大会アルバム(1)名古屋で全国大会
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[2013年7月16日最終更新]
2013年7月14日に愛知県名古屋市で開催された第29回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2013年は中京地区の番。7月14日に名古屋で全国大会が開催された。名古屋は詰将棋パラダイス発祥の地。東京や大阪からも行きやすく、今回の全国大会は、名古屋駅前での開催、日帰りできる時間設定などの配慮もあり、100人を超える参加者で盛況だった。図はグレーター・ナゴヤ・イニシアティブより。
今回の全国大会は中京地区の詰将棋ファングループ香龍会のメンバーが中心となって運営。大会前日の7月13日、いつも開催している名古屋市中村生涯学習センターで香龍会の定例会が行われた。
この日の香龍会は全国大会のため前日から宿泊する人なども参加して24名と大賑わい。大会参加者に配布する資料をケースに詰めたり、全国大会に向けて皆で協力して着々と準備を進める。
全国大会開催に合わせて、いろいろな詰将棋作品集が作られている。そのうちの3冊、できあがったばかりの作品集が香龍会でお披露目された。写真は詰将棋の会合 香龍会より。
- 香龍会詰将棋作品集「翼」
- 徳島新聞詰将棋好作選「とくつめ」
- 詰将棋作品集 竹馬(ちくば) (岡本正貴、高木秀夫)
7月14日、第29回詰将棋全国大会開催の日。会場はJR名古屋駅桜通口から徒歩5分の
愛知県産業労働センター(ウィンクあいち)。
主催: 全日本詰将棋連盟
後援: 日本アマチュア将棋連盟
詰将棋パラダイス
全国大会が行われるのは901会議室。最大171名収容可能な大きな会議室だ。9時すぎに入っていくと、前の方で何か打ち合わせが行われているもよう。
全日本詰将棋連盟の幹事会だった。来年から全詰連が中心に運営することになった詰将棋解答選手権、詰将棋データベース、詰将棋規約、詰将棋段級位など、いろいろな課題について議論が続いている。新たに吉松さんが関西担当として幹事に任命された。
全国大会は12時開始だが、受付は11時から。それに向けて大会スタッフは9時に集合し、会場の設営や受付の準備を始める。
全国大会では作品解説や解答競争などでプロジェクターが活躍する場面が多い。スクリーンにぴったり表示できるか、どこからでも見えやすいか、調整が続く。
長年(いつから?)受け継がれている詰将棋全国大会のタイトル。とても大きいので、毎年設置に苦労しているようだ。
会場の後ろには書籍コーナー。普通の本屋にはないレアな詰将棋の本がずらり。この大会に合わせて発行された作品集も多い。
「からくり箱」は昨年亡くなられた酒井克彦さんの作品集を角さんがまとめたもの。
徳島新聞詰将棋好作選「とくつめ」は何と2種類あった。右はコミックマーケットでの販売用に作成されたもので、表紙以外は全く同一とのこと。
浦野八段はハンドブックシリーズに加えて、八段昇段記念の扇子や詰将棋タオルも販売。右は「竹馬」の著者の一人、岡本さん。
門脇芳雄賞を受賞した若島さんも到着、さっそく書籍コーナーにお店を広げる。新刊の詰将棋解答選手権2013をはじめ、これまでの年鑑や「この詰」などParadise Booksがずらり。昨年神戸で行われたチェスプロブレムの世界大会のブックレットや記念Tシャツ(若島さんが着ているもの)も販売。
来賓の日本将棋連盟谷川会長も到着。会場もだんだん席が埋まってきて、そろそろ全国大会の開幕だ。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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