第34回詰将棋全国大会アルバム
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[2018年7月25日最終更新]
2018年7月15日(日)に東京の大田区産業プラザ(PiO)で開催された、第34回詰将棋全国大会の写真集です。各アルバムの中の写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます。
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[2018年7月25日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(9)懇親会
懇親会は、宿泊せずに参加できるように、17時半から19時半という早い時間に設定された。
17時15分頃、エスカレーターで懇親会会場の4階コンベンションホール鶯に上がると、もうかなりの人が来ているようだ。
懇親会は全く記録を取っていないので、コメントは記憶の範囲で。誤りがあればご指摘ください。
全国大会司会の大ベテラン、石黒さんだが、今回は当日の司会だけでなく、大会の準備段階から実行委員として関わっていて、思い入れの深い全国大会になったのではないか。
看寿賞受賞の本日の主役、上谷さんの音頭で、「乾杯」。
「しばらくご歓談ください。」
立食パーティの形式。懇親会も広い会場でたくさんの参加者でもゆったりしている。
まずはお腹を落ち着かせて、なつかしい顔、初めての人、あちこちで話の輪が咲く。
今回の全国大会は企画段階から若手中心で進めてきた。左より太刀岡さん、小池さん、久保さん、馬屋原さん。
石黒「本当に大変で、これまで楽しめなかったと思うので、懇親会で皆で楽しい思いをさせてあげてください。」
久保さんは看寿賞解説、対戦詰将棋などを担当。
馬屋原さんは解答競争、対戦詰将棋など、
小池さんは受付、一人一言(名簿作成)など、
太刀岡さんは握り詰解説など、
石黒さんは司会、平成詰パラクイズなど、
皆で協力して作り上げた手作りの大会だ。
解答王の竹中さんももちろん懇親会参加。そのあと、二次会、三次会にも。
1位利波さん、2位馬屋原さんに、アマレン野山副理事長より賞金を授与(3位相馬さんは大会不参加)。
堀内さんが入っているのに注目。この直前に重大発表があった。
次回全国大会を開催する大阪地区を代表して創棋会の吉松さんより決意表明。
懇親会のあとは三々五々蒲田の街に。全国大会の夜は終わらない。
(第34回詰将棋全国大会アルバム 終了)
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[2018年7月24日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(8)一人一言、記念写真
石黒「都道府県毎にお名前お呼びしますので立ち上がっていただいて、代表の方にご挨拶いただく形で進めたいと思います。」
恒例の一人一言は時間の関係で一県一言に。
北海道は北村さんお一人。
「須藤君が忙しいのか来れないということで私一人になってしまいました。」
「詰パラで3か月に1回将棋パズルを載せています。詰将棋とはまた違った魅力があるので、是非解答をお願いします。」
宮城県は市島さん、茨城県は久保さん、群馬県は片桐さんとお一人の県が続く。
埼玉県は一挙に11人。千葉県は7人。近県はさすがに多い。そして地元東京は最大の38人。
代表して斎藤さん。
「一昨年から参加させていただいています。ほんとにぽちぽちとしか作りませんで、年に2、3作ぐらい。詰パラに投稿しているので出ましたらご鑑賞いただきたいと思います。」
「近くなんで参加させていただいたんですけど、いろいろな企画があって楽しかったです。ありがとうございました。」
長野県は3人、静岡県はTETSUも含めて4人。静岡県を代表して驫飛龍さん。大駒が5枚も入っているペンネーム。
「岸本君と参加させていただきました。今回詰パラにレポートを書くので何かあれば懇親会でいってもらえればいいなと思います。名刺も今日のために100枚刷ってきたので、配り切るまで終われないなあと。」
愛知県は9人、三重県は1人、滋賀県も1人、大阪府は8人と、やはり全国大会開催地からの参加は多い。大阪代表は暁将棋部屋の山本さん。
「詰将棋の世界はほんとに奥深くて、まだ入口覗いただけなんですけど。また来年も再来年も参加できるように頑張りたいと思います。」
「スマホ詰パラではKisyという名前でいろいろ発表してて、最近は詰パラ7月号に書いてるんですけど、暁将棋部屋っていう同人誌の詰将棋コーナーの担当をさせていただいてます。」
以下、中国、四国と続いて、最後は佐賀県の太田さん。今回参加25回で表彰された。
「懇親会、よろしくお願いします。」
石黒「午後4時時点で126名の方、いらっしゃったようです。どうもありがとうございます。」
1名懇親会から参加で最終的に127名に。
最後に全員で記念撮影。人数が多いので2回に分けて撮影した(受賞者は2回とも入る)。
カメラマンは池田さん。タイマーで池田さんも走り込む。
大きな写真はこちら。
大きな写真はこちら。
(大会アルバム(9)懇親会 に続く)
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[2018年7月23日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(7)対戦詰将棋
松本での全国大会で当時9才の藤井君が優勝してその名を詰棋界に轟かした、あの伝説の対戦詰将棋が再びやってきた。
石黒「ガチ勢が揃いましたねえ。」
対戦詰将棋は、先手と後手に分かれて、大道詰将棋のように詰むや詰まざるやを競う。詰めば先手の勝ち、詰まなければ後手の勝ちだ。
1回戦第1局は三角さん対吉岡さん。
先手後手を決めるじゃんけん。勝った方は先手を取るか後手を取るか選ぶことができる。詰めて勝つか受けて勝つか、ここが戦略上重要なところ。
ちなみに出題される問題には詰むという保証はない。
三角さんが勝って、後手を選択。
持時間は先手の初手だけ60秒以内、あとは一手20秒以内で指さなければならないので、詰める方も受ける方もかなりハード。
「41角」「22玉」「31銀」「11玉」
「12歩」「同玉」「23角生」
秒読みの久保さん、思わず「エッ」
「同玉」「22飛」「14玉」「15歩」「同玉」
「26角成」「14玉」「25馬」
まで詰めて吉岡さん、勝利。
堀内さん、じゃんけんで勝って後手を選択。
柳田さん、問題を見るなり「なんじゃこりゃ」
何とか王手を続けるも力尽きて投了。
実は既発表作で、受けの見落としがあって不詰だった作品。難解作で、知らないと作意に入るのも難しい。
北浜プロ、じゃんけんで勝って先手を選択。
北浜プロ、失敗した、とつぶやきながらも王手を続け、見事打ち取る。竹中さん、2手目ノータイムで逃げたが、これが変化手順だったようだ。
1回戦第4局は、解答選手権6回優勝のレジェンド宮田プロに筒井さんが挑戦。二人とも門脇芳雄賞の受賞者だ。
宮田プロ、じゃんけんで勝って先手を選択。
実力発揮で23手で詰め上げて勝利。
・吉岡さん 対 堀内さん
・北浜プロ 対 宮田プロ
準決勝第1局、吉岡さん対堀内さん。二人とも香龍会メンバーで、相手の手のうちは知りつくしていそう。
吉岡さん「ここで負けてあげますから、明日の香龍会でごちそうしてくれませんかね」
堀内さん「そういう取引はやめてください。実力で勝ちたいので」
吉岡さん、じゃんけんで勝って後手を選択。
「28銀」「18玉」「19銀」「29玉」
「18銀」「19玉」「参りました」
ということで、堀内さん勝って決勝進出。
北浜「どっちを選ぶかがすごい重要な感じなので、じゃんけんがんばります。」
宮田「私も似たような気持ちです。」
ということで気合をいれてじゃんけんぽん。
宮田プロが勝って先手を選択。
表示されたのは、実戦さながらの盤面いっぱいの図。はたして60秒で読み切れるのか。
「71銀」「同金」「93飛成」
会場が「オゥ」とどよめく。
「同香」「71角成」「同玉」「62銀」「同玉」
「44角」「53銀」「54桂」・・・
延々と追いかけ、次第に指し手が早くなる。
「56玉」「55金」「参りました」
北浜プロ投了で宮田プロが決勝進出。
堀内さん「勝てる気がしないんですけど」
じゃんけんは宮田プロが勝って先手を選択。
決勝の問題は、いかにも合駒がたくさんでそうな形で、後手大変そう。
「44馬」「22歩」「14香」「13飛」
「同香不成」「12銀」「31飛」「21桂」
「同飛成」「同玉」「32金」「負けました」
2手目22銀合の方が良かったらしい。
優勝は宮田プロ。じゃんけんも全勝、すべて先手で詰まして勝ちというパーフェクトな勝利だった。
宮田プロ「おもしろいので、また機会があればやりたいです。」
(大会アルバム(8)一人一言、記念写真 に続く)
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[2018年7月22日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(6)平成詰パラクイズ
さて、次のアトラクションは平成詰パラクイズ。石黒さんが平成30年間の詰パラを読み直して問題を作成した。
4択の問題が、各年1問ずつ、合計30問。正解は2点で60点満点。誤解による減点はないので、わからなくてもどれか書く一手だ。
このクイズも勝てば決勝(対戦詰将棋)に進出できる。
「平成元年度の看寿賞、短編賞を受賞した作品は何手詰?」
A 3手詰
B 7手詰
C 11手詰
D 15手詰
「新たなる殺意」ってこの頃だったかなあ。
どの問題も、そんなにマニアックではなく、なんとなく覚えはあるけど、誰だったかなあという感じで、難易度と選択肢が絶妙。
「こらこら俺を入れるな」と柳田さんがつぶやく。
4年前の大会、覚えてる?
「平成年間の詰パラで、最も入選回数の多い作家は?」
A 岡田敏
B 柴田昭彦
C 中出慶一
D 山田康平
ちょうど半分で「30点以上の方」 8人
「32点以上の方」 6人
「34点以上の方」 5人
久保さん(34点)は作者のため対戦詰将棋に出られず、堀内さん(36点)はすでに出場が決まっているので、あとの3人が決勝進出決定。
ということで、三角さん、吉岡さん、筒井さんの順で決勝トーナメント(対戦詰将棋)の枠を選択。
三角さん:1枠 吉岡さん:2枠 筒井さん:7枠
と決定。筒井さん、大胆に宮田プロに挑戦。
残りの2枠は、ミニ解答競争と平成詰パラクイズの得点の合計点上位(決定済の6名を除く)で決まる。
「60点以上の方」 ぴったりお二人。
「合計何点だったか教えてください。」
柳田さん「61点です。」
竹中さん「せっかくなので、北浜先生の隣で。」
6枠を選択。
柳田さんは最後に残った3枠と決定。
これで、対戦詰将棋のトーナメントは全てのメンバーが決定した。
いずれもそうそうたるメンバーで、誰が優勝するのか楽しみだ。
(大会アルバム(7)対戦詰将棋 に続く)
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[2018年7月21日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(5)ミニ解答競争
その前に、10回参加者表彰で紹介された市島さんが仙台から到着したということで、吉松さんより記念メダルを贈呈。
「すみません、遅くなりまして。冬眠蛙というペンネームでブログをやっています。」
最初のアトラクションは恒例のミニ解答競争。1手~5手の詰将棋を30問、1問あたり30秒で解く。正解すれば各問2点で満点は60点。初手だけ答えれば良いので、読み切れなくてもヤマカンもありだが、間違うと1点マイナスなので、悩ましい。
問題はプロジェクターで前方のスクリーンに表示されるので、会場はみなスクリーンに注目。
第1問は、持駒なしのスッキリした問題。とはいえ、桂の利きを確かめるのが大変かも。
右下のマスコットがヒントらしきことをつぶやくのだが、ヒントになってないこともしばしば。司会の石黒さんもいろいろつぶやくが、事前に問題を見ているわけではないので、これもあってるかわからない。
右のバーが30秒をカウントして、5秒前になると、「あと5秒!!」と表示。焦るね。
おとなしめの問題が続くが、第7問でついに双玉問題が登場。初形ですでに王手がかかっている。
後半にはいると、盤面いっぱいの問題もぞろぞろ。この問題は全駒配置だ。対称形で、都玉の回りに駒がないきれいな形。
ちなみに作者はほとんどが大会スタッフの馬屋原さん。
ラス前。こういう問題で「あと5秒!!」なんていわれると、心が折れそう。
最後の問題も恐ろしいワナが。30秒で駒を数えるのはかなり厳しい。後手の持駒を表示しないという慣習は、解答競争では悪用されまくり。
石黒「はい、終了でーす。」
30問終わったら、近くの人と解答用紙を好感して採点。正解がスクリーンに表示される。
ミニ解答競争では、上位3名が決勝トーナメント(対戦詰将棋)に進出決定。8枠のどこに入るか選ぶことができる。
1位は堀内さんと宮田プロが46点同点。じゃんけんでどちらが先に選ぶか決める。
宮田プロ勝利。「8で」。
堀内さん「4で。」
プロ棋士の対決を見たいな、とのリクエストに応えて。
「じゃあ5番にしましょうか。」
ということで、対戦詰将棋のトーナメントは3つの枠が決定した。
あとの枠は、次の平成詰パラクイズの結果とあわせて決まる。
(大会アルバム(6)平成詰パラクイズ に続く)
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[2018年7月20日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(4)握り詰、門脇賞
毎年恒例のアマレン杯握り詰。20年以上に渡って日本アマチュア将棋連盟より賞金を提供いただいている。
それを感謝し、全詰連柳田会長より、アマレン野山副理事長(西村理事長の後任として8月理事長就任予定)に感謝状が贈呈された。
野山副理事長「理事長の西村から文書を預かっておりますので読み上げます。」
「四半世紀にわたり日本アマチュア将棋連盟と密接なお付き合いをいただき、厚く御礼を申し上げます。・・・ぜひとも通巻1000号に向けて邁進してください。今後とも新生日本アマチュア将棋連盟をよろしくお願いします。」
アマレン杯握り詰、今回の使用駒は「王飛飛金金桂桂歩歩歩歩歩歩」の13枚。
プロジェクターを使って、各作品の紹介が行われた。
解説は、7月から詰将棋パラダイス誌の中学校の担当に就任した太刀岡さん。
「作りにくい駒だったので、ちょっと作品数が少ない(13作)のですが、1作目から10何手とかなりハイレベル。」
作者が全国大会に参加している場合は、作品が紹介されたときアピールすることができる。
「継続は力なり、ということで出させてもらっています。」
最初のうちはおとなしめの作品が多かったが、合駒5回、趣向詰などだんだんガチ勢が増えてきて、最後の作品は盤面いっぱい、盤をぐるっと回って還元玉。優秀作は大会参加者の投票で選出される(懇親会で発表)。
1位から3位までの作品は、詰パラ9月号で出題される予定なので、全国大会に参加されなかった方はお楽しみに。
角さんが到着したので、ここで門脇芳雄賞の表彰。選考委員長の北村さん。
「詰パラ6月号で発表しています通り、今回は角さんです。これからもいい本をたくさん作って欲しいな。」
「おめでとうございます。」
今回の門脇芳雄賞いついては平成29年度門脇芳雄賞を参照。
角「昨日、えび研という集まりに参加しまして、2時ぐらいで自宅に帰ったら、久保流で起きたら10時半で、更に今日会場について搬入用のエレベータで4階に行ったら誰もいなくて。後ろで中編名作選、販売しますのでどうぞよろしくお願いします。」
中編名作選、ぎりぎりで完成して、ここ数日大忙しだった角さん。お疲れさまでした。
時間に余裕があるので、ここで後ろの販売ブースの方からアピールタイム。
創棋会の吉松さん
「大塚さんが亡くなられて。漫陀楽、9000円。高いですけどよろしくお願いします。」
3巻からなる分厚い本。用意した3セット、全て完売。まだ在庫はあるそうなので、欲しい方はこちらを参照。
詰パラ7月号でも紹介されていた、最近創刊された「暁将棋部屋」。山本さん。
そのほか、下記のブースからもアピール。
・加賀さん 「羊の詩第8集」
・利波さん 昔の詰パラ1冊100円
・全詰連書籍部+柳田さん
・解けてうれしい詰将棋(三宅さん)
・角さん 中編名作選、短編名作選
これで第一部は終了、14時まで休憩。
休憩といっても、大会記念詰将棋を解いたり、握り詰投票、本の購入、目当ての人にご挨拶とか、皆けっこう忙しい。
販売ブースの目玉はやっぱり「中編名作選」。
(大会アルバム(5)ミニ解答競争 に続く)
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[2018年7月19日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)看寿賞など各種表彰
表彰は門脇芳雄賞が後回しで、まずは詰将棋パラダイス誌の解答番付戦の優秀者に授与される、七條賞の表彰から。
今回の大会では1位・解答王の竹中さんと10位の加賀さんが出席、水上詰パラCEOより表彰された。
竹中解答王「福村さんがまさかの全問正解でないということで、運よく1位を取らせていただきました。4回目なので、今年度5回目を狙って行こうかなと。社団戦は懇親会とかメインでマナー第一でやっていこうと思っていますので、日程の合う方はぜひご参加ください。」
「幼稚園から大学院、デパート、保育園、全て間違えて10位。ここにいるのが信じられない。どうもありがとうございます。」
平成29年度看寿賞は短編賞2作(武島作、上谷作)、長編賞1作(田島作)が受賞。
「おめでとうございます。」
「短編賞をいただいた2作は、完全に独立して新しいというもんではないんですけど、そこに自分なりのこだわりを込めました。今後も看寿賞作家に恥じない詰将棋を発表していきたいと思います。」
「この詰将棋のすばらしいところは、三度の香の限定打と馬の趣向的な動き。」
変化も並べながらポイントを的確に説明していく。
全国大会だけではもったいない解説。YouTubeで動画を公開してくれるとうれしいんだけど。
長編賞の田島作はなんと373手で解説も大変。玉の回りの成銀・成桂・成香を回転させるという斬新な趣向に龍ノコを織り込んだ驚異的な構成の作品だ。
平成29年度看寿賞に受賞作の概要と棋譜ファイルがあるので、ぜひ並べて鑑賞されたい。
事務局の吉松さんが10回参加者一人ずつに大きい記念メダルをかける。
ところが、その吉松さんも今回で参加10回目ということで、吉松さんには柳田会長よりメダルを。
10回参加者は、田中さん、仲西さん、堀内さん、水野さん、三宅さん、そして吉松さんの6名。一人づつご挨拶。
三宅「第1回は確か10数年前の一宮で、北村さんから名古屋に住んでるんだから来いといわれて無理やり出させていただいたのが一宮の大会でした。そのとき誘われてなかったら詰将棋とか将棋とか一切してない人生を送ったかな。今日はありがとうございました。」
石黒「メダルは懇親会が終わるまでかけていて。」
実は、このあと市島さんが到着して、10回参加者は7名になった。
「ただ参加しているだけでこういうふうに表彰されるなんて恥ずかしい感じがしますけれども、50回目指して参加し続けたいと思います。」
(大会アルバム(4)握り詰、門脇賞 に続く)
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[2018年7月18日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(2)全国大会開幕
今回は12時と早めの開始。司会はもう全国大会の顔となった詰パラで短大担当の石黒さん。なんと今回で14回目の司会だ。
「ただいまより第34回詰将棋全国大会を行います。平成最後の全国大会です。本年は関東地区の若手中心に準備を進めています。至らない点もあるかと思うのですけれども御寛容いただいて一日楽しんでいただければと思います。」
大会主催者を代表して詰工房の金子さんより挨拶。
「みなさん、今日一日楽しんでいってください。」
石黒さん「はい、この程度でサクサク参りましょう。」
全日本詰将棋連盟、柳田会長の挨拶。
「「中編名作選」、角さんが今会場に向かっているということで、まもなく届くと思います。「解答選手権2018」は間に合いませんでした。予約いただいて送料こちら持ちでお送りすることにしました。今回若手中心に進めて、いままでと違ったおもしろい大会になるのではないかと。一日ごゆっくりお楽しみいただければと思います。」
来場のプロ棋士を代表して日本将棋連盟の北浜八段よりご挨拶。
「前回の東京での大会(第30回川崎)のときは関東にいて参加できたんですけど、大阪に引っ越しまして。大阪での対局を東京に強引に移して、無事参加できてよかったなと。一詰将棋ファンとして一日楽しんでいきたいと思っています。」
イベントの告知。8月12日、京都 みやこめっせで「みやこ将棋フェス」
「棋士が15人。私も行くんですけど、久保王将、菅井王位、・・・。将棋大会と将棋のイベント。参加していただけたらうれしいです。」
京都らしく「棋士と投扇興対決」なんていう企画も。
詰将棋パラダイス誌を代表して水上CEOより挨拶。
「西日本の豪雨災害、予想以上の被害で今でも大変な状況と思います。お見舞い申し上げます。東京の大会は8回目になります。東京のみなさん、きょうはよろしくお願いいたします。石黒さんの呼びかけで社団戦の詰パラチームができました。7月1日に1回目の大会があって優秀な成績だったようですが、ほどほどにしといてや・・・」
「昨日夕方から3時間ぐらい、看寿賞の選考方法、解答選手権の運営をどうする、といった話をしました。将棋ブームが詰将棋ブームに変わって広がりを見せている中で、普及活動をどうするか。ネットでの広報、マスコミ対応など。手伝っていただける人がいましたら是非共手をあげていただければと思います。」
幹事会報告が終わったところで12時半ぐらい。だんだん詰まってきたが、広い会場なのでまだゆったり。
プログラムでは次は門脇芳雄賞の表彰。しかし、受賞者の角さんがまだ会場に向かっているところで、後回し。
(大会アルバム(3)看寿賞など各種表彰 に続く)
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[2018年7月17日最終更新]
2018年7月15日に東京都大田区で開催された第34回詰将棋全国大会を写真で振り返ります (写真をクリックすると大きな写真がごらんいただけます)。参加された方は思い出を新たに、参加できなかった方は大会の雰囲気をお楽しみください。
なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、メール(omochabako@nifty.com)にて管理人(TETSU)までご連絡ください。
詰将棋全国大会は、毎年7月頃に開催。中京、関東、関西、他の地方の4年サイクルで、2018年は東京地区の番。7月15日に東京で全国大会が開催された。
主催: 全日本詰将棋連盟
後援: 日本アマチュア将棋連盟
詰将棋パラダイス
会場は京急蒲田駅そばの大田区産業プラザ(PiO)。羽田空港からも新幹線品川駅からも乗り換えなしで行ける便利な場所だ。
PiOは「バイト」という旋盤などで用いられる切削刃物をイメージして造られた。これは大田区の持ち味である「ものづくり」「工業」を表している。
とがった存在 (大田区産業プラザ(PiO))より。
全国大会の前日18時から恒例の全日本詰将棋連盟の幹事会が開催された。
看寿賞、門脇賞、解答選手権、全国大会、詰将棋データベース、段級位などの活動報告、会計報告が行われ、課題や今後の取り組みについて約3時間活発な議論が行われた。
最大180人まで可能な広い会場。11時受付開始に向け、スタッフは9時から準備。机椅子を並べたり、プロジェクターの調整、受付や書籍コーナーのセッティングなど進めていく。
資料を全席に予め置いたり名札を50音順に並べたり、スムーズに受付できるように工夫している。
11時に受付開始。例年受付待ちの列ができて入場までが大変だが、今年はチケットの事前購入を導入したので、事前購入している方はQRコードをスマホでカシャで受付完了。ほとんど列ができず、待たされずに入場できた。
書籍コーナーは受付開始と共にオープン。さっそく物色する人も。
将棋を孫に伝える会のブースでは、「解けてうれしい詰将棋」関連のミニ本や、呉ゆかり詰棋家競作集30番「最年少棋士」など、いろいろ販売。
加賀孝志さんは、詰パラのフェアリーランド入選300回を記念して、その全作品を収録した作品集「羊の詩」第8集を発行。フェアリーランドの解答者に無料で贈呈した。
「中編名作選」を販売予定の角さんが、会場に向かっているとのことで、まだ到着していない。角さんは今回門脇芳雄賞を受賞しているので、表彰式に間に合うか気になるところ。
全詰連書籍部+柳田会長ブースには、カラフルな詰棋書が並ぶ。看寿賞作品集や解答選手権の年鑑も。
「詰将棋解答選手権2018」は本大会には間に合わず、送料無料の予約販売となった。
写真は北浜八段とマイナビ出版の島田さん。島田さんには、詰将棋本の特典棋譜ファイルに「作者名を入れてください」とちゃっかりお願いしてしまった。
今回名刺用に新しい詰将棋を作ったのだが、宮田先生にその名刺を差し上げたら、その場で「19手詰」。流石です。
野上さんは親子で参加。煙詰が好きとのことで、ネットで見る煙詰のことを教えてあげた。
(大会アルバム(2)全国大会開幕 に続く)
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[2018年10月22日最終更新]
第34回詰将棋全国大会は東京の大田区産業プラザ(PiO)で開催され、127名の参加者が終日詰将棋を楽しみました。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ここでは、全国大会のレポート、反響をお伝えします。
そろそろ厳しくなってきたので、TETSUのレポートはなし。アルバムもダイジェスト版になりそう。すみません。ここで、みなさんの感想やレポートをフォローしていきます。ブログなどお持ちでない方は、TETSU(omochabako@nifty.com)にメールいただければ、このブログに掲載させていただきます。なお、詳細なレポートが詰将棋パラダイス9月号に掲載されているので、ごらんください。
2018年10月21日
2018年9月17日
2018年9月16日
2018年8月15日
2018年7月31日
2018年7月28日
2018年7月25日
2018年7月24日
2018年7月22日
2018年7月19日
2018年7月18日
2018年7月17日
2018年7月16日
2018年7月15日
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[2018年7月12日最終更新] 「解答選手権2018」は間に合わないとのこと
今年の全国大会は東京の大田区産業プラザ(PiO)で開催します。
日時 | 2018年7月15日(日)12時~16時45分 ※11時受付開始 懇親会は17時30分~19時30分 |
場所・アクセス | 大田区産業プラザ(PiO) 小展示ホール 交通アクセス 京急蒲田駅から徒歩3分 (品川駅(新幹線)や羽田空港から京浜急行で乗り換えなし) JR・東急蒲田駅から徒歩15分 〒144-0035 東京都大田区南蒲田1丁目20-20 |
参加 | 参加資格は特になし。事前申し込みも不要です。 当日直接会場にご来場ください。 詰将棋ファンならだれでも楽しめる企画がいっぱい。 |
主催 | 全日本詰将棋連盟 東京詰将棋工房(詰工房) ・ 第34回詰将棋全国大会 (東京詰将棋工房) |
後援 | 日本アマチュア将棋連盟 詰将棋パラダイス |
会費 | 全国大会: 2000円 懇親会:5500円 前売りチケット販売 終了しました。 当日は、チケットが表示可能なデバイスか、印刷したチケット(QRコードが正しく印刷されてるもの)を持参して下さい。 |
全国大会 12時 ~ 16時45分 |
《プログラム》
11:00~ 受付 |
書籍 | 全国大会会場内に販売ブースを設置します 全国大会に合わせて発行予定の作品集・雑誌 ・ 中編名作選 ・ ・ その他、例年書店では手に入らないレアな詰棋書がたくさん販売されるので、まとめ買いの一手 |
懇親会 17時30分 ~ 19時30分 |
《会場》 大田区産業プラザ(PiO) コンベンションホール鶯 握り詰投票結果発表 大会記念詰将棋解説 |
※プログラム詳細や懇親会企画など、情報が入り次第随時更新していきます。
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