大会アルバム(3)看寿賞など各種表彰
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[2018年7月19日最終更新]
第34回詰将棋全国大会 大会アルバム(3)看寿賞など各種表彰
表彰は門脇芳雄賞が後回しで、まずは詰将棋パラダイス誌の解答番付戦の優秀者に授与される、七條賞の表彰から。
今回の大会では1位・解答王の竹中さんと10位の加賀さんが出席、水上詰パラCEOより表彰された。
竹中解答王「福村さんがまさかの全問正解でないということで、運よく1位を取らせていただきました。4回目なので、今年度5回目を狙って行こうかなと。社団戦は懇親会とかメインでマナー第一でやっていこうと思っていますので、日程の合う方はぜひご参加ください。」
「幼稚園から大学院、デパート、保育園、全て間違えて10位。ここにいるのが信じられない。どうもありがとうございます。」
平成29年度看寿賞は短編賞2作(武島作、上谷作)、長編賞1作(田島作)が受賞。
「おめでとうございます。」
「短編賞をいただいた2作は、完全に独立して新しいというもんではないんですけど、そこに自分なりのこだわりを込めました。今後も看寿賞作家に恥じない詰将棋を発表していきたいと思います。」
「この詰将棋のすばらしいところは、三度の香の限定打と馬の趣向的な動き。」
変化も並べながらポイントを的確に説明していく。
全国大会だけではもったいない解説。YouTubeで動画を公開してくれるとうれしいんだけど。
長編賞の田島作はなんと373手で解説も大変。玉の回りの成銀・成桂・成香を回転させるという斬新な趣向に龍ノコを織り込んだ驚異的な構成の作品だ。
平成29年度看寿賞に受賞作の概要と棋譜ファイルがあるので、ぜひ並べて鑑賞されたい。
事務局の吉松さんが10回参加者一人ずつに大きい記念メダルをかける。
ところが、その吉松さんも今回で参加10回目ということで、吉松さんには柳田会長よりメダルを。
10回参加者は、田中さん、仲西さん、堀内さん、水野さん、三宅さん、そして吉松さんの6名。一人づつご挨拶。
三宅「第1回は確か10数年前の一宮で、北村さんから名古屋に住んでるんだから来いといわれて無理やり出させていただいたのが一宮の大会でした。そのとき誘われてなかったら詰将棋とか将棋とか一切してない人生を送ったかな。今日はありがとうございました。」
石黒「メダルは懇親会が終わるまでかけていて。」
実は、このあと市島さんが到着して、10回参加者は7名になった。
「ただ参加しているだけでこういうふうに表彰されるなんて恥ずかしい感じがしますけれども、50回目指して参加し続けたいと思います。」
(大会アルバム(4)握り詰、門脇賞 に続く)
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