解かない詰将棋ファンのために - アートシアターにようこそ
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[2014年10月9日最終更新] アートシアターの作品一覧、舞台裏をリンク
関連情報:
詰将棋美術館メモ 3 アートシアター作品一覧 (詰将棋メモ)
アートシアターの舞台裏(詰将棋の解説付き連続鑑賞) (詰将棋全国大会)
2014年7月20日(日)に川崎で行われる詰将棋全国大会。4年前と同様に、大会が始まる前にフリータイム(交流タイム)がある(今回は11時~13時の2時間)。この時間は、いろいろなブースが設けられるが、参加してもしなくてもかまわない、文字通りフリーな時間。懐かしい人と旧交を温めたり、誌上やネットで活躍しているあの人、この人に話しかけたりするチャンスでもある。
詰将棋って、解くことが前提にされてるようなところがある。詰将棋の解説も、解答者に向けた説明だったり、解いてないと理解できないことも多い。実は私(TETSU)は、詰将棋をほとんど解かない。棋力がなくてなかなか解けないこともあるが、そもそも解くことは好きではないのだ。
将棋でも、最近中継なども多くなり、将棋は指さないけれど、棋士イベントや対局の放送を楽しんだりする「観る将」がふえてきた。野球やサッカーなどスポーツでは、プレイヤーより観るファンの方が多いのが当たり前だが、詰将棋でも、私のような「観る詰」は潜在的には非常に多くいるんじゃないかと想像している。というのも、「詰将棋は解かなくてもおもしろい」から。実際に解かない私がいうのだから間違いない。おもしろすぎて、「おもちゃ箱」という詰将棋サイトを作ってしまったほどである。
問題は、「観る詰」のためのコンテンツがほとんどないことだ。将棋や詰将棋の雑誌やWebサイト、アプリ、ニコ生などを見ても、ほとんど「解いてみろ」という出題形式で、解説があっても、前述のように解いた人向けになっていることが多い。
前置きが長くなってしまったが、4年前の詰将棋全国大会で、「観る詰」のためのコンテンツとして用意したのが、くるくるシアターだ。おもちゃ箱のやさしい趣向詰の出題コーナー、くるくる展示室の作品を、解いたりせず、ただひたすら鑑賞するもの。実際のようすはこちらで。
この4年間で、くるくる展示室の作品もかなり増えたので、今回もくるくるシアターの続編を用意しようとも思ったが、詰将棋のおもしろさを伝えるのはいろいろなコンテンツがあった方がよいと思ったので、今回は 「アートシアター - 華麗なる立体曲詰の世界」 を製作している。もちろん、観るだけで楽しめて、一切解く必要はない。
敷居が高そうで参加しにくい全国大会だが、じつは何の資格もいらず誰でも参加できる大会なので、「観る詰」のみなさんも、ぜひフリータイムから参加して「アートシアター」をお楽しみください(フリータイムの間、2回(11時10分~、12時~)上映予定)。
アートシアターのプログラムができたので掲載します(クリックで拡大)。全8幕で約40作の立体曲詰を一挙に鑑賞。
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