大会アルバム(1)倉敷で全国大会
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[2016年7月19日最終更新]
2016年7月17日に倉敷市で開催された第32回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
撮影:TETSU、塚本さん、川島さん
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2016年は他の地方の番。7月17日に倉敷市芸文館別館1階 アイシアターで全国大会が開催された。
中国・四国地方では、初めての全国大会。倉敷は新幹線新倉敷駅・岡山駅や岡山空港から近く、観光地ということもあり、北海道から九州まで110名が参加、大盛況だった。
図は倉敷観光WEBより(図面クリックで拡大)。
TETSUは大会前日の7月16日に倉敷に。沼津からだともう少しかかると思っていたら4時間ちょっとで倉敷駅まで到着、意外に近かった。
チェックインにはまだ時間があったので、北口のアリオ倉敷とMOP倉敷を散策。アンデルセン広場から倉敷駅をパチリ。観光都市だけあって、駅の回りも美しい。
3時になったので倉敷ステーションホテルにチェックイン。駅からすぐで、全国大会の懇親会の会場ということもあって、ここに宿泊した参加者が多かったようだ。
7月16日には大阪でたこ研という詰将棋の会合が開催されていて、それに参加してから夜に倉敷に移動してきた人も。
全国大会会場の倉敷市芸文館のそばには大山名人記念館がある。会場の場所の確認も含めて見学に行ってみようとホテルを出たら、車から声をかけられてビックリ。全国大会参加のため車で倉敷に来たMさんご一行だった。
ちょうど大山名人記念館に行くところだということで、便乗させていただく。
大山名人記念館の入り口には詰将棋が。もともと入場無料なのだが、「この詰将棋が解けたら入場無料」とかだったらおもしろいのに。
中には大山名人の銅像やゆかりの品々。将棋道場もあって、小中学生向きの将棋教室も開かれているとのこと。
江戸時代の建物、町並みが保存されている、美観地区を散策。大原美術館は有名だが、いがらしゆみこ美術館、星野仙一記念館、桃太郎のからくり博物館などユニークな施設も多く、時間があればいろいろ入って見たかったが・・・
柳も美しい倉敷河畔。人力車やこのような船で説明を聞きながら回ることもできる。
夜はそれぞれ前夜祭。そして17日、いよいよ全国大会の日。会場の倉敷市芸文館は美観地区のすぐそば。その別館1階アイシアターで開催される。
大会は12時半からだが、大会スタッフは朝から準備のため続々集結。
今回から新しくなった大会タイトル幕。2階にいるのは全詰連の柳田会長。位置はこれでいいかな。もうちょっと右へ。着々と準備は進む。
大盤解説もよく行われるアイシアター。今回の全国大会は、倉敷市文化振興財団のご協力で、この立派な会場で行える運びとなった。
横のホワイトボードに並べられたのは船江五段の大会懸賞詰将棋。シンプルな形で取り組みやすい。まさか12とと取ったりしないよね。
プロジェクターの調整も重要なポイント。後ろからでもちゃんと見えるか、手順を並べる速さは大丈夫か。
今回の運営は詰備会が中心。東京や大阪での開催と違って大会スタッフの人数も少なく、平井実行委員長がPC、プロジェクターの操作も担当。
その頃、2階の別室では全日本詰将棋連盟の幹事会が行われ、TETSUもオブザーバとして参加した。幹事会では、会計、規約、書籍部、データベース、段級位、門脇賞など各委員会の報告、討議が行われた。
新たに普及部を新設することが決定、「解けてうれしい詰将棋」の三宅さんが担当して検討を進めることになった。
受付は多数の人が集中するので、すばやく受付できるように、資料はまとめてケースで、名札も50音順に並べてすぐに渡せるよう準備している。
資料は130部用意したとのことで、前日集まって袋詰め。
渡された資料を見ると、大会プログラムや握り詰など恒例の資料に混じって、平成27年度看寿賞受賞作解説の小冊子や中四国詰将棋作家一局集も。詰将棋ファンにはとてもうれしい贈り物だ。
会場後ろの書籍コーナーには全国大会に合わせて発行された新刊から、レアな詰棋本、箱いっぱいの詰パラなどがずらり。
受付開始と同時に店開きすると、さっそく人だかりができる。
- 詰将棋解答選手権2016
- 星河 海老原辰夫詰将棋作品集
- 岩崎守男詰将棋作品集 しろかわ
- 小石広志(小西寛)安南詰将棋百番
かざぐるま合本、詰むや詰まざるや特製本、相馬康幸Collectionなどなど、マニア垂涎の詰棋書もずらり。
ほとんど1冊しかないので、早いもの勝ちだ。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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