大会アルバム(6)看寿賞表彰式
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[2014年9月27日最終更新]
第16回詰将棋全国大会 2000年7月22日 静岡市
大会アルバム(6)看寿賞表彰式
森田銀杏看寿賞委員会委員長
短編:小林敏樹、中編:山田修司、相馬康幸、
長編:田島秀男、伊藤正、特別:加藤徹、
の6氏が受賞
ファンファーレの中、小林さんに賞状と副賞を授与する森田委員長(須藤さんのレポートより)
短編賞は小林敏樹さん
小林 「仕上がりが重いので看寿賞というには少し恥ずかしい
200インチ大スクリーンで動かしながら手順を解説。解説は看寿賞作品集解説者の柳田明さん
柳田 「竜の移動合が非凡な出だし。馬を動かしてから33飛と捨てるのは、図巧等に見られる高級手筋です」
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岡崎 「山田さんのお礼のことばが送られてきたので読みあげます。・・・楽しさ、駒の動きのおもしろみをテーマにしたパズル的な作品で、相馬さんの作品のようなところがある・・・」
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柳田 「角がこの位置に来たときだけ38竜が成立するんですね」
相馬 「作品なんですけど、できちゃうんですよね。頭の片隅で駒がひらひらと舞っていて、その瞬間を両手でパッとつかまえると、作品ができちゃうんです」
柳田 「偶然発見といっていますが、実力のなせるわざと思います」
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初手38香ではなぜだめか、知りたい人はこちら
首 「分かっているのは多分作者だけではないでしょうか。恐ろしいものを見せてもらったという気がします」
柳田 「この人の頭の中を見てみたいですね。見事な作品です」
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水上 「賞金は私がいただいて一杯飲むのに使おうと、話がついております」
柳田 「馬がここまで来ると、銀をとられるので逃げ方を変えざるを得なくなります」
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森田 「大道棋での受賞は看寿賞の歴史以来はじめてです」
加藤 「対戦する詰将棋という意味で、今後の方向性のひとつになるのでは」
柳田 「82銀や94銀で簡単に詰みそうで、実は大変」
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看寿賞の賞状(盾)と副賞
受賞者には賞状(盾)と副賞として2万円が贈られた
左から、長編賞田島秀男代理で首猛夫、
短編賞小林敏樹、
長編賞伊藤正代理で水上仁、
特別賞加藤徹、
中編賞山田修司代理で岡崎正博、
座っているのが中編賞相馬康幸(と息子の圭人クン)
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