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2015年7月29日 (水)

第31回詰将棋全国大会アルバム

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[2015年7月29日最終更新]
2015年7月19日(日)に大阪市たかつガーデンで開催された、第31回詰将棋全国大会の写真集です。各アルバムの中の写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます。

関連情報: 第31回詰将棋全国大会   詰将棋全国大会アルバム


大会アルバム(1)大阪で全国大会Zt3102

大会アルバム(2)全国大会開幕 Zt3103

大会アルバム(3)看寿賞表彰 Zt3104

大会アルバム(4)各種表彰など Zt3105

大会アルバム(5)ミニ解答選手権 Zt3106

大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ Zt3107

大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介 Zt3108

大会アルバム(8)懇親会 その1 Zt3109

大会アルバム(9)懇親会 その2 Zt3110


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大会アルバム(9)懇親会 その2

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[2015年7月29日最終更新]
第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)懇親会 その2

懇親会のあちこちで咲いた話の輪をアトランダムで。写真をクリックすると大きい写真がごらんになれます。この写真を掲載されては困る、という方がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください。


Zt31i01 Zt31i02 Zt31i03_2 Zt31i04 Zt31i05 Zt31i06 Zt31i07 Zt31i08 Zt31i09 Zt31i10 Zt31i11 Zt31i12 Zt31i13 Zt31i14 Zt31i15 Zt31i16 Zt31i17 Zt31i18 Zt31i19 Zt31i20 Zt31i21 Zt31i22 Zt31i23 Zt31i24 Zt31i25 Zt31i26 Zt31i27 Zt31i28 Zt31i29 Zt31i30 Zt31i31 Zt31i32 Zt31i33 Zt31i34 Zt31i35 Zt31i36 Zt31i37 Zt31i38 Zt31i39 Zt31i40 Zt31i41 Zt31i42 Zt31i43 Zt31i44 Zt31i45 Zt31i46_3 Zt31i47 Zt31i48 Zt31i49 Zt31i50

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム 完

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2015年7月28日 (火)

大会アルバム(8)懇親会 その1

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[2015年7月28日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)懇親会 その1


Zt31h01 懇親会は大阪上本町駅前の中華料理屋、百楽本店で行われた。全国大会会場のたかつガーデンからは歩いて数分。さすがに迷わず到着する。

Zt31h02 ここが百楽本店

なお、懇親会は酔っ払いモードの撮影で、メモも取っていないので、いろいろ誤りやお見苦しい点があるかも。記述の誤りに気付いた方はTETSU(omochabako@nifty.com)までご連絡いただければ修正します。

Zt31h03 懇親会は則内さんの司会でスタート。乾杯の音頭は「服部さん、お願いします」。

服部「全国大会も盛況のうちに終わりました。皆様のご健康を祈願して乾杯!」

「カンパイ」

Zt31h04 全国大会10回参加、25回参加の表彰者で、大会で挨拶していない方からひとこと。

最初は参加27回の金子さん。

金子「全国大会参加の最多回数ということでありがとうございます。関係はないんですが、詰工房ももうすぐ300回になります。」

Zt31h05 参加10回の利波さん。

利波「大学の担当も終わって一息ついたところです。今度8月にたま研がありますので、来ていただけるとうれしいです。」

Zt31h06 参加26回の柳田さん。あれ、赤い名札をいつのまにかはずしている。

柳田「来年の全国大会は倉敷でやることに決まっています。観光地ですので楽しみに来てください。」

あとの人はタバコかな。行方不明なので後ほど。

Zt31h07 アマレン杯握り詰、1位から3位の三連複を的中させたのはこの人一人だけ!堀内さんが賞品の「将棋魔法陣」を獲得。

堀内「握り詰はいつもはずしているのでラッキーでした。先ほど詰工房が300回を迎えるという話がありましたが、名古屋の香龍会も来年300回です。」

ニアピン賞は真島さん、馬屋原さん、近藤さん。

Zt31h08 全国大会恒例?のクマモン登場。

Zt31h09 近くで行われていた子供将棋大会に参加していた諏訪さん、終わった後懇親会に駆けつけてくれた。

Zt31h10 参加10回表彰の時にはいなかった上田さん、実は今回で全国大会は10回目。

TETSUが学生の頃は上田さん、若島さん、内田さんとの4人で京都グループとして活動していた。最近は全国大会で毎年上田さんに会えるのでうれしい。

Zt31h11 全国大会にはいつもいるイメージの弘光さん。参加25回表彰のときにはいなかったが、水上さん、柳田さんと同じく、今回で参加26回目。

Zt31h12 来年の開催地について「まだ正式な発表は聞いてないよ」という人もいたので、ここで、元水さんから「来年の全国大会は7月17日(日)に岡山県の倉敷で行います」と正式に発表。

Zt31h13 来年開催の中心メンバーより決意表明。

「場所は倉敷芸文館というところで、駅前の歩いて10分ぐらいのところ。大山名人記念館の前です。まだ場所を押さえたところで内容はこれからですがなんとかしたい。」

「みなさんに満足して帰ってもらえるよう頑張りたいと思います。」

Zt31h14 楽しい懇親会もそろそろお開き。締めは大学新担当の久保さん。

久保「できれば私の好みの作品の投稿をお願いします。形がきれいで狙いがはっきりしているのが好みです。」

「じゃあ一本締め。お手を拝借。いよー」

Zt31h15 「パン」

「パチパチパチ」

このあとも二次会、三次会に。次の日はあべのハルカスヘUSJヘ。全国大会の宴はまだまだ続く。

大会アルバム(9)懇親会 その2 に続く)

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2015年7月27日 (月)

大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介

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[2015年7月27日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介


Zt31g01 作者の村田五段から、全国大会記念詰将棋の解説。

その前に、2時現在の参加者名簿が配られ、29都道府県115名が参加していることが披露された(最終的には125名参加)。

短時間で名簿を作るのは大変だが、懇親のためにはすごくありがたいので、今後の全国大会でも恒例になってほしい。

Zt31g02 記念詰将棋は形はシンプルだが、難しい変化が多く、村田五段が解説しながら考え込む場面も。

詰将棋パラダイスの9月号で、握り詰優秀作3題と共に出題される予定なので、ここでは手順については省略する。

Zt31g03 この難問を見事正解したのは、竹中さん、筒井さん、真島さん、石黒さん。なぜか4人とも近くに座っていて、笑いが起きる。

村田五段を囲んで記念撮影。

Zt31g04 続いて、アマレン杯握り詰の優秀作発表。これまでの全国大会では懇親会で発表されていたが、懇親会では帰ってしまう人もいるので、今回は大会の中で発表することにした。

3位は25票を獲得した17番鈴川さん。

鈴川「形がきれいで手順もきれい。松さか子さんとは同じロシア語で大学の先輩ということで。」

Zt31g05 2位は26票と1票差で鈴川さんをかわした19番の松さか子さん。

松さか子「31回大会ということで31手詰にしたところ、票はあとちょっと足りなくて。」

Zt31g06 そして1位は63票と圧倒的な支持を集めた13番の馬屋原さん。なんと握り詰で七種合。

馬屋原「2位を4回のあと1位が2連続になっています。優勝を4回続けると合計賞金が10万円になりますので、頑張りたいと思います。駒数が15枚ということで200手ぐらいいくかと思ったんですが、それではおもしろくないので、七種合に挑戦してみました。」

Zt31g07 水上「握り詰も20回ぐらいになるんですが、馬ノコが増えて、馬ノコを禁止にした時期がありました。いままたこういう状態になってきまして、また馬ノコ禁止にしようかと。」

馬屋原「馬ノコ禁止は私としては反対です。」

Zt31g08 結果発表が終わって、次は参加者紹介。

吉松「北の方から順に名前を読み上げますのでお立ちいただいて、名前と顔がわかるようにしていただければと思います。そのあとで各県おひとり、代表の方にひとことおっしゃっていただきます。」

北海道は會場さん、北村さん、須藤さんの3人。

會場「デパートを担当しております。今回「この詰2015」の若手企画の編集を任せていただきました。ぜひお買い上げください。」

Zt31g09 東北からは宮城の小池さん、福島の志賀さんのお二人。そして関東に入り、茨城県は吉田さんお一人。

吉田「詰将棋おもちゃ箱で推理将棋のコーナーを担当しています。みなさん、推理将棋の解答と投稿をよろしくお願いします。」

Zt31g10 埼玉県も稲葉さんお一人。

稲葉「今回で21回目の参加です。今回から25回表彰されましたんで、とりあえずは25回まで参加しようと思っています。今77才ですけど、頑張って参加します。よろしくお願いします。」

東京18名、神奈川11名、愛知11名、大阪27名など、大都市は参加者も多い。

Zt31g11 そして来年の全国大会開催地、岡山県からは赤畠さん、平井さん、松田さんが参加。

赤畠「今回初参加で非常に楽しい催し物いろいろありがとうございました。次回岡山の倉敷であるということで下見を兼ねて参りました。非常にプレッシャーがかかっております。頑張りたいと思います。よろしくお願いします。」

ほかにもどんな一言があったのか、知りたい方はこちらを参照。

Zt31g12 盛りだくさんだった全国大会、運営に携わったスタッフ全員そろって「一同礼。」

スクリーンには、懇親会会場の案内が映されている。すぐそばの中華料理「百楽本店」。

Zt31g13 参加者全員で記念撮影。

大きな写真はこちら

大会アルバム(8)懇親会 その1 に続く)

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2015年7月26日 (日)

大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ

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[2015年7月26日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ


Zt31f01 吉松「今度はクイズです。先ほどは解ける力のある方が上位に行くということだったんですけど、ここからはツキに恵まれた方、勘のいい方が上位に行く可能性があるクイズです。出題は創棋会の重鎮、中村さんにお願いしていますので、中村さん、プレゼンをよろしくお願いします。」

Zt31f02 予選は三択問題10問。スクリーンで1問20秒表示される。勘で正解してももちろんOKだ。不正解でも減点はないので、わからなくてもとにかく記入。

中村「予選上位の方でファイナルステージに進んでもらいます。決勝ラウンドは1手詰解答競争なんですけど、後で説明しますが、ちょっと毛色が変わった問題を用意しています。」

Zt31f03 中村「では、今からスタートします。ヨーイドン。」

1問目はデータベースで最も多く引用されている超有名な問題(おかもとさん調べ)で、これは楽勝。

「「55銀」までの1手詰。玉の位置としてあり得ない場所は (A)12玉 (B)17玉 (C)18玉」

など、ちょっと考えないとわからない問題も。20秒では厳しい。

Zt31f04 詰将棋よもやまクイズとあるように、一応詰将棋に関係がある問題が出題されるが、超マニア以外は分かりそうにない問題も多く、勘だより。

「詰将棋パラダイス定期購読者の中で最も多い名字は (A)鈴木 (B)佐藤 (C)佐村河内」

「詰将棋に関連した次の言葉のうち、もっとも字画数が多いのは (A)巣籠 (B)槍襖 (C)龍鋸」

Zt31f05 吉松「みなさんお疲れ様でした。決勝ラウンドに進んでいただく方をセレクトさせていただきたいと思います。」

「10問正解の方・・・いらっしゃらない。」
「9問正解の方・・・すばらしい。三人ですね。」
「8問正解の方・・・二人ですね。」
「7問正解の方・・・12人。あわせて17人ですね。これでいきましょうか。前へお越しください。」

Zt31f06 中村「ファイナルステージのやり方を説明します。17人を3つのグループに分けて、各グループ2名勝ち残りということでやりたいと思います。勝ち残った方に準決勝、決勝をやってもらいます。」

「覆面詰将棋と題して、盤上の駒を隠してその状態で出題しますので、推理して1手詰を解いてください。20秒表示して答えがでないときは1枚覆面をはがして更に10秒やります。」

Zt31f07 「これ、王手かかってますね。王様動かして詰ますしかないんでここ(36)の駒は香車か飛車だなと分かる。あと1枚(13)を推理すれば龍だと分かる。こういう感じですね。」

Zt31f08 グループ分けは、トランプを1枚ずつ引いて、そのマークで決定。

まずはスペード組から覆面詰将棋に挑戦。早解きで先に解けた2名が勝ち残る。

まず1問目。「33角成。」

あっさり正解で一人勝ち抜け。

Zt31f09 2問目。早解きなので、分かったと思ったらすばやく手を上げる。

「ああ、間違えました。」
中村「ほかの方。」
「今わかりましたけど。」
中村「だめです。」

結局この問題は時間切れ。間違えると1回休みなので厳しい。

Zt31f10_2 3問目は全駒覆面。持駒なしで1手で詰む形は?

「27馬。」
中村「正解です。」

これでスペード組から準決勝進出の2名が決定。

Zt31f11 次はハート組。

1問目。「25角。」 ブー 「不正解。94角です。」
2問目。「22金。」 「正解です。」
3問目。「34馬。」 早解きはお手付きが多い。
「24玉」 「正解です。」

これでハート組の進出2名も決定。

Zt31f12 最後はクラブ組5人。

1問目。「16龍。」 「正解です。」
2問目。「51角。」 「正解です。」
3組目ともなると、大分要領がわかってきたようだ。

これで準優勝進出の6人がすべて決定した。

Zt31f13 準決勝進出は利波さん、長谷川さん、北浜八段、須藤さん、秋元さん、濱田さんの6人。

「ちょっと難しめの問題も含まれるので制限時間は30秒に。15秒ごとに1枚覆面をはずします。」

1問目。利波「57玉。」 さっそくお手付き。
2問目。北浜「34龍。」 「正解です。」
正解図を見て、北浜「エッ!」 想定した局面と違ったようで、それでも勝ち抜けるところ、すごい。
3問目。須藤「33金。」 「正解です。」

Zt31f14 決勝は 北浜八段 vs. 詰パラホームページ担当の須藤さんの対戦。決勝は2問先取で優勝。

1問目。北浜「23角成。あっ、違うな」
2問目は北浜八段お休み。須藤「44香。」 またもお手付き。
3問目は須藤さんお休み。ここで操作ミスで答えが見えてしまったので、この問題はスキップ。
改めて3問目。「31銀成」 「正解です。」
北浜八段リーチで4問目。須藤「93角。」 「正解です。」
これで二人ともマッチポイント。次で決まるか。というところで、余りの熱戦に 中村「アッ」 問題がなくなってしまった。中村「予備問題がありますので。」 流石中村さん、用意がいい。
5問目。須藤「54龍。」 「龍は・・・ 北浜先生分かれば」 北浜「54馬。」 「正解です。」

Zt31f15 大熱戦を制したのは北浜八段。豪華景品を獲得。須藤さん、惜しかった。

なお、今回の覆面詰将棋は次のレポートで少し見ることができます。

大会アルバム(7)結果発表・参加者紹介 に続く)

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2015年7月25日 (土)

大会アルバム(5)ミニ解答選手権

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[2015年7月25日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(5)ミニ解答選手権


Zt31e01 吉松「今から第二部の開始です。第二部は全員参加と銘打って、解答競争とかクイズとかやっていきます。まず、ミニ解答選手権を始めたいと思います。スタッフから前の方から資料を配ってもらいます。6枚組ですが「はじめ」という合図があるまでは問題を見ないようにしてください。」

Zt31e02 今回のミニ解答選手権は、スクリーンに問題を映す形ではなく、問題を紙で配る方式。これは、スクリーンだと後ろの方の人が見にくいだろうという配慮だ。

吉松「1手詰から5手詰まで30問問題が用意されています。制限時間内にどれだけ多く解けるか。成績上位者で決勝戦をやります。最初の15問は手数表示してるんですけど、そのあとは順不同です。手数順とは限りません。解答記入欄に初手だけ書いてください。問題はどこから解いても結構です。解答時間は5分間です。去年まで厳しいルールで評判が悪かったので、今年は正解は2点で間違えたら-1点ということにしました。書いてなければ0点です。はい、始めてください。」

Zt31e04 真剣に取り組む参加者。さながら試験会場のよう。

問題作成の久保さんのブログで問題が公開されているので、全国大会に参加できなかった方は是非挑戦されたし。

Zt31e03 吉松「・・・4分経過。・・・4分30秒・・・50秒・・・55秒、6、7、8、9、はい、5分経ちました。ペンを置いてください。」

解答と集計用紙が配られ、隣の方と交換して採点する。ちなみにTETSUは23点だった。やさしい問題が多く、普段ほとんど解けない私でも楽しめるほどよいレベル。

Zt31e05 吉松「決勝進出者を決めたいと思います。今から読み上げる点数の方、お立ち上がりください。」

「10点以上の方・・・流石にたくさん。8、9割。」
「15点以上の方・・・も多いな。」
「じゃあ、20点以上・・・まだまだたくさん。」
「じゃあ、25点・・・まだ残ってますね。」
「30点・・・一挙に減りました。10人ちょっと。」
「32点・・・33点・・・35点・・・7人ですね。」
「7人さん、ステージにお上がりください。」

Zt31e06 吉松「一人ずつマイクを回して名前と点数をお願いします。」

「利波です。38点です。」
「馬屋原です。39点です。」
「竹中です。53点です。」

あまりの高得点に場内にどよめきが走る。

Zt31e07 「太田です。35点です。」
「須藤です。44点です。」
「赤畑です。36点です。」
「真島です。41点でした。」

やはり竹中さんがダントツ。流石解答王。

Zt31e08 決勝について問題作成者の久保さんから説明。

「問題はすべて1から5手。予選と同じですね。1問につき制限時間は60秒。初手だけでなく手順をすべて答えてください。お手付きの場合、次の問題に解答できません。」 

「先に2問正解した人が優勝です。予選の1位通過者、竹中さんには1問分アドバンテージがあります。1問正解すれば優勝です。」

Zt31e09_2 決勝第1問。

決勝ともなると予選の問題のように一目では分からない問題ばかり。なかなか手が上がらない。

Zt31e10 馬屋原さんが勢いよく手を上げる。

見事正解で、これで竹中さんと馬屋原さんがマッチポイント。

息詰まる熱戦の中、第2問はまさかの誤植!
「すみません。これめっちゃ誤植してますね。」

第3問は須藤さんが手を上げたが、「あれ金が余っちゃう」。残念ながらお手付きで1回休み。

Zt31e11_2 そして迎えた第4問。はたして優勝が決まるのか。

Zt31e12 すかさず、竹中さんの手があがる。見事正解で竹中さん優勝!

1問正解の馬屋原さんが準優勝となった。

3位決定戦の5問目は佐賀の太田さんが正解、3位に滑り込み、景品を獲得した。

そのほか、19点、9点、7点、5点の方にも景品がプレゼント。

Zt31e13 優勝して景品を受け取りニコニコ顔の竹中さん。

Zt31e14 惜しくも準優勝に終わった馬屋原さん。

「今年も優勝を狙っていたんですが、さすがに解答王には勝てませんでした。」

大会アルバム(6)詰将棋よもやまクイズ に続く)

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2015年7月24日 (金)

大会アルバム(4)各種表彰など

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[2015年7月24日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(4)各種表彰など


Zt31d01 年間最優秀な作品に与えられる看寿賞に続いて詰将棋パラダイスの解答順位戦の上位5名を表彰する七條賞。なぜか、全国大会には受賞者が参加したことがなく、毎年筒井さんが代理で賞状を受け取る寸劇が恒例だった。

今回初めて1位の竹中さん、3位の秋風子さんが参加され、詰将棋パラダイス水上CEOより表彰された。といっても、賞状は既に発送済で、今回の賞状はダミー。

Zt31d02 解答順位戦、福村さんと共に満点で1位の竹中さん。解答選手権でも上位の常連だ。

「解答王になるのは3回目なんですけれども、1回目はまだ奨励会にいた10代のころ、ペンネームを使って解答王になりました。今は福村さんという凄い方がいて、この人に勝つには全部解かなくてはいけないというプレッシャーの中ですばらしい作品と格闘しております。表彰していただいて非常にうれしく思います。ありがとうございます。」

Zt31d03 3位の秋風子さん(神谷さん、野口さんも同点3位)。

「80の手習いといいますか、67年ぶりに解答に挑戦したんですが、1月号の大学院が解けたのでがんばろうと思ったら2月号の摩利支天作が解けない。悪戦苦闘して10日かかったがこれで自信がついて1年間も。参加してうれしかったのは、すごい作品に会えたこと。でも覚えているのは作品の良し悪しではなく自分が苦しんだ作品。私も苦労させるような作品で頑張りたい。」

Zt31d04 お二人並んでお写真を。

吉松「賞状は見せずに写真だけ撮ってください。」

Zt31d05 次は詰将棋の普及・発展に貢献された方に贈られる門脇芳雄賞。2014年は詰パラ700号、全国全国大会30回という節目の年ということで、詰パラの担当や全国大会でもおなじみの石黒さん、筒井さんのお二人が受賞し、北村選考委員長から表彰を受けた。

Zt31d06 詰パラでフェアリーランドを21年間担当、松本での全国大会を事務局長として支えた筒井さん。

「私のような詰将棋を何もしてない人が選ばれていいのかな。毎年年末にのんびり忘年会というのをやってまして、ここで井上君と糟谷君、この二人を引き合わせたのは私なので、それが唯一詰将棋史に残る功績かなと思っています。またそういう活動をしていきたいので、今後ともよろしくお願いします。」

Zt31d07 詰パラで短期大学を17年間担当、全国大会での司会は10回を超え、全国大会の「顔」となった石黒さん。

「人前でしゃべるのは苦手で(会場爆笑)緊張してるんですけど。全国大会、司会以外で参加するのは20年ぶりぐらいで斬新な景色。よりによってこういうときに表彰されるのも・・・。去年ではいけなかったんですか。(また爆笑) 今後とも頑張っていきます。ありがとうございました。」

Zt31d08 二人並んでお写真を。

この二人は京大将棋部の1年違いの先輩後輩で、息もぴったり。

Zt31d09 10回参加の表彰は利波さんと石川さん。猪股さんから記念メダルをかけていただく。

実は上田さんも今回で10回参加だが、このときはまだ来ていない。

Zt31d10 代表して石川さんからご挨拶。

ストンリバーの日記というブログをしています、長崎市の石川です。今年に入って2回目の作品集を作りました。「詰将棋の道2」ワンコイン500円ですので、よかったら手に取って覗いてみてください。買っていただければなおうれしいです。ありがとうございました。」

Zt31d11 今回から、参加25回も表彰されることになった。今回は初めてということで、25回を超えている高見さん、金子さん、水上さん、柳田さんの4名。

猪俣さんから赤い名札を贈呈。

「赤い名札をこれからも付けて今後も参加してください。(赤の色は)ある程度還暦の意味も含めております。」

Zt31d12 代表して高見さんよりご挨拶。

「毎年ただ、酒飲みに参加しているだけだったんですけど。びっくりしております。ありがとうございました。」

吉松「残りの3人の方は懇親会でゆっくりお話いただければと思います。」

Zt31d18 ここで表彰は一段落。次はアマレン杯握り詰の作品鑑賞。

19作を1作ずつ手順を並べる。司会の吉松さんが的確なコメントを挟む。全員の投票で優秀作3作を決定するので、公平のため作者名は伏せられている。

今回は駒数が15枚とあって、かなり凝った作品も。

Zt31d13 吉松「2時40分まで休憩とします。」

その前に作者の村田五段より記念詰将棋のヒントを。

「実は作意手順よりも変化手順の方がすごく難しくて、僕も思い出せなくて冷や汗をかきながら思い出しておりました。変化は難しいんですが作意は易しい順ということで解いていただければと思います。」

Zt31d14 休息時間の一番人気はやっぱり書籍コーナー。特にこの日発売の新刊は飛ぶような売れ行き。

常に混んでいる状態なので、気の小さい人は買うのも大変だったかも。

Zt31d15 「この詰将棋がすごい!2015」は、2500円もする厚い本だが、この日95冊も売れたとか。

最近発行された7手詰ハンドブックIIはもちろん浦野八段のサイン入り。

Zt31d16 これもこの日発売の2冊。

  • 波崎黒生・中野和夫詰将棋作品集「一番星」
  • 詰将棋解答選手権2015

「一番星」の隣にある黒い本は、珍しい「饗宴」の特製本。

Zt31d17 新刊ばかりでなく、故岡田会長の蔵書など、昔の詰棋書も大量に出品。

「詰むや詰まざるや」特製本など、一般には販売されなかったレアな書籍もたくさん。

さあ、休憩のあとは全員参加のお楽しみタイム。その前に握り詰の投票もしなくては。

大会アルバム(5)ミニ解答選手権 に続く)

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2015年7月23日 (木)

大会アルバム(3)看寿賞表彰

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[2015年7月23日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)看寿賞表彰


Zt31c01 表彰状授与に先立ち、柳田看寿賞委員長より受賞作の解説。2014年度は短編中編長編すべて2作ずつ受賞

吉松「簡単な看寿賞の解説のパンフレットを入れていますので、そちらもごらんください。」

柳田「作品解説、大量の6作なんで、説明ははしょるような感じになりますが、吉松さんに解説稿の抜き刷りを作ってもらました。おもちゃ箱のものも入っております。」

Zt31c02 短編賞 宮原航作 11手 図面 棋譜 鑑賞
(各作品の図面画像、棋譜ファイルは詰将棋パラダイスより、手順の鑑賞は全詰連より(要Java))

「ポンと馬を引きまして焦点の中合が香合となります。一番誤解者が多かったのが35銀合の変化。37馬と引く筋が常に生じるのでわざわざ馬を57に引いて焦点に中合をさせる。」

類似作ではないが、構成が似ている作品として小林敏樹作を参考に紹介。

Zt31c03 短編賞 真島隆志作 11手 図面 棋譜 鑑賞

「半期賞を逃していて、金合をすぐ取ってしまうのがつまらないと書かれましたが、頭の4手で42歩が43に上がることで次の72香成を同玉の変化の不利感が非常に増してると思います。腹金捨てから63馬と飛び込む筋も検索するとないみたいで、収束5手だけでかなりの発見。非常に切れ味が増した。」

Zt31c04 中編賞 井上徹也作 43手 図面 棋譜 鑑賞

「連続5連歩合。上田・若島さんの作品が発想の元になったのではないかと。後半は歩を消去するだけですが、最短距離でうまくまとめています。横3筋の飛の空王手の序はだいたいつぶれるので、初手だけでも価値があると思います。連合の仕組み、一つサボるとどうなるか。98馬から89馬で香合が1枚しかないので詰む。仕組みが明快で、誤解者ゼロもなかなかありえないことだと思います。」

Zt31c05 中編賞 相馬慎一作 45手 図面 棋譜 鑑賞

「不利合駒の軽趣向といったらいいのかな。この局面で角を持っていても飛を持っていても打歩詰になるというのが角合も飛合も不利合駒が同じ舞台で成立させられるという一つの発見だったわけですね。打ち替えて再び不利合駒というのがすばらしい発想。結果52にいた桂馬が64に跳ねて76まで跳ねました。最多不利合駒の記録かも。調べてないのでわかりませんが。相馬さんというと解答者に挑戦するイメージがありますが、これは軽みが前面にでていて楽しい詰将棋です。」

Zt31c06 長編賞 糟谷祐介作「百千帰」 403手 図面 棋譜 鑑賞

「とうとうインターネットから看寿賞受賞という作品がでてしまいました。龍の王手に金合でぐるぐると5回転弱。昔浅井和吉さんという方が根性で2回転させたのですが、作者のことばで10回転も可能かなと。1方向の回転趣向自体が空前絶後、いや絶後ではないですね。何がすごいかというと左上の隅の機構が傑出していると思います。収束も大駒2枚を切って、奇跡のような作品。」

詳しくは2014年新春特別出題おもちゃ箱)を参照。

Zt31c07 長編賞 添川公司作「枯野行」 147手 図面 棋譜 鑑賞

「売りとしては最下段で金合を繰り返すところ。作者に聞いてみるとここから作り始めたようですね。中編でまとめる案もあったと書いていましたが、ここから龍と飛の縦追いに、そして煙詰の収束まで正算式で強引に作ってしまった。玉の軌跡が盤上逆のの字で通常の煙詰の玉の動きとしてはありえない。非常にスピーディーで玉の軌跡もすばらしい。」

Zt31c08 受賞者のうち、全国大会に参加している宮原さん、真島さん、相馬さんに、柳田看寿賞委員長より賞状と副賞を授与。

「平成26年度詰将棋看寿賞 短編賞。宮原航殿。あなたが詰将棋パラダイス平成26年4月号中学校に発表された11手詰は、平成26年度短編部門において最優秀作品に選ばれました。ここに詰将棋看寿賞を贈り、永くその栄誉を讃えます。」

Zt31c09 短編賞 宮原航さん。
「詰将棋パラダイスに初入選したのが3年前の2012年3月。そのちょっと前ぐらいから、僕自己顕示欲が強くてその上すぐ熱くなれる性格で、作品を出す前からブログとか始めちゃって。当然その頃は技術もなかったので、ぼろくそに叩かれてはめっちゃ熱くなって、もっといい作品を作ってやるぞとか思っているうちに、こうして看寿賞をいただけて。非常に幸運だと思います。僕が受賞したことで、何事も夢中になれば、なにかしらいいことが起こるということを示せたんじゃないかなと思います。本日はありがとうございました。」

Zt31c10 短編賞 真島隆志さん。
「受賞通知を柳田さんからメールでいただいて、3年前の看寿賞に余詰かなんかあってとか思ったりしたんですけど、よく見たら受賞ということで本当にびっくりしました。作品としては序の金合から始まって、72香成の中心の一手、収束と、すごい自分的にも好きな作品でしたので、大変うれしく思います。これからも好きな作品を創作発表できたらなと思いますので、よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。」

Zt31c11 中編賞 相馬慎一さん。
「作品に関しては素材が90%ぐらい、残りが作者の力10%ぐらいだと思っているので、今回は本当にラッキーでした。ありがとうございます。」

Zt31c12 受賞者3人並んで記念撮影。

吉松「ほかにも撮りたい方いたらどうぞ撮ってください。どうぞ真ん中の方へ。」

看寿賞のつぎは七條賞、門脇賞、参加10回表彰と各種の表彰が続く。

大会アルバム(4)各種表彰など に続く)

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2015年7月22日 (水)

大会アルバム(2)全国大会開幕

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第31回詰将棋全国大会


[2015年7月22日最終更新]

第31回詰将棋全国大会 大会アルバム(2)全国大会開幕


Zt31b01 司会はなんと実行委員長の吉松さん。開会宣言に続いてご挨拶。

「定刻になりましたので今から第31回詰将棋全国大会を始めたいと思います。」
「詰将棋作ったり解いたりだけではなくてこういうふうに交流するのもいい楽しみ方と思います。今日はスタッフの皆さんがいろいろと準備をして、皆さんに楽しんでいただける企画を考えたつもりです。最後まで楽しんでいってください。」

Zt31b02 続いて、主催者の柳田全日本詰将棋連盟会長よりご挨拶。

「最近もっとも全日本詰将棋連盟として力を入れているのが詰将棋解答選手権です。みなさん、仲間が二人、三人いる方は、お近くに将棋倶楽部の子供教室などありましたら、やってみませんかと声をかけていただければ、すぐに開催できます。やってみたい方がいましたら、お気軽に私の方までお声かけください。」

Zt31b03 参加プロ棋士(北浜八段、浦野八段、村田五段、本間六段)を代表して、北浜八段よりご挨拶。

「毎年準備が大変だと思います。本当にスタッフのみなさん、ご苦労様です。ありがとうございます。今回の看寿賞から浦野先生の後をついで選考委員を引き受けさせていただきました。6作という近年にない大豊作でよかったと思います。何回かはやらせてもらおうと思っていますが、俺がやりたいという人がいましたら、こっそり声をかけてください。」

Zt31b04 水上詰将棋パラダイスCEOより祝辞。

「北浜八段にはこれから百年やっていただこうと思っておりますので、ご支援のほどよろしくお願いします。」 とまずは笑いを取る。

「金曜土曜と大阪は大変でして、8年前の神戸大会を思い出してやな予感がしてたんですが、なんとか天候が持ち直してこうしてできましたこと、うれしく思っている次第です。」

Zt31b05 事務局の則内さんから諸注意。

「ケースの中にある「最初にお読み下さい」という紙をご用意ください」

1枚の紙に注意事項がぎっしり。昔の関西での全国大会はアバウトなイメージがあったが、最近は細かいところまで配慮が行き届いている。

Zt31b06 全国大会に先立ち、午前中に行われた全日本詰将棋連盟の幹事会について、猪股事務局長より報告。

「段級位の認定で機会を増やしてほしいとの意見がありまして、作家は短編コンクールの優勝者、順位戦各級の優勝者にポイントを、解答者は解答選手権のチャンピオン戦の優勝者に六段、一般戦初級戦の全問正解者に三段、初段を差し上げることを考えています。」

さて、次はお待ちかね、看寿賞の表彰。今年は6作もあるので、受賞作の解説も楽しみだ。

大会アルバム(3)看寿賞表彰 に続く)

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2015年7月21日 (火)

大会アルバム(1)大阪で全国大会

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第31回詰将棋全国大会


[2015年7月21日最終更新]
2015年7月19日に大阪市で開催された第31回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。

撮影:TETSU、川島さん、全国大会スタッフ


Zt31a01 詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2015年は関西地区の番。7月19日に大阪、近鉄大阪上本町駅のそばにあるたかつガーデンで全国大会が開催された。台風の影響で前日は環状線がストップするなど心配されたが、天候もなんとか回復し、125名の参加で盛況だった。

図はたかつガーデンより。

Zt31a02 大会前日の7月18日、名古屋市中村生涯学習センター香龍会の定例会が行われた。近鉄名古屋駅から全国大会のある大阪上本町駅までは特急アーバンライナーで約2時間、乗換なしで行けるため、香龍会から全国大会と、2日間詰将棋三昧にひたった参加者も何人か(TETSUもその一人)。

Zt31a03 大阪上本町駅は近鉄百貨店も隣接する大きな駅。左上に見えているのはシェラトン都ホテル大阪。

全国大会の懇親会のあとは二次会で駅の隣(写真右)にあるうえほんまちハイハイタウンに流れた人も多かった。

Zt31a04 7月19日、第31回詰将棋全国大会開催の日。会場は近鉄大阪上本町駅から歩いて3分と便利なたかつガーデン

図はたかつガーデンより。

Zt31a05 ここが大阪府教育会館、たかつガーデンだ。

大会スタッフが朝9時に集合し準備を始めたときには、まだ小雨が残っていた。

12時半開始なので、食事をする時間も厳しく、近くのコンビニで食料を買い込む人も。

Zt31a06 全国大会が行われるのは8階の広い会場。照明が豪華なのにビックリ。

150人分の資料の用意、大会タイトル幕の設置、プロジェクターの確認、受付の準備、書籍コーナー準備、そしてリハーサルとやることは山積み。11時の受付開始までスタッフで手分けして準備を進める。

Zt31a07 今回の大会は関西の詰将棋グループ、創棋会が中心となって運営。

この「第x回詰将棋全国大会」のタイトルは、2008年の九州大会のとき作成したものを代々使っているが、そろそろ寿命?

数字が細くて見えにくいと、マジックで太くするなど、涙ぐましい努力も。

Zt31a08 受付前でも気の早い人がちらほら。書籍コーナーでさっそく大人買いしたり。

10時からは会場をいったん閉鎖して、大会のリハーサルが行われた。

Zt31a09 その頃、3階の別室では全日本詰将棋連盟の幹事会が。会計、規約、書籍部、データベース、段級位、門脇賞など各委員会の報告、討議が行われた。

今回は来年開催地の平井さんも出席、準備状況を報告し、第32回詰将棋全国大会は2016年7月17日(日)に倉敷芸文館で開催されることが正式に決定した。

Zt31a10 受付は11時開始。多数の人が集中するので、すばやく受付できるように、資料はまとめてケースで、名札も50音順に並べてすぐに渡せるよう準備。

終了後のお楽しみにうえほんまちハイハイタウンのパンフレットなども。

Zt31a11 今回の全国大会には、将棋駒工房の熊澤良尊さんが参加。詰将棋にぴったりな「ちょっと小ぶりの将棋駒」を展示販売。

並んでいるのは看寿賞受賞作。今回は大会参加者全員に発表時の解説を再録したミニ冊子(中央上)が配布されたので、あとでじっくり楽しむことができる。

Zt31a12 11時に受付が始まり参加者が次々入室。将棋世界詰将棋サロンの村田五段(写真左)、浦野八段、北浜八段などプロ棋士も続々到着。

Zt31a13 全国大会特別懸賞詰将棋は村田五段の出題。形はすっきりしているが、詰将棋マニアを意識した力の入った作品。

挑戦する人は心してどうぞ。

Zt31a14 到着した参加者がまず向かうのが会場後ろの書籍コーナー。全国大会に合わせて発売の「この詰2015」「解答選手権2015」「一番星」に加えて、ハンドブックサイン本、岡田さん所蔵のたくさんの詰棋書、北村さん提供の旧パラ、将棋文化といった昔の雑誌などなど、詰将棋ファンにはたまらない品ぞろえ。

Zt31a15_2 会場もだんだん詰まってきて、もうすぐ全国大会の開幕だ。

大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)

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2015年7月20日 (月)

第31回詰将棋全国大会レポート

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第31回詰将棋全国大会


[2015年8月3日最終更新]
第31回詰将棋全国大会参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ここでは、全国大会のレポート、反響をお伝えします。


2015年7月21日~8月29日

2015年8月2日

2015年8月1日

2015年7月30日

2015年7月28日

2015年7月26日

2015年7月24日

2015年7月23日

  • 筒井 浩実@un_cocoo
     「詰将棋全国大会のときの名札を返却せずに持ち帰ってきてしまった。 来年、名札持参で参加するからいいよね?(笑) 」
     「看寿賞の解説は面倒でもパワポで事前に作って、当日はそれを流すだけ、ってすればいいと思う。今のgdgd感はちょっと…。」

2015年7月22日

2015年7月21日

  • divD@skuctkhzm (20日からの続き)
     「記念撮影。 多分私の顔は左側の一部分しか写ってないと思う。心霊写真みたいになってるかも。」
     「終わり」
  • 相馬慎一@torus1968
     「青木裕一さん一番伸びるんじゃないか?」
     「初見では彼は寡黙だけど作品に意志を込めるタイプ。二次会でも上田さん若島さんの間にちゃっかり入っていて、何かを吸収しようという意識が感じられた。」

2015年7月20日

  • 飼い鼠@ikiron
     「みなさま昨日は全国大会お疲れ様でした。」
     「本日もお楽しみの予定」
     「みんな死んだように寝ているので起こしづらい……」
     「朝は電車で石黒さんとばったりw今はUSJで風さんとばったりw びびったw」
     「勝手に自分では大崎さん、馬屋原さんとの友好度がAに上がったと思っている(ファイアーエムブレム基準。Sで結婚)」
     「今度こそ本当にお疲れ様でした。全国大会は家に帰るまで、もうすぐ僕の第31回全国大会も終わります。 18日?20日にかけてお世話になったみなさま、本当にありがとうございました。」
     「今回、詰将棋全国大会のミニ解答選手権予選で使った問題(全て1~5手詰)をアップロードしました。よろしければ挑戦してみて下さい。 http://ikz26.blog.fc2.com/blog-entry-63.html
  • おかもと@Araiyayon
     「詰将棋全国大会の懇親会では、いろいろな方とお話しすることができた。パラ編集部のS氏に、パラの電子化について質問。電子データは2007年以降で、いつでもPDF化できるとか。とりあえず、パラの見本誌をPDF版で配布したらどうか?と勧めておいた。」
     「以前「詰将棋天旗」をやっていたI氏にお尋ねしたところ、サイトのデータはXPのパソコンに残っているとか。「詰将棋用語集」などが埋もれてしまうのは非常にもったいないので、ぜひどこかで公表を、とお願いしておいた。」
     「前大学担当のT氏には、いろいろ将棋史関係の話をきかせてもらった。詰キストにとっての「看寿」と、将棋ファンにとっての「看寿」の違いとか、言われてみればナルホド。明治前後の将棋指しはヤクザな存在だった、というのも、、、」
     「K氏にもご挨拶。新しい構想は?と訊かれ、あたふた。「詰将棋解答選手権」の過去問から初心者向け作品だけをまとめて、解答選手権の景品にするのはどうかと提案してみたけど、むずかしいかな。」
     「各氏がサインした「詰パラ傑作選」をみせられ、さらに何か書けと言われたので、以前自分が書いたサインを二重線で消した。そうしたら所有者は激怒。レアなサインをさらにレアにしたのに、そういうブラックなジョークは伝わらなかったらしい。酒の席とはいえ、申し訳ないことをした。」
  • 解答欄魔@k1sumi
     「4泊5日の旅から帰宅。よく飲んで、よく笑った。みなさまに感謝。」
  • Toshiya@ToshiyaIkeda
     「そう言えば(懇親会では言ったけど)配られた看寿賞冊子、解答を出した中編、長編4作に短評が載っている。これを称して看寿賞鑑賞賞とは言わないか...」
  • divD@skuctkhzm
     「みんな寝ただろうから詰将棋全国大会について思い出しながらツイートしていく。」
     「会場へは10時に到着したが受付と書かれたところに誰もいなかったので一度降りた。何もすることがなくて周辺をウロウロ。不審者と思われたかもしれない。」
     「ウロウロしても仕方ないので会場前で待機。詰将棋を解いて時間をつぶす。その時の9手詰が未だに解けない。」
     「受付で会費を払うとき、7千円あったのにいつもの調子で一万円札を出してしまう。お釣り二千円札を渡された。まだ流通してたのか。」
     「書籍販売コーナーは人が多く、どのタイミングで買うか迷ってウロウロしてたから挙動不審と思われたかもしれない。ここで二千円札は使いました。」
     「ランスさんから短大作を褒められて嬉しかった。スマホ詰パラ発表作も褒めていただいて恐縮。ここで少し気になることが。私がツイッターとスマホ詰パラのアカウントとして使ってる「divD」ってみんなどう読んでるんだろう?」
     「divDは去年9月頃から取ろうとしていた資格の勉強中に出てきたマクスウェル方程式から取ったものです。これを選んだ理由は特にありません。」
     「アマレン杯握り詰。馬鋸多いなあ。七種合を見た時すごいとは思ったが好みではないです。11、18、19に投票しました。自作は16です。」
     「休憩時間。書籍をいくつか買って後、懸賞詰将棋に挑戦。5分ほど考えて諦めた。」
     「ミニ解答選手権。5分間で解けたのは12問。不正解1問で23点でした。23はソフトボールの背番号と一緒なので満足。」
     「クイズは最初の3問は簡単でしたが4問目からは殆ど勘でした。正解数は6問。惜しかった。あの選択肢は誰が考えたのだろう。」
     「特別懸賞詰将棋の正解発表・解説。私が考えてた初手は33香だったので初手から間違えてました。桂中合二回、玉方桂は二段跳、攻方桂は全て消える素晴らしい作品でした。」
     「握り詰優秀作発表。1位、2位は予想通り。3位は完全に予想外でした。 馬鋸は禁止にしなくても誰かが作ると思って控えるのでは?」
  • 不透明人間@hutoumei
     「詰将棋をする方の大崎さんの隣に座ったのにお話しができなかった。YANAGIさん、GutenTagさん、借り猫さん、桃燈さんにもご挨拶できなかったバカな私orz」
  • 村田桂花@melon_sky
     「ようやく帰宅。こうして桂花の全国大会が終わりました。お世話になった皆様、ありがとうございました。重ねて門脇賞、ありがとうございました。」

2015年7月19日

  • divD@skuctkhzm
     「たかつガーデン到着。早すぎた。」
     「詰将棋全駒大会楽しかった。もう少し居たかったが、ホテルが11時で閉まるのでダメだった。」
     「フェアリーの世界へ引き込まれそうになった。」
     「昨日思いついて急いで作った詰将棋は先行作があってダメだった。合駒制限さえ解決出来れば作品になりそうだが難しい。」
     「フェアリー作家のアイデアは非常に面白い。しかし作ろうとは思わない。作品を見てそのアイデアを普通作に活かせないかを考えてみたい。」
  • 鰈@karei
     「楽しくて tweet少なめ 全国大会」
     「くまモンきました。」
  • hiro@hirotsumeshogi
     「あと20分くらいで会場に到着できる、はずです。 次につぶやくのは半日後か、明日か。」
     「懇親会まで参加し、ホテルにチェックイン。 参加された皆さん、お疲れ様でした。」
  • Toshiya@ToshiyaIkeda
     「なんばなう、ちょうど受付開始くらいに着くかな」
     「二次会を出て地下に潜ったところで別の二次会グループに遭遇、後ろ髪引かれる思いで離脱…」
  • 詰将棋指し@nenehimapapa
     「今日の行商は、関西こども将棋大会→詰将棋全国大会→関西こども将棋大会というスケジュール。サイン本は両会場で70冊近く売れてほぼ完売。お買い上げありがとうございました!」
  • 桃燈@telnarn
     「帰宅。アルコールを飲んでたら辿り着けた自信がない。それくらい現状ギリギリ、疲れた……もちろん楽しかった! 」
  • Problem Paradise@propara
     「全国大会から帰宅なう。『この詰』95冊売れた。東西の連盟でも販売を予定しています。」
  • YANAGI         @大阪@minosimaikeda
     「書籍コーナーで大量に購入(詰棋書8冊、詰パラバックナンバー40冊)して帰宅。これで数ヵ月は退屈しないだろう。」
     「「この詰将棋作家がすごい!」。平尾一土、町田和也、天内啓介など実にいいところを突いている。久保+宮原は最強のコンビ。」
     「「一番星」161P × 5年間 → 〇 6年間」
     「「山田修司×石本仰」。いや~勉強になった。s馬氏の言う通り、読んだだけで作家生命が5年延びた気がする。」
  • 借り猫@_karineko
     「動く相馬慎一氏を見ただけで、全国大会に行った甲斐があった。 ikironさんは忙しそうだったし、畏れ多くて話しかけることができなかった。 桃燈氏は誰なのか結局分からずじまい。 そこそこ喋れたのは角さんと小林敏樹さんくらい。 上田さん来るの遅すぎ。w 赤羽さんと初めてお会いした。」
     「會場さんは立派な体格だった。w これまた畏れ多くて。 近藤さんが北村氏に絡んでいた。ww hiroさんは思ったより若い人だった。 隣に座っていたのは関半治さんだった。紳士でした。 柳原さんは来ていたらしいが、会えなかった。 こんなトコかな。 実行委員の方々は大変だったと思う。感謝」
  • tsumegaeru@tsumefrog
     「全国大会お疲れ様でした」
     「この詰、電車の中で読んでた。」
     「WFP作品展73-10は諦めるつもりだったけど、刺激を受けたのでもう少し頑張る。」
  • 西遊棋実行委員会@kansaishogi
     「台風から一転、よい天気になってきました。こんな日は詰将棋ですね!今日は大阪市「たかつガーデン」で年に一度の詰将棋祭りが開催されます♪受付は11時から、イベントはお昼過ぎからです。素晴らしい会なので、お近くの方は是非お越しくださいませm(__)m(村田顕弘) 」
     「第31回詰将棋全国大会開催!北浜係長が挨拶^^(村田顕弘) 」
     「特別懸賞詰将棋を創らせて頂きました!変化手順が複雑で思い出せず、冷や汗かきながら考えてます^^;(村田顕弘)」
     「販売コーナーも目玉の一つです。浦野先生のハンドブックも絶賛発売中♪ (村田顕弘) 」
     「大スクリーンで看寿賞作の鑑賞解説のあとに、表彰式も行われます。(写真は長編賞、添川公司さん作「枯野行」)この問題図が…」
     「3枚で詰め上がり!神業ですね。(村田顕弘) 」
     「個人的に最も楽しみにしていたのは「ミニ解答選手権」とクイズ大会でした。(毎年解けませんが^^;)覆面1手詰めクイズ面白かったです。1手詰めという条件で配置を当てるゲームです(攻め方17角+23X、25X、44X、持駒なし)(村田顕弘) 」
     「覆面詰将棋解答は、攻め方=2三玉、4四馬。玉方=2五玉でした。双玉は盲点でした^^; 西遊棋イベントのクイズ作成においても大きなヒントになりました。ちなみに西遊棋の村田クイズは決して褒められた内容ではありませんが(苦笑)棋士の意外な一面を知って頂くことは出来そうです(村田顕弘)」
  • 二次元人@2jigenn
     「【詰将棋全国大会(1)】結局行ってきました。第31回だそうです…解答選手権よりも長いってことですかぁ…。29都道府県、115名参加。序盤、北浜健介八段が挨拶している場面をパシャリ。(会場内は撮影OKと確認済み)」
     「【詰将棋全国大会(2)】当日用懸賞詰将棋を創った村田顕弘五段。「負けました、もう提出しないので話聞いてくださいよー。持ち駒が桂だけになって詰まないんデス」「ええ、そういう変化ありますね。初手▲3五……」ここでヒザから崩れ落ちました。」
     「【詰将棋全国大会(3)】お楽しみ企画のクイズ上位者による趣向詰将棋勝負・決勝戦。配置された駒が伏せられた状態で解きます。こちらは北浜八段が制しました。(ちなみに自分もクイズ上位で景品いただきましたぁ) 」
     「【詰将棋全国大会(4)】ふと我に返るとこんなにも詰将棋本を購入。全部でほぼ諭吉さんだったと思います。でも絶版本とか二度と手に入らない可能性も高いですし、後悔はしていません。」

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2015年7月18日 (土)

TETSUの全国大会レポート

===> 詰将棋おもちゃ箱   ===> 詰将棋全国大会   ===> 第31回詰将棋全国大会


[2015年7月19日最終更新]

2015年7月19日、大阪市 たかつガーデンで行われた 第31回詰将棋全国大会の速報。

関連情報: 平成26年度看寿賞  平成26年度門脇芳雄賞  第12回詰将棋解答選手権
  この詰将棋がすごい! 2015年度版  波崎黒生(中野和夫)さん逝去


2015年7月19日23時 お疲れ様でした

懇親会の様子は後ほど大会アルバムで。最終的な参加者数は125名となり、大盛況だった。大会スタッフの皆さま、参加された皆さま、お疲れ様でした。

懇親会がお開きになったあともいくつかに分散して二次会、三次会に。参加者は年1回のお祭りを心行くまで楽しんだ。

2015年7月19日16時40分 スタッフよりご挨拶、記念撮影

スタッフ全員集合して「ありがとうございました。」
記念撮影は人数が多いので大変そう。このレポートもいったん終了。

2015年7月19日16時10分 参加者紹介

参加者紹介と、各県代表して一人ひとこと。

2015年7月19日16時 握り詰優秀作発表

3位:25票 17番鈴川さん。
2位:26票 19番松さん。
1位:63票 13番馬屋原さん。七種合作品で圧勝。
馬屋原さんは2位4回のあと優勝2回。「もうすぐ賞品合計が10万円に」

2015年7月19日15時50分 記念詰将棋解答

村田プロが記念詰将棋の解答を解説。作意も中合が次々でるが、変化紛れが多くて解説も大変そう。かなり難しい問題だったが、4名が正解。竹中さん、筒井さん、真島さん、石黒さん。なぜか4人とも近くに座っていて、笑いが起きる。

この前に参加者名簿が配られて、2時現在で115名と盛況。

2015年7月19日15時15分 クイズ

予選は中村さん制作の3択問題10問。7問以上正解の17名が準々決勝進出。

準々決勝は覆面駒のある1手詰で、覆面駒は駒のある位置は分かるが、駒の種類、向き、表裏は分からない。そこを推理して正解の1手を早い者勝ちで答える。間違えたら1回休みというルール。 17人を3グループにわけてグループごとに挑戦、各グループ2名、計6名が準決勝進出。

準決勝の6名には利波さん、須藤さんなどおなじみのメンバーに北浜プロもしっかりはいっている。第1問は利波さんお手つき。第2問は北浜さん正解だが、正解を聞いて「エッ」。手順は正解だが、想定した駒配置が違ったらしい。 とはいえ正解は正解なので決勝進出。 第3問は須藤さんが解答して決勝は須藤-北浜プロに決定。

決勝は2問先取。同じ覆面駒の1手詰でも、さすがに問題は難しく、お手つきも続出。北浜さん正解でリーチをかける。須藤さんも逆襲してタイに。あまりの熱戦に問題がなくなって「いや、予備問題がありますから」。北浜さんが最後取って優勝!

2015年7月19日14時40分 ミニ解答選手権

問題用紙が配られて「合図があるまでは開けないで」。1手詰から5手詰まで5分間で30問。正解は2点、間違えたら-1点。

35点以上の7人で決勝戦。予選1位は53点の竹中さんで1問分のアドバンテージ。そのほか利波さん、馬屋原さん、須藤さん、真島さんなど7人。問題作成は久保さん。2問先取で優勝。

第1問は馬屋原さんが奪取。問題2はまさかの誤植。問題3はお手つきで1回休み。問題4を竹中さんが解答して竹中さん優勝!馬屋原さん2位。問題5で3位決定戦。太田さんが解答して3位を確保。

馬屋原さん「優勝をねらってたんですが、さすがに解答王には勝てませんでした。」

1~3位以外にも19点、9点、7点、5点の方にも景品をプレゼント。

2015年7月19日13時55分 記念詰将棋ヒント

村田プロ「変化の方が難しい」
順調に進んで、2時40分まで休憩。

2015年7月19日13時40分 アマレン杯握り詰

全作品を鑑賞して投票。公平のため作者名は伏せられている。各作品に吉松さんが的確にコメント。

2015年7月19日13時35分 参加10回表彰、参加25回表彰

利波さん、石川さんのお二人に猪俣さんよりメダル贈呈。

今回初めての参加25回表彰では、27回金子さん、高見さん、26回柳田さん、水上さんの4人に表彰。来年以降はちょうど25回になった人が表彰される。

2015年7月19日13時30分 門脇賞表彰

短大の石黒さん、フェアリーの筒井さんに水上CEOから表彰。

筒井さん「井上君糟谷君を引き合わせたのが詰将棋史に残る功績かな」
石黒さん「昨年でもよかったような」

2015年7月19日13時20分 七條賞表彰

1位竹中さん、3位服部さんに水上CEOから表彰。

竹中さん「福村さんが毎回全解なのですごいプレッシャーでした」
服部さん「うれしいのはすばらしい作品に会えたこと。印象に残ったのは苦労した作品」

2015年7月19日12時50分 看寿賞表彰

柳田看寿賞委員長より受賞作の解説。今年は発表時の解説の抜き刷りのミニ冊子がついているので、詳細を確認できる。
宮原作。誤解者が多かったのが35銀合の変化。
真島作。42歩が43に上がることで72同玉の変化の不利感が増している。
井上作。5連続中合の意味づけが新しい。すっきりした構成で誤解者ゼロ。
相馬作。不利合駒の軽趣向。角合と飛合の不利合駒が同じ舞台で成立。
糟谷作。とうとうインターネットから看寿賞。周辺5回転弱。左上の機構がすばらしい。
添川作。最下段の金合を繰り返す煙。逆のの字の玉の軌跡がすばらしい。

宮原さん「ぼろくそに叩かれてもっといい作品をと作っていたら看寿賞に」
真島さん「連絡があってびっくりしました。好きな作品なのでうれしく思います」
相馬さん「作品は素材が90%作者の力が10%ぐらいと思ってるのでラッキーでした」

2015年7月19日12時30分 全国大会開幕

司会は実行委員長の吉松さん。
まずは主催者を代表して柳田全詰連会長。解答選手権の開催をアピール。
続いて、プロ棋士を代表して北浜プロからご挨拶。看寿賞委員としての経験など。
水上詰パラCEOから祝辞。8年前の神戸大会のようになるか心配したけど、なんとか持ち直してホッとした。
大会事務局から各種注意事項。
猪俣全詰連事務局長より午前中の幹事会の報告。段級位制度の改善など。

2015年7月19日12時

11時から受付開始。書籍コーナーでは1万円、2万円と大人買いする人も。だいぶ席も詰まってきて、もうすぐ全国大会の開幕だ。村田先生、北浜先生、本間先生、浦野先生とプロ棋士の参加も。谷川先生は別の大会に出席中で間に合えば後ほど参加されるかも。

2015年7月19日10時

10時からは3階の別会場で全詰連の幹事会が始まった。8階の会場は一時閉鎖して、リハーサルが行われている。来年の全国大会について報告あり、7月17日に倉敷市芸文館で開催されることが決まった。

2015年7月19日9時

少し雨がポツポツ。全国大会の受付は11時からだが、スタッフは9時に集合して準備を進めている。資料も150人分となれば大変だ。会場は8階。明るく広い会場だ。

2015年7月19日0時

今日は1年1回の詰将棋ファンのお祭り、詰将棋全国大会の日。 今年は近鉄大阪上本町駅の近く、たかつガーデンで、12時半から行われる(ご案内)。 受付は11時開始。 たぶん書籍コーナーは大会開始より前にスタートするだろうから、お目当ての本がある人は早めに来た方がよいかも。 私もとりあえず、この日発売の「この詰将棋がすごい!2015」、中野和夫(波崎黒生)詰将棋作品集「一番星」、「詰将棋解答選手権2015年鑑」の3冊は購入予定。

前半の目玉は看寿賞の表彰、作品解説。今回は受賞作が6作もあるのでたっぷり楽しめそう。 おまけに受賞作の解説を収録したミニ冊子も配布されるとのことで、これも楽しみ。

今回は全国大会の前日に名古屋で香龍会があったので、それに参加して、夜大阪に入った。 名古屋から大阪上本町は近鉄のアーバンライナーで2時間ぐらい。 直通で来られるので便利だ。 香龍会には、いつものメンバのほか、全国大会に参加する予定の馬屋原さん、鈴川さん、hiroさん、不透明人間さん、TETSUなど遠方からのメンバも。 門脇賞を受賞する筒井さんもI♡松本のTシャツで登場。 いつも通り記念写真も撮影されていたので、そのうち詰将棋の会合 香龍会にレポートがアップされるだろう。

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