前の名作と並べたことは光栄です。皆さんに解いて喜んでいただける作品を発表したいと思っていますが、昨年は調子が良くて半分ぐらいは喜んでもらえた作ではないかと。そのうちの1作が看寿賞をいただけたということ、非常にうれしく思っています。ありがとうございました。」

Zt26d06 若島「今回は今までで一番うれしい受賞です。詰将棋解答選手権で出題している作品で看寿賞が取れれば、解答選手権が詰将棋界に認められた証じゃないかと前から思っていました。その夢がかなったということで、一番うれしい。苦労をしてきた解答選手権のスタッフの皆さんにお礼を申し上げたいと思います。詰将棋でうれしいのはできた瞬間。この作品ができたとき1週間ぐらいうれしくてしかたがなかった。この気持ちを忘れなければこれからも看寿賞を狙えるような現役作家でいられると思います。ありがとうございました。」

Zt26d05 あわせて、完成したばかりの「この詰将棋がすごい!」2010年版の宣伝。

「これを私は詰将棋のバイアグラと呼んでいます。これを読んで興奮しない人はお医者さんに見てもらった方がよいという・・・ ビニール袋を持っている人が何人かいるので、近寄って「この詰」とささやいてください。」

Zt26d07 「この詰」の袋を持っている人。この日、会場では「この詰」のささやきがあっちこっちで聞かれたとか。

==> この詰将棋がすごい! 2010年度版 (詰将棋メモ

Zt26d08 柳田委員長による作品解説。まずは短編賞の谷口作
「捨駒がなくて短編賞というのは史上空前。初手は67馬。あとで空き王手するためここに限定されています。次の眼目の一手が16飛と一番遠いところに。ここ以外だと25飛のとき焦点の中合で詰みません。山本民雄さんで非常に有名な構想なんですが、これを7手で空き王手2発で実現されたという作品です。」

Zt26d09 続いて中編賞の若島作「ルービックキューブ」
「非常に難しい作品。玉方の合駒応用の飛先飛歩というのが本作のテーマになっています。ここで飛合ですが、なぜ飛合か。わざと高い駒を渡して打歩詰にするためです。そして、この飛合がしつこく繰り返されるわけです。飛合、角合を何度も繰り返して、あたかもルービックキューブを解くようです。解答選手権で正解僅か3名という難問です。」
==> 「ルービック・キューブ」を解く(その1)  (その2) (Problem Paradise

Zt26d11 長編賞の近藤作(手順はこちらの方が見やすい)。

「持駒変換+多重連取りの系譜につながる作品です。持駒変換の原理はこんな図、31飛、32香合、34歩、同玉、32飛成、33飛合、同龍、同玉。これで持駒の歩が香に変換されます。近藤さんの作品では、このサイクルを猛烈な回数繰り返されます。」

Zt26d10「手数延ばしで香合、金合、銀合、角合と進んで、角が手に入ると遠角を打って局面が進められます。この作品のすばらしいところは、消えていく順番がすべて限定されているところです。多重連取りでは初めて。作者の強い意志でできたんだと思います。山本昭一さんのメガロポリスに手数のばしの銀合が入るといったのが近藤さん、ビガロポリスと呼んでいました。更に金合も入るのがギガロポリス。それを復活させて、更にすべて限定というすごい作品。詰パラで解説を読んでください。」

Zt26d12 続いて詰将棋パラダイス水上社長より、詰パラの年間優秀解答者に贈られる七條賞の表彰。

「昨年から上位3名の方には当日表彰するとのことで案内しているんですが、1位福村さん、2位今川さん、3位野口さん、残念ながらどなたもお越しいただけませんでした。」

Zt26d13 「きょうは4位の加賀さんが来られておりますので、加賀さんに表彰させていただきたいと思います。」

「表彰状 加賀孝志殿 あなたは平成21年解答番付戦において4位入賞されました。これをここに表彰いたします。」

Zt26d14 加賀「4位なんですが、10傑に入ることは本当に大変なことで、みなさんを代表して、解答者として立てることはすごくうれしく思っております。今は解答に専念していますが、1日24時間かかって1題も解けないこともあります。このような形で解答者に光をあたえてくださったことを本当にうれしく思っております。これからもよろしくお願いいたします。」

大会アルバム(5)10回表彰・休息 に続く)

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2010年7月23日 (金)

大会アルバム(3)全国大会開幕

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[2010年7月23日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)全国大会開幕


Zt26c01 ここからは全員そろって、全国大会の開幕。

「ただいまより第26回詰将棋全国大会を開催させていただきます」

司会は短大担当の石黒さん。金のマイクの贈呈はまだ?

Zt26c02 全日本詰将棋連盟の柳田会長より開会のあいさつ。

「今年は初めての試みなんですが11時から開場して、お子様や女性、初心者を中心とした楽しめるイベント、いわば詰将棋まつりを導入してみたんですがいかがだったでしょうか。本日は1日楽しんでください。」

Zt26c03 日本アマチュア将棋連盟の渋谷会長よりごあいさつ。

「きょうは詰将棋大会がこの町田で開催されるということでうれしく、またありがたく存ずる次第です。米長先生から『詰将棋は何万手やらないと将棋の自慢話はできない。渋谷君もっと詰将棋をやりなさい』といわれまして、きょうはみなさんにお会いできることをうれしく光栄に存じます。」

Zt26c04 詰将棋パラダイスの水上社長よりごあいさつ。

「90年の東京大会から21年連続で来ています。これがどんどん続いていけばいいなと心から思っております。今回はじめて11時から2時までフリータイムで、話したい人は話す、イベントに参加したい人は参加すると。これは非常に良かったという気がしております。来年の大阪大会でも企画を活かして考えてみたいと思います。」

Zt26c05 日本将棋連盟の北浜七段よりごあいさつ。

「いつも詰将棋サロンを読んでくださってる方、投稿くださっている方、この場をお借りしてお礼申し上げます。去年「脳トレ7手詰」を出しまして、今度その続編で「脳トレ9手詰」を出します。1週間後ぐらいに書店に並ぶ予定です。サイン本が欲しい方は8月2日の東急将棋まつりで買って私を見つけていただければ必ずサインをします。」

Zt26c06 ほぼ満席の会場。次はお待ちかね、看寿賞、七條賞の表彰式だ。

大会アルバム(4)看寿賞・七條賞表彰 に続く)

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2010年7月22日 (木)

大会アルバム(2)交流タイム

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[2010年7月22日最終更新]
第26回詰将棋全国大会 大会アルバム(2)交流タイム


Zt26b01 今年の全国大会では、式典開始前に11時~14時のたっぷり3時間の交流タイムを設けた。柳田全詰連会長の「詰将棋まつり」「みんなで子供たちに普及や指導を」という理念を取り入れた企画が盛りだくさん。柳田会長より各コーナーを紹介して、さあ交流タイムのはじまり、はじまり。

==> 全国大会に思う (全詰連会長のブログ

Zt26b03 受付では、大会資料とともに、交流タイム企画の説明も渡される。

Zt26b02 入口を入ると将棋フリーペーパー「駒doc.」夏号の配布も。涼しい表紙デザイン。
==> 2010夏号配布場所・イベント (駒doc.

右に回るといろいろなコーナーが。
ばらばら推理将棋の問題(何種類かあって、ほかの人と見せ合わないと解けない)を渡されて、お楽しみのはじまり。

Zt26b04 手前がばらばら推理将棋のコーナー。推理将棋自体が分からない人が多いかとちょっと心配だったが、たくさんの解答が来たようでひと安心。
==> 推理将棋入門 (詰将棋メモ

ばらばら推理将棋の答え合わせをしているかと思いきや、いつのまにか指導対局を・・・。

Zt26b05 お隣は大道詰将棋に挑戦!
問題は5手から9手の短手数だが、大道詰将棋なのでいろいろワナがあって間違いやすい。
子供たちも挑戦して、みごと正解!

このコーナー、お昼は休みの予定だったが、お客さんが途切れず、結局3時間ずっと開店することに。

Zt26b06 右の将棋盤で指した手は左のディスプレイでも表示され、まわりの人も楽しむことができる。

じつはこの大道棋屋さん、黒幕はコンピューター。挑戦してみたい方はこちらへ(ここは11手までなので、少し難しい問題も)。
==> 大道詰将棋に挑戦! (おもちゃ箱

失敗すると自動的に最初の局面に。ブラウザの再読み込み(最新の情報に更新)ボタンで別な問題へ。

Zt26b07 下記の24名様がみごと正解して賞品ゲット。

添田、金子、塚崎、大橋、片桐、風、弘光、松重、宮浦、北村、北浜、島、中野、中筋、永井、渡辺、中村、原岡、上原、吉川、洞江、佐口、石川、妻木

賞品は今回出題の問題を収録した「大道詰将棋ネタ帳(5~9手短編大道棋50番)」や道将連ブックスの「阿部重治郎の大道詰将棋七十年」など。

Zt26b08 11時15分、くるくるシアター上映開始。

TETSU「美しく楽しい趣向詰をたくさんお見せします。各コーナーで頭を使ったあとは、くるくるシアターでお楽しみください」

Zt26b09 くるくるシアターでは、おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱で出題されたみなさんの123作品を手順のアニメーションで一挙に鑑賞する。

最初の作品はおかもとさんの「おもちゃ箱」。趣向手順で詰め上がったら、駒40枚が箱にぎっしり。

Zt26b10 ジュニア詰将棋はミニミニ解答選手権。1手詰、3手詰、5手詰の3つのコースを選択して挑戦する。全部で4回実施するので、順番に全コースに挑戦することもできる。

真剣に取り組む子供たち。

Zt26b11 ジュニア詰将棋コーナーは主に子供向きだが、大人の初心者も参加できる。

よく見るとのちに詰将棋ダービーで優勝するあの方も。

Zt26b12 これが詰将棋の看寿賞。

会場には、このあとの看寿賞表彰式で贈呈される看寿賞の表彰状も展示。

Zt26b13 看寿賞長編賞は近藤さんの439手詰。表彰賞には図面も掲載されている。

昨年の全国大会で「作品も発表して添川君の連続受賞を止めたい。」と話していた近藤さん、有言実行で、みごとに看寿賞を受賞。

Zt26b14 午後2時、交流タイム終了、会場はもうぎっしり。そろそろ式典が開始される。看寿賞表彰式やアトラクションが楽しみだ。

大会アルバム(3)全国大会開幕 に続く)

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2010年7月21日 (水)

大会アルバム(1)東京、町田で全国大会

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[2010年7月21日最終更新]
2010年7月18日に東京都町田市で開催された第26回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。

撮影:TETSU、池田俊哉、馬詰恒司、福島竜胆、平井孝雄、稲葉元孝


Zt26a01_2 詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2010年は関東の番。7月18日に町田で全国大会が開催された。町田市は東京都の南端。新幹線では新横浜駅が近い(図は町田市ホームページより)。

Zt26a02 全国大会の前日に全日本詰将棋連盟の幹事会が開催された。場所は町田駅近くのホテルザ・エルシィ町田。全国大会の懇親会もこのホテルで行われるため、ここに宿泊された方も多かったようだ。

Zt26a03 平井さん「16日小田急町田駅から、道に迷っている時のスナップ。「けむり」の字が目に飛び込んだので、ワンショット。町田市に因んで「町田」の焼き鳥があるのはご愛敬。けむり詰同様入り口でタタラを踏んで「町田」のスジは味わえなかった。」

けむりを見てついパチリとしてしまうのが詰棋人のサガ。右上のメニューに「炭火、串焼、府中、町田、鳥刺、血肝」と並んでいるのがいいね。

Zt26a04 全日本詰将棋連盟の幹事会。データベース、書籍部、看寿賞、段級位、規約など、全詰連の活動について熱い議論が続く。会計の大橋さんが新たに常任幹事に。

全国大会のスタッフは前日から大会の準備に大忙し。150人分の資料を用意するだけでも大変だ。
==> 全国大会を振り返る (ベイと祭りと詰将棋

Zt26a05 第26回詰将棋全国大会は、町田市のここ、健康福祉会館で開催。

主催:全日本詰将棋連盟、町田市将棋連盟
後援:日本アマチュア将棋連盟町田市、町田市文化協会

Zt26a06 大会の運営は東京詰将棋工房(詰工房)が担当。11時の開場に向け、スタッフは9時に集合。

会場の講習室は150人入れる広い部屋。まずはここに机や椅子を配置するところから始める。

Zt26a07 人海戦術で席の用意は終了。しかし正面舞台とスクリーン、各コーナーのブース、受付など、まだまだやることは山積みだ。

Zt26a08 舞台を用意、全国大会のタイトルをつりあげようとしたら事件が発生。横幅が大きすぎて、つっかえてしまう!

左側の「第26回」をはずしてしまう妙手?でなんとかクリア。

Zt26a09 プロジェクターの調整。今回の大会は、くるくるシアターに始まって、看寿賞作品解説から各アトラクションまでプロジェクターの活躍する場面が多いので、3台のパソコンをつなぎ換えながら表示する。

後ろの席からも良く見えるように、画面の大きさ、明るさ、ひずみはないかなど、入念に調整していく。

Zt26a10 ジュニア詰将棋コーナー。主に子供向きのミニミニ解答選手権で、参加賞として全員にお菓子つき。

良く見ると右上に小さく「オトナの初心者も可」と書いてあったりする。

Zt26a11 一見指し将棋みたいだが、実はばらばら推理将棋の答え合わせ用の盤面。来場者に渡されるヒントがばらばらで、ほかの人と見せ合わないと解けないという、交流促進用の企画。

今回の大会は全詰連と共に町田市将棋連盟も主催ということで、将棋ファンも多かった。推理将棋ブースでもいつのまにか指導対局もしていたり。

Zt26a12 10時30分。受付も準備完了。11時開場に向けて、スタッフは先に受付をすませる。

受付ではプログラムと共に、アマレン杯握り詰候補作品と投票用紙、くるくるシアター、大道詰将棋に挑戦、詰将棋ダービーなど各種アトラクションの説明や解答用紙が渡される。

Zt26a13 開始まであと10分。大道詰将棋に挑戦!のコーナーは盤に問題も並べて、準備万端。盤面が左のディスプレイでも表示され、挑戦する人だけでなくまわりの人も一緒に楽しめるようになっている。

さあ、そろそろ交流タイムの始まりだ。

大会アルバム(2)交流タイム に続く)

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2010年7月19日 (月)

第26回詰将棋全国大会レポート

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第26回詰将棋全国大会


[2010年8月20日最終更新]
第26回詰将棋全国大会参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ここでは、全国大会のレポート、反響をお伝えします。


2010年8月20日

  • 第26回詰将棋全国大会参加記/メモランダム (詰将棋天旗新館
     「・・・ 第26回大会の参加者は127名でした(来賓3名、女性4名、未成年男女10名を含みます)。東京40名、神奈川33名、愛知、大阪各7名、埼玉6名、千葉4名、茨城、長野、兵庫各3名、北海道、静岡各2名、青森、福島、栃木、群馬、山梨、岐阜、三重、富山、滋賀、京都、島根、広島、山口、高知、福岡、佐賀、長崎各1名。
    ・・・」

2010年8月12日

  • 詰将棋パラダイス (水上 仁)  (アマレン伝言ダイヤル
     「詰将棋全国大会は7月18日東京の町田市で約130名を集めての賑わいでした。 恒例の看寿賞表彰の他、 大会10回参加者に贈られるメダルの贈呈には、 棋士で初となる浦野真彦七段も。 詰-1グランプリ (早解き競争) ではプロ・アマ強豪対決が実現。 結果は宮田五段が貫禄を示し、 辛くもこの戦いを制しました。 アマ連杯握り詰ではちょっとした事件が発生! 大会の模様と併せて詳細は詰将棋パラダイス9月号に掲載されます。 お楽しみに。」

2010年7月24日

  • 全国大会のおもひで (風みどりの玉手箱
     「・・・ 詰将棋ダービー ・・・ この並み居る強豪・名馬等を振り切ってみごと優勝したのが HYO牛TAN党 さんだった。 ・・・
    詰1グランプリ ・・・ 谷口さんの13手詰が難問で、私もそこで止まっていましたが(何日も^^;;)このメンバーもやはり7問目で足を止めた。ここを抜け出した宮田プロが優勝。 ・・・
    看寿賞看寿賞表彰式 ・・・ 中篇賞「ルービックキューブ」の16飛。私はあの作品の価値は不利合駒の繰り返しという量的側面ではなく、王手縛りのある詰将棋では表現しがたい「手待ち」を表現した16飛にあると思う。そこの所に触れて欲しかったんだよなぁ。 ・・・
    アマ連握り詰4重衝突事件 ・・・ 結果発表で4重衝突があったと聞いて驚いた。 ・・・」
  • 詰将棋全国大会 (おおた 葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい
     「・・・ 私にはあまり関係ない各種表彰のあと、アトラクション。宮田、北浜プロに若島、竹中両氏が挑戦という全8題の早解きグランプリでは谷口均氏の難問を突破し、宮田プロが勝利。その後、看寿関連クイズのあと、詰将棋ダービー。詰将棋パラダイス担当者、アマ解答者強豪、詰将棋作家が解答競争するが、意外なことに詰将棋作家(含む谷口均氏)は、それほど解答速度が早いわけじゃないというように思えた。 ・・・」

2010年7月21日

  • Web Fairy Paradise 第25号(PDF) (Web Fairy Paradise
     「・・・ 参加者名簿がまだ出てないのでどなたが参加されたか全ては分かりませんが、フェアリストでは神無七郎さん、加賀孝志さん、NAO さん、洞江さん、志賀さん等の名前が見受けられました。会場でどれだけお話されたか興味深いところではあります。普通詰将棋の解答競争なども面白いのは面白いですが、そろそろ見飽きたころでしょう。そろそろばか詰解答競争なんてどうですか??次の大阪でぜひ・・・なんて ・・・」
  • 第26回詰将棋全国大会 (All by myself
     「お久しぶりです。7月18日(日)。始発新幹線に飛び乗り、東京は町田まで行ってきました。今回の最大の目的は、近藤さんに直接「おめでとうございます」と伝えることでした。が、残念ながら近藤さんは不参加。また凄い作品を見せて下さい。期待しております!※近藤さんの受賞作はこちらからどうぞ では以下印象に残っていることなどを思い出した順に。 ・・・」

2010年7月19日

  • No.90 全国大会を振り返る (ベイと祭りと詰将棋
     「■全国大会が無事終了いたしました。参加者総数、約126名。新たに設けられた交流タイムや数々のアト ラクションで、皆さん充分にご満足いただけたのではないかと思います。 ・・・
    ■17日(大会前日) 金子さん、利波さん、駒谷さん、馬屋原さんと町田で待ち合わせ(遅刻してスイマセン!)、買い出しと資料の準備をしました。とにかく大変だったのが、受付で渡す資料のコピーで、その数2000枚以上! ・・・
    ■18日(大会当日) 朝9時前、ホテルで金子さんと合流、その後駒谷さんの車で会場へ。既に詰工房の面々が勢ぞろいしていて、テーブルや椅子は配置完了済み。いよいよ開幕近しのムードが高まります。 ・・・ 北浜先生が受付にいた私に話しかけてくださいました。本当に気さくで飾らない、素晴らしい先生です。「不正解です」 「ナニ~!」 この絶妙のやり取り、きっと語り草になることでしょう。
    ■18日(懇親会) ここではもう何もすることがないので、取りあえず食べることに専念していたら、今度はあの新ケ江さんが声を掛けてくださいました。曲詰の大家で、私にとっては雲の上の人ですから、舞い上がりましたね。 ・・・」
  • 全国大会 (詰将棋劇場blog
     「全国大会の様子はネットで確認させてもらいましたが、なかなか盛り上がったようですね。今後、写真が徐々にアップされていくようなので、引き続き楽しみにしておきます。こういうのはやはり、企画が物を言いますね。企画段階から関わってこられたスタッフの皆様はお疲れ様でした。かつて岡山方面でも1回開催しないかというお伺いが来たこともあるのですが、岡山では人材がないことを認めざるを得ません。 ・・・」
  • Problem Paradise on Twitter
     「『この詰』昨日一日の売上が実数で89冊。当社としては新記録です。」
      *誤植情報などあり この詰将棋が すごい! 2010年度版 を参照。
     「全国大会の詰-Iでは、谷口作で82飛成…83銀生、82金ハテ?と頭をひねっているうちに敗戦。谷口さん、解答選手権のスタッフ仲間をいじめてどうするの。」
     「解答競技では、数年前のチェス・プロブレムの世界大会で、1手詰が見えなかったことがあり、そのときに老化を実感しました。」
  • 2010詰将棋全国大会 (三軒茶屋将棋倶楽部の裏通り
     「年に一度開催される詰将棋の祭典、詰将棋全国大会の目玉イベント「詰1グランプリ」に出題された問題です。北浜プロ、宮田プロ、若島先生、竹中氏(元アマ名人)という、解答強豪4人が1手詰~15手詰までの詰将棋を順に解いて行き、その解図速度を競うという夢のような企画。 ・・・ 谷口均氏作の13手詰が難解で4人が横並びのデッドヒートを繰り広げたのですが、結局、宮田プロが一人だけこの難問をクリアして優勝。 ・・・」
  • 九Gメンバーへの報告 ストンリバーさん (九州G
     「・・・ 例年の大会と違い、AM11時から交流タイムを企画されたことが良かった。舞台スクリーンで趣向詰を流し続けて、早く来た人を飽きさせない工夫があった。一桁の大道詰将棋に挑戦というコーナーがあり、その手作り賞品がこれまた素晴らしかった。私も1問解いてゲット。その他、子供向け詰将棋コーナー、推理将棋コーナーまでもあり、会場を盛り上げる。私みたいな常連の者にとって、握り詰の作品をゆっくり鑑賞、評価する時間が十分取れたことも大きかった。午後の本式典において、3つのアトラクションもそれぞれ個性が発揮されて良かった。看寿クイズは特に個人的に予想を立てていたものが、かなり出題されたが、序盤にあっけなく転んでしまった。次に、BSのミニ番組的、詰将棋ダービーも大変興味深かった。 ・・・」
  • 町田の詰将棋全国大会いってきました (風みどりの玉手箱
     「町田が大都会だったのでびっくり。しかも、わりと近かった。さて、今回の目標だった大学院への投稿3作をげっとするという点は、石黒さんから「短大への投稿に紛れ込んでいました」と2作もらっていきなり半分以上達成(?) ・・・ そしてもうひとつ「この詰」の入手。 ・・・ 北浜プロの「脳トレ9手詰」は見本しか届かず、ぎりぎり間に合わなかったとかで入手できず。8月2日の東急将棋まつりの会場でならサイン本が入手できるという情報です。オイラはあさって本屋で購入する予定。」
  • ★梔子の花〈新規〉BBS★
    お疲れさまでした 管理人さやかさん
     「面白いイベントでした(^^) あ、『脱・一般人』さん某コーナー優勝おめでとうございます♪ 私は最終だけ優勝準優勝を逆に書いて、10点きりでした(笑)」
    ご来場感謝です やなさん
     「誰にでも楽しめるよう考えましたが、いかがでしたか。解答競技の生は迫力がありましたか? また機会があればお運びください。」

2010年7月18日

  • 詰将棋全国大会参加 (詰将棋天旗新館雑記のページ2010年07月
     「本日、東京都町田市で第26回詰将棋全国大会が開催され、参加しました。毎年、大会参加記を掲出しておりましたが、今年は取りやめます。と言いますのも、詰パラ9月号に掲載される大会レポートを仰せつかっており、こちらに注力しますので、 ・・・」
  • ★梔子の花〈新規〉BBS★
    ワンダーランド…… 管理人さやかさん
     「詰将棋全国大会にいます。たいへん楽しいです(^-^) 本当に“簡単な”一手詰なんかも出題されますし(笑) 女性やお子さんも多い。有名詰キストに、宮田先生や北浜先生や浦野先生の姿も♪ ・・・」

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2010年7月17日 (土)

TETSUの全国大会レポート

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[2010年7月19日最終更新]
2010年7月18日、東京都町田市の健康福祉会館で行われた第26回詰将棋全国大会 の速報。


2010年7月19日9時

  • 第26回詰将棋全国大会は無事終了しました。参加されたみなさん、大会スタッフのみなさん、お疲れさまでした。7月25日(日)の詰工房で、全国大会の写真の鑑賞会を行う予定ですので、ご覧になりたい方はご参加ください(詰工房は参加自由、無料)。
  • このブログでも順次アルバムをアップしていきます。TETSUの撮った写真はあまりできが良くないので、全国大会で写真を撮っていて提供してもいいよという方は、TETSUまで送っていただければありがたいです(omochabako@nifty.com)。

2010年7月18日18時~ 懇親会

  • 酔っ払いモードであまり記憶がないが、思い出したことを書いておこう。
  • 詰将棋界に対する多大な貢献に、柿木将棋の柿木義一さんに柳田全詰連会長より感謝状贈呈
  • 握り詰1位は相馬さん、2位は馬屋原さん。3位は真島さん、森さん(同一作)。実は利波さんも飛と龍の違いだけで同一、酒井さんも途中から同じ図になるという、握り詰始まって以来の4重衝突だった。
  • 看寿クイズ、詰将棋ダービーなどの賞品授与。
  • そのほか、いろんな人があれこれアピールしていたような・・・
  • 来年の全国大会は7月17日(日)、大阪で開催。

2010年7月18日17時10分 写真撮影

  • 速報はいったん終了します。

2010年7月18日16時20分 詰将棋ダービー

  • 誰が先に解けるか、会場の人が予想するゲーム。第1レースの解答者は、表紙担当の田口さん、高校担当の佐口さん、水上社長、デパート担当岡村さんの4名。第2レースは作家シリーズで原田さん、宮浦さん、谷口さん、中村さん。
  • 1位、2位を予想する。
  • 問題は全部11手以下、解くと次のコーナーに進める。
  • 第1レース、本命の岡村さん1着、2着は・・・田口さんで確定。
  • 第2レース、中村さん、原田さんが好スタート。1着は中村さん、2着は・・・谷口さん。
  • 1、2着の4名で決勝戦、中村、谷口と岡村、田口の東西2名づつの対決。
  • 岡村さんがスタートダッシュ。続いて田口さん。
  • 作品はすべて金子さん。
  • 田口さんが岡村さんを抜いて最終コーナーに。
  • 田口さん優勝! 2着は中村さんが逆転!
  • 田口さん「誰も予想しなかったようで・・・幸運でした」
  • 予想は60点・・いない。50点・・いない。40点お二人だけ「適当に書いたらあたっちゃった」。30点もお二人だけ。超難解な予想であった。

2010年7月18日15時45分 詰-1グランプリ

  • 宮田五段、北浜七段、アマ代表は若島さん、竹中さんという超強豪。解答選手権でも実現しなかった最強の組み合わせ、はたして最初にゴールするのは誰?
  • まずは出場者に抱負をインタビュー。
  • 宮田五段「若島さんと対決できるとは思ってもいませんでした。楽しみです」
  • 北浜七段「このお三方と対戦できるのはとても楽しみです」
  • 若島さん「全国大会というより残酷大会になりそうです」
  • 竹中さん「詰パラ解答強豪ということで選ばれてしまいました。若島さんと対戦できるのは一生の記念です」
  • 1手、3手、5手・・・15手まで8題順番に解いていく。ストッパーに谷口さんの作品も。
  • 5手詰で横一線。宮田五段が7手詰に。
  • 宮田五段、11手詰に1番乗り
  • 審判員の「正解です」の声だけが会場にひびく。
  • 宮田五段、13手、若島さん、11手。13手目が谷口さんのストッパー問題?
  • 13手で4者横一線。宮田五段が抜けた! はたして逆転なるか
  • 15手最終問題、宮田五段トップ!
  • 宮田五段「このような競争を開いていただきありがとうございます。優勝できたのはうれしく思います」
  • 作品解説。1手詰馬屋原さん。逆王手のワナがたくさん。13手はやはり谷口さんの作品だった。
  • 柳田さん「迫力ある、4人の方の本気が見えたのではないかと思います」

2010年7月18日15時15分 伊藤看寿没後250年記念マニアッククイズ

  • マニアッククイズ「伊藤看寿の知ってるつもり?」
  • 赤青黄の3色の紙を利用して3択問題。
  • 最初の10問はやさしい問題、次からは超マニアッククイズ。なんと私も決勝まで残ってしまった。最後角さんに敗れて2位。

2010年7月18日15時5分 ばらばら推理将棋解答発表

  • 休憩時間を利用して、安江さんから交流タイム企画のばらばら推理将棋の解答を解説。
  • 「この詰」「どうぶつしょうぎのほん」をゲット。

2010年7月18日14時40分 10回参加者表彰

  • 伊藤三雄さん、浦野真彦さん、北村憲一さん、小林敏樹さん、福島竜胆さん、松重郁夫さん、元水信弘さんに柳田さんよりメダルを授与。ことしは7名とにぎやか。
  • 浦野さん「プロ棋士初の全国大会10回参加です」
  • 小林さん「これでようやく詰将棋マニアの仲間入り」
  • 福島さん「今後とも推理将棋、よろしくお願いします。」
  • 司会の石黒さん「家に帰るまでが全国大会ですので、メダルをずっと付けていてください」
  • 次のアトラクションは15時10分から。

2010年7月18日14時30分 七條賞表彰式

  • 水上さんより表彰・・・残念ながら3位までの方は出席されてないので、4位の加賀さんに授賞。
  • 加賀さん「解答者に光を与えて下さったことを本当にうれしくおもっています」
  • 須川さんからのコメント「何十年もがんばって解答を続けたい」

2010年7月18日14時10分 看寿賞表彰式

  • 柳田看寿賞委員長より、短編賞谷口さん、中編賞若島さんに表彰状授与。
  • 谷口さん「7手詰の受賞は26年ぶりとか。光栄に思っております。喜んでいただける作品を作ることを心がけていますが、そのうちの1作がこのように受賞したということで、ありがとうございました。」
  • 若島さん「これまでの受賞の中でも1番うれしい受賞です。解答選手権で出題された作品で看寿賞が取れれば、解答選手権が詰将棋界に認知されたと思っていたのでとてもうれしく思いました。70いくつになっても看寿賞を取れるような作品を作り続けたいと思っています。ありがとうございました。「この詰将棋がすごい」もよろしく(声をかけてください)」
  • 谷口さん作品の解説「眼目の一手が1六飛。2五飛のときに焦点の捨て駒がでるのを事前に回避する手。山本民雄さん作品で有名な手筋ですが、7手で合い駒2回で実現しました。」
  • 若島さん作品の解説「玉方の飛先飛歩の合駒応用がテーマです。歩合では打歩詰にならないが飛合だと強いので打歩詰になるため飛合になります。これをルービックキューブのように繰り返す作品です。正解者が3名?という難問です。詳しくはネット上の作者の解説をごらんください」
  • 近藤さん作品の解説「持駒変換+多重連取りの系譜につながる作品です。原理はこんな図、このサイクルを猛烈な回数繰り返されます。手数延ばしで香合、金合、銀合、角合と進んで、角が手に入ると遠角を打って局面が進められます。この作品のすばらしいところは、と金のはがす順番がすべて限定されているところです。多重連取りでは初めて。作者の強い意志でできたんだと思います。メガロポリスに手数のばしの銀合が入るといったのが近藤さん、ビガロポリスと呼んでいました。更に金合も入るのがギガロポリス。それを復活させて、更にすべて限定というすごい作品。詰パラで解説を読んでください。」

2010年7月18日14時

  • 石黒さんの司会で全国大会の開幕。
  • まずは柳田委員長の挨拶。「今年は初めて詰将棋祭りといった時間を設けましたが、いかがだったでしょうか。」
  • アマレンの渋谷様より「詰将棋の大会を町田で開催することを歓迎します。」と挨拶。
  • 詰パラの水上社長。「町田が都会でびっくりしました。今日で21回連続で来ていることになります。これからも続いていくといいなと思います。交流タイムはとても良かったと思います」
  • 将棋連盟を代表して北浜七段。「去年は赤い本で脳トレ7手詰、今年は続編で9手詰の本です。1週間後ぐらいに書店に並びます。サイン本が欲しい方は8月2日に東急将棋祭りに来てください」

2010年7月18日13時50分

  • 楽しかった交流タイムもあと少し。14時から式典、そして看寿賞・七條賞表彰式、アトラクションが始まる。

2010年7月18日13時

  • くるくるシアターは現在86作目。一挙に123題並べると見ごたえがある。
  • 推理将棋は初めての人にわかりにくいかとちょっと心配だったが、正解者も続々。
  • 宮田プロ、北浜プロ、浦野プロも交流タイムから参加している。

2010年7月18日12時50分

  • 大道詰将棋は12時からいったん休息の予定だったが、お客が途切れず、続けて出題中。北浜七段もしばし考えて挑戦。見事に賞品ゲット。
  • ジュニア詰将棋はミニミニ解答選手権。加賀さんも子供たちと一緒に挑戦。13時から最後の4回目が始まる。1手詰、3手詰、5手詰の3つのコースを選んで参加する。問題があまっているとのことで、柳田さん「大人の方で3コースまとめて挑戦してもいいですよ」。

2010年7月18日11時10分

  • 柳田全詰連会長の開会のあいさつで、いよいよスタート。大道詰将棋ではさっそく正解者がでたようだ。

2010年7月18日11時

  • 準備も整い、11時から全国大会の開幕。最大150人の広い会場、横には推理将棋、大道詰将棋、ジュニア詰将棋のブースが並んでいる。メインスクリーンでは11時15分からくるくるシアターが始まる予定。

2010年7月18日7時

  • 第26回詰将棋全国大会は今日開催(ご案内)。
    今年は式典開始の前にたっぷり3時間(11時から14時まで)交流タイムが設けられた。
    「誌上でしか知らないあの人に話しかけたり、久しぶりの人と旧交を温めるも良し、いろいろな催しに参加するも良し、全国大会に参加するなら交流タイムから来るのがおすすめ。子供、初心者も大歓迎。」
    交流タイムの催しは下記。第26回詰将棋全国大会を参照されたし。
     ・ ジュニア詰将棋 
     ・ 大道詰将棋に挑戦 11時-12時、13時-13時50分
     ・ ばらばら推理将棋
     ・ くるくるシアター 11時15分-13時45分
  • 高校生以下、女性は参加費無料(一般1500円)。お気軽にご参加ください。

2010年7月17日23時

  • 全国大会は明日だが、本日16時からホテルザ・エルシィ町田全日本詰将棋連盟の幹事会が行われた。
  • 今回の緊急課題は、データベースと書籍部を今後どうするか。短期的な対処、今後の方針についていろいろな面から検討された。データベースについては、詰パラの2006年から2010年分の入力は継続して進め、今後の方針については検討メンバを決めて方針案を作成することになった。
  • 段級位委員会、規約委員会など、各委員会の報告。段級位取得推進をどう進めるかなど、熱い議論が続く。
  • 明日の全国大会のスタッフは資材の買出しなど、準備を着々と進めている。明日は11時からの開場に向けて朝から準備だ。

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