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2014年7月31日 (木)

ミニ解答競技に挑戦!

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[2014年7月31日最終更新]

Zt30h017月20日に川崎で行われた第30回詰将棋全国大会、全員参加のミニ解答競技は全部で30問、30点満点のところ、優勝者でも20点というハードな問題でした。腕に覚えがあるあなた、ぜひ挑戦してみてください(PowerPointが必要)。

3つのラウンドに分かれていて、各ラウンド10題出題、1題あたりの考慮時間は30秒です。

ラウンド1: 3手詰
ラウンド2: 5手詰
ラウンド3: 協力詰(最初の3問は3手詰、残りは5手詰)

協力詰(ばか詰)は、先手後手協力して、王手連続の最短手数で詰める詰将棋です。

各問題、初手だけ答えればOK。ヤマ勘でもOKですが、正解なら1点、何もかかなければ0点、誤解は-1点なので、自信がないときはパスするのが無難かもしれません。

ちなみに全国大会での最高点は、ラウンド1: 8点、ラウンド2: 5点、ラウンド3: 8点。総合成績で優勝は20点で武藤さん、2位は17点で北浜プロ、3位は16点で堀内さんでした。

解答競技のプレゼンファイル(PowerPoint)、解答用紙(PDF)はこちらからダウンロードしてください。

各ラウンドの出題が始まると右端の星で30秒カウントダウンしながら自動的に10問出題されます。各ラウンド、出題のあとに解答が入っているので答え合わせしてください。

詰将棋の作者は、ラウンド1と2は馬屋原剛さん、ラウンド3は加賀孝志さん。プレゼンファイルは馬屋原剛さんの作成です。

挑戦した結果や作品への感想などは、この記事へのコメントで書き込んでください。

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2014年7月30日 (水)

第30回詰将棋全国大会アルバム

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[2014年7月30日最終更新]
2014年7月20日(日)に川崎市産業振興会館 4階企画展示場で開催された、第30回詰将棋全国大会の写真集です。各アルバムの中の写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます。

関連情報: 第30回詰将棋全国大会  詰将棋全国大会アルバム


大会アルバム(1)川崎で全国大会 Zt30a03

大会アルバム(2)フリータイム Zt30a04

大会アルバム(3)全国大会開幕 Zt30a05

大会アルバム(4)看寿賞表彰 Zt30a06

大会アルバム(5)各種表彰など Zt30a07

大会アルバム(6)アタック25 Zt30a08

大会アルバム(7)ミニ解答競技 Zt30a09

大会アルバム(8)懇親会 その1 Zt30a10

大会アルバム(9)懇親会 その2 Zt30a11


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大会アルバム(9)懇親会 その2

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[2014年7月30日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)懇親会 その2

懇親会のあちこちで咲いた話の輪をアトランダムで。写真をクリックすると大きい写真がごらんになれます。この写真を掲載されては困る、という方がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください。


Zt30j01 Zt30j02 Zt30j03 Zt30j04 Zt30j05 Zt30j06 Zt30j07 Zt30j08 Zt30j09 Zt30j10 Zt30j11 Zt30j12 Zt30j13 Zt30j14 Zt30j15 Zt30j16 Zt30j17 Zt30j18 Zt30j19 Zt30j20 Zt30j21 Zt30j22 Zt30j23 Zt30j24 Zt30j25 Zt30j26 Zt30j27 Zt30j28 Zt30j29 Zt30j30 Zt30j31 Zt30j32 Zt30j33 Zt30j34 Zt30j35 Zt30j36 Zt30j37 Zt30j38 Zt30j39 Zt30j40 Zt30j41 Zt30j42 Zt30j43 Zt30j44 Zt30j45 Zt30j46 Zt30j47 Zt30j48 Zt30j49 Zt30j50

第30回詰将棋全国大会 大会アルバム 完

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2014年7月29日 (火)

大会アルバム(8)懇親会 その1

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[2014年7月29日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)懇親会 その1


Zt30i01 全国大会の会場を模様替えして、6時から懇親会が始まった。

会場の設営は大変だが、移動しなくていいのは楽。

Zt30i02 「では、そろそろ、第30回詰将棋全国大会、懇親会をスタートしていきたいと思います。」

司会は本大会に続いて石黒さん。一日、本当にお疲れ様でした。

Zt30i03 乾杯の音頭は、将棋世界詰将棋サロン担当の村田先生。

「きょうは一日お疲れ様でした。運営と企画に尽力されたみなさまに感謝申し上げます。詰将棋サロンによく投稿してくださるみなさま、コメントを下さるみなさまと挨拶ができて有意義でした。詰将棋界のこれからの発展を祈願しましてカンパイ!」

Zt30i04 まだお酒が入ってないので、最初だけはみなさん真面目顔。

Zt30i05 関西に移籍されて、ちょっと遠くなった北浜先生、でももちろん懇親会にも参加。来年は地元開催だ。

Zt30i06 受賞者は引っ張りだこ。看寿賞巨頭会談?

Zt30i07 なぜかクマモン登場。

Zt30i08 宴たけなわだが、ここで水上編集長よりアマレン杯握り詰の投票結果発表。

その前に、参加者が151名に達したことが報告され、拍手がわいた。

Zt30i09 1位は投票総数87票中82票という圧倒的な支持を得てニコニコの馬屋原さん。17番の作品。

「4年間準優勝だったので、この30回記念という大会で優勝できてホントにうれしく思っています。」

2位は37票山路さん。8番の作品。

Zt30i10 そして3位は33票で久保さん。1番の作品。看寿賞とのダブル受賞で、今大会の賞金王?

「ご祝儀いただいてありがとうございます。来年は2位を目指します。」

利波さんは27票で惜しくも4位。

「馬屋原君とかぶって1日で作り直したので仕方ないです。」

Zt30i11 「上位3名共投票された方が13人おられます。」

的中者で懇親会に参加されている方には早いもの勝ちで好きな賞品を。

Zt30i12 楽しい懇親会も、そろそろお開きに近づいて、来年の全国大会開催地、関西担当幹事の吉松さんから決意表明。

「来年は大阪開催ということで、大阪メンバーと自負される方は前に来てください。」

Zt30i13 「みなさんに楽しんでいただける大阪大会にしますので、来年もぜひとも来てください。よろしくお願いします。」

Zt30i14 芹田実行委員長より御礼の挨拶。

「みなさま、きょうは本当にお越しいただきましてありがとうございました。名前だけの実行委員長で、実際のところは柳田さんをはじめとしてみなさんにほとんどやっていただいた形ですが、盛況な会になりまして感謝しております。赤字になるかと心配してたんですけど、おかげでスタッフの打ち上げができるぐらいの黒字になりました。みなさま、来年は大阪でお会いしましょう。」

Zt30i15 最後は一本締め。「いよー」パン。パチパチパチ。

実は、このとき、ゲリラ豪雨で川崎駅周辺は大変なことになっていたのであった。

しかし、めげずに三々五々川崎の街に繰り出して、詰将棋の宴は続いていく。

大会アルバム(9)懇親会 その2 に続く)

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2014年7月28日 (月)

大会アルバム(7)ミニ解答競技

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[2014年7月28日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)ミニ解答競技


Zt30h01 さて、次は全員参加のシンキングタイム、全国大会恒例のミニ解答競技。

石黒「はい、これからミニ解答競技に行きますので、ミニ解答競技と書かれた縦に長い白いA4の紙ですね。お手元の方にご用意ください。」

Zt30h02 昨年の名古屋大会と同じく3ラウンド、各10問。考える時間は1問につき30秒。

ラウンド1 3手詰10問
ラウンド2 5手詰10問
ラウンド3 協力詰10問(3手・5手) 

答えるのは初手だけなので、ヤマ勘で答えるのもありだが、書かなければ0点だが間違うと-1点なので、悩むところ。

Zt30h03 1問目はわかりやすい問題。全問このぐらいだとうれしいのだが、昨年の解答競争でも、最後の方は凶悪な問題が・・・。

今年の作者は3手詰、5手詰は馬屋原さん。さて、どんな問題が登場するだろうか。

Zt30h04 右端の星が30から0に向かって落ちていく。5問目ぐらいになると、かなり紛れがあって(角の打ち場所が16通り!)30秒で読み切るのは大変。

途中でヒントをつぶやいたりするが、こんなような思わず笑っちゃう大ヒントだったりするので、あてにならない。

Zt30h05 最初のうちは余裕だった皆の表情がだんだん真剣な眼差しに変っていく。

3手詰でも、30秒の時間制限で、「あと5秒!!」なんて表示されると、かなりのプレッシャーだ。

Zt30h06 そして3手詰の最終問題。でました盤面いっぱい駒いっぱい。

きれいな形だが飛の打ち場所は16通り。当然、正解は1か所だけだ。

前の人の頭で下の方が見えないとの声あり、ここは反省点。問題の作成、表示方法に工夫が必要だ。

Zt30h07 隣の人と解答用紙を交換して答え合わせ。その結果、驚愕の事実が。一見おとなしそうな8問目がおそろしい落とし穴で、正解者ゼロ!

当然10点満点の人はなし。
「では、9点」 いない。
「では、8点」 やっとちらほら手が上がる。
「マニアなら8点以上は欲しいところ」って・・・。厳しい。

Zt30h08 続いて第2ラウンドは5手詰。

シンプルな形でも悩ましい問題が多い。

後半になってくると、半ばあきらめムードの方も。

Zt30h09 第9問。「後手の持駒は歩だけ・・・」とヒントが表示されるが、その10秒後には「後手の持駒は歩だけ・・・じゃないよ」

凶悪な問題に凶悪なヒントで、解答者はグロッキー。

Zt30h10 第2ラウンドが終了して、お疲れの表情のみなさん。

それもそのはず。5手詰の最高点はなんと5点!

「マニアなら7点以上は欲しいところ」
この会場にはマニアは一人もいないようだ(^^;

Zt30h11 第3ラウンドは協力詰(ばか詰)。先手後手が協力して最短手数で詰ます詰将棋だ。最初の3問は3手詰で、あとは5手詰。

最後までシンプルな形でほっとするが、協力詰は詰み形が見えないと短手数でも難しい。作者はフェアリーランド200回以上入選の大ベテラン、加賀さん。

第3ラウンドも最高得点は8点だった。

Zt30h12

さて、総合成績はいかに。

「25点以上」・・・ いない。
「24点・・・23点・・・22点・・・21点・・・」
「20点・・・武藤さん、お見事。賞品をどうぞ。」

Zt30h13 優勝した武藤さん。

「流という1文字ペンネームでたまに・・・ご存知ですか。5時から池袋で食事をする予定で嫁さんと子供が12時から1階のロビーで待ってるんで、今すぐ出ちゃいますが、ありがとうございました。」

Zt30h14 2位は北浜先生、17点。

「3手詰6点で、5手詰3点で、協力詰8点という、職業柄ちょっと不安を感じる・・・ 喜んでいいかわからないんですけど。はい。協力詰得意です。」

Zt30h15 3位は堀内さん、16点。

「今年は三輪勝昭さんの作品集「幻の城」の筆者の一人として参加していますので、みなさんも良かったらご購入をお願いします。」

Zt30h16 恒例の一番下表彰は細川さん、-10点。書いたものがすべて誤答のパーフェクト。

「3手詰はトイレに行ってまして最後の10問だけ。5手詰に本気で挑戦したんですが、全部不正解でした。協力詰はもうグロッキー状態で・・・。まさかびりになるとは思わなかったんで、初参加で衝撃です。」

Zt30h17 時間が押していて、このあと、同じ会場で懇親会をするため、参加者にも手伝ってもらって全力撤収。並行して記念撮影。

人数が多いので2回に分けて撮影する。「受賞者のみなさんは2回とも入ってください」

大きな写真はこちら

Zt30h18 記念写真。2枚目。

大きな写真はこちら

大会アルバム(8)懇親会 その1 に続く)

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2014年7月27日 (日)

大会アルバム(6)アタック25

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[2014年7月27日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(6)アタック25


Zt30g01 休息後は、同一作検索の紹介。全詰連、データベース委員長の荒川さん。

「同一作検索、今までにみなさんがお作りになられた詰将棋に同じものがあるかどうか検索できるページを開いています。投稿される方は確認していただければと思います。そのページをやっていただいてますのが、空気ラボの新井さんです。スマホ詰パラをやっている方です。」

Zt30g02 空気ラボの新井(エモン)さん。

同一作検索だけでなく、スマホ詰パラや個人作品集アプリといった、空気ラボの詰将棋関係の活動をプレゼンしていただいた。

Zt30g03 同一作検索。現在詰パラなど新聞雑誌単行本からスマホ詰パラまで21万作品登録。

スマホ詰パラ。20万ユーザを突破、毎日3800人が利用と、本家の詰パラをはるかにしのぐ規模に成長。リアルタイムの投稿、解答で4000作品以上。今後スマホ詰パラ上でも、同一作検索、余詰チェックなどを付ける計画もあるとか。

個人作品集アプリ。市原誠さん、山川悟さんなど現在10本の作品集アプリを提供中(すべて無料!)。作品集をまとめたい人はご相談くださいとのこと。

Zt30g04 同一作検索のやり方は簡単。柿木将棋Kifu for Windowで局面をコピーして、同一作検索のページに張り付けて検索ボタンを押すだけ。

左右反転を含め、同一作があれば一覧で表示される。

もはや、詰将棋作家や詰将棋コーナーの担当者には必須のツール。ここでチェックしてなくて同一作を出題したりしたら、もう言い訳はできない。

Zt30g05 さて、いよいよお待ちかね、詰将棋パネルクイズアタック25。テレビの人気番組、パネルクイズアタック25の詰将棋版だ。

出題も5×5のパネルに1文字ずつ表示されていく。知識を問うクイズも詰将棋がらみだが、詰将棋自体の出題も。

Zt30g06 解答するのは、この4人。誰が何枚パネルを取って優勝するかを全員が予測して投票する。

赤:北海道地区代表、デパート担当、會場さん。
緑:東京地区代表、将棋文化検定1位、田口さん。
白:東海地区代表、将棋のアマ強豪、水谷さん。
青:近畿地区代表、充実の若手、宮原さん。

若手とベテラン、誰が優勝するのか、まったく予断を許さない。

Zt30g07 トップ賞は駒場和男「ゆめまぼろし百番」、そして優勝者が最後のクイズに正解すると、海外旅行・・・は流石になかったが、七條兼三「将棋墨酔」という豪華賞品。

これを見せられては、解答者、本気にならざるを得ない。

Zt30g08 さて、第1問。まだ最初とあって、途中で「山本民雄」とか、「11手」と答えた人はいなかったが・・・

青(宮原)「99飛」 ・・・不正解
緑(田口)「27角」 ・・・正解

最初から波乱が。中央の13番が緑に変わる。青は立って2問の間お休み。2問目も緑が取って緑が先行。

Zt30g09 詰将棋の場合もヒトマスずつ駒配置が表示されていく。早押しクイズなので、途中で残りの駒を推測して答えるかが勝負。

赤(會場)「24香」 ・・・正解

第3問で赤(會場)が隅に飛び込み、第4問も取ってひっくり返し、すべて赤に。さらに赤2枚追加して独走状態。

Zt30g10 あとの3人も反撃して、いい勝負で残り5枚のアタックチャンスを賭けた問題に。

これも赤取って、右隅にアタック。ついに4隅奪取に成功。

Zt30g11 終盤、白の水谷さんが猛烈に追い上げたが、4隅を取ったのが利いて赤會場さんが14枚で優勝、まずは「ゆめまぼろし百番」を獲得。

Zt30g12

優勝した會場さん向けの問題、詰将棋の図面だが、取ったパネルが端の方ばかりなので、真ん中辺が見えない。

赤(會場)「寿」

では、残りのパネルも見てみましょう・・・ 正解!

「11龍でわかりました。」

みごと正解して「将棋墨酔」もゲット。

Zt30g13 投票では、田口、水谷、宮原、會場の順で、大穴だった。それでも、會場さん、14枚を当てた人が4名も。松沢さん、上田さん、吉田さん、飯山さんに賞品贈呈。

會場「優勝したら山田さんが透明駒の作品を作ってくれるという約束をしていたので、フェアリーの大家の山田さんの透明駒の作品をしばらく楽しみにしていたいと思います」

大会アルバム(7)ミニ解答競技 に続く)

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2014年7月26日 (土)

大会アルバム(5)各種表彰など

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[2014年7月26日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(5)各種表彰など


Zt30f01 続いては詰将棋パラダイス水上社長より、詰パラの優秀解答者を表彰する七條賞の表彰。残念ながら今年も1位から5位までの解答者は不参加で、恒例の筒井さんとの掛け合い漫才。

水上「第11回詰将棋解答選手権チャンピオン戦。参加97名中49位の筒井君。これはどういうこと?」

筒井「真ん中を狙ったんで。」

毎年のことなので、もはや阿吽の呼吸。

Zt30f02 9位の加賀さんが参加されていたので、ベスト10に入ったということで加賀さんに表彰状を。

「加賀孝志殿。あなたは平成25年解答順位戦において頭書の成績を修められましたので、これを賞します。」

ちなみに1位から5位は、1位:今川健一さんと福村努さん、3位:野口賢治さん、4位:斎藤博久さんと永島勝利さん。

Zt30f03 解答順位戦9位の加賀孝志さん。

「保育園から大学院デパートまで全部解くことにしております。10位以内に入ったのが今回で13回連続(*)。詰将棋は本当に自分の人生の糧としてやってますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。」

*1回フェアリーに熱中したため途切れたとのこと。平成3年~25年の累計点数では12909点で、福村さんをおさえて第1位(hiroさん調べ)。

Zt30f04 ここで、石黒さんから現時点で参加者が146名になり、全国大会最多となったことが報告され、会場が沸いた。

続いて全詰連猪股事務局長より、10回参加者の表彰。

「今年は6名の該当ということで、池田俊哉さん、来嶋直哉さん、岡本慎一郎さん、岡本正貴さん、松田圭一さん、濱川礼さんが10回です。」

Zt30f06 猪股「おめでとうございます。」

6人の10回参加者に大きなメダルを贈呈。

石黒「毎年恒例ですが、終わるまでそのままでお願いします。」

猪俣「25回参加者がおりますので、同人参加者と名前を付けて、まとめて来年盛大に表彰します。」

Zt30f05 池田「今年は解答選手権に全国大会、裏方をさせていただいて、少しは詰将棋界に貢献できたかな。」

松田「1年ほど前に作品集出させていただいて、そのあと参加した全国大会で10回ということで、ありがとうございます。」

岡本(正)「ほとんど地元の名古屋ばっかしだったので、もう10回かとびっくりしております。」

来嶋「(キジマじゃなくて)クルシマです。初参加は20年前になりますけど、そのときも名前を間違えられて。今回で覚えてもらったかと思います。」

岡本(慎)「30回大会で10回参加なので、これからの目標は60回大会で40回参加。30年後は94才ですが。頑張って末永く続けていきたいと思います。」

濱川「最近詰将棋作ってもないし見てもいないんですけど、中学高校のころ作った作品が数百作残っていて、30作40作ぐらいは直せば使えるかなと思うので、この1年に1作ぐらいは詰パラに投稿できるかなと思ってます。」

Zt30f07 次は握り詰のアピールタイムのはずが、プロジェクターの表示がうまくいかず、調整。急遽、フリータイムに行われた詰将棋知識検定の結果を、担当の利波さんから発表することに。

「詰将棋知識検定、24名の方が参加をいただきました。結果は1級合格24点以上は、三角さんだけという、しかも30問中28点というすばらしい成績でした。」

Zt30f08 「2級は設定してなかったんですけれども、20点以上は2級とさせていただきます。23点堀内さん、以下、飯尾さん、白井さん、志賀さんが20点以上ということで、後日2級の認定状を送付させていただきたいと思います。」

挑戦してみたい人はこちらから(解答はこちら)。

Zt30f09 「私、自分で作っていて、28点取る人がいるとは思いませんでした。」

ダントツで1級を認定された三角さん。

「知識がある程度あるのはいいんですが、なんか重箱の隅みたいなところまでとなるとかえって恥さらしになってるような・・・。ありがとうございました。」

Zt30f10 ようやくプロジェクターの表示が調整でき、アマレン杯握り詰担当の田中さんと石黒さんから全17作品を解説。

今回の握り詰の使用駒は「玉飛飛角銀桂香歩歩歩歩歩」 の12枚。

Zt30f11_2 石黒「はい、では1番から作品の方、見ていきましょう。」

手順を並べる。握り詰は作者を伏せて投票するが、作者が全国大会に参加している場合は、ここでアピールできる。

久保「狙いとしては○○○に○○○だと○○○○、作意だと○○○○の、ちょっとした対比。きれいに決まったんでこんなもんでいいかな。」 ※一部伏字

Zt30f12 石黒「3番。これはわかっちゃった気がしますね。もうマイクをお渡しした方がいいのではないかと。」

なんと、八尋印のあぶり出し。当然、作者は八尋さん。

「すみません。またしょうもないものを作って。形だけですけども、握り詰でこの形なら、ということですが、投票はしなくてけっこうです。」

Zt30f13 最後は馬屋原さん。アマレン杯握り詰史上、たぶん最長手数と思われる作品を出品。

「この趣向は前例があるんですが、前年も前例がいっぱいある趣向で優勝してたんで・・・ この枚数で往復したのは価値があると思います。4回とも準優勝だったんで、今年は30回ということで、今年こそは優勝できればいいなと思ってますので、みなさん、どうか投票をお願いします。」

この後の休息時間で、握り詰の投票。さて結果がどうなるか、懇親会のお楽しみ。

Zt30f14 休息に入る前に、全国大会記念詰将棋の作者アピール。本大会の実行委員長、芹田さんの作品。

「わからない方は、近くに強い方がいっぱいいると思うので、答え聞いてもらってかまわないので、手数と最終手を記入していただいて、短評でいいことを書いてくれたら意図的にその人を選ぶかもしれません。」

休息のあとは、同一作検索、アタック25、ミニ解答競技と、まだまだ全国大会は続く。

大会アルバム(6)アタック25 に続く)

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2014年7月25日 (金)

大会アルバム(4)看寿賞表彰

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[2014年7月25日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(4)看寿賞表彰


Zt30e01 石黒「本日のメインイベント、看寿賞の授賞式ですね。柳田さん、お願いします。」

柳田さん、今回は看寿賞委員長として登場。
「選考過程は詰パラ7月号に詳細にでておりますが、短編は空白というのが多かったんですけど、今回は2作、長編も豊作で、詰将棋界は平成の黄金期を迎えてるんじゃないかと思います。」

ということで、2013年度は短編賞2作、中編賞1作、長編賞2作の5作品が受賞。

Zt30e02 全国大会には中村さん、久保さん、添川さんの3人が参加、額入りの賞状と副賞を授与された。

「平成25年度詰将棋看寿賞 短編賞 中村雅哉殿。貴方が詰将棋パラダイス平成25年6月号B級順位戦に発表された15手詰は平成25年度短編部門において最優秀作品に選ばれました。ここに詰将棋看寿賞を贈り、長くその栄誉をたたえます。」

Zt30e03 受賞した3人。左から、短編賞 中村雅哉さん、中編賞 久保紀貴さん、長編賞 添川公司さん。田島秀男さんは短編賞、長編賞同時受賞だったが、残念ながら全国大会には不参加。

Zt30e04 短編賞 中村雅哉さん。

「アメリカに単身赴任していまして、この作品は赴任中の作品です。詰パラは作品が載るときに在住地も一緒に載るので、「アメリカ 中村雅哉」で載せようと頑張りました。まさか看寿賞をいただけるとは思わなかったんですけれども。純粋にアイデアからアメリカで作ったメイドインアメリカの作品なので、看寿賞では初めてじゃないかなと。本当にどうもありがとうございました。」

Zt30e05 中編賞 久保紀貴さん。

「看寿賞ありがとうございます。発表したときもついてたんですが、看寿賞の発表が700号だったのもけっこうついてたかなと喜んでおります。作品全然関係ないんですけど今日なんか服装が派手だねっていわれて。作品については、宮原君が解説をブログに書いてくれたんで、興味のある方は是非読んでいただければなあと。それから僕のブログで相馬さんの作品の解答募集してるんでよかったら解答してください。」

Zt30e06 長編賞 添川公司さん。

「今回の「幻想飛行」は20年ぐらい前作って、ようやく最近完成と、かなり自分の中では時間をかけて苦労した作品なんでうれしく思っています。ありがとうございました。」

Zt30e07 続いて、柳田さん自らパソコンを操作しながら受賞作品の解説。

「あまり厳密な解説を期待されても・・・。なにしろ予習数分だけなんで。」

図面、棋譜ファイルや関連記事は平成25年度看寿賞からどうぞ。

Zt30e08 短編賞、中村雅哉作。

「審査をしているときに時間差中合という名称が飛び出しました。さてなんでここに中合するんだろう。」

2手目35玉の変化:19角、35玉、44銀、同桂、46角、45玉、37角、35玉、25金、同玉、28龍、35玉、46銀まで
この龍回りを防ぐ47銀中合だが、37角のときに47銀では46銀の1手詰。そこで19角のとき先に47銀と中合するのが「時間差中合」という斬新な一手。

「新手じゃないかということで高評価を得た作品です。」

ちなみに初手37角は47桂合、同龍、35玉、44銀、24玉で逃れ。このとき27龍と回れるようにするのが19角の意味(28角では35玉、44銀、24玉で28龍と回れない)。

Zt30e09 短編賞 田島秀男作。

「解答選手権で出題された作品。桂4枚香4枚で王様は動かない。左右の桂打ちと香打ちしかないのに大量の誤解者を生んでるんですね。69香と打ちたいんですが、その前に68香、同金、58桂、同金左、78桂、同金と下準備が必要。元の形から48の金が一つ寄っただけですが、これでやっと69香が成立します(同金右、67香、同玉なら58銀と金が取れる)。・・・ 打ち捨て趣向不動玉で究極を極めた作品になっているんですね。桂香8枚でよく成立させたと思います。」

Zt30e10 中編賞 久保紀貴作「位置エネルギー」。

「打診中合2回。作者がブログで解説しています。同じ筋で2回はできない・・・」

柳田さんの解説はちょっとわかりにくい。流石の柳田さんでも予習数分では無理があったか。打診中合2回というか、連続打診合なのがポイント。作者の解説宮原さんの解説を参照されたい。

Zt30e11 長編賞 添川公司作「幻想飛行」。

「添川さんの香はがし。はがしといっても移動合のはがしで、従来のはがしとは感覚的には違います。玉方の持ち駒なしという状態で飛車には飛合という感じで進んでいきますが、ところどころ角が動きます。基本的に香の移動合を繰り返すわけですが、はがしといっていいのか、類例のない手順です。時間をかけただけあって、収束にリキが入っています。」

Zt30e12 長編賞 田島秀男作。

「柳原裕司さんの角と銀の入替の形を発展させて、それに馬ノコを絡めた作品です。50手ぐらい進んで、この形になったときしか馬が飛び出せないようにできているわけです。64馬が63に動くのにまた32手かかるんですね。打合駒なしの驚異の579手。信じがたい作品です。」

注)合駒なしの長手数記録は、添川公司「桃花源」767手。

Zt30e13 昨年看寿賞を受賞したときインドネシアに行っていた廣瀬崇幹さん。

「受賞したときはマラリアで寝込んでました」

改めて表彰。といっても架空の表彰状なので何も書かれてない。

「去年海外に行っていて何もできなかったので、今年参加できて良かった。全国大会は参加したことがなかったので。ありがとうございました。」

大会アルバム(5)各種表彰など に続く)

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2014年7月24日 (木)

大会アルバム(3)全国大会開幕

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[2014年7月24日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)全国大会開幕


Zt30d01_2 そろそろ1時、全国大会の開幕だ。

「それではただいまより第30回詰将棋全国大会を行います。」

司会は詰パラで短大を担当している石黒さん。全国大会30回のうち、なんと11回の司会を担当している大ベテランだ。アバウトな運営をフォローして臨機応変に進行する技術は、神業の域。

Zt30d02 芹田大会実行委員長より開会の挨拶。芹田さんも川崎在住の看寿賞作家だ。

「ようこそ川崎市へ。川崎というと、最近毎年看寿賞を出す看寿賞の街という形になっております。特に今日はまさに毎年看寿賞をとっている添川公司さんもいらっしゃってますので、交流をとっていただけたらいいかなと。それではみなさま、一日楽しんで、いい思い出を作って帰っていただけるようにお願いします。」

Zt30d03 主催の全日本詰将棋連盟、柳田会長の挨拶。柳田さんは今大会の事務局長も務めている。

「私はJRでほんの一駅の鶴見という町に住んでいて地元ということで事務局を一手に引き受けまして、ミスも多くて私も年かなと。いろいろな企画をフリータイムから本大会まで盛りだくさん、全部詰将棋工房のみなさんのご協力を得て成り立っています。みなさま、一日お楽しみいただければなによりです。」

Zt30d04 来場のプロ棋士を代表して北浜先生よりご挨拶。

「詰パラ700号おめでとうございます。これからも800号、1000号目指して末永く続いてほしいなと思います。全国大会、今回は川崎ということで、私も川崎市民として参加するはずだったんですけど、4月から大阪に移籍することになりまして、いきなり遠い会場に。なんとか対局がついて参加することができてほんとにうれしく思っています。実行委員の方がご苦労されて設営されていてほんとうにお疲れ様でした。1年1回の詰将棋のお祭りなんで一緒に楽しんでいけたらと思います。」

Zt30d05 詰将棋パラダイス誌の水上社長の挨拶。

「全国大会ちょうど30回、詰パラは7月号で700号、私が編集部に参加してから20年と、なにかとエポックメイキングな大会ということになるかと思います。7月15日の朝日新聞に記事が載りましてけっこうな反響がございました。私もけっこうな年になってますので、若手を含めて盛り上げていきたいと思います。」

Zt30d06 ここで柳田事務局長より、「ご寄付をたくさんいただいております。」ということでご寄付の報告。

田島秀男さんは看寿賞の賞金を寄付。
田宮克哉さんの息子さんから、田宮さん考案の京都将棋を寄贈。

Zt30d07 全日本詰将棋連盟の猪股事務局長より午前中行われた全詰連幹事会の報告。

「各委員会の活動報告や会計報告。今年は順調にいきまして45分ぐらいで終わりました。今まで規約が微妙な問題があってクローズアップされてなかったんですけれども、今後詰将棋でトラブルが生じたときに規約委員の方で判定を行うことによって徐々に問題点をクリアーにしていこう、というふうに決まりました。」

Zt30d08 挨拶が終わったところで、北村門脇芳雄賞選考委員長よりサプライズ表彰の発表。

「第3回門脇賞、北海道からきて該当者なしでのほほんと帰るわけにはいかないと、また詰パラ700号、全国大会30回と節目の年であるということで、選考委員長の独断と偏見で選考委員長特別賞を設けることにしました。門脇さんは全国大会24回参加という記録を作っていました。去年やっとそれを超えた人が二人でました。そのお二人を表彰したいと思います。」

Zt30d09 そのお二人は金子清志さん(右)と高見秀夫さん(左)。お二人とも今回も参加しているので、通算26回になる。

「門脇芳雄賞選考委員長特別賞 あなたは永年に亘り詰将棋に深い理解と愛情を注いでこられました。詰将棋全国大会に対しては積極的に参加を心がけ、昨年度参加回数二十五回の偉業を達成されました。」

Zt30d10 門脇夫人よりご挨拶。

「主人が生きていたら大喜びで参加させていただいたと思いますので、今日は写真を持ってまいりました。主人の詰将棋人生を語ってくださった皆様に心から感謝とお礼を申し上げたくて、老体に鞭打って参加させていただきました。主人も個性の強い人でしたので、ずいぶんいやな思いをなさったかと思いますので、心からお詫びを申し上げます。」

大会アルバム(4)看寿賞表彰 に続く)

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2014年7月23日 (水)

大会アルバム(2)フリータイム

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[2014年7月23日最終更新]
第30回詰将棋全国大会 大会アルバム(2)フリータイム


Zt30c01 来場者の多くが真っ先に向かうのが、会場後ろの書籍コーナー。この全国大会に向けて発行された新刊の詰棋書も何冊もあって、飛ぶように売れていく。

Zt30c02 発行されたのは、この4冊。

いずれも濃い内容で、詰将棋マニアなら必読。

Zt30c03 新刊4冊のうち、アトリエ以外はすべて角さんの編集。3冊同時進行とはすごい。お疲れ様でした。

角さんのブースでは、新刊3冊以外に、「この詰」や詰パラ700号記念号も販売。

Zt30c04 お隣はProblem Paradiseの若島さん。Paradise Booksがずらり。

もう絶版になっていて本屋では入手できない「盤上のパラダイス」をおもちゃ箱の賞品用にゲット。

Zt30c05 たくさん並べているのは、全詰連書籍部の大橋さん。

詰工房の作品集「アトリエ」もここで販売、持ってきた60冊すべてはけて完売御礼とのこと。欲しい方は全詰連書籍部へどうぞ。

Zt30c06 こちらは、同一作検索のデモコーナー。詰パラなどの雑誌だけでなく、新聞、単行本からスマホ詰パラまで、20万作以上の詰将棋から同一作があるか検索できるスグレモノ。作家、担当者は必ずチェックするようにしたい。

同一作検索は、スマホ詰パラの空気ラボのエモンさん(左)と全詰連データベース委員長の荒川さん(右)のコラボで実現したもの。きょうは空気ラボ発行の「市パラ」などの詰将棋作品集や「解けてうれしい詰将棋」、詰将棋年報、詰パラバックナンバーも販売。

Zt30c07 柳田さん所蔵のレア本閲覧コーナー。秀局回顧録下巻(右下)の厚さにびっくりした人も多かった。

Zt30c08 久しぶりに全国大会参加、伝説の詰将棋400年記念全国大会の名プロデューサー清水さん。参加するなら、と、昔の詰工房や全国大会の写真や貴重な資料を並べて臨時ブースをオープン。

食玩を将棋駒にした「チョコエッグ将棋」に興味津々。

Zt30c09 11時10分、正面のスクリーンでは、アートシアター 華麗なる立体曲詰の世界の1回目の上映が始まった。

「年賀詰では、干支も良く使われます。21世紀最初の年は、巳年でした。」
(ここで手順を並べて鑑賞)
「巳から21に。この年の、年賀詰コンクール、第1位。」
ナレーションが入っていて、見ているだけで楽しめる。

Zt30c10 アートシアター(奥のスクリーン)の横では、大道棋屋さんが2問同時出題でみなを迎え撃つ。といっても今回出題しているのは9手以内の短手数の問題ばかり。

大道棋コーナー担当の新ヶ江さんは当然研究済だが、右側の盤では、臨時の大道棋屋さんがネタ帳をみながら出題。

Zt30c11 大道棋屋「私もまだ解けてないんだけど(笑)」
さて、ちゃんと受けられるのかな?

今回の問題はおもちゃ箱こちらで挑戦できる(リロードで新しい問題)。Javaを利用できる環境が必要、JavaはOKなのに見れないときは、Javaコントロールパネルのセキュリティの例外リストにおもちゃ箱のアドレスを追加する。
(http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/)

Zt30c12 會場さんのフェアリー詰将棋コーナー。

協力詰(ばか詰)はわかりやすいが、透明駒の問題はフェアリーファンでもよくわからないという人が多い。今回の紹介で透明駒ファンがふえたかな。

ばか詰のご紹介 (PDF)
透明駒のご紹介 (PDF)

Zt30c13 12時になって、詰将棋知識検定が始まった。30問、すべて三択。試験会場の雰囲気だ。

第一問 初代大橋宗桂が詰将棋集を献上した天皇は? (1正親町天皇 2後陽成天皇 3後水尾天皇)

という感じで、将棋世界詰将棋サロン担当の村田先生も苦戦する難しさ。しかし、28問正解した人がいたのだった・・・

*詰将棋知識検定の問題が公開されたので、みなさんも挑戦されたし。制限時間は20分。

Zt30c14 北浜先生、及川先生、上田先生も参加。

北浜先生は川崎市民だったが、この4月の関西移籍で川崎の全国大会が遠くなってしまった。しかし、東京での対局日程を合わせてしっかり参加。

Zt30c15 安達康二さんのご遺族も参加、アートシアターのNHK詰を感慨深くごらんになっていた。

安達康二さんの作品集発行の予定があるとのこと。

Zt30c16 そろそろ1時、会場もかなり詰まってきて、いよいよ全国大会の開幕だ。

大会アルバム(3)全国大会開幕 に続く)

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2014年7月22日 (火)

大会アルバム(1)川崎で全国大会

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第30回詰将棋全国大会


[2014年7月22日最終更新]
2014年7月20日に神奈川県川崎市で開催された第30回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。

撮影:TETSU、池田俊哉


Zt30b01 詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2014年は関東地区の番。7月20日に川崎で全国大会が開催された。川崎市は人口146万人の大都市。東京と横浜の間に位置し、羽田空港からも近く交通は便利。今回は第30回の記念大会でもあり、150人を超える参加者で盛況だった。図は川崎市より。

Zt30b02 7月20日、第30回詰将棋全国大会開催の日。会場は川崎駅の近く、緑の並木に囲まれた川崎市産業振興会館

主催: 全日本詰将棋連盟
後援: 日本アマチュア将棋連盟
    詰将棋パラダイス

Zt30b03 全国大会が行われるのは4階の企画展示場。スタッフは9時に集合、11時受付開始に向けて、何もない空間を全国大会会場にセッティングする。

当日だけでは準備が間に合わないので、スタッフは前日から集まり、資料の袋詰めなど準備を進めている。

Zt30b04 今回の大会は関東の詰将棋グループ、東京詰将棋工房(詰工房)が運営。

手分けして、机と椅子を搬入、設置していく。150人分ともなると重労働だ。11時からのフリータイム(交流タイム)に向け各ブースの設営も進める。

Zt30b05 代々受け継がれている全国大会のタイトル、約5メーターと大きいので、高いところに据え付けるのはとても大変。

Zt30b06 なんとか設置できてほっと一息。この高さならぎりぎりプロジェクターのスクリーンが隠れないか。

左右がちょっとめくれていたり、直したいところもあるが、まだまだ準備することがあって、もう時間がない。

Zt30b07_2 会場の準備と並行して、隣の部屋では全日本詰将棋連盟の幹事会が行われている。今大会の事務局長、柳田さんは、全詰連会長でもあるので、両方掛け持ちで大忙し。

Zt30b08 今回の全国大会では、アートシアター、看寿賞解説、握り詰鑑賞、同一作検索デモ、アタック25、ミニ解答競技と、たくさんの企画でパソコンとプロジェクターが活躍する。スクリーンの大きさ、ピントなど、入念に調整が続く。

Zt30b09 そろそろ受付の準備ができたようだ。練習にまずはスタッフの受付から。

Zt30b10 時計を見るとまだ10時を少し回ったところ。11時開始までまだ間があるが、早めに来た人が多く、次々受付の列に並ぶ。

Zt30b11 大道詰将棋コーナーにはなんと大きな盤が二つも。鈴木さんの手作りの大道棋用の盤駒だ。もう問題が並んで、準備万端。

Zt30b12 會場さんのフェアリー詰将棋コーナー。協力詰と透明駒の問題に早くも人だかりが。早く来る熱心な人はフェアリーファンが多い?

Zt30b13 そろそろ11時。全詰連柳田会長の「きょうは一日お楽しみください」の挨拶で、全国大会フリータイムの始まり始まり。

大会アルバム(2)フリータイム に続く)

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2014年7月21日 (月)

第30回詰将棋全国大会レポート

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[2014年7月25日最終更新]
第30回詰将棋全国大会参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ここでは、全国大会のレポート、反響をお伝えします。


2014年7月25日

  • 第30回詰将棋全国大会参加記(後編) (詰将棋の欠片
      「・・・ 続いての企画は詰将棋クイズ「アタック25」。出場者は赤會場さん、緑田口さん、白水谷さん、青宮原さん。 ・・・ そして最後の企画、ミニ解答競技。制限時間30秒で、3手詰・5手詰・協力詰がそれぞれ10題されます。 ・・・」

2014年7月24日

  • 村田桂花@melon_sky
     「今年の全国大会の後悔。ミニ解答競技で優勝した流さんに「では、優勝の喜びを一発ギャグで表現してください」というフリを思いつかなかったこと。流さん、申し訳ないです。」
     「来年以降に向けての思いつき。一人一言は時間的に難しいにしても、参加者の名前を順番に読み上げて、立ち上がってお辞儀、くらいはあっても良いと思った。「誰が参加しているのか分からない」という声をいただいたので。休憩前にやっておけば、何かのきっかけにはなるだろう。」

    TETSU: 大会途中で参加者名簿を配った全国大会もあって、好評だった。パソコンで打ち直さなくても、書いてもらった名簿を会場に張っておくぐらいは簡単にできるので、今後の大会では何らかの形で配慮したいものだ。

2014年7月23日

  • 全国大会参加記3 (冬眠蛙の冬眠日記
     「さて懇親会。ある意味?メインイベントです。村田さんの乾杯の音頭の後、さっそく懇談。色々な方とお話しさせていただきました。記憶力の関係で、多分全部書ききれないかと。ご了承ください。 ・・・」
  • 第30回詰将棋全国大会参加記(中編) (詰将棋の欠片
     「・・・ メインイベント、看寿賞表彰。田島さんを除く3名の方が参加。短編賞中村さん、中編賞久保さん。そして長編賞添川さん! ちらっと噂のようなものは聞こえてきましたが、本当に参加されたのか…と感嘆。生添川公司を見られただけでも元は取れたと言えそうです。 ・・・」

2014年7月22日

  • 全国大会参加記2 (冬眠蛙の冬眠日記
     「休憩時間。ちなみに大会記念詰将棋が正面の大盤に並べてあったのですが、それを使って解こうとして、柳田師匠に「見えるじゃん!」と怒られたのは私です。((・(ェ)・;)) ・・・」
  • 第30回詰将棋全国大会参加記(前編) (詰将棋の欠片
     「・・・ 初参加となりました第30回詰将棋全国大会。別な用事のため東京で前泊。電車で移動し迷うこともなく10時15分頃、会場「川崎市産業振興会館」に到着しました。エレベーター出口での受付を済ませ、中へ。 ・・・」
  • 村田桂花@melon_sky
     「全国大会の夜。11時に2次会お開きでホテルに戻り、赤羽さんの部屋で上田さん・角さん・水上さんと2時過ぎまでお話ししました。幸せなひと時を忘れないようにメモ。」

2014年7月21日

  • 全国大会参加記1 (冬眠蛙の冬眠日記
     「行ってまいりました。前に参加した松本大会と違い、パーティまで参加できたので、いろいろな方とおしゃべりできて、とても楽しかったです。事前に「声かけてください」と書いていたこともあり、本当にいろいろな方に声をかけていただきました。 ・・・」
  • 詰将棋全国大会参加記 (ストンリバーの日記
     「今年、30回を迎える詰将棋全国大会は7月20日に川崎市の産業振興会館で開催された。詰パラがこの7月号で通算700号の発行となり、おまけに7月16日付け朝日新聞の朝刊に詰パラが大々的に採りあげられるなど大会への機運はいやがうえにも盛り上がった。その証左には参加者数が30回に及ぶ大会の歴史の中で過去最高の150名を超える(151名)参加者をえたことが物語っている。 ・・・」
  • 村田桂花@melon_sky
     「無事帰宅し、全国大会が終わりました。私なりには全力を尽くしたつもりですが、運営がどたばたした感は否めなかったかもしれません。参加された皆様にお楽しみいただけていればよいのですが。」

2014年7月20日

  • 詰将棋全国大会 (Ma vie quotidienne
     「今日は詰将棋全国大会の日。今年は川崎で行われる。朝7時のバスに乗って家を出発し、7時50分の新幹線で東京へ。品川で乗り換え、正午頃に川崎に到着し た。受付をすませ、書籍売場で本を買っていると早速声をかけられる。振り返ると何と学生時代、同じ院生室にいた2年後輩のS君だった。 ・・・」
  • EOG@EOG10
     「全国大会の収穫① 20年前後会っていない饗宴のメンバー(塩野入さん、護堂君、有吉君、添川君)に会えた。」
     「全国大会の収穫② 四半世紀待ち続けていた有吉君のサイン。残るは勝君だがこちらは最初から諦めている。 pic.twitter.com/IdioQcvPQj
     「全国大会の収穫③ 般若一族、近藤さん以外のメンバーにもサインしてもらった。 pic.twitter.com/ceXi0PWmRI
     「名刺40枚用意したけど全部配ってしまい1枚も残っていない。載せた詰将棋はこれ。 pic.twitter.com/OWPTuKrN8u
  • ss@serisiu
     「さあ、一日頑張りましょう。
     「開始前なのにすでに30名以上お見えになってます。」
     「やっと昼飯食えた。とりあえず来場者記録を更新中です。」
     「くまモン登場^_^
     「いろいろ写真アップしたかったけど、全く余裕がありませんでした。今日来てくれた皆さん、本当にありがとう。」

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2014年7月19日 (土)

TETSUの全国大会レポート

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[2014年7月21日最終更新]

2014年7月20日、川崎市産業振興会館で行われる第30回詰将棋全国大会の速報。


2014年7月20日18時~ 懇親会

懇親会では水上編集長からアマレン握り詰の結果発表。その前に参加者が151人と史上最高になったとの報告があり、拍手がわいた。

握り詰投票は87人、そのうち82票と圧倒的な支持を得て、馬屋原さんが優勝。

馬屋原「4年間準優勝だったので、とてもうれしく思っています」

2位は37票山路さん、3位は33票久保さん、利波さんが27票で無念の4位。

久保「来年は2位を目指します」

上位3名的中の13人が賞品をゲット。

次回開催の大阪幹事の吉松さん、メンバも集まり決意表明。最後に実行委員長の芹田さんからお礼のことばで懇親会はお開きに。参加者のみなさん、運営スタッフのみなさん、一日お疲れ様でした。

あいにくの雨となったが、このあともみなさん二次会、三次会に・・・

2014年7月20日16時10分 ミニ解答競技

ミニ解答競技のレポートを書いてアップしようとしたら、エラー発生。解答競技のレポートが消えてしまった(; ;)

しかたないので、思い出しながら再度。

ミニ解答競技は3手詰、5手詰、協力詰(3手、5手)の3ラウンド。各10題を1題30秒で解いて初手を書く。正解なら1点、間違えたら-1点、書かなければ0点。3手詰、5手詰の作者は馬屋原さん、協力詰は加賀さん。例年、恐ろしげな問題がでるのが恒例のミニ解答競技、今年はどうだろうか。

まずは3手詰。1問目、2問目、この辺は余裕。4問目ぐらいからちょっと顔が引きつってくる。9問目、10問目は盤面いっぱい、駒いっぱいで見た途端あきらめムードの人も。司会の石黒さんも解けながらいろいろつぶやくが、もちろんあてにはならない。途中でヒントらしいことばもでてくるのだが、これもあんまり役にたたず。持駒角角の問題で「初手は角打ち」とか(^^;

10問終わったら隣の人と解答用紙を交換して答え合わせ。一見おとなしそうな8問目がおそろしい落とし穴で、正解者ゼロ! 当然10点満点の人はなし。9点もなし。最高で8点。「マニアなら8点以上は欲しいところ」って・・・。厳しい。

続いて5手詰、最初は余裕かと思ったら、けっこう考えさせる。最後の方は例によってもう笑うしかない問題。5手詰の最高点は5点! 「マニアなら7点以上は欲しいところ」 この会場にはマニアは一人もいないようだ(^^;

最後は協力詰。最初の3問は3手詰、あとの7問は5手詰。いずれも駒数が少ないきれいな問題だが、詰上りが想像できないとなかなか解けない。最高は8点。

全部終わって、さて総合成績は・・・
20点 流さん ダントツで優勝 しかし30点満点で最高が20点とは・・・
17点 北浜先生 「6点、3点、8点で、職業柄ちょっと不安を感じる・・・ はい。協力詰得意です」
16点 堀内さん

最後に恒例の一番下表彰は細川さん-10点。書いたものすべて誤解というパーフェクト。

時間が押しているので、会場の撤収と撮影準備を並行で。人数が多いので、2回に分けて記念撮影。

2014年7月20日15時10分 詰将棋アタック25

出場者は各地域代表で會場さん、田口さん、水谷さん、宮原さんの4名。優勝者とパネル枚数を予測して投票。優勝者には「ゆめまぼろし百番」、最後のクイズに正解すると「将棋墨酔」という豪華賞品。

「君知るや」で有名な山本民雄作11手の初手は? 宮原「99飛」 ブー 田口「27角」 正解

最初から波乱が。

詰将棋の出題も。5×5のマスが順番に空いていく。またまた田口さんが正解、緑2枚に。

赤會場さんが隅に飛び込む。続いて會場さん正解で4枚全部赤に。更に2枚追加して独創状態。白水谷さん、青宮原さん、緑田口さんが一つずつ取って反撃開始。

青宮原さんが続けて取って6枚に、赤會場さんも反撃して二人の一騎打ちに。

残り5枚で4人伯仲してアタックチャンス。これも赤會場さんが取ってアタック。4隅奪取成功。パネルは赤と白だけに。最終問題、3人が不正解、水谷さんが取ったが、赤14枚に届かず會場さん優勝! 最後の問題も會場さん正解して、墨酔も獲得。

會場さん、14枚で的中4名、松沢さん、上田さん、吉田さん、飯山さん。

會場「優勝したら山田さんが透明駒の作品を作ってくれるということなので、楽しみに待ちたいと思います」

2014年7月20日14時55分 同一作検索のデモ

荒川「データベース委員会の活動の一つとして同一作検索を提供しています。スマホ詰パラの新井さん(エモンさん)にやっていただいています」

空気ラボのエモンさんから同一作検索やスマホ詰パラなどを紹介。

新井「個人作品集アプリも出していますので、作品集を作りたい方はご相談ください」

2014年7月20日14時40分 記念詰将棋アピール

作者の芹田さんからアピール「気に入った短評を書いてくれれば意図的に選ぶかもしれません」。

55分まで休息。

2014年7月20日14時10分 握り詰アピールタイム

田中さんが各作品を並べて鑑賞。出席されている方は自作のアピール。

2014年7月20日14時5分 知識検定結果発表

利波「詰将棋知識検定、1級は三角さんお一人で30問中28問正解というすばらしい成績でした。」

2014年7月20日13時55分 10回参加者表彰

猪股「池田俊哉、松田圭一、来嶋直哉、岡本正貴、岡本慎一郎、濱川礼さんの6人が10回になりました」

2014年7月20日13時50分 七條賞表彰

水上「5位までの方が出席されてないので、恒例で解答選手権49位の筒井さんに代理で表彰状を。ベスト9位の加賀さんがいらっしゃっていますので、表彰します。」

加賀「ベスト10にはいったのは13回目です。人生の糧としてやっています。」

石黒「参加者数が146になり、史上最高になりました」 パチパチ

2014年7月20日13時20分 看寿賞表彰、作品解説

柳田「若手も次々出て詰将棋の黄金時代だと思います。川崎市在住の添川さんが初めて全国大会に参加してくれました」

中村「アメリカに単身赴任中に発表した作品です。メインインアメリカの看寿賞は初めてだと思います」

久保「宮原さんがブログに解説を書いてくれたので読んでください。僕のブログの相馬さんの作品の解説もよろしく」

添川「20年前ぐらいに作って苦労した作品なのでうれしいです」

柳田「中村作、時間差中合という言葉ができました。新手じゃないかと思います」
「田島作、桂香を打つ場所が3か所しかないのに大量の誤解者を生んだ作品です。不動玉で桂香8枚を使って、よく成立させたと思います。究極の作品です」
「久保作、打診中合2回。74歩合の打診中合ができないので、代わりに先に63歩と打診中合します」
「添川作、64角でさあ受けてみろという局面。結局香の移動合しかなくて、その香がはがされるのが新しいところ。新型のはがし趣向です。20年もかけただけあって収束にリキが入っています。」
「田島作、角と銀の入替を発展させて馬ノコを組み合わせた作品。打ち合駒がないのに500手以上というすごい作品です。よく成立させたよなあという驚異の作品です。」

柳田「昨年、インドネシアに行っていた広瀬さんに架空の表彰状を贈ります」

2014年7月20日13時10分 門脇賞表彰

北村 「門脇賞は該当なしということですが、全国大会に門脇さんを超える24回出席された方がお二人出ましたので、選考委員長特別賞を贈ります。」

金子清志さん、高見秀夫さん

門脇夫人 「主人が生きていたら喜んで参加したと思いますので、写真を持って参加させていただきました。」

2014年7月20日13時

石黒 「ただいまより第30回詰将棋全国大会を行います。」

芹田 「看寿賞の街、川崎にようこそ。」

柳田 「川崎は地元ということで事務局を引き受けています。一日お楽しみください。」

北浜 「詰パラ700号おめでとうございます。川崎市民として参加するはずだったんですけど、関西に移籍することになって遠い会場になってしまいました。1年1回の詰将棋のお祭りなんで、一緒に楽しみたいと思います。」

水上 「30回の大会、詰パラは700号、私が参画してから20年ということでエポックメイキングな大会になりました。」

石黒 「参加者は先ほどの時点で125名となりました。」

猪股 「幹事会の報告です。規約がクローズアップされてなかったんですが、今後何かあったとき規約委員会で判定することで、固めていくことになりました。」

2014年7月20日12時50分

会場は大分詰まってきた。そろそろ式典の開幕だ。

2014年7月20日12時5分

詰将棋知識検定スタート。試験会場の雰囲気。

2014年7月20日12時

大道棋コーナーは、大きな盤と駒を二組使って同時に2題出題。
アートシアター第2回上映開始。

2014年7月20日11時10分

アートシアター第1回上映開始。

2014年7月20日11時

柳田さんの「お楽しみください。」というごあいさつで、フリータイム開始。書籍コーナーには早速人だかりが。

2014年7月20日10時半

スタッフは9時から準備開始。机と椅子の搬入、セッティングが大変だ。受付の準備、プロジェクターの確認、各ブースの準備などが着々と進んでいる。開始は11時だが、気の早い人はもう到着してさっそく受け付けている。もう30人を超えたもよう。府中大会の名プロデューサー、清水さんも登場。昔の全国大会や詰工房の写真や資料など臨時ブースを開設。

2014年7月20日0時

いよいよ待ちかねた全国大会の日。今年は川崎駅の近く、川崎市産業振興会館の4階企画展示場で、11時から行われる。スタッフは9時集合の予定だが、当日だけでは準備が間に合わないので、前日から集まって、資料の袋詰めや進行の最終確認など大忙し。

今年の全国大会の特徴は、4年前と同じく式典の前にフリータイム(交流タイム)があること。文字通り懐かしい人、有名な人を捕まえて交流するのもいいし、いろいろなブースが用意されるので、あちこち回って楽しむのもよい。

書籍コーナーも全国大会ならではの楽しみ。今回の全国大会に合わせて「詰将棋解答選手権2014」、「詰工房第4作品集 アトリエ」、「般若一族全作品」、「詰パラ別館 幻の城」と新刊が4冊も発行された。ほかにも、一般書店では入手できない本が並んで、詰将棋ファンにはたまらないコーナー。

フリータイム(交流タイム)の企画や書籍コーナーについて、詳しくは第30回詰将棋全国大会ご案内を参照。4年前の交流タイムも大好評だったが、今年の全国大会に参加するなら11時から参加しないともったいない。TETSUが担当したアートシアターも、11時10分からと12時からの2回上映するので、ぜひご覧ください。

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