大会アルバム(1)大阪で全国大会
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[2015年7月21日最終更新]
2015年7月19日に大阪市で開催された第31回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
撮影:TETSU、川島さん、全国大会スタッフ
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2015年は関西地区の番。7月19日に大阪、近鉄大阪上本町駅のそばにあるたかつガーデンで全国大会が開催された。台風の影響で前日は環状線がストップするなど心配されたが、天候もなんとか回復し、125名の参加で盛況だった。
図はたかつガーデンより。
大会前日の7月18日、名古屋市中村生涯学習センターで香龍会の定例会が行われた。近鉄名古屋駅から全国大会のある大阪上本町駅までは特急アーバンライナーで約2時間、乗換なしで行けるため、香龍会から全国大会と、2日間詰将棋三昧にひたった参加者も何人か(TETSUもその一人)。
大阪上本町駅は近鉄百貨店も隣接する大きな駅。左上に見えているのはシェラトン都ホテル大阪。
全国大会の懇親会のあとは二次会で駅の隣(写真右)にあるうえほんまちハイハイタウンに流れた人も多かった。
7月19日、第31回詰将棋全国大会開催の日。会場は近鉄大阪上本町駅から歩いて3分と便利なたかつガーデン。
図はたかつガーデンより。
ここが大阪府教育会館、たかつガーデンだ。
大会スタッフが朝9時に集合し準備を始めたときには、まだ小雨が残っていた。
12時半開始なので、食事をする時間も厳しく、近くのコンビニで食料を買い込む人も。
全国大会が行われるのは8階の広い会場。照明が豪華なのにビックリ。
150人分の資料の用意、大会タイトル幕の設置、プロジェクターの確認、受付の準備、書籍コーナー準備、そしてリハーサルとやることは山積み。11時の受付開始までスタッフで手分けして準備を進める。
今回の大会は関西の詰将棋グループ、創棋会が中心となって運営。
この「第x回詰将棋全国大会」のタイトルは、2008年の九州大会のとき作成したものを代々使っているが、そろそろ寿命?
数字が細くて見えにくいと、マジックで太くするなど、涙ぐましい努力も。
受付前でも気の早い人がちらほら。書籍コーナーでさっそく大人買いしたり。
10時からは会場をいったん閉鎖して、大会のリハーサルが行われた。
その頃、3階の別室では全日本詰将棋連盟の幹事会が。会計、規約、書籍部、データベース、段級位、門脇賞など各委員会の報告、討議が行われた。
今回は来年開催地の平井さんも出席、準備状況を報告し、第32回詰将棋全国大会は2016年7月17日(日)に倉敷芸文館で開催されることが正式に決定した。
受付は11時開始。多数の人が集中するので、すばやく受付できるように、資料はまとめてケースで、名札も50音順に並べてすぐに渡せるよう準備。
終了後のお楽しみにうえほんまちハイハイタウンのパンフレットなども。
今回の全国大会には、将棋駒工房の熊澤良尊さんが参加。詰将棋にぴったりな「ちょっと小ぶりの将棋駒」を展示販売。
並んでいるのは看寿賞受賞作。今回は大会参加者全員に発表時の解説を再録したミニ冊子(中央上)が配布されたので、あとでじっくり楽しむことができる。
11時に受付が始まり参加者が次々入室。将棋世界詰将棋サロンの村田五段(写真左)、浦野八段、北浜八段などプロ棋士も続々到着。
全国大会特別懸賞詰将棋は村田五段の出題。形はすっきりしているが、詰将棋マニアを意識した力の入った作品。
挑戦する人は心してどうぞ。
到着した参加者がまず向かうのが会場後ろの書籍コーナー。全国大会に合わせて発売の「この詰2015」「解答選手権2015」「一番星」に加えて、ハンドブックサイン本、岡田さん所蔵のたくさんの詰棋書、北村さん提供の旧パラ、将棋文化といった昔の雑誌などなど、詰将棋ファンにはたまらない品ぞろえ。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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