第31回詰将棋全国大会アルバム
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[2015年7月29日最終更新]
2015年7月19日(日)に大阪市たかつガーデンで開催された、第31回詰将棋全国大会の写真集です。各アルバムの中の写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます。
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[2015年7月29日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)懇親会 その2
懇親会のあちこちで咲いた話の輪をアトランダムで。写真をクリックすると大きい写真がごらんになれます。この写真を掲載されては困る、という方がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください。
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム 完
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[2015年7月28日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)懇親会 その1
懇親会は大阪上本町駅前の中華料理屋、百楽本店で行われた。全国大会会場のたかつガーデンからは歩いて数分。さすがに迷わず到着する。
ここが百楽本店。
なお、懇親会は酔っ払いモードの撮影で、メモも取っていないので、いろいろ誤りやお見苦しい点があるかも。記述の誤りに気付いた方はTETSU(omochabako@nifty.com)までご連絡いただければ修正します。
懇親会は則内さんの司会でスタート。乾杯の音頭は「服部さん、お願いします」。
服部「全国大会も盛況のうちに終わりました。皆様のご健康を祈願して乾杯!」
「カンパイ」
全国大会10回参加、25回参加の表彰者で、大会で挨拶していない方からひとこと。
最初は参加27回の金子さん。
金子「全国大会参加の最多回数ということでありがとうございます。関係はないんですが、詰工房ももうすぐ300回になります。」
利波「大学の担当も終わって一息ついたところです。今度8月にたま研がありますので、来ていただけるとうれしいです。」
参加26回の柳田さん。あれ、赤い名札をいつのまにかはずしている。
柳田「来年の全国大会は倉敷でやることに決まっています。観光地ですので楽しみに来てください。」
あとの人はタバコかな。行方不明なので後ほど。
アマレン杯握り詰、1位から3位の三連複を的中させたのはこの人一人だけ!堀内さんが賞品の「将棋魔法陣」を獲得。
堀内「握り詰はいつもはずしているのでラッキーでした。先ほど詰工房が300回を迎えるという話がありましたが、名古屋の香龍会も来年300回です。」
ニアピン賞は真島さん、馬屋原さん、近藤さん。
近くで行われていた子供将棋大会に参加していた諏訪さん、終わった後懇親会に駆けつけてくれた。
参加10回表彰の時にはいなかった上田さん、実は今回で全国大会は10回目。
TETSUが学生の頃は上田さん、若島さん、内田さんとの4人で京都グループとして活動していた。最近は全国大会で毎年上田さんに会えるのでうれしい。
全国大会にはいつもいるイメージの弘光さん。参加25回表彰のときにはいなかったが、水上さん、柳田さんと同じく、今回で参加26回目。
来年の開催地について「まだ正式な発表は聞いてないよ」という人もいたので、ここで、元水さんから「来年の全国大会は7月17日(日)に岡山県の倉敷で行います」と正式に発表。
「場所は倉敷芸文館というところで、駅前の歩いて10分ぐらいのところ。大山名人記念館の前です。まだ場所を押さえたところで内容はこれからですがなんとかしたい。」
「みなさんに満足して帰ってもらえるよう頑張りたいと思います。」
久保「できれば私の好みの作品の投稿をお願いします。形がきれいで狙いがはっきりしているのが好みです。」
「じゃあ一本締め。お手を拝借。いよー」
「パチパチパチ」
このあとも二次会、三次会に。次の日はあべのハルカスヘUSJヘ。全国大会の宴はまだまだ続く。
(大会アルバム(9)懇親会 その2 に続く)
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[2015年7月27日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介
その前に、2時現在の参加者名簿が配られ、29都道府県115名が参加していることが披露された(最終的には125名参加)。
短時間で名簿を作るのは大変だが、懇親のためにはすごくありがたいので、今後の全国大会でも恒例になってほしい。
記念詰将棋は形はシンプルだが、難しい変化が多く、村田五段が解説しながら考え込む場面も。
詰将棋パラダイスの9月号で、握り詰優秀作3題と共に出題される予定なので、ここでは手順については省略する。
この難問を見事正解したのは、竹中さん、筒井さん、真島さん、石黒さん。なぜか4人とも近くに座っていて、笑いが起きる。
村田五段を囲んで記念撮影。
続いて、アマレン杯握り詰の優秀作発表。これまでの全国大会では懇親会で発表されていたが、懇親会では帰ってしまう人もいるので、今回は大会の中で発表することにした。
3位は25票を獲得した17番鈴川さん。
鈴川「形がきれいで手順もきれい。松さか子さんとは同じロシア語で大学の先輩ということで。」
2位は26票と1票差で鈴川さんをかわした19番の松さか子さん。
松さか子「31回大会ということで31手詰にしたところ、票はあとちょっと足りなくて。」
そして1位は63票と圧倒的な支持を集めた13番の馬屋原さん。なんと握り詰で七種合。
馬屋原「2位を4回のあと1位が2連続になっています。優勝を4回続けると合計賞金が10万円になりますので、頑張りたいと思います。駒数が15枚ということで200手ぐらいいくかと思ったんですが、それではおもしろくないので、七種合に挑戦してみました。」
水上「握り詰も20回ぐらいになるんですが、馬ノコが増えて、馬ノコを禁止にした時期がありました。いままたこういう状態になってきまして、また馬ノコ禁止にしようかと。」
馬屋原「馬ノコ禁止は私としては反対です。」
吉松「北の方から順に名前を読み上げますのでお立ちいただいて、名前と顔がわかるようにしていただければと思います。そのあとで各県おひとり、代表の方にひとことおっしゃっていただきます。」
北海道は會場さん、北村さん、須藤さんの3人。
會場「デパートを担当しております。今回「この詰2015」の若手企画の編集を任せていただきました。ぜひお買い上げください。」
東北からは宮城の小池さん、福島の志賀さんのお二人。そして関東に入り、茨城県は吉田さんお一人。
吉田「詰将棋おもちゃ箱で推理将棋のコーナーを担当しています。みなさん、推理将棋の解答と投稿をよろしくお願いします。」
稲葉「今回で21回目の参加です。今回から25回表彰されましたんで、とりあえずは25回まで参加しようと思っています。今77才ですけど、頑張って参加します。よろしくお願いします。」
東京18名、神奈川11名、愛知11名、大阪27名など、大都市は参加者も多い。
そして来年の全国大会開催地、岡山県からは赤畠さん、平井さん、松田さんが参加。
赤畠「今回初参加で非常に楽しい催し物いろいろありがとうございました。次回岡山の倉敷であるということで下見を兼ねて参りました。非常にプレッシャーがかかっております。頑張りたいと思います。よろしくお願いします。」
ほかにもどんな一言があったのか、知りたい方はこちらを参照。
盛りだくさんだった全国大会、運営に携わったスタッフ全員そろって「一同礼。」
スクリーンには、懇親会会場の案内が映されている。すぐそばの中華料理「百楽本店」。
大きな写真はこちら。
(大会アルバム(8)懇親会 その1 に続く)
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[2015年7月26日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ
吉松「今度はクイズです。先ほどは解ける力のある方が上位に行くということだったんですけど、ここからはツキに恵まれた方、勘のいい方が上位に行く可能性があるクイズです。出題は創棋会の重鎮、中村さんにお願いしていますので、中村さん、プレゼンをよろしくお願いします。」
予選は三択問題10問。スクリーンで1問20秒表示される。勘で正解してももちろんOKだ。不正解でも減点はないので、わからなくてもとにかく記入。
中村「予選上位の方でファイナルステージに進んでもらいます。決勝ラウンドは1手詰解答競争なんですけど、後で説明しますが、ちょっと毛色が変わった問題を用意しています。」
1問目はデータベースで最も多く引用されている超有名な問題(おかもとさん調べ)で、これは楽勝。
「「55銀」までの1手詰。玉の位置としてあり得ない場所は (A)12玉 (B)17玉 (C)18玉」
など、ちょっと考えないとわからない問題も。20秒では厳しい。
詰将棋よもやまクイズとあるように、一応詰将棋に関係がある問題が出題されるが、超マニア以外は分かりそうにない問題も多く、勘だより。
「詰将棋パラダイス定期購読者の中で最も多い名字は (A)鈴木 (B)佐藤 (C)佐村河内」
「詰将棋に関連した次の言葉のうち、もっとも字画数が多いのは (A)巣籠 (B)槍襖 (C)龍鋸」
吉松「みなさんお疲れ様でした。決勝ラウンドに進んでいただく方をセレクトさせていただきたいと思います。」
「10問正解の方・・・いらっしゃらない。」
「9問正解の方・・・すばらしい。三人ですね。」
「8問正解の方・・・二人ですね。」
「7問正解の方・・・12人。あわせて17人ですね。これでいきましょうか。前へお越しください。」
中村「ファイナルステージのやり方を説明します。17人を3つのグループに分けて、各グループ2名勝ち残りということでやりたいと思います。勝ち残った方に準決勝、決勝をやってもらいます。」
「覆面詰将棋と題して、盤上の駒を隠してその状態で出題しますので、推理して1手詰を解いてください。20秒表示して答えがでないときは1枚覆面をはがして更に10秒やります。」
「これ、王手かかってますね。王様動かして詰ますしかないんでここ(36)の駒は香車か飛車だなと分かる。あと1枚(13)を推理すれば龍だと分かる。こういう感じですね。」
グループ分けは、トランプを1枚ずつ引いて、そのマークで決定。
まずはスペード組から覆面詰将棋に挑戦。早解きで先に解けた2名が勝ち残る。
まず1問目。「33角成。」
あっさり正解で一人勝ち抜け。
2問目。早解きなので、分かったと思ったらすばやく手を上げる。
「ああ、間違えました。」
中村「ほかの方。」
「今わかりましたけど。」
中村「だめです。」
結局この問題は時間切れ。間違えると1回休みなので厳しい。
「27馬。」
中村「正解です。」
これでスペード組から準決勝進出の2名が決定。
1問目。「25角。」 ブー 「不正解。94角です。」
2問目。「22金。」 「正解です。」
3問目。「34馬。」 早解きはお手付きが多い。
「24玉」 「正解です。」
これでハート組の進出2名も決定。
1問目。「16龍。」 「正解です。」
2問目。「51角。」 「正解です。」
3組目ともなると、大分要領がわかってきたようだ。
これで準優勝進出の6人がすべて決定した。
準決勝進出は利波さん、長谷川さん、北浜八段、須藤さん、秋元さん、濱田さんの6人。
「ちょっと難しめの問題も含まれるので制限時間は30秒に。15秒ごとに1枚覆面をはずします。」
1問目。利波「57玉。」 さっそくお手付き。
2問目。北浜「34龍。」 「正解です。」
正解図を見て、北浜「エッ!」 想定した局面と違ったようで、それでも勝ち抜けるところ、すごい。
3問目。須藤「33金。」 「正解です。」
決勝は 北浜八段 vs. 詰パラホームページ担当の須藤さんの対戦。決勝は2問先取で優勝。
1問目。北浜「23角成。あっ、違うな」
2問目は北浜八段お休み。須藤「44香。」 またもお手付き。
3問目は須藤さんお休み。ここで操作ミスで答えが見えてしまったので、この問題はスキップ。
改めて3問目。「31銀成」 「正解です。」
北浜八段リーチで4問目。須藤「93角。」 「正解です。」
これで二人ともマッチポイント。次で決まるか。というところで、余りの熱戦に 中村「アッ」 問題がなくなってしまった。中村「予備問題がありますので。」 流石中村さん、用意がいい。
5問目。須藤「54龍。」 「龍は・・・ 北浜先生分かれば」 北浜「54馬。」 「正解です。」
大熱戦を制したのは北浜八段。豪華景品を獲得。須藤さん、惜しかった。
なお、今回の覆面詰将棋は次のレポートで少し見ることができます。
(大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介 に続く)
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[2015年7月25日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(5)ミニ解答選手権
吉松「今から第二部の開始です。第二部は全員参加と銘打って、解答競争とかクイズとかやっていきます。まず、ミニ解答選手権を始めたいと思います。スタッフから前の方から資料を配ってもらいます。6枚組ですが「はじめ」という合図があるまでは問題を見ないようにしてください。」
今回のミニ解答選手権は、スクリーンに問題を映す形ではなく、問題を紙で配る方式。これは、スクリーンだと後ろの方の人が見にくいだろうという配慮だ。
吉松「1手詰から5手詰まで30問問題が用意されています。制限時間内にどれだけ多く解けるか。成績上位者で決勝戦をやります。最初の15問は手数表示してるんですけど、そのあとは順不同です。手数順とは限りません。解答記入欄に初手だけ書いてください。問題はどこから解いても結構です。解答時間は5分間です。去年まで厳しいルールで評判が悪かったので、今年は正解は2点で間違えたら-1点ということにしました。書いてなければ0点です。はい、始めてください。」
問題作成の久保さんのブログで問題が公開されているので、全国大会に参加できなかった方は是非挑戦されたし。
吉松「・・・4分経過。・・・4分30秒・・・50秒・・・55秒、6、7、8、9、はい、5分経ちました。ペンを置いてください。」
解答と集計用紙が配られ、隣の方と交換して採点する。ちなみにTETSUは23点だった。やさしい問題が多く、普段ほとんど解けない私でも楽しめるほどよいレベル。
吉松「決勝進出者を決めたいと思います。今から読み上げる点数の方、お立ち上がりください。」
「10点以上の方・・・流石にたくさん。8、9割。」
「15点以上の方・・・も多いな。」
「じゃあ、20点以上・・・まだまだたくさん。」
「じゃあ、25点・・・まだ残ってますね。」
「30点・・・一挙に減りました。10人ちょっと。」
「32点・・・33点・・・35点・・・7人ですね。」
「7人さん、ステージにお上がりください。」
「利波です。38点です。」
「馬屋原です。39点です。」
「竹中です。53点です。」
あまりの高得点に場内にどよめきが走る。
「太田です。35点です。」
「須藤です。44点です。」
「赤畑です。36点です。」
「真島です。41点でした。」
やはり竹中さんがダントツ。流石解答王。
「問題はすべて1から5手。予選と同じですね。1問につき制限時間は60秒。初手だけでなく手順をすべて答えてください。お手付きの場合、次の問題に解答できません。」
「先に2問正解した人が優勝です。予選の1位通過者、竹中さんには1問分アドバンテージがあります。1問正解すれば優勝です。」
決勝ともなると予選の問題のように一目では分からない問題ばかり。なかなか手が上がらない。
見事正解で、これで竹中さんと馬屋原さんがマッチポイント。
息詰まる熱戦の中、第2問はまさかの誤植!
「すみません。これめっちゃ誤植してますね。」
第3問は須藤さんが手を上げたが、「あれ金が余っちゃう」。残念ながらお手付きで1回休み。
1問正解の馬屋原さんが準優勝となった。
3位決定戦の5問目は佐賀の太田さんが正解、3位に滑り込み、景品を獲得した。
そのほか、19点、9点、7点、5点の方にも景品がプレゼント。
「今年も優勝を狙っていたんですが、さすがに解答王には勝てませんでした。」
(大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ に続く)
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[2015年7月24日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(4)各種表彰など
年間最優秀な作品に与えられる看寿賞に続いて詰将棋パラダイスの解答順位戦の上位5名を表彰する七條賞。なぜか、全国大会には受賞者が参加したことがなく、毎年筒井さんが代理で賞状を受け取る寸劇が恒例だった。
今回初めて1位の竹中さん、3位の秋風子さんが参加され、詰将棋パラダイス水上CEOより表彰された。といっても、賞状は既に発送済で、今回の賞状はダミー。
解答順位戦、福村さんと共に満点で1位の竹中さん。解答選手権でも上位の常連だ。
「解答王になるのは3回目なんですけれども、1回目はまだ奨励会にいた10代のころ、ペンネームを使って解答王になりました。今は福村さんという凄い方がいて、この人に勝つには全部解かなくてはいけないというプレッシャーの中ですばらしい作品と格闘しております。表彰していただいて非常にうれしく思います。ありがとうございます。」
「80の手習いといいますか、67年ぶりに解答に挑戦したんですが、1月号の大学院が解けたのでがんばろうと思ったら2月号の摩利支天作が解けない。悪戦苦闘して10日かかったがこれで自信がついて1年間も。参加してうれしかったのは、すごい作品に会えたこと。でも覚えているのは作品の良し悪しではなく自分が苦しんだ作品。私も苦労させるような作品で頑張りたい。」
吉松「賞状は見せずに写真だけ撮ってください。」
次は詰将棋の普及・発展に貢献された方に贈られる門脇芳雄賞。2014年は詰パラ700号、全国全国大会30回という節目の年ということで、詰パラの担当や全国大会でもおなじみの石黒さん、筒井さんのお二人が受賞し、北村選考委員長から表彰を受けた。
詰パラでフェアリーランドを21年間担当、松本での全国大会を事務局長として支えた筒井さん。
「私のような詰将棋を何もしてない人が選ばれていいのかな。毎年年末にのんびり忘年会というのをやってまして、ここで井上君と糟谷君、この二人を引き合わせたのは私なので、それが唯一詰将棋史に残る功績かなと思っています。またそういう活動をしていきたいので、今後ともよろしくお願いします。」
詰パラで短期大学を17年間担当、全国大会での司会は10回を超え、全国大会の「顔」となった石黒さん。
「人前でしゃべるのは苦手で(会場爆笑)緊張してるんですけど。全国大会、司会以外で参加するのは20年ぶりぐらいで斬新な景色。よりによってこういうときに表彰されるのも・・・。去年ではいけなかったんですか。(また爆笑) 今後とも頑張っていきます。ありがとうございました。」
この二人は京大将棋部の1年違いの先輩後輩で、息もぴったり。
10回参加の表彰は利波さんと石川さん。猪股さんから記念メダルをかけていただく。
実は上田さんも今回で10回参加だが、このときはまだ来ていない。
「ストンリバーの日記というブログをしています、長崎市の石川です。今年に入って2回目の作品集を作りました。「詰将棋の道2」ワンコイン500円ですので、よかったら手に取って覗いてみてください。買っていただければなおうれしいです。ありがとうございました。」
今回から、参加25回も表彰されることになった。今回は初めてということで、25回を超えている高見さん、金子さん、水上さん、柳田さんの4名。
猪俣さんから赤い名札を贈呈。
「赤い名札をこれからも付けて今後も参加してください。(赤の色は)ある程度還暦の意味も含めております。」
「毎年ただ、酒飲みに参加しているだけだったんですけど。びっくりしております。ありがとうございました。」
吉松「残りの3人の方は懇親会でゆっくりお話いただければと思います。」
19作を1作ずつ手順を並べる。司会の吉松さんが的確なコメントを挟む。全員の投票で優秀作3作を決定するので、公平のため作者名は伏せられている。
今回は駒数が15枚とあって、かなり凝った作品も。
その前に作者の村田五段より記念詰将棋のヒントを。
「実は作意手順よりも変化手順の方がすごく難しくて、僕も思い出せなくて冷や汗をかきながら思い出しておりました。変化は難しいんですが作意は易しい順ということで解いていただければと思います。」
休息時間の一番人気はやっぱり書籍コーナー。特にこの日発売の新刊は飛ぶような売れ行き。
常に混んでいる状態なので、気の小さい人は買うのも大変だったかも。
「この詰将棋がすごい!2015」は、2500円もする厚い本だが、この日95冊も売れたとか。
最近発行された7手詰ハンドブックIIはもちろん浦野八段のサイン入り。
「一番星」の隣にある黒い本は、珍しい「饗宴」の特製本。
新刊ばかりでなく、故岡田会長の蔵書など、昔の詰棋書も大量に出品。
「詰むや詰まざるや」特製本など、一般には販売されなかったレアな書籍もたくさん。
さあ、休憩のあとは全員参加のお楽しみタイム。その前に握り詰の投票もしなくては。
(大会アルバム(5)ミニ解答選手権 に続く)
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[2015年7月23日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)看寿賞表彰
表彰状授与に先立ち、柳田看寿賞委員長より受賞作の解説。2014年度は短編中編長編すべて2作ずつ受賞。
吉松「簡単な看寿賞の解説のパンフレットを入れていますので、そちらもごらんください。」
柳田「作品解説、大量の6作なんで、説明ははしょるような感じになりますが、吉松さんに解説稿の抜き刷りを作ってもらました。おもちゃ箱のものも入っております。」
短編賞 宮原航作 11手 図面 棋譜 鑑賞
(各作品の図面画像、棋譜ファイルは詰将棋パラダイスより、手順の鑑賞は全詰連より(要Java))
「ポンと馬を引きまして焦点の中合が香合となります。一番誤解者が多かったのが35銀合の変化。37馬と引く筋が常に生じるのでわざわざ馬を57に引いて焦点に中合をさせる。」
類似作ではないが、構成が似ている作品として小林敏樹作を参考に紹介。
「半期賞を逃していて、金合をすぐ取ってしまうのがつまらないと書かれましたが、頭の4手で42歩が43に上がることで次の72香成を同玉の変化の不利感が非常に増してると思います。腹金捨てから63馬と飛び込む筋も検索するとないみたいで、収束5手だけでかなりの発見。非常に切れ味が増した。」
「連続5連歩合。上田・若島さんの作品が発想の元になったのではないかと。後半は歩を消去するだけですが、最短距離でうまくまとめています。横3筋の飛の空王手の序はだいたいつぶれるので、初手だけでも価値があると思います。連合の仕組み、一つサボるとどうなるか。98馬から89馬で香合が1枚しかないので詰む。仕組みが明快で、誤解者ゼロもなかなかありえないことだと思います。」
「不利合駒の軽趣向といったらいいのかな。この局面で角を持っていても飛を持っていても打歩詰になるというのが角合も飛合も不利合駒が同じ舞台で成立させられるという一つの発見だったわけですね。打ち替えて再び不利合駒というのがすばらしい発想。結果52にいた桂馬が64に跳ねて76まで跳ねました。最多不利合駒の記録かも。調べてないのでわかりませんが。相馬さんというと解答者に挑戦するイメージがありますが、これは軽みが前面にでていて楽しい詰将棋です。」
「とうとうインターネットから看寿賞受賞という作品がでてしまいました。龍の王手に金合でぐるぐると5回転弱。昔浅井和吉さんという方が根性で2回転させたのですが、作者のことばで10回転も可能かなと。1方向の回転趣向自体が空前絶後、いや絶後ではないですね。何がすごいかというと左上の隅の機構が傑出していると思います。収束も大駒2枚を切って、奇跡のような作品。」
詳しくは2014年新春特別出題(おもちゃ箱)を参照。
「売りとしては最下段で金合を繰り返すところ。作者に聞いてみるとここから作り始めたようですね。中編でまとめる案もあったと書いていましたが、ここから龍と飛の縦追いに、そして煙詰の収束まで正算式で強引に作ってしまった。玉の軌跡が盤上逆のの字で通常の煙詰の玉の動きとしてはありえない。非常にスピーディーで玉の軌跡もすばらしい。」
受賞者のうち、全国大会に参加している宮原さん、真島さん、相馬さんに、柳田看寿賞委員長より賞状と副賞を授与。
「平成26年度詰将棋看寿賞 短編賞。宮原航殿。あなたが詰将棋パラダイス平成26年4月号中学校に発表された11手詰は、平成26年度短編部門において最優秀作品に選ばれました。ここに詰将棋看寿賞を贈り、永くその栄誉を讃えます。」
短編賞 宮原航さん。
「詰将棋パラダイスに初入選したのが3年前の2012年3月。そのちょっと前ぐらいから、僕自己顕示欲が強くてその上すぐ熱くなれる性格で、作品を出す前からブログとか始めちゃって。当然その頃は技術もなかったので、ぼろくそに叩かれてはめっちゃ熱くなって、もっといい作品を作ってやるぞとか思っているうちに、こうして看寿賞をいただけて。非常に幸運だと思います。僕が受賞したことで、何事も夢中になれば、なにかしらいいことが起こるということを示せたんじゃないかなと思います。本日はありがとうございました。」
短編賞 真島隆志さん。
「受賞通知を柳田さんからメールでいただいて、3年前の看寿賞に余詰かなんかあってとか思ったりしたんですけど、よく見たら受賞ということで本当にびっくりしました。作品としては序の金合から始まって、72香成の中心の一手、収束と、すごい自分的にも好きな作品でしたので、大変うれしく思います。これからも好きな作品を創作発表できたらなと思いますので、よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。」
中編賞 相馬慎一さん。
「作品に関しては素材が90%ぐらい、残りが作者の力10%ぐらいだと思っているので、今回は本当にラッキーでした。ありがとうございます。」
吉松「ほかにも撮りたい方いたらどうぞ撮ってください。どうぞ真ん中の方へ。」
看寿賞のつぎは七條賞、門脇賞、参加10回表彰と各種の表彰が続く。
(大会アルバム(4)各種表彰など に続く)
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[2015年7月22日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(2)全国大会開幕
「定刻になりましたので今から第31回詰将棋全国大会を始めたいと思います。」
「詰将棋作ったり解いたりだけではなくてこういうふうに交流するのもいい楽しみ方と思います。今日はスタッフの皆さんがいろいろと準備をして、皆さんに楽しんでいただける企画を考えたつもりです。最後まで楽しんでいってください。」
「最近もっとも全日本詰将棋連盟として力を入れているのが詰将棋解答選手権です。みなさん、仲間が二人、三人いる方は、お近くに将棋倶楽部の子供教室などありましたら、やってみませんかと声をかけていただければ、すぐに開催できます。やってみたい方がいましたら、お気軽に私の方までお声かけください。」
参加プロ棋士(北浜八段、浦野八段、村田五段、本間六段)を代表して、北浜八段よりご挨拶。
「毎年準備が大変だと思います。本当にスタッフのみなさん、ご苦労様です。ありがとうございます。今回の看寿賞から浦野先生の後をついで選考委員を引き受けさせていただきました。6作という近年にない大豊作でよかったと思います。何回かはやらせてもらおうと思っていますが、俺がやりたいという人がいましたら、こっそり声をかけてください。」
「北浜八段にはこれから百年やっていただこうと思っておりますので、ご支援のほどよろしくお願いします。」 とまずは笑いを取る。
「金曜土曜と大阪は大変でして、8年前の神戸大会を思い出してやな予感がしてたんですが、なんとか天候が持ち直してこうしてできましたこと、うれしく思っている次第です。」
「ケースの中にある「最初にお読み下さい」という紙をご用意ください」
1枚の紙に注意事項がぎっしり。昔の関西での全国大会はアバウトなイメージがあったが、最近は細かいところまで配慮が行き届いている。
全国大会に先立ち、午前中に行われた全日本詰将棋連盟の幹事会について、猪股事務局長より報告。
「段級位の認定で機会を増やしてほしいとの意見がありまして、作家は短編コンクールの優勝者、順位戦各級の優勝者にポイントを、解答者は解答選手権のチャンピオン戦の優勝者に六段、一般戦初級戦の全問正解者に三段、初段を差し上げることを考えています。」
さて、次はお待ちかね、看寿賞の表彰。今年は6作もあるので、受賞作の解説も楽しみだ。
(大会アルバム(3)看寿賞表彰 に続く)
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[2015年7月21日最終更新]
2015年7月19日に大阪市で開催された第31回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
撮影:TETSU、川島さん、全国大会スタッフ
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2015年は関西地区の番。7月19日に大阪、近鉄大阪上本町駅のそばにあるたかつガーデンで全国大会が開催された。台風の影響で前日は環状線がストップするなど心配されたが、天候もなんとか回復し、125名の参加で盛況だった。
図はたかつガーデンより。
大会前日の7月18日、名古屋市中村生涯学習センターで香龍会の定例会が行われた。近鉄名古屋駅から全国大会のある大阪上本町駅までは特急アーバンライナーで約2時間、乗換なしで行けるため、香龍会から全国大会と、2日間詰将棋三昧にひたった参加者も何人か(TETSUもその一人)。
大阪上本町駅は近鉄百貨店も隣接する大きな駅。左上に見えているのはシェラトン都ホテル大阪。
全国大会の懇親会のあとは二次会で駅の隣(写真右)にあるうえほんまちハイハイタウンに流れた人も多かった。
7月19日、第31回詰将棋全国大会開催の日。会場は近鉄大阪上本町駅から歩いて3分と便利なたかつガーデン。
図はたかつガーデンより。
ここが大阪府教育会館、たかつガーデンだ。
大会スタッフが朝9時に集合し準備を始めたときには、まだ小雨が残っていた。
12時半開始なので、食事をする時間も厳しく、近くのコンビニで食料を買い込む人も。
全国大会が行われるのは8階の広い会場。照明が豪華なのにビックリ。
150人分の資料の用意、大会タイトル幕の設置、プロジェクターの確認、受付の準備、書籍コーナー準備、そしてリハーサルとやることは山積み。11時の受付開始までスタッフで手分けして準備を進める。
今回の大会は関西の詰将棋グループ、創棋会が中心となって運営。
この「第x回詰将棋全国大会」のタイトルは、2008年の九州大会のとき作成したものを代々使っているが、そろそろ寿命?
数字が細くて見えにくいと、マジックで太くするなど、涙ぐましい努力も。
受付前でも気の早い人がちらほら。書籍コーナーでさっそく大人買いしたり。
10時からは会場をいったん閉鎖して、大会のリハーサルが行われた。
その頃、3階の別室では全日本詰将棋連盟の幹事会が。会計、規約、書籍部、データベース、段級位、門脇賞など各委員会の報告、討議が行われた。
今回は来年開催地の平井さんも出席、準備状況を報告し、第32回詰将棋全国大会は2016年7月17日(日)に倉敷芸文館で開催されることが正式に決定した。
受付は11時開始。多数の人が集中するので、すばやく受付できるように、資料はまとめてケースで、名札も50音順に並べてすぐに渡せるよう準備。
終了後のお楽しみにうえほんまちハイハイタウンのパンフレットなども。
今回の全国大会には、将棋駒工房の熊澤良尊さんが参加。詰将棋にぴったりな「ちょっと小ぶりの将棋駒」を展示販売。
並んでいるのは看寿賞受賞作。今回は大会参加者全員に発表時の解説を再録したミニ冊子(中央上)が配布されたので、あとでじっくり楽しむことができる。
11時に受付が始まり参加者が次々入室。将棋世界詰将棋サロンの村田五段(写真左)、浦野八段、北浜八段などプロ棋士も続々到着。
全国大会特別懸賞詰将棋は村田五段の出題。形はすっきりしているが、詰将棋マニアを意識した力の入った作品。
挑戦する人は心してどうぞ。
到着した参加者がまず向かうのが会場後ろの書籍コーナー。全国大会に合わせて発売の「この詰2015」「解答選手権2015」「一番星」に加えて、ハンドブックサイン本、岡田さん所蔵のたくさんの詰棋書、北村さん提供の旧パラ、将棋文化といった昔の雑誌などなど、詰将棋ファンにはたまらない品ぞろえ。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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[2015年8月3日最終更新]
第31回詰将棋全国大会参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ここでは、全国大会のレポート、反響をお伝えします。
2015年7月21日~8月29日
2015年8月2日
2015年8月1日
2015年7月30日
2015年7月28日
2015年7月26日
2015年7月24日
2015年7月23日
2015年7月22日
2015年7月21日
2015年7月20日
2015年7月19日
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[2015年7月19日最終更新]
2015年7月19日、大阪市 たかつガーデンで行われた 第31回詰将棋全国大会の速報。
関連情報: 平成26年度看寿賞 平成26年度門脇芳雄賞 第12回詰将棋解答選手権
この詰将棋がすごい! 2015年度版 波崎黒生(中野和夫)さん逝去
2015年7月19日23時 お疲れ様でした
懇親会の様子は後ほど大会アルバムで。最終的な参加者数は125名となり、大盛況だった。大会スタッフの皆さま、参加された皆さま、お疲れ様でした。
懇親会がお開きになったあともいくつかに分散して二次会、三次会に。参加者は年1回のお祭りを心行くまで楽しんだ。
2015年7月19日16時40分 スタッフよりご挨拶、記念撮影
スタッフ全員集合して「ありがとうございました。」
記念撮影は人数が多いので大変そう。このレポートもいったん終了。
2015年7月19日16時10分 参加者紹介
参加者紹介と、各県代表して一人ひとこと。
2015年7月19日16時 握り詰優秀作発表
3位:25票 17番鈴川さん。
2位:26票 19番松さん。
1位:63票 13番馬屋原さん。七種合作品で圧勝。
馬屋原さんは2位4回のあと優勝2回。「もうすぐ賞品合計が10万円に」
2015年7月19日15時50分 記念詰将棋解答
村田プロが記念詰将棋の解答を解説。作意も中合が次々でるが、変化紛れが多くて解説も大変そう。かなり難しい問題だったが、4名が正解。竹中さん、筒井さん、真島さん、石黒さん。なぜか4人とも近くに座っていて、笑いが起きる。
この前に参加者名簿が配られて、2時現在で115名と盛況。
2015年7月19日15時15分 クイズ
予選は中村さん制作の3択問題10問。7問以上正解の17名が準々決勝進出。
準々決勝は覆面駒のある1手詰で、覆面駒は駒のある位置は分かるが、駒の種類、向き、表裏は分からない。そこを推理して正解の1手を早い者勝ちで答える。間違えたら1回休みというルール。 17人を3グループにわけてグループごとに挑戦、各グループ2名、計6名が準決勝進出。
準決勝の6名には利波さん、須藤さんなどおなじみのメンバーに北浜プロもしっかりはいっている。第1問は利波さんお手つき。第2問は北浜さん正解だが、正解を聞いて「エッ」。手順は正解だが、想定した駒配置が違ったらしい。 とはいえ正解は正解なので決勝進出。 第3問は須藤さんが解答して決勝は須藤-北浜プロに決定。
決勝は2問先取。同じ覆面駒の1手詰でも、さすがに問題は難しく、お手つきも続出。北浜さん正解でリーチをかける。須藤さんも逆襲してタイに。あまりの熱戦に問題がなくなって「いや、予備問題がありますから」。北浜さんが最後取って優勝!
2015年7月19日14時40分 ミニ解答選手権
問題用紙が配られて「合図があるまでは開けないで」。1手詰から5手詰まで5分間で30問。正解は2点、間違えたら-1点。
35点以上の7人で決勝戦。予選1位は53点の竹中さんで1問分のアドバンテージ。そのほか利波さん、馬屋原さん、須藤さん、真島さんなど7人。問題作成は久保さん。2問先取で優勝。
第1問は馬屋原さんが奪取。問題2はまさかの誤植。問題3はお手つきで1回休み。問題4を竹中さんが解答して竹中さん優勝!馬屋原さん2位。問題5で3位決定戦。太田さんが解答して3位を確保。
馬屋原さん「優勝をねらってたんですが、さすがに解答王には勝てませんでした。」
1~3位以外にも19点、9点、7点、5点の方にも景品をプレゼント。
2015年7月19日13時55分 記念詰将棋ヒント
村田プロ「変化の方が難しい」
順調に進んで、2時40分まで休憩。
2015年7月19日13時40分 アマレン杯握り詰
全作品を鑑賞して投票。公平のため作者名は伏せられている。各作品に吉松さんが的確にコメント。
2015年7月19日13時35分 参加10回表彰、参加25回表彰
利波さん、石川さんのお二人に猪俣さんよりメダル贈呈。
今回初めての参加25回表彰では、27回金子さん、高見さん、26回柳田さん、水上さんの4人に表彰。来年以降はちょうど25回になった人が表彰される。
2015年7月19日13時30分 門脇賞表彰
短大の石黒さん、フェアリーの筒井さんに水上CEOから表彰。
筒井さん「井上君糟谷君を引き合わせたのが詰将棋史に残る功績かな」
石黒さん「昨年でもよかったような」
2015年7月19日13時20分 七條賞表彰
1位竹中さん、3位服部さんに水上CEOから表彰。
竹中さん「福村さんが毎回全解なのですごいプレッシャーでした」
服部さん「うれしいのはすばらしい作品に会えたこと。印象に残ったのは苦労した作品」
2015年7月19日12時50分 看寿賞表彰
柳田看寿賞委員長より受賞作の解説。今年は発表時の解説の抜き刷りのミニ冊子がついているので、詳細を確認できる。
宮原作。誤解者が多かったのが35銀合の変化。
真島作。42歩が43に上がることで72同玉の変化の不利感が増している。
井上作。5連続中合の意味づけが新しい。すっきりした構成で誤解者ゼロ。
相馬作。不利合駒の軽趣向。角合と飛合の不利合駒が同じ舞台で成立。
糟谷作。とうとうインターネットから看寿賞。周辺5回転弱。左上の機構がすばらしい。
添川作。最下段の金合を繰り返す煙。逆のの字の玉の軌跡がすばらしい。
宮原さん「ぼろくそに叩かれてもっといい作品をと作っていたら看寿賞に」
真島さん「連絡があってびっくりしました。好きな作品なのでうれしく思います」
相馬さん「作品は素材が90%作者の力が10%ぐらいと思ってるのでラッキーでした」
2015年7月19日12時30分 全国大会開幕
司会は実行委員長の吉松さん。
まずは主催者を代表して柳田全詰連会長。解答選手権の開催をアピール。
続いて、プロ棋士を代表して北浜プロからご挨拶。看寿賞委員としての経験など。
水上詰パラCEOから祝辞。8年前の神戸大会のようになるか心配したけど、なんとか持ち直してホッとした。
大会事務局から各種注意事項。
猪俣全詰連事務局長より午前中の幹事会の報告。段級位制度の改善など。
2015年7月19日12時
11時から受付開始。書籍コーナーでは1万円、2万円と大人買いする人も。だいぶ席も詰まってきて、もうすぐ全国大会の開幕だ。村田先生、北浜先生、本間先生、浦野先生とプロ棋士の参加も。谷川先生は別の大会に出席中で間に合えば後ほど参加されるかも。
2015年7月19日10時
10時からは3階の別会場で全詰連の幹事会が始まった。8階の会場は一時閉鎖して、リハーサルが行われている。来年の全国大会について報告あり、7月17日に倉敷市芸文館で開催されることが決まった。
2015年7月19日9時
少し雨がポツポツ。全国大会の受付は11時からだが、スタッフは9時に集合して準備を進めている。資料も150人分となれば大変だ。会場は8階。明るく広い会場だ。
2015年7月19日0時
今日は1年1回の詰将棋ファンのお祭り、詰将棋全国大会の日。 今年は近鉄大阪上本町駅の近く、たかつガーデンで、12時半から行われる(ご案内)。 受付は11時開始。 たぶん書籍コーナーは大会開始より前にスタートするだろうから、お目当ての本がある人は早めに来た方がよいかも。 私もとりあえず、この日発売の「この詰将棋がすごい!2015」、中野和夫(波崎黒生)詰将棋作品集「一番星」、「詰将棋解答選手権2015年鑑」の3冊は購入予定。
前半の目玉は看寿賞の表彰、作品解説。今回は受賞作が6作もあるのでたっぷり楽しめそう。 おまけに受賞作の解説を収録したミニ冊子も配布されるとのことで、これも楽しみ。
今回は全国大会の前日に名古屋で香龍会があったので、それに参加して、夜大阪に入った。 名古屋から大阪上本町は近鉄のアーバンライナーで2時間ぐらい。 直通で来られるので便利だ。 香龍会には、いつものメンバのほか、全国大会に参加する予定の馬屋原さん、鈴川さん、hiroさん、不透明人間さん、TETSUなど遠方からのメンバも。 門脇賞を受賞する筒井さんもI♡松本のTシャツで登場。 いつも通り記念写真も撮影されていたので、そのうち詰将棋の会合 香龍会にレポートがアップされるだろう。
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