大会アルバム(1)長野、松本で全国大会
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[2012年7月18日最終更新]
2012年7月15日に長野県松本市で開催された第28回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
撮影:TETSU、元水信広、池田俊哉
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2012年は他の地方の番。7月15日に松本で全国大会が開催された。松本市は本州および長野県のほぼ中央。図はくるくるねっと松本より。
全国大会会場、懇親会の会場は、いずれもJR松本駅のお城口を出るとすぐそこ。駅から外に出ようとすると、「歓迎 第28回詰将棋全国大会」の大きな文字が目に入る。
ここが全国大会会場の松本市中央公民館(Mウイング)。全国大会の前日午後には、ここ4階で長野県の詰将棋ファングループの会合、詰アルプスが開催。また夕方からは同じ部屋で全日本詰将棋連盟の幹事会が開催された。
いつも通り詰将棋を並べる人、明日の資料を袋詰めしている大会スタッフ、全詰連の幹事なども加わり、詰アルプス始まって以来の参加者に。
角さんは、完成したばかりの赤羽さんの作品集「信濃路」など、詰将棋の本を並べて、臨時の詰将棋書店を開店。最近でた「羽生善治のはじめて詰将棋」、羽生さんは監修で、実は角さんの執筆。
もちろん「信濃路」の著者の赤羽さんも来られていて、もれなく購入者全員にサインをしてくれる。赤羽さんは、今回の全国大会の実行委員長だ。
5時半から全日本詰将棋連盟の幹事会が開催。最初に先日亡くなった門脇前会長のため、黙祷。
幸い「四百人一局集」の販売は好調で、残りは1割ぐらいとか。入手したい方はお急ぎあれ。
幹事会のあと、大会スタッフも一緒に近くの魚民で前夜祭。なんと裏の部屋では「この詰2012」の打ち上げが。
第28回詰将棋全国大会は松本市中央公民館(Mウイング)の6階ホールで開催。
主催: 全日本詰将棋連盟
後援: 日本アマチュア将棋連盟
詰将棋パラダイス
松本市観光コンベンション協会
7月15日。スタッフは会場設営など準備のため朝9時に集合。9時前にMウイングにいくと、スタッフの小林さん、そして、関西から夜行バスで到着したお二人とばったり。
会場は360人はいれる大ホール。みなで協力して設営を進めて行く。
歴史のある詰将棋全国大会のタイトル。どなたが書かれたのかな。
大会ではプロジェクターによるスクリーンが大きな役割を果たすので、画面の位置、大きさ、ピント、どこからでも良く見えるか、入念にチェックする。
書籍コーナーは、はやばやとオープン。普通の本屋にはないレアな詰将棋の本がずらりと並ぶ。左奥は「信濃路」にサインする赤羽さん。このあと若島さんが到着して、「この詰将棋がすごい! 2012年度版」も。
11時半開場、受付が開始されると待ちかねた人がさっそく受付して、手提げ袋に入れられた大会の資料を受け取った。
袋の中には記念詰将棋、握り詰など大会で使う資料のほか、松本の観光案内も充実。記入用のペンや写真用の封筒まではいって、至れりつくせり。
受付を済ませたあとは、さっそく話の輪が。奥には「詰将棋四百年」「長野県と詰将棋」の展示が。大正13年から昭和19年まで発行されていた「将棋月報」の発行元は松本にあった。そして、今長野県は再び詰将棋の黄金時代を迎えている。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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