TETSUの全国大会レポート
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[2011年7月17日最終更新]
2010年7月17日、大阪府高槻市の 総合市民交流センターで行われる第27回詰将棋全国大会の速報。
2011年7月17日16時30分 参加者紹介(各県一言)
- 一人40秒。たくさん話したい方は懇親会で。
- まず北海道お二人。次に茨城県・・・・
長野県 真島さん「長野の全国大会でのミニ解答選手権はフェアリーも視野にいれて」
高知の竹村さんは詰四会のアピール。
最後は長崎県の石川さん「小学校の担当として最近は作品内容が私の目から見て、あまり良いものがないので、この場を借りて作者の皆さんに7手詰の意欲作の投稿をお待ちします」
あとから駆け付けた村田プロ「詰パラでよく見かける方ばかりでサインをほしいぐらいです」 - このあとは記念撮影、そして懇親会。レポートはこれで終了します。懇親会の様子は後程アルバムで。
2011年7月17日16時20分 特別懸賞問題正解発表
- 浦野七段の懸賞問題。持駒が香4枚。
浦野七段「気持ちよく解いてくれれば」 - 正解23名。7手詰ハンドブックサイン入り:浜田さん
初段になるための将棋勉強法:橋本さん
関西大学のクリアファイル:吉川さん、衣川さん、原岡さん などなど
2011年7月17日15時30分 クイズ約100人に聞きました
- 会場のアンケートの結果を予測する問題。
- 第1問 全国大会初参加の人は A10人未満 B10人以上15人未満 C15人以上D20人以上・・・考えても当らない
- 角についで人気のある駒は・・・銀でした。
- 四百人一局集に載っている人で出席しているのは・・・なんと59人も。
- 6問以上正解の方・・・たくさん 7問以上は4人。この4人で決勝戦。
チャンピオン戦出場者はこの会場に何人?
吉岡さん12人 北浜さん17人 馬屋原さん8人 大野さん18人
正解は11人。吉岡さん優勝! - 4時20分まで休憩。書籍コーナー、握り詰投票など急いで
2011年7月17日15時 ミニ詰将棋解答選手権
- まずは問題を配布。5分間で30問(1手詰から5手詰まで)。正解は1点(初手のみ)、間違えるとマイナス1点。
- 北浜先生自信は? 「お手やらかにお願いします。」
- スタート・・・1分・・・2分・・・4分・・・4分30秒・・・50秒・・・はい終了
- 5点以上の方ご起立ください・・・7点以下の方お座りください。・・・10点以下・・・15点以下・・・18点以下・・・残っているのは3名
谷川九段19点、馬屋原さん22点、井上さん25点の上位3名で決勝。 - 決勝は早解きで2点先取で優勝。予選1位の井上さんは1点アドバンテージ。進行は広瀬さん
- 1問目、馬屋原さん正解
- 2問目、井上さん正解、優勝!
- 井上さん「運がよかったです」 井上さんこれで4冠?
- 17日なので、17点の人で勝負。太田さん、中筋さんのお二人。太田さんが勝ち。
- 次は7月ということで7点の人で勝負。金子さん、大野さん。金子さんが勝ち。
- もう一つ。11点の人。吉岡、神谷、芹田、石川、田中さんの5人。
2011年7月17日14時 10回参加者表彰
- 猪股さんから表彰。
- 佐藤司さん「初参加のとき小さかった娘が6年生になりました。その間海の日にずっと全国大会に参加してよかったのかどうか・・・。谷川先生は誕生日が同じ。一つだけ上回ったのがこのメダルです」
- 須藤大輔さん「まだしばらく詰将棋パラダイスを楽しんでいきますので、よろしくお願いします」
- 3時まで休憩。参加者名簿が配られる。現時点で120人ぐらいの参加。
2011年7月17日13時50分 七條賞表彰
- 福村さんは6年連続満点。
- 上位の方が欠席のため、水上社長より代理で筒井さんに表彰状を贈呈。筒井さんは次回の長野大会を中心になって運営することになっている。
- 8位須川さんのメッセージを山本さんが紹介。
2011年7月17日13時30分 看寿賞表彰
- 看寿賞選考委員会柳田委員長より選考経過と受賞作紹介。
「井上さん、添川さんの受賞作は全員一致で決定しました。」 - 「井上さんのシンメトリー。生飛車と馬で追いまわしますが、2筋と8筋で馬の空き王手ができます。ほとんど対称形ですが、43とのあと32歩を取らないと63とが取れない仕組みになっています。34玉の変化が32歩が残っていると打歩詰で詰まないためです。やっと81桂が取れて69桂と打つと、もう1サイクルまわると77に行けないので収束します。とても見事な作品です。」
- 「詰上り四桂詰を全駒でという、添川さんの煙詰の技術を発揮した作品です。序の63歩消去はのちに変化で67歩を打つ必要があるためです。18、28、29と下段に3枚桂を打って」跳ねていきます。煙らせる技術では古今の第一人者ですね。」
- 柳田委員長より井上さんと添川さん代理で角さんに賞状、副賞を贈呈。
- 井上さん「中学生の時に創作に引き込まれて、詰パラに投稿して10年。この構想は10年ぐらい考え続けたことが今回の受賞につながったと思います。あきらめなければ夢への道につながっていくということがよくわかりました。ありがとうございました。」
- 添川さんコメント「以前から作りたかったテーマでした。煙らせるだけに終わらないよう苦心しました。」
2011年7月17日13時 全国大会開幕
- 吉松さん、山本さんのペア司会。開会宣言でいよいよ全国大会が開幕。
まず東日本大震災で亡くなられた方のために黙祷。
今回の大会でもチャリティが行われている。 - 山本大会副会長の挨拶。
「詰将棋は一人で楽しむものですが、いつのまにか仲間ができてくるのはすばらしいですね。岡田さんからメッセージをあづかってきました「名誉会長の岡田です。ここ数年体調不良で出席できません。全国大会も27回、猪股委員長はじめ創棋会のメンバーが楽しい催しを用意しています。今日一日お楽しみください。」」 - 柳田全詰連会長の挨拶。
「チャリティでオークションしています。すべて被災者への義捐金になりますので、ぜひご参加ください。待望の四百人一局集ができました。立派な本になりましたが、素人なのでいろいろお詫びすることもあります。本日はお楽しみください。」 - 来賓のプロ棋士を代表して谷川九段の挨拶。
「節電ということで、ノーネクタイで失礼させていただきます。詰パラで入選100回、そして念願の作品集ができました。若島さんに心のこもった解説を書いていただきました。なかなか詰将棋に時間が取れませんが、詰パラにも投稿できるように思っています。」 - 詰パラの水上編集長の挨拶。
「非常に綿密なプログラムで進めています。「月下推敲」が完成しましたので、ぜひお買い求めください。谷川九段がサインをします。四百人一局集もぜひ手にとってごらんください。」 - 猪股さんより昨日行われた全詰連幹事会の報告。
「インターネットなど環境が変わってきていますので、データベースのこれからの展開など検討しました。」 - 事務局中村さんから配布資料、注意事項の説明。
「浦野先生の特別懸賞、アマレンの握り詰めなどいろいろありますので、解答、投票などよろしくお願いします。」
2011年7月17日12時
- メイン会場は開場、受付が始まり、待ちかねた人が列を作っている。看寿賞受賞者の井上さんも到着。
2011年7月17日11時30分
- リハーサルも終了、会場は準備でき、もうすぐ受付が開始される予定。
- 書籍コーナーは大盛況。はやばやと完売したコーナーも。
2011年7月17日10時45分
- 11時からの書籍コーナーもほぼ準備完了。フライングして購入する人も。
2011年7月17日10時
- 会場の総合市民交流センターに到着。大会スタッフは準備に大わらわ。間もなくリハーサルが始まる予定。プログラムを入手したので、第27回詰将棋全国大会ご案内にアップした。
2011年7月17日1時
- 17日は全国大会。その前の16日17時から総合市民交流センターで全日本詰将棋連盟の幹事会が行われた。
- 各委員会の体制強化(複数人体制による負担の分散とリスク管理)、特にデータベースと書籍部の体制が課題。
- TETSUはオブザーバーとして参加したが、データベースの今後の在り方についてはTETSUも検討グループに加わっていたので、TETSUから現在の状況と今後の方針の案を報告して、熱い議論がおこなわれた。
- 幹事会のあとは皆で前夜祭。北浜七段も登場して野心作を披露。厳しい作家陣は次々と改良を提案。傑作の誕生なるか。
- 全国大会のスタッフは、16日から準備を着々と進めている。17日は12時からの開場(書籍イベントはロビーで11時から)に向けて朝から準備だ。
- 11時からの書籍イベントは発行されたばかりの詰将棋の本がいろいろ並ぶ予定。「月下推敲」、「四百人一局集」、「詰将棋解答選手権2011」「小さな絵」「新約・神詰大全」など、見逃せない本がぞろぞろ。更にチャリティイベントで貴重な本も。全国大会は13時開始だが、可能な方は11時から参加することをお勧めする。
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